魔法少女リリカルなのはStrikerS~次元を司る現人神~ 作:黄金馬鹿
それでは、第八話、どうぞ
~蓮樹side~
火災から何ヶ月か経ったよ
さて、なんかはやてちゃんが原作とは少し早い時期に自分の部隊を持ちたいとか言ったりちょっと原作とのズレが出てきたけど大丈夫だ、問題ない
まぁ、その部隊に僕達も入ってくれと言われた訳なんだけど……さてさて、どうしましょうかね
管理局には入りたくないけどはやてちゃんには協力したいし……うむ、迷う
あっ、民間協力者…………と、それは置いておこう
今僕はミッドの首都、クラナガンに来てるんだよ
理由は一つ。とうとう里を追放されたキャロちゃんを探しに来た事
実は数日前、ルカさんから連絡が来た。キャロちゃんが、いざこざがあったから追放された。と
ルカさんがなんとかこっそりとお金とか持たせてクラナガン近くに転移させたって言ってくれた。キャロの事を頼む。と最後に言って
そんな訳で僕はクラナガンにキャロちゃんを探しに来た
もう二日三日探してるんだけどピンク色の髪の女の子とちっちゃな竜の目撃情報は無いまま
キャロちゃんは僕のことを覚えていてくれてるかはさておき、頼まれたんだし義務は果たさないと
「あ、すみません……ここにピンク色の髪の毛の女の子とちっちゃな竜が来ませんでしたか?」
「ん?……もしかしてどこかの民族衣装とボロボロのローブを着た子と青色の竜の事かい?」
「は、はい!見たんですか!?」
目撃者発見!!早くキャロちゃんを……
「数時間前にそこのお店に入ったと思ったらすぐに出ていってからあっちへ行ったよ?」
あそこは……ジャンクフード店……まさか、もうお金が尽きてるんじゃ……
「あ、ありがとうございます!」
「君はあの子の兄妹かい?」
「…………そんな感じです!」
身体強化を施してクラナガンの建物の屋上に一気に飛び上がる
「ゼクス!キャロちゃんの魔力は覚えてる!?」
『勿論ですよ。サーチを開始します』
「ありがと!」
屋上や屋根をフリーランで駆け、キャロちゃんを探す
頼む、何かある前に……
『……見つけました!真っ直ぐ2キロです!』
「やけに遠いね!!」
でも2キロなら十分もあればたどり着ける!
「セットアップ!全力で行くよ!」
『了解しました』
いつものバリアジャケットを身にまとい、さらに危ない場所や一歩間違えば大惨事間違いなしの場所を進んでいく
伊達に修羅場は潜ってない!
「……見つけた!」
よろよろと歩くピンク色の髪の毛の女の子とへとへとのちっちゃな竜!
間違いない、キャロちゃんとフリードだ!ってかなんで誰も周りにいないの!?避けてるの!?
ま、まぁ取り敢えず路地裏にでも降りてから話しかけて……
「……ん?何あれ?車?」
真っ黒なワゴン車がキャロちゃんの隣についてなんか変な人がキャロちゃんを掴んで車に引き込んでそのままワゴン車急発進
『鮮やかな誘拐ですね』
「そうだね~…………」
『って何ボーっとしてるんですか!?誘拐ですよ!?』
「って誘拐だ!?ゼクス、追うよ!!」
歩道にアスファルト崩壊お構いなしに飛び降り、駆ける
これでもフェイトちゃんに数秒だけ追いつける程速いんだ!ってワゴン車速いよ!?何キロ出てるのあれ!?
「お、追いつけない……」
あっ……見失った……
「と、取り敢えず虱潰しに探すよ!サーチもお願い!」
『AMF内蔵の車みたいです……あの子の魔力を追えません』
「ほんとなんなのあのワゴン車!!」
建物の壁をアサシンびっくりな速度でよじ登って再びフリーラン
ここら辺で誘拐した子の取引に使えそうな場所は……あっちだ!
「あぁもう!飛行魔法禁止が鬱陶しい!!」
~青年疾走中~
「よっしゃ見つけた!」
廃工場……確かここはもう取り壊し予定だっけ?
なら……
「思いっきり切り刻もうか」
余計な手間かけさせたんだし当たり前だよね?ね?
