やはり俺の青春をR6Sに費やすのは間違っているのか   作:二代目山勘

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このように、比企谷八幡は日常生活を過ごす。

「っでさ-、やべーのなんのって。」

「それ、マジ面白そうだけど」

 

うるせーな、朝っぱらからそんなに騒いでなんか意味でもあんのか?

 

朝、ホームルーム前の喧騒。

俺は朝読書用の本と共に数枚のプリントを机の上に並べる。

そのプリントにはパソコンから印刷したR6Sのマップが回数ごとに分けられている。

そこにはどこの壁が抜けられるのか、どこにトラップドアがあるのか。

というものがすべてカラー版で印刷されている。

爆弾解除の際に設置される二つの爆弾。

その二つがどこに察知されるのかというのもすべて印刷されている。

 

今やらなければいけないというものでもない、だけどやりたいからやっているのだ。

腕時計をチラリと見るとプリントをしまって突っ伏す。

チャイムが鳴る、担任が入ってきてHRが始まる。

今日も一日が過ぎていく。

 

あぁー、だり。もう一生家にいたい。

 

 

 

放課後になった、家帰ってすぐテロハンやってエイム合わせしてぇ。バッグに入れてあるカギを探り駐輪場に向かおうと動く。

 

机の中に忘れものをしてないかと覗き込むと

『二年F組比企谷八幡君、職員室平塚のところまで。繰り返します……』

クラスに残っていた奴らはそんな奴いたっけと顔を見合わせる。

 

俺は深いため息をつく

 

めんどくせぇ

 

 

足を進めると職員室の扉が見えてくる。

平塚先生の机どこだっけなと思いながら失礼しますと軽く断りを入れて扉を開ける。

こっちに来いと手招きをするスーツの上に白衣を重ねた姿

平塚静、総武高校の国語教師、携帯灰皿を持っているほどのヘビースモーカーという印象。

 

俺にとってはそれぐらいの印象でしかない。

「なんですか。俺、なんかやらかしましたか?」

 

「比企谷、このあいだの君のクラスに出させた宿題を覚えているか」

 

 えーと、なんだっけ

 

「高校生活を振り返ってというテーマで君らに書かせた作文だ。」

 

 

 そんなのあったな。めんどくさかったから終着点決めずに適当に書いた気がする。

 

「君の作文はなぜあんな犯行声明文になっている。青春とは悪であり、嘘である?」

 

「ありましたね、そんなの」

 

あー、そういやそんな風に書いたな。

あまりにもリア充とかスクールカーストとかに嫌気がさして深夜に書いたんだった。

 

「こんなもん、出されてたまるか。君には再提出を命ずる。来週の月曜日放課後までに私の所に持ってこい。」

「うぃす。」

再提出用の原稿用紙を受け取り、ファイルにしまう。

そして

「まだ比企谷終わっとらん。ふざけた態度への罰として奉仕活動を命じる。罪には罰を与えないとな。」

 

うわっめんど。

 

その言葉がそのまま顔に出ていたようで頭を軽くはたかれた。

 

俺は早く帰りたいだけのなのに

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