やはり俺の青春をR6Sに費やすのは間違っているのか   作:二代目山勘

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比企谷八幡は初めてのオンライン大会に挑戦する。

 

全部が準備できている。

マウスパッドもマウスもモニターも

土曜日の家で大会の予選のために俺は待機していた。

GloRy Hwaksの一員として臨むはじめての大会。

明らかに緊張しているのは自分でもわかっていた。

 

最初の相手はあえてみない、余計緊張するからだ。

今のうちにテロハントで自分のAIMを整える。

 

ただひたすら壁撃ちを続け、銃の反動をコントロールするリコイルコントロールの練習。

 

マップBANはリーダーのモッキーがボイチャをしながら決めていく。

互いによるBAN、こちらはオレゴン、国境、領事館、相手はヴィラ、クラブハウス、銀行。

試合が行われるのは海岸線となった。

カスタムゲームが開始、プレイヤーが全員集合。システムが開始されていく。

オペレーターBANが始まる。

こちらは防衛、向こうが攻撃。

こちらは、ブリッツ、エコー。向こうはインにマエストロ

ま、平常運転でいこう。

そう心に決めつつ俺はミュートを選んだ。

 

 

 

 

『グラズカット!!、グラズカット!!、ッ!すまんやられた!』

「ナイス!!」

防衛サイドラスト5ラウンド目、4:1。

今回の大会ではこのラウンドと次の攻撃1ラウンドを取れば勝てる。

 

現在はビリヤード・フッカー守り

しかし相手はその状況に危機を覚えたのか、フィンカとライオン、モンターニュにグラズ、カピタオというラッシュスタイルで突っ込んできた。

こちらはこちらでリージョンなどの設置系オペレーターを投入したがことごとくごり押しにやられ現在俺のヴィジルとモッキ―のヴァルキリーのみ。

ここは引くべきなのか、それとも俺は攻勢に出るべきなのか。

イヤホンから聞こえる仲間たちの声

 

「ヴァルカメ、残ってる?」

『まだ残ってる。残りモンタ、ライオン、カピタオやろ。ライオンのドローンも2回使われたからもう使い切ってるはず。』

「おk、なるべく引いて叩くか?」

『それでいくk』

『外階段上がってる!モンタ、カピタオ!ピンつける!』

シュラの緊迫した報告により一気に状況が加速する、残り時間後30秒。

相手も一気に攻めるべきだと考えたのだろう。

貼りなおしたバリケード越しに見えるモンターニュ、俺はフルマガジンを叩き込む。

モッキ―は廊下を走り抜けてそのまま現地に戻る。

 

カピタオの火矢が来るかもしれないという恐怖は無かった。

モンタの目の前でリロードモーションを一瞬だけ見せる。

相手はすぐにハンドガンを取り出すために全身を覆う盾を解除する。

 

その瞬間にサブで持っていたC75を取り出して全弾撃ち込む。

スモークを打ち込んでプラントの準備を使用していたのだろう。

射線上にいたカピタオもそのままヘッドショットする。

「モンタ、カピタオ抜いた!ラスワン、ライオン!」

 皆の語気が強くなる。

『ナイス!』

『ナイスゥ!』

『全員待機、あとロックしてるだけで勝てる!』

「おk!」

思わず語気が粗くなる。全身が、火が通ったように暑い

あつい、熱すぎる。

いける!、いける!

ラストの攻撃フェーズに移行し、オペレーター選択画面に移る。

俺はゾフィアをピックし、海岸線で戦う時の組み合わせが整う。

 

 

BO1形式の大会、初戦vsoRA 6-2 二回戦vs3rdC 6-4 三回戦vsRsN 6-1 四回戦vsLAs 6-5

ふと気づけば明日の準決勝にまで残っている四チームに入っている。

 

 

緊張する。今回加わってからはじめての大会。

いつものクランでおこなっているランクマッチよりも調子がいい、

なんでなんだろうか、わからない。

配信されているからなのだろうか、それかいつもの調子でやっているからこそみんなが敢えて緊張をほぐしてくれているんだろうなと感じた。

 

終わった後に簡単な反省会を行う。

マップの確認やBANするオペレーター、BANされた場合のロースター。

それを終えると通話を切り、明日の準備を簡単にして部屋の外に出る、時間は夜の七時。

コンビニぐらいだったらやってるだろうなと思いTシャツの上にパーカーを羽織り、小町がいないことを確認。

家の外に出る。

軽く肌寒く感じる。

 

ここまで自分がやってきているんだな、俺行けたんだな。

負けた試合は自分たちのミスが明確に出ていたなと感じた。

行ける、自分も行ける

 

勝ちたいと明確に感じた

 

 

 

 

 

勝ちたい

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