戦闘描写が難しくて上手く出来てるか不安です。
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オリ主の名前と名字が逆だったため修正しました。
戦闘描写が上手く出来ているか不安ですがその前に
オリ主の詳細から
姓 ? 名
羽後の山奥で両親とひっそりと暮らしていた少年
松永との仲はかなり良好で周りからは理想の上司と部下の関係と言われるレベル。
戦闘に関しては素手と法力(作中説明)を使う、戦うこと自体は山で熊や猪等を10歳の頃から相手にしていた。今では鍛練はしていても実戦はしておらず、政務におわれている。
亡き松永の死を無駄にしないためにヨシテル様に自分の思いを伝える決意をする。
また7歳より前の自分の記憶が断片的に抜けているらしい
ヨシテル様との手合わせの約束をした翌日、自分でもぐっすり眠れたと自覚している。政務は昨日の内に全て終わらせたので自分がヨシテル様に叩きのめされて暫く休んでいても大丈夫だろう、そう思いながら彼は床下に閉まってあった木箱を開けて中のものを取り出し部屋を後にした。
日が登り初めてからは侍女や兵士達も目を覚ましそれぞれの持ち場につく、以前は自分の分食事を作る為に誰よりも早くに起きて厨房に行き料理を作っていた、普通は侍女達がやることなのだが自分の立場上頼み辛いのだ…
しかも松永様や輝基様がいなくなってから幕府にいる男性は僕以外には義昭様しかいない、前に人形ようなしゃべる白犬を見つけ話しかけたら男だと言っていたがあれは夢だったのだろうか、いやそう思いたい。
厨房で料理を作っていたことを知っているのは偶然通りかかった義昭様だけだあの頃の義昭様はまだ僕の事を怖がってあまり話そうとしなかった...それでも挨拶や労いの言葉をかけてくれる優しい方だった。仲良くなったきっかけもあの時だった。
『義昭様、おはようございます。』
「お、おはようございます。か、魁は何をしているんですか?」
明け方でも暗かったのもあり義昭様は驚いていた。
『自分の分の食事をと言ってもおにぎり7個ほど』
「7個だけですか!?」
『えっと何か?』
驚く義昭様に対して自分の反応は薄かった。確かにこの食生活に慣れるまで半月程かかった。
「いけませんよ!」
義昭様は、声を出して詰め寄ってきた
「1日をちゃんと過ごすためには食事はとても大事なんです!なのにおにぎり1種類で過ごしてるなんて…」
『あの義昭様…「いいから聞きなさい!」はいっ!?』
その後30分位だろうか義昭様に説教をされた。まさか自分より3歳も下の子どもに怒らるなんて思いもしなかった。まぁ悪いのは100%自分なのだが、それでもヨシテル様以外の人と会話するのはとても久しぶりだった。と色々と考えてる内に説教が終わった。
「良いですか、週に4回は私と席を共にしてもらいますからね。」
『はい…って、え?』
「ですから、これからは週に4回私と同じ場所で食事を取ってもらいます。」
とんでもないことになってしまった。ただ一介の政管が次期将軍と共に食事など…
『義昭様さすがにそれは!「魁は、一度した約束をやぶってしまうんですか?」…わかりました。』
「その、やっぱり迷惑ですか?」
瞳を潤ませてこちらを見上げてくる義昭様
さすがに断ることも出来なければ断った後が怖い、断らなくても後が怖いのだが。そもそもあんな表情をされたら断ること等出来ない!ヨシテル様の気持ちが分かったような気がする
『そのような事ありませんよ、喜んで同席させてください!』
「本当ですか!」
『はい、僕でよければ』
パァっと笑顔になった義昭様が詰め寄ってきた。
「では、早速今日一緒に食べましょうっ!?魁はずっとおにぎりしか食べてなかったんです。他の食べ物も食べないと体に悪いですから…」
