マスター刑事(デカ)   作:くらっか〜

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#5 参戦

ガァン!

 

 

ドォン ドォン! ドォン!

 

突如現れたサーヴァントと戦わざるを得なくなった大山とマシュ。

 

ドォン!

 

流石サーヴァントだと言うべきか、銃弾を受けても中々倒れる様子がない。

 

「マ、マグナム弾だぜ、これ?お前絶対キメてんだろ!」

 

ドォン! ドォン! ...カチンッ...

 

ローマンの弾が切れた。いくらマグナムとは言え、装弾数6発では弾切れになるのも早い。

 

ジャキッ

 

シリンダーを出し、スピードローダーで次の弾を入れるが...

 

「おぉ⁉︎」

 

大山のリロードタイムをサーヴァントは見逃さなかった。

 

「やべぇ!」

 

 

「先輩‼︎」

 

 

だが。

 

 

「なーんてな?」

 

シュッ...

 

パンッ!

 

「⁉︎」

 

大山は腰のヒップホルスターから「スミス&ウェッソン M36」を取り出して撃った。中々苦戦したサーヴァントはやっと倒れる。

 

 

「先輩、大丈夫でしたか⁉︎」

 

「ん、ああ。まぁね。」

 

「良かった...ところで先輩、二つも銃持ってたんですか?」

 

「ああ。バックアップウェポンだよ。俺の第2の愛銃。」

 

「...それより、なんでこんなところにサーヴァントが居るの⁉︎」

 

 

『...! そうか、聖杯戦争だ!』

 

ロマ二が閃いたように言う。

 

「聖杯戦争?何だそりゃ?」

 

『七騎のサーヴァントによる聖杯を巡る戦争さ。だけど、そこはもう何かが狂った状況なんだ!』

 

『マスターの居ないサーヴァントが居ても不思議じゃない。...そもそもサーヴァントの敵は...』

 

「サーヴァントってか?」

 

『そう...』

 

「じゃ、じゃあ...私が居る限り、先輩や所長も、サーヴァントに狙われる...」

 

「待って!マシュは聖杯とは無関係でしょ!あれはただの理性を失った亡霊‼︎」

 

「おっとその亡霊さんが、また来たみたいね〜。」

 

「ッ⁉︎」

 

 

「...見ツケタ...新シイ獲物‼︎...聖杯ヲ、我ガ手ニ‼︎」

 

新しいサーヴァントが現れる。

 

 

「応戦します!...先輩!」

 

「おう!」

 

その瞬間、サーヴァントは襲ってきた。

 

 

 

・ ・ ・

 

 

 

「ッハァ...ハァ...これでっ...どうだ!」

 

 

「...ドウモ何モ話ニナラン...」

 

依然サーヴァントは余裕な様子。

 

「っ!...」

 

「コレデハ私1人デ十分ダッタカ。」

 

「...ハァ...ハァ...一体どういう?」

 

「マシュ!下がれ!もう一体居る!」

 

大山はマシュを後ろにやって銃を構える。

 

「...そんなっ!一体でも危ういって言うのに...ニ体同時に襲って来るの⁉︎」

 

オルガマリーが震えた声で呟く。

 

「今は戦うしかねえってか... ったく、ゲームセンターじゃねんだぞ?」

 

カチャッ

 

大山はローマンの撃鉄を起こす。

 

「面白イ 面白イ 面白イ...!」

 

その時。

 

 

 

ドガンッ...