『え、笑顔が怖いで……』
「魔人剣!!」
魔力の斬撃を飛ばして扉をぶち破る
「な、なんだ!?」
「はぁい、いつもニコニコテメェらのようなロリコンを死滅する魔導士です」
なんか最近敵に容赦なくなってる気がするけど気のせいだね
って相手は質量兵器か……めんど
誘拐された子は……五人。キャロちゃん以外は普通のところの子みたい
「見られたからには仕方ねぇ!死にやが……」
『Sonic move』
とりあえずソニックムーブで一人の懐に入り込む
数は十人。中々多いけど軽く捻り潰せる
「我流紅蓮剣!!」
「がはっ!?」
「魔神双破斬!!」
我流紅蓮剣で打ち上げてから魔神剣を一回で二発放つ魔神双破斬で一人を吹っ飛ばす。これでまずは一人
「なっ!?こいつ!!」
一人がやられたのを見て残りの九人がアサルトライフルを乱射してくる
この程度!
「魔神爆炎斬!!」
十から炎の魔力弾を放ってそれをぶった斬り、爆発させて目くらましにする
その間にソニックムーブで天井に張り付く
「なっ!?いねぇ!?」
さぁて、やりますか
まずは一人の上に行って……
「魔神閃光弾!!」
魔力弾を撃ち、そのまま魔力弾と共に剣を振り下ろす
悲鳴も上げずに気絶したのを尻目に次のターゲットに移る
「幻龍斬!」
「ぐふっ!?」
振り返りざまに切り払い、ソニックムーブで背後に回り込んで斬り飛ばす
今度は!
「真月閃!!」
振り返りながら回転し、大剣を高速で二回ぶち当てる
「ぐっ!」
「マズルバーグ!!」
さらに銃から矢の形をした魔力弾を撃ち、それに大剣を乗せて突きを放つ
後六人!
「て、テメェ!こいつ等がどうなってもいいのか!」
「くっ……」
子供達に銃を向ける男。流石にこれはヤバイ……
だったら!
「こうすればいい!チェーンバインド!」
チェーンバインドを男の下から出し、マガジンを無理矢理外す。これでやれる!!
子供に銃を向ける外道には!
「虎牙破斬!」
一気に接近して魔力を乗せた斬撃を振り上げ、振り下ろしの二回当てる
「な、なんだと!?」
「伊達に修羅場潜ってないよ」
「ぶ、ぶっ殺してやる!」
「おっと、この人が愉快なダンス踊ることになるけどいいの?」
虎牙破斬で気絶した男を盾にする
「ひ、卑怯なヤツめ!」
「勝てば官軍!地竜閃!!」
魔力の斬撃を地面に放ち、衝撃波で一人を吹っ飛ばし、気絶させる
さぁて、後は切り札で決めるかな
「我流紅蓮剣!!」
ソニックムーブで残り四人に近付き、炎で刀身を伸ばして一撃斬る
「さぁて地獄のメリーゴーランドだ!じっくりと楽しみな!」
さらにバインドで拘束。飛び上がり、魔力弾を浴びせ、大剣と銃を合体させる
「エクスペンダブルプライド!!」
最後に地面に大剣を突き刺し、炎の砲撃を拡散させて浴びせる
……ふぅ、終わりっと
あ、言い忘れてたけど最近カートリッジを使うとで魔力を炎に変換できるようになったんだ。だから我流紅蓮剣とかエクスペンダブルプライドとか炎を使ってできるようになった。うんうん、威力も桁違い
「……さて、君達、大丈夫かい?」
バリアジャケットを解除して近寄るけど、キャロちゃん含めた子供達に近寄った分後ずさりされる
悲しいかな。でもこれは現実
まぁ、そりゃああんな武器を持った人をフルボッコにする人間なんだから、自分達がなにかされるかもって思うよね
じゃあキャロちゃんだけでも信用してもらおうかな
「えっと……君、キャロちゃんだよね?キャロ・ル・ルシエちゃん」
「な、なんで……」
「覚えてないかな……君が1、2歳の頃にル・ルシエの里に迷い込んで来た馬鹿の事」
「……蓮樹お兄ちゃんの事?」
「そう。物心ついてない頃だったから覚えてないと思うけど……僕がその蓮樹だよ。久しぶりだね、キャロちゃん」
ポカンとするキャロちゃん。キャロちゃんの思考がフリーズしてる間に犯人たちをバインドで縛って後ろから撃たれるなんてまぬけな事がないようにしておく
「本当にお兄ちゃん……?」
「そうだよ。ほら、昔撮った寝顔の写真」