こうして僕と義昭様は週に4回食事の席を共にすることになった最初はお互いに遠慮がちで会話が上手く出来なかったり色々あった、たまにヨシテル様やミツヒデ様が一緒になることがあり最初は二人とも驚いていたが義昭様がヨシテル様に事情を話したらしく「では私も時間がある時は一緒に食べましょう!」と言い出して賑やかになった。そう思いながら廊下を歩いていると
「む、魁か」
『ミツヒデ様、おはようございます。』
「ああ、今日ははやいな」
『ええ、色々と…ミツヒデ様は義昭様の所へ?』
「そろそろ義昭様も起床する頃だからな」
互いに言葉を交わして魁は道を開けた、通り過ぎたミツヒデ様がこう言った
「魁、お前もヨシテル様と同じように道は違えど泰平の世を目指す為に悩んでいた、そして今日それが動き出そうとしている。」
『僕は僕なりに考えて答えを出しました。後は今日の手合わせで決まります。』
ミツヒデ様はフッと笑い
「そうか、なら私も今日は楽しみにしているぞ」
そう言ってミツヒデ様は歩き出した。
太陽が真上に登り周りの侍女や兵士達も昼の休憩に入り始めた、そんな中客人が来たと言うことで急遽自分が出迎えた
「魁さん!お久しぶりです!」
「ご無沙汰しております。」
『大友様、立花様お久しぶりです。』
二条御所を訪れたのは豊後を治めるキリシタン大名こと大友ソウリン様と家臣の立花ドウセツ様だ。
大友様は度々御所に来てはヨシテル様と義昭様の話相手になってくれる人だ、立花様は松永の乱の時に松永様に操られていたカラクリ人形?なのだが今では大友様とは家族と言えるほどの間柄だ
『ヨシテル様と義昭様は今一緒に昼食を食べています。お二人はお済みになりましたか?』
大友様が「是非」と言おうとしたその時
「お~ほっほっほっ!今川ヨシモト参上ですわっ!!」
今度は駿河を治めている今川様が訪れた。
『今川様、本日伺うという話は聞いていなかったのですが、どのような御用事で?』
「魁さんは何もきいてませんの?」
今川様は首をかしげながら聞いてきた
話を聞くと今川様は、絶賛攻撃を受けている織田様の事で一度話をしたかったらしい、昨日御所から駿河へ使いの者が送られてきたそうだ、徳川様は大事な客人が来ているとのことで一人できたらしい。
3人をヨシテル様の元へ案内した後、自室に戻った。
閑話休題
~修練場~
「魁、準備はできましたか?」
『はい、ですが…緊張します。』
修練場にいるのは義昭様とミツヒデ様に来客の3人、それ以外に兵士達まで来ている、そもそもこの戦国の世は男の武将なんてそんなにいない、松永様や奥州の片倉様といるにはいるのだが男の兵士等、僕以外いるのかと言うレベルだ。
「では準備が出来たらいつでも攻めてきてください」
「魁さーんふぁいとですっ!」 「魁殿も体術で闘うのですね」
「殿方が戦う姿なんてあまり見ることがないのでとても新鮮ですわ」
大友様達が声援等を送る裏では「このまま死んでくれれば…」等の声もある
「魁どこからでもかかってきなさい!」
そういわれ魁は急に肩の力を抜きジャンプをし始めた、周りがいつ攻めるのかと静まりかえるなか淡々とジャンプを繰り返している
「どうしたのでしょうか、ドウセツさん何かわかりまして?」
「いえ、あのような動作何の意味があるのか…」
20回は超えた所でさすがのヨシテル様も痺れを切らしたのか魁に声をかけようとした次の瞬間
「っ!?」
足が地面に着いた瞬間物凄い速さで膝蹴りを胸部目掛けて放ったが左腕で防がれてしまった。その後足払いをして転倒させようとしたがヨシテル様は最低限の間合いを取りながら後退し、その瞬間に抜刀した、刀に手を掛けたの見て後退し紙一重でかわしたが刃先が目の前を通り自分の前髪が少し散った。
「逃がさん!」