 

 

「⁉︎」

 

何者かがサーヴァントに攻撃を仕掛けた。

 

 

「ヌッ...⁉︎ 何モノダッ...⁉︎」

 

 

「何者って見れば分かるだろご同輩。」

 

攻撃を仕掛けたのは、長身で青い髪の男。

 

「貴様、キャスター⁉︎ ナゼ漂流者の肩ヲ持ツ⁉︎」

 

「何故って...てめえらよりマシだからに決まってんだろ? さぁ構えなそこのお嬢ちゃん。腕前は負けてねぇ。」

 

「お、おぉそうらしいぞ、マシュ?」

 

「は、はい!頑張ります!」

 

「兄さんがマスターか?」

 

「ん、そだけど?」

 

「俺はキャスターのサーヴァント。故あってあいつらとは敵対中でね。健気に戦ってたあのお嬢ちゃんに免じて仮契約だがアンタのサーヴァントになってやるよ。」

 

「そりゃあ有り難いね。足手まといにはなるなよ?」

 

「やああぁ‼︎」

 

 

 

 

・ ・ ・

 

 

 

「ふぅ...やっとくたばったか...」

 

大山はホルスターに銃をしまいながら言う。

 

「あ、あの...ありがとうございます。」

 

「俺からも、礼を言っとくよ。」

 

「おう、お疲れさん。この程度貸しにもならねえよ。...それより自分の身体が心配だな。ケツの辺り、しつこく狙われただろう?」

 

モミッ

 

「!ひゃん‼︎ ////」

 

 

「んあ⁉︎テメェ‼︎」

 

大山が叫ぶ。

 

「おっと、悪い悪い。怒っちまったry」

 

「羨ましいことしやがってぇ‼︎ 良いよなぁサーヴァントは!...人間な上にお巡りさんな俺が同じ事やったら即お縄だよ。」

 

「そ、そこかよ...」

 

「先輩...」

 

「最低ね。」

 

「ところで、何のクラスだか全く分からねえが、その頑丈さはセイバーか?」

 

「え、えっと...」

 

 

マシュとキャスターが話していると、オルガマリーが大山に近づいてきた。

 

「ちょっと大山くん。アレどう思う?」

 

オルガマリーは声を小さくして言う。

 

「...まぁ、多分白とは思うんすけどね...でも俺たちを利用してるだけで用済みになればあばよって可能性も無くはないしな... ま、そん時はこうするだけっすよ。」チャキ...

 

大山は懐に手を突っ込み、ホルスターの中でローマンの撃鉄を引く。

 

『多分、大丈夫だよ。とりあえず事情を聞こう。』

 

 

 

「おっ、なんだオタク?そいつは魔術による連絡手段か?」

 

『初めましてキャスターのサーヴァント。どこの英霊かは存じませんが、我々は尊敬と畏怖を持って...』

 

「ああ、そういうのは結構だ。聞き飽きた。手っ取り早く要件話せよ軟弱男。」

 

『 そ、そうですか...では.........軟弱......』

 

「ありゃ相当こたえてんな...」

 

 

 

・ ・ ・

 

 

『...以上が、我々カルデアの事情です。現在は、そこの大山くんがマスターとして調査...いや、刑事だから捜査?をしています。確認しますが、貴方はこの街で起きた聖杯戦争のサーヴァントであり、唯一の生存者なのですね?』

 

「ああ。俺たちの聖杯戦争はいつの間にか違う物にすり替わっていた...経緯は俺にも分からねえ。街は一夜で炎に覆われ、人間は居なくなり、残ったのはサーヴァントだけだった。」

 

「真っ先に戦争を再開したのはセイバーの奴だ。そのセイバーの手でランサー、ライダー、バーサーカー、アサシンが倒された。」

 

「じゃあ、お前さんはその中で生き残ったサーヴァントなワケだ。」

 

「ああ。そしてセイバーに倒されたサーヴァントはさっきの二人みてえに真っ黒い泥に汚染された...」

 

『残ったサーヴァントは貴方とセイバーとアーチャー...では貴方が二人を倒せば...!』

 

「あぁ、戦争はおわるだろうよ。...そら、お客さんの登場だ。」

 

また敵が現れた。

 

「いらっしゃいませ〜 人外2名様!ご注文は、マグナム弾かな?」チャキッ

 

 

今作の主人公である大山のイメージ。いかがですか?

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