キャロちゃんの寝顔が写された写真をキャロちゃんにだけ見せる。わたわたと顔を真っ赤にしながら焦るキャロちゃん
「ルカさんから頼まれたんだ。迎えに来たよ。キャロちゃん」
「……本当にお兄ちゃんなの?」
「そうだよ。名前だけでも覚えててくれて嬉しいよ」
キャロちゃんの手を縛っていたロープを短剣に変えたゼクスで斬って手を自由にする
「あ、他の子の分も斬るから待ってね」
ほかに捕まってた子の手を縛っていた縄を斬って自由にする
なんとか助かったと理解したのか、泣き出す子やその場でこてん。と横になって寝てしまう子がいた
「キャロちゃん、お腹すいてる?」
「べ、別にすいてな……」
きゅるる~とフリードの鳴き声とは違う小さな音
キャロちゃんの顔を見ると顔は真っ赤
「……ご飯、食べに行こっか。ゼクス、通報お願い」
『分かりました』
連れ去られた時の恐怖で腰が抜けたのかまだ足元が覚束無いキャロちゃんを抱っこして僕はここら辺で肉の食べられる場所に向かって歩き始めた
~少年移動中~
「好きな物頼んでいいよ」
「で、でも迷惑じゃ……」
「ルカさんから頼まれちゃったからね。断る理由もないし君の面倒は僕が見るよ」
それでも……と口篭るキャロちゃんを置いてとりあえず横を通った店員にキャロちゃん位の子でも食べられそうなお子様ハンバーグと僕の分として普通のサイズのハンバーグを頼む
あ、フリードの事だけど、ルカさんに説明を受けたってことで色々と知ってる設定にしておいた
さて、とりあえずキャロちゃんにカマかけてみるかな
「そこまで断るのはヴォルテールのせいかな?」
「ッ……」
はいビンゴ。暴走したら僕に迷惑がかかって最悪死ぬとか思ってるのかな?
悪いけど、ここ数年なんの訓練もしてこなかった訳じゃないよ。これでもSランク魔導士より少し上位には強いからね
暮羽には相変わらず勝てないけど、格上の相手と戦う術だって身につけたつもりだし、高速戦闘もフェイトちゃんとレヴィちゃんに手伝ってもらってできるようになった
「その歳でそんなに縮こまっちゃ駄目だよ。もっと甘えなきゃ」
「でも、もし暴走しちゃったら……」
「よし、じゃあ僕がキャロちゃんの召喚した竜と戦うよ」
「え?」
「それで僕が勝てたらキャロちゃんは何も心配しなくていいでしょ?もし何かしらの事故で召喚しちゃってそれが暴走しちゃっても僕が止めれるんだから」
それに、キャロちゃんにはStSに向けてなるべく早く竜魂召喚をマスターしてもらってエリオと一緒に暮羽に手解きを受けてもらうつもりだし
流石にヴォルテールクラスの相手に一人では辛いけど……試作中のあれを使えば何とかなるなる
「お待たせしました。こちら、お子様ハンバーグとハンバーグセットです」
「あ、セットは僕です」
「では、ごゆっくりと」
そう言うと伝票だけ机の上に置いて店員は去っていった
「ほら、食べて」
「で、でも……」
キャロちゃんは遠慮してるみたいだけど……キャロちゃんもフリードもハンバーグに目が釘付けだよ?あ、ヨダレ垂れてる
「栄養ある食事食べないと背とか胸とか大きくならないよ?」
「じ、じゃあ……いただきます」
「きゅるる」
キャロちゃんがハンバーグを一口。飲み込んでからバクバクと一気に食べ進めて……
あ、もう無くなった
清々しいまでの食べっぷりだよこれ……
で、お約束通り視線が僕のハンバーグへ
「……食べる?」
「いいの?」
「うん。ほら、どうぞ」
まだ手をつけてないハンバーグとライスをキャロちゃんの前に移動させる
そして一人と一匹はそのハンバーグもあっという間に完食
何日前から食べてなかったんだろう……
あ、伝票覗いてぎょっとした表情浮かべてる。そんなに高くないんだけど……
「……ル・ルシエの里を出た時、どれだけお金もらったの?」
キャロちゃんはゆっくりと指で三を作った
「三万?」
「三百……」
「これからル・ルシエの里に殴り込みに行こうか」
「お兄ちゃん!?」
何考えてんだよル・ルシエの人!!たった三百でどうにかなるわけ無いだろうが!!それともなんだ!?金の価値知らないの!?馬鹿なの!?死ぬの