そのままヨシテル様は間合いを詰めどんどん切りかかってきた、魁は避けるので精一杯でただひたすら後退していた。
「どうしたっ、魁!!何故逃げる!?」
いつも皆に向けている優しい笑顔は消え、鬼気迫る勢いで問いかけてきた
「あの時お前は私に今のやり方では泰平の世を目指すことなど出来ないと言った!それを承知で今私の前に立って戦う事を選んだお前が逃げては意味がないだろうっ!私に考えを改めさせると、お前の考えを通したいと言うなら戦えっ!!!」
「たぁぁぁぁぁぁっ!」
怒号を込めて鬼丸国綱で振り光の斬撃が魁に直撃した。
『はぁっはぁあ、うぐっ』
吹き飛ばされて立ち上がった直後に腹部に衝撃が走った、ヨシテル様の膝蹴りを喰らってしまったのだ、そのまま攻撃をかわす為に後退を続けていったが遂に塀に背中を背負ってしまい追い詰められた。
「終わりだ!」
『うわぁぁぁぁぁ』
「っ!?炎」
魁の振った拳には炎が纏っており斬りかかろうとしたヨシテル様は驚いて後退した。その力にはヨシテル様だけでなく周りも驚いていた。
「何なのですあれは!?」 「私も知りません、ドウセツは?」 「私にもわからないです。」
「あれは法力という神秘の力にございます。」
周りが騒然とする中、細川様が口を開いた。周りのもの達が話を聞く為細川様の方を向いた
「法力とは自然の理の4つの水・土・風・炎そしてそこから派生した雷・氷・光・闇があり、それらは無から有を生み出すと言われています。簡単に言ってしまえばノブナガ様ですかね、あの方が天下布武から出されている炎も法力と似たような物です。」
「似たような物と言うことは魁とはどう違うのですか?」
一通り説明を終えた細川様にミツヒデ様が質問した、その質問に周りも頷いている
「彼の場合、戦国乙女達が武器から放出している法力を体内にとりこみ放出している、いわば彼は自然を体に宿している様なものなのです。ですが…それぞれの属性を使うには尋常では無いほどの鍛練や勉学が必要ですが」
「なかなかピンと来ない話です。」
今の説明でも今川様や周りの者達も納得しきれてない人が多数だ
(良かったです。私以外にもわからない人がいて) 「ソウリン様考えていることがバレバレですよ…」
「そ、そんな事無いですよドウセツ」
「では続けましょう。例えばヨシモト様の裂空真空波に氷と炎の法力を使うとしましょう、前者は氷の矢と矢によって生じる風は極寒の大地と同じ冷たさを、後者は炎の矢と後に襲う熱風、野に放てば草木は燃え焦土になるでしょう。」
興奮気味にユウサイ殿が話す
「おぉー!」という驚く声をよそに二人の戦いは激化していく一方だ
「魁、あなたの力は確かに本物です。ですがそれはまだ先の話であって今ではない、だから…」
観客はユウサイ殿の話を聞いてあれやこれやと盛り上がっているその時のとてつもない轟音が起きた、皆が振り向くと地面に頭を打ち付けられうつ伏せになっているヨシテル様と仰向けになっている魁がいた。それを見た皆は何が起きたか分からずにいた。
数分前
「炎を出せるのを隠していたのは驚きました。ですが」
『っ!』
「あなたが敗れるのは代わりありませんっ!」
そう言って刀を振り下ろしたがほんの一瞬何かが弾ける音と共に魁が消え次の瞬間
『これがぁっ!』
「後ろっ!?」
『僕の力だぁっ!!!!』
ヨシテル様の後頭部を掴みそのまま地面に叩き着けたのだそして今に至る
「まさか炎だけでなく雷の力も使えるとは、でもこれで終わらせます。」
『はい』
正直このまま続けてても消耗戦になって一方的に攻撃されるだけだならこのまま互いの出せる最大の一撃で終わらせた方が早い。ヨシテル様も刀を納め居合いの構えをとったそれに答えるように構える
「ヨシテル様は雲切を出す気ですね」
