久々に書こうと思ったので描きました。楽しんでいただけると幸いです。
『1月1日ってなんの日か知ってるか?カル。』
『…えと、お餅を飾る日でしょ?』
『半分正解!あと餅じゃなくて鏡餅な?』
『…。』チャキン
無言で鎌を取り出すカル。
『すいません旦那、命だけは…。』
『…よろしい。』
「なんて会話が一週間前かぁ~。」
「…ん。」
今日は12月31日。大晦日だ。
そんな中俺たちはーーー
「あ~極楽極楽~。」
「…♪」ヌクヌク
コタツの中でうずくまる姿勢。通称こたつむりになっていたのだった…。
しかしこの寒さならこの進化を遂げるのは必然…!
しかし…
「ほーら引きこもってないでぇ!初詣行くよぉ!!お兄!!カルマちゃぁん!!」
「うるせぇ!行くなら一人でいけぇ!!白那!!」
「…寒い。」
こんなバカ寒い中でも妹の白那はバカ元気です…。まぁバカは風邪ひかないーーー
「お兄今失礼なこと考えてたでしょ?分かるかんねそういうの。」
「ぴえん。」
「きしょいんだけど…。」
「ぴえん超えてぱおんとか言えよせめて!恥ずかしいだろ!!」
「えぇ…。」
なんでこいつ元気と威勢はいいのにノリは悪いんだろうなぁ…。
「…行ってもいいけどすぐ帰るからな。」
「やったぁ~!」
なんだかんだ妹には勝てん。世界の理ですよ、これ。
「カルも嫌だとは思うけど一年に一度にしか出来ないことだし、一緒に行かないか?」
「…やだ。」
「一人で留守番。」
「…行く。」
いつも通りの即落ち2コマです、はい。
「お~!!人たくさんいる!!」
「当たり前だろ…。」
外に出てからも白那のテンション変わらないの何で???
変温動物かなんかなのこの娘???
「…お兄?」
「ヒエッ・・・ナンデモナイデスヨ。」
「…嘘」ボソッ
止めて!カルマちゃんいい娘だから止めてぇ!!そんな蔑んだ目でこっち見ないで!!
「…あっ甘酒がある~!飲んじゃお!!」
嘘です!普通に苦手です!!…ええい!流れに身を任せろぉ!!
ー数分後ー
「うぃ~…ひっく!!うぅ…気持ち悪い。」ヨロヨロ
「もう‥無理してお酒なんて飲むなんてさぁ。…大丈夫?」
「あぁ…うん。大丈夫だけどさ、もう寒いし参拝しておみくじでも引いて帰ろう…。」
「ただ帰りたいだけでしょ…まぁ確かに寒いしそうしよっか。」
「…おみくじ?」
そっかカルには教えてなかったな。
「えっとな…日本ではさ一年の最初…だけでもないけどこういう時に自分の運勢を確かめるためにおみくじっていうくじを引くんだよ。参拝っていうのは今年一年の願い事とかを神様に叶えてもらうためにお祈りするって感じかな?」
「…なるほど。」
「まぁ強制でもないし先に帰っててもいいぞ?」
「寒いから帰る。」
「即答かーい…じゃあ俺と白那は引いてくるから、滑らないように気を付けるんだぞ?」
「うん。」
「お兄~早く引き行こうよ~!」
「ハイハイ…何だまたお前この神社の御利益にあやかろうとしてるわけ?」
「うん!今年こそこの神社の…恋愛の神の御利益受けて超絶かっこいいイケメン彼氏作るんだぁ~!」
まぁ信じるのは自由だけど正直信憑性ない…。…って後ろから強烈な殺気と突風?!これは…まさか…
…カル!?おいおいどうしたんだそんなに焦って走ってきて…?
「どっどうした…?」
「参拝とおみくじして帰ろうと思って…。」
「カル…。あのさ」
「何?」
「次走るときはもうちょい加減してな…あと殺気纏うの止めような?」
「えっ?」
「えっ?」
まさかの無自覚?
「ていうかいきなりどうしたんだ?興味なさそうだったのに。」
「興味が沸いたの!」
「おっおう…。」
すごい剣幕だな…まぁカルがこういう日本の文化に興味持ってくれるってなんか嬉しいな。
寒いけど…新年だしな。こういうのもいいだろう。
「…握ってて。」
「ん…?あぁはぐれないようにか、分かった。」
「むぅ…。」
「何むくれてんの。」
「…別に。」
「ならいいけど…おっ案外カルの手暖かいな。」
「…そちらこそ。」
「おっ本殿見えてきたな。」
(ん…?そういや白那どこ行った?)
ブーブー
ん?ラインか…白那からか
『私のことは気にせずカルちゃんと行ってこーい!!私は友達と行く!!』
「…なるほど。全部俺に押し付けていきやがったなあの野郎。」
まぁ別にいいけどさ…。
「じゃあ、行くか。」
「うん。」
また一年がこうして始まる。
境内付近はカルマ目線で書く予定です!
もうちっとだけ新年の話は続くんじゃ(もう2月)
次回の更新も未定です(白目)
次回もお楽しみに!それでは~。