異世界へ召喚されてしまった男性のハーレム世界期 作:桐野 ユウ
ラウルside
俺は新たな仲間にアルテイヤとグラエキスという仲間を得て、新たに漆黒の鎧と盾と剣を手に入れた。
普段は装備をしないで創生した武器で戦っている、グラエキスの武器などは強力で俺たちもオーというほどだ。
「はっはっはっは!!若い者たちには負けんわい!!」
アルテイヤは魔物召還をしてそれを制御をする力を持っているのでこちらもすごいなと思い俺は創生をしたマシンガンで追撃をする。
「ほほーう主殿はそう言う武器とかを作れるのじゃな、わしらにも武器ってのは作れるかの?」
グラエキスが言うのでどういう武器がいいのかと聞く。
「わしの槍はボロボロになってきたからの・・・そうじゃな・・・こういう武器が同じのがあればの・・・・」
俺は彼の槍をみて、それと同じようなものを創成をする。彼はそれを受け取り振り回している。
「驚いたのじゃ・・わしが使っている槍と同じくらいの重さじゃ・・・・さすが主殿じゃ。」
さて俺たちはそんなこんなで街へ到着をして宿へ泊っている、俺とグラエキスが同じ部屋、セレーヌとアルテイヤが同じ部屋となっておりエルフの三人が一緒である。スラッシュは俺たちと同じ部屋でスライム形態になっている。
街はなんだか騒がしいなと思い俺は外を見ていると、男性の声が聞こえてきた。
「勇者さまが来たそうだぞ!!」
「勇者さまが!?」
街は勇者がやってきたというのでうるさくなってきた。
「勇者か・・・・・」
「グラエキスどうした?」
「いいえ。ただ人間はこうも勇者という単語が好きじゃなと思ってな。わしらにとっては勇者などただの一人の人間と思っているからの・・・まぁ主殿は別じゃがな・・・」
スラッシュも同じ理由なのかぴきーと言っている。やがてセレーヌたちも俺たちの部屋の方へとやってきて全員で窓の方を見ていると、勇者と思われる男性がやってきた。その後ろには戦士である男性。魔法使いの女性、僧侶の女性と思われる人物だ。
「あれが・・・勇者ですか・・・・ラウルさまに比べたら全然って感じですね。」
セレーヌが一言そう言う、そのほかのメンバーたちも辛口コメントが多いなと思いながら俺は窓の方を見ている、まぁ勇者などどうでもいいし。魔王とかの関係はあっちに任せるとしようかな?
俺にとっては今の生活が好きでな、あんな勇者みたいに使命に苦しむのは絶対に嫌だと思っている。
さて俺たちは次の日に街を出ることにした、俺は創生をした銃を構えており弾丸を込めている。
セレーヌたちには回復薬などを買ってきてもらいに街へ買い物しに行っている。隣でグラエキスは槍を磨いている。
スラッシュはぴきーといいながら俺の頭の上に乗っている。スラッシュは俺の頭が気にいっているのか毎回スライム形態に戻り俺の頭の上に乗っている。
「ほほースラッシュ殿は主の頭が気にいっているみたいですな?」
「あぁ最初に仲間にしてからずっと俺の頭の上が気にっているみたいでな。俺もそこまで気にしてないからな。」
俺はそういって銃を空間へとしまい、セレーヌたちが戻ってきた。
「ただいま戻りました。」
「ふぅ・・・疲れました。」
「お疲れ様じゃな、アルテイヤどうじゃった?」
グラエキスはアルテイヤに街の様子を聞くために話しをする。
「えぇ街は勇者がやってきたということで盛り上がっているわね、とりあえず回復薬などは買えたわよ。」
「よしさっさと街を出るとしよう、全く・・こっちはゆっくりと過ごしたいだけなのにさ。」
そういって俺たちは馬車の方へと移動をして次の街へと向かうことにした、
次回 次の街へと向かうラウルたち、だが街の関所を通ろうとしたが封鎖されていた、何でも魔物たちがある場所に集まっているという噂を聞いたからだ、ラウルは仕方がないと思いその場所へ向かうことにした。
次回「噂の場所へ。」