「あの、ヨシテル様の必殺技は分かるのですが魁さんって必殺技は使えるんですの?」
唐突に今川様が尋ねた質問に対して周りは「あっ」と声を出した
「私も魁とは何度かゴタゴタに巻き込まれ共闘をしましたが一度も技を見たことが無ければ、あのような力すら出していなかった。」
「そもそも男性の方が戦うと言うのはあまり見たことがありませんし」
(明らかにヨシテル様の雲切に勝つことなんて無理に等しい、でも一つ、活路があるとしたらあれしかなかった、何回も頭の中でイメージし続けたがこれしかない)
「天剣一刀」
『我流ノ型』
(地面に両足を埋めてそのまま腹に力を込め右手を腰の横に、その上から左手を被せる身体中から法力を取り込み右手に集める後は当てるだけでいい)
「雲切!!」
『…』
ヨシテル様がこちらに駆け居合いを打ち込んだ、誰もが決まると思っていた勝負、しかしまだ終わってはいなかった。
『ぐ、痛ぅ…』
「か、魁っ!?」
そこには雲切が放たれ鬼丸が横腹に入ってもなお立ち続けていた僕の目の前には鬼丸を握り続けてるヨシテル様がいる、その光景に周りは唖然としていた。
『両足を地面に埋めたのは土の力を取り入れやすくして雲切の衝撃を押さえる為です。』
「だからと言ってそんな危険な方法で防ぐは間違っています!」
至近距離で話し合っているためヨシテル様の装束の至るところに僕の血が付いてしまっている、作戦上とはいえ正直申し訳ない気分になってしまう
『たしかに…間違ってる、かも、しれないです。だから、ヨシテル様』
「え?」
身体中の血が抜けているからか呼吸が辛い、でも僕にもやることはある、ここまでが作戦の一部ヨシテル様の腕を掴み雲切を受けても右手に貯めたこの一撃を喰らわせるのが目的なのだ
『目には目を、歯には歯をって言葉、知ってますか?』
その言葉を聞いた瞬間ヨシテル様の顔は青ざめていた
「ま、待ってください!?魁は怪我をしているのですよ、そこら辺のじ、自覚を持ってください。早く治療しま『問答無用ッ!』」
『必殺!爆炎の一撃!!』
ヨシテル様の胸郭に放った一撃は命中すると同時にとてつもない爆音と共に爆発した、爆音事態はとても小さい範囲だがヨシテル様を彼が背負っている塀の壁の反対側まで吹き飛ばすには十分な一撃だった。だが技の破壊力=体力の消費に繋がるため魁は腹部に鬼丸が刺さったまま気絶した。
「か、魁っ!?」
ヨシテル様や周りの者達が駆け寄った
「姉上、魁は助かりますますよね!?」
「義昭様近づいてはなりません!御召し物が汚れて」
「そんな事より早く誰かお医者様をっ!?魁が死んじゃいます!」
「私達が呼んできます!行きましょうドウセツ」
「御意!」
「刀を抜かずそのまま止血しますわね」
周りがとても騒がしい、記憶も曖昧でよく分からないが多分僕は負けたんだと思う。鬼丸が刺さって痛いし、呼吸も辛い、正直もう起きてるのも辛い、もう休もう俺は届かなかったんだ。
「ヨ、ヨシテル様何を」
今川様が止血をすませてヨシテル様は気絶している魁を持ち上げた
「魁を一度私の部屋へ連れていきます。ヨシモト殿申し訳ないのですが魁の着替えを持ってきてもらってもいいでしょうか?」
「わかりましたわ!」
「魁、姉上…」
二人を見つめる義昭様はミツヒデ様と共に自室に向かった、他の者達もミツヒデ様の指示で解散となった。その中で不適な笑みを浮かべている一つの影の存在をまだ誰も知らない
「魁…貴方は何て無茶をするんですか」
魁を抱えて自分の部屋に向かっているヨシテル様、白の戦装束は彼の返り血や攻撃によって焼け焦げた後など、二度と着ることが出来無い程汚れていた。
『ヨシ…テル様』
「魁?」
『僕、つよ…くなりま…すから。』
気絶しながら無意識に発した言葉だった
「魁…ごめんね」
そう言ってヨシテル様は止めた足を再び進めた