そんな思いを背負ってたなんて、レキ…今までごめんね……
「それじゃあ、私の番だね……」
そう話し始めたレキは、どこか悲しい雰囲気をしていた。
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「私の両親が殺されたって言うのは、本当ですか?!」
私は親が亡くなり、その原因が誰かに殺されたようであると、知らせを受けて直ぐに、私の生まれた部族『ウルス』の族長にそう言い放った。
「お前がそういう風になるのも仕方ない。だが、もう1つお前に言わねばならんことがある。これを聞いても、お前は正気を保てる自信はあるか?」
返してきた言葉は、さらに重い言葉を教えられるような問いかけだった。
「はい、大丈夫です」
私は親が亡くなるより重いものでは無いと、どこか希望的観測をしていたのだろう。次に言われることは、とても、私には耐え難いものだった。
「はぁ、お前は1日2日でも経てば、大丈夫だと思い、伝える。」
“お前の姉、ルカも両人死亡後に行方が分からなくなっている。”
その言葉を聞いた時は、頭が頭の中が、グルグルとかき混ぜられるような、重い闇に呑まれていくような、そんな感じだった。
「それ、は。どういう…こと、ですか……?」
「言った通りだお前の姉の行方が分からなくなった。大人総出で付近一帯まで捜索したが、見つけることは出来なかった。もう既に、ここには帰ることは無いだろう」
私の一族は皆は、平均で5.0は軽く越える視力を誇っている。
そんな中でも、大人が見たとなれば、すぐに見つけれるが、それが無いとなると、既に死んでいるか。もしくはどこか遠くに行ってしまったのだろう。
「私はこれからどうすればいいのでしょうか?」
「そうだな。お前が12にもなる頃に、武偵免許でも取り、その仕事をしながら捜索すれば見つけることも出来るやもしれん。もちろんお前の姉が生きていればだがな」
「分かりました。そうします」
そこからは私を養うことの出来る両親という存在が居ないため、一族の大人が私を育ててくれた。
だけど、その日々は、どこか空虚なものに思えて、仕方なかった。
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私が12歳になるほんの少し前、族長に、呼ばれた。
「お前ももうすぐ12歳になる。そこでだ、昔言った通りに武偵免許を取りに行かせようと思う。さすがにこの近くにはそのようなものが取れる場所は無い。なのでまずお前は中国に渡り、武偵免許を取れ、そしてそこで取れたらロシアに渡り、そこでも同じものを取れ。その2つは記録に残るものよりも、裏の仕事の方が回りやすいそうだ。我々の調べではお前の姉は裏の者になった可能性が高い。だからお前が望むなら、その方が見つかりやすいやもしれん」
「分かりました。中国に赴くのは、どの手段を使えばよろしいですか?」
「既に足は用意しとる。出発は明日だ。お前は部屋に戻り、荷物を纏めておけ。どちらの国の免許も取れ次第、お前はそれで仕事をして行け。だが安心しろ。部屋は残すだから最低限のものだけで良い」
「分かりました。すぐにそうさせていただきます」
そして私は族長の言った通りに部屋まで戻り、荷物をまとめ明日に備えて、眠りにつくのだった。
さぁという訳で、前編終了!
後編は武偵免許取得から、東京武偵校に来るまでの話をさら〜っと語ると思います。(特別記念回でも言った通り、私はキャラの動きを書き留めてるだけなので……)
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それではまた明日!
おふざけ会を挟みつつ原作編進める感じでもいいですか?
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