その日私は悪に変わった。   作:水戸 遥

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まともに休憩があってよかったよ……

(2019/04/01 12:07:14追記)
新元号は令和に決定。


日常篇
授業はちゃんと聞きましょう!


早朝5時、私はレキに気づかれないようひっそりと家を出る。

着ているものは、ランニングフォームだけど、四肢の先に5キロの重りを付けている。

さて、走りますか。

 

私は今日は約20キロの距離を走り、家に帰ってくると、レキが料理を作っていた。

実はこれは私がウルス居なくなるまでの、日課だった。

 

レキは私に気付くと、

「姉様、おかえりなさい。ご飯、出来てますよ」

と懐かしいと言うような笑顔で、私の方を見てきた。

「ありがとう、レキ。もしかしてだけど、今日はあれを作ってる?」

私は台所からの匂いと、食卓に並べられている物を見てそう聞く。

「はい、姉様と久しぶりの朝を迎えれましたし、あれを食べながらウルスに昨日聞いたことを、お知らせしようかと」

食卓に並んでいたのは、ウルスでよくお母さんが作っていた伝統的な物になってる朝餉だった。

「じゃあ早速食べながら、話を聞こうか」

「はい」

 

そして私はゆっくりと味を噛み締めながら、ウルスからレキが言われた事を聞く。それによると、

私がイ・ウーに所属していることは黙認する。

ウルスには帰ってくる場所がある。

お前の苦悩も分かる。

いつでも帰ってこい。

 

と、私はもうウルスからは絶縁もいい所と思っていたので、さすがにそれを聞いた時、私は嬉しくて泣いてしまった。

その時にレキから「ね、姉様?!どうしました!??」と心配させてしまったのはご愛嬌だろう。

 

「ねぇ、レキ。今度夏休みにはお祭りに行った後にでも、ウルスに帰ろうか」

「まだまだ先の話じゃないですか……」

そう返すレキは、言葉は呆れていたが、ほんのりと嬉しそうな雰囲気をしていた。

 

「さて、レキ。そろそろ登校しようか」

「はい。参りましょう」

 

そして2人で歩く時に、何故かレキは私の左腕に引っ付き、周りからは。男子からは羨ましそうな顔で見られ、女子は顔を赤くしながらも、どこかうっとりしている顔で見られていた。

なぜに……?

 

そんなこんなで着いた教室で私は椅子に座る…と、何故かレキが隣に座った。

「ねぇレキ?なんで隣に座ってるの?」

「はい。朝お伝えするのを忘れておりましたが、先生より、あなた達の席は隣どうしにしておいたから。と言われましたので」

「えぇ…もう。それじゃあ、仕方ないか……」

最後の方は呟きがちに、私が俯くと

「私は隣に姉様が居るのがとても嬉しいです。」

そう耳元で囁いてくるレキ。今、誰かに顔を見られるのは無理だよ。恥ずかしすぎて絶対死にたくなる。

「レキ、そう言うのは良くないと思うな」

「ふふっ、分かりました。気を付けますね」

 

そして2人で受ける授業は、私の耳にはほとんど残っていなかった。




ここまでお読みいただきありがとうございます。
1つお願いなのですが、5以下の評価値をつける方は、なぜそういう風な評価になるのかを書いていただきたいです。
理由としましては、低評価の理由となるものが分からないと、改善策を出せない為です。
お手数お掛けしますが、ぜひよろしくお願いします。

おふざけ会を挟みつつ原作編進める感じでもいいですか?

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