ポケットモンスター 夢追う者と去る者1   作:Blueクラーケン

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時の流れは時に残酷な道を私達に進ませる

俺の名前はマサラタウンのサトシ。こいつは相棒のピカチュウ。ポケモンマスターを目指して旅を続けていた…はずだった。

 

とある自治区のポケモン専用barにて

カランコロン

 

『おお遅くなってすまなかったニャス。ピカチュウ』

そう言って長年の顔見知りのねずみポケモンに挨拶をかわす。

 

『おう遅くなったじゃねえかニャース』

人間からみたら『ピ、ピカチュウ』って発音しているのにおっさんの口調。子供が知ったら泣くだろうなぁ。

 

グラスの中身はスピリタスの中にかみなりの石の氷でピリピリとした超上級者向けを飲みながこちらに挨拶を返す

 

『おみゃーも元気そうで良かったニャー。』

おしぼりで顔と爪を念入りに拭きながら、ニャースは

キングス・ランサムの12年代物をショットグラスで注文する

 

『まさかニャー、おみゃーが野良ポケモン達を率いて

会社を立ち上げた時はビックリしたニャ』

 

株式会社ピカチュウカンパニーは世界シェアNo.1までの成り上がりを成功し、ポケモン界代表して政治にも進出し多大な影響力を及ぼすまでに至った。

 

『サトシ別れて数年、若い奴らを率いて一生懸命仕事をした結果だ。この間、部下達には気を緩めるなって喝入れたばったかりだ。』

 

一見怒った口調そうであるが長年見てきたひとからには嬉しそうだったのが伝わっている。

それが分かったのかピカチュウはスピリタスをイッキ飲みして照れ隠しをした

 

『ニャースお前だって今じゃ処女作品が世界発行数三億万部を突破した大物作家までになってなぁ。連日テレビで引っ張りだこって聞いたぞ』

 

ピカチュウは無理矢理話題を逸らす

 

『いやー、ミャーもまさかあれだけ売れるとは思ってなニャー。今では毎日収録やら執筆、他の仲間達の悩み相談を聞いたりして大変ニャス。秘書雇ってスケジュール管理しないととてもじゃないけどやってらんにゃーい』

 

『酒弱いじゃないかニャース。カッコつけたいからってお前にはまだ早いんだよキングスはよぉ』

2杯目のスピリタスを飲みつつ笑う

 

『俺達の言葉を人間用に和訳した本を作れるのは世界で君だけだろう俺なんかよりよっぽど誇れる偉業だ。

ロケット団が解散したことは風の噂で聞いていたかコジロウもムサシも声優業界に転職して大活躍か。』

 

『お互い忙しいから時々にしか食事を共に出来なくなったのが寂しいと言えば嘘ニャーでも互いに選んだ道だから仕方ないニャース。それよりサトシは今どうしているニャス?』

ニャースがサトシと言うピカチュウの長年のトレーナーの名を口に出した時、彼奴の目はまるで赤の他人の様な口調で

 

『彼奴の名を口にはするな』

そう言って2杯目スピリタスを飲みきった




一言任天堂さんごめんなさい!
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