『帝王』のヒーローアカデミア   作:クリーム

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個性把握テストです。
口調が変わってます。


第3話

 

━━━試験が終わった。

まぁ、はっきり言って拍子抜けだ。

簡単過ぎる。筆記はまぁまぁの難易度だったが、実技は論外だ。

ロボットを壊すだけとか腕だけで充分だ。()()の姿を出すまでもない。

 

最後にデカイロボットが出てきたけど、一撃だ。脆かった。それに、デカロボを見て逃げる奴もいた。

…………情けない。

 

 

後は、合否の通知を待つだけだが、合格だろう

 

 

 

 

★☆★

 

通知が遂に来た。

結果が分かっていても夜しか寝れなかった

一応見るだけ見るか。

……これ何処押すんだ?………あった

 

ボタンを押すとホログラム映像が投影され始めた。

 

 

『私が投影された!!』

 

オールマイト? 何故映っているんだ?

 

『私が何故映っているのかって? HAHAHAHA! それは、今年から雄英の教師を勤めることになったからさ!』

 

(まさかオレが目指している場所にいるヒーローが勤めるなんてな。色々勉強させて貰おう)

 

『さて、帝 消時君。君の合否は………合格だ!』

予想通り。

 

『筆記は満点、ヴィランポイントも歴代最高の130ポイント! 教師全員驚いていたよ!

たが、我々教師陣が見ていたのはヴィランポイントだけにあらず』

 

何?

 

救助(レスキュー)ポイント! 己の危険を省みず他を救う事こそヒーローの本分! 君のポイントは70ポイントだ! ヴィランポイントと合わせ200ポイント!

堂々の1位通過だ!』

そんなに有るのか、凄いなオレ。

 

『道は拓かれた! 来いよ、帝少年! 雄英(ここ)が君のヒーローアカデミアだ!!』

言われ無くても行ってやる。オレの夢のために。

 

 

 

 

 

★☆★

 

━━━あっという間に時が過ぎた。

 

今日は雄英の入学式。

どんな奴がいるのか少し楽しみだ。

そんな事を思いながら入り組んだ長い廊下を歩いていると

 

「此処がオレのクラスか。デカイ扉だな」

 

そう言って扉を開けると来る時間が早いのか1人もいなかった。

 

「1番乗りか。早すぎたか……」

 

まぁいい、適当に本でも読んで時間を潰すか。

 

 

 

本を読みながら時間を潰していると、いつの間にか全員揃っていて、寝袋を着た男がいた。

 

「はい。静かになるまで8秒掛かりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」

 

なんだあの男? まぁ、多分担任なんだろうが

 

「担任の相澤消太だ、よろしくね。早速だが体操服を着てグラウンド出ろ」

 

何処から出したかわからない服を置くとそそくさと、部屋を出ていった。

 

さっさと行くか。時間は有限らしいし

 

帝は呆然としているクラスメイトを放って教室出ていった。

 

 

 

 

★☆★

 

 

 

「「『個性』把握テスト!?」」

 

「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

「ヒーローになるなら、そんな悠長な行事出る時間ないよ」

 

多くの生徒が騒いでいるなか、帝は静かに()ていた。

 

「雄英は『自由』な校風が売り文句。そしてそれは『先生側』もまた然り。中学の頃からやっている『個性』禁止の体力テスト………画一的な記録を取ることで『個性』による不平等を表面上は無くそうって考えらしいが、俺から言わせればそれは文部科学省の怠慢。合理的じゃない」

 

相澤はそう言ってボールを帝に渡してきた。

 

「主席の帝、中学の時のソフトボール投げの記録何メートルだった?」

そう言われ帝は様々な視線を向けられるが、興味がないと無視する。

 

「確か……90メートルだ」

 

「じゃあ『個性』使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい」

 

「わかった」

何をやっても良いと言っても、俺の個性の能力はこれには向いていないからな只投げるだけだ

 

帝は円に入ると腕を出現させ、ボールを持つと振りかぶって投げた。

「フンッ!」

 

力強く投げられたボールは、絶妙なコントロールで空に向かって大きく綺麗な弧を描き落ちていった。

 

相澤の手に持たれた計測器はピピッ、と音を出して記録を映し出した。

 

「………1100メートル。まずは自分に出来る最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段だ」

 

「1100メートル!?何だこれ、面白そう!」

 

そんな声を始まりにどんどん騒がしくなっていく。

 

「………面白そう、ね。ヒーローを目指す間の三年間。そんな腹積もりで過ごす気でいるのか?

よし、トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し除籍処分としよう」

 

「「はあぁぁぁぁ!?」」

帝を含む数人の生徒以外が驚いて声を上げた。

そんな反応をしている生徒を無視し淡々と相澤は告げた。

 

「最下位で除籍って……!入学初日で、そんなの幾らなんでも理不尽過ぎる!」

 

「いつ何処からでて来るかもわからないヴィランや災害、日本ってのはそんな理不尽が跋扈している国。ヒーローってのはそんな理不尽に立ち向かい、乗り越え、突き進むものだ。放課後マックで喋りたかったのなら生憎様、雄英は自由な校風が売り文句。教師側もまた然り、と言ったはずだ。だからお前達には絶えず試練を与えていく。嫌なら死ぬ気で乗り越えてこい。ここからが本番だ」

 

相澤のその言葉に帝以外の生徒は酷く緊張した。

 

 

成る程、確かにその通りだ。此処で辞めさせられるだけましだ。叶わない夢を追いかけ、時間を無駄にするより他の事に挑戦するほうが良い

 

 

 

こんな会話をしながらも個性把握テストが始まった。

 

 

 

 

★☆★

 

テストが始まりに幾ばくかの時間が過ぎ、ソフトボール投げに入った。

 

「帝、お前はさっき1回投げてるから、1球だけでいい」

「わかった」

 

「それと、本気で投げろ」

 

 

相澤が帝にそう言うと、他の生徒が驚く声を上げた。

「はぁー?!本気で投げろって……まだ全力じゃ無かったのかよ!?」

 

「……勿論、お前の特殊な体質の事は知ってる。それに伴い個性の強さが変わることも、それを秘密にしたがってることも」

 

「特殊な体質?それに個性の強さが変わるって……」

 

 

何故知って……あぁ、そう言うことか。

 

「何故知ってるか不思議そうだな。お前のご両親が書類に書いてくれてな」

はぁ、全く頼んでもないことを。

だが、いずれバレることだ。

それに・・・教師側には知ってて貰ったほうが良い。

「成る程。理由は分かったが、見せるのは相澤先生、貴方だけだ」

 

「………まぁ、良いだろう」

 

「お前達、すまないが目を瞑っててくれ。あと、こっそり見ようなんて思うなよ、すぐに分かる」

 

何人かの生徒は渋々といった様子で目を瞑ってくれた。

 

 

「よし、これで良いだろう。さっさとしろ」

 

「あぁ」

そう言いながら帝の体格が━━━━━━━━

 

 

 

★☆★

 

「んじゃ、パッパと結果発表」

 

そう言って結果が表示される。

 

「あぁ、ちなみに除籍はウソな。君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

 

はぁぁぁぁー?!

 

騙された一部からは驚愕の声が聞こえ、その反対には呆れたような声も聞こえる。

「あんなの嘘に決まってるじゃない。ちょっと考えれば分かりますわ」

 

いいや違うな、最初に見た目はやると言ったらやるスゴ味があった。

今回は理由はわからないが合理的虚偽に()()()、と言う所だろう。

 

「それにしても、帝の個性は謎ばっかだなー」

 

「ほんとにねー」

 

「特殊な体質って言うかのも気になるし」

 

「ねぇねぇ、帝君。どんな個性なのか教えてよ!」

 

「………断る。その内バレるだろうが、それまでは精々自分で考えろ」

 

こんな会話をしながら個性把握テストは終わった。

 

 

 




体質は体育祭位で出すつもりです。
別に二重人格ではないです。
理由は訓練してるとき、色々壊すから手加減するためにはどうしようか考えていたら、なんか小さくなっただけです。秘密にしたい理由は秘密しなきゃてきな、謎の使命感だけです。深い理由は特にないです。

パワーとか、色々性能がダウンしてます。出せるのも両手と両足だけで、能力15秒位の予知と5秒位の時間の消し飛ばししかできません。

個性把握テストの順位は2位です。
理由は応用がきかないから。

※一人称変更しました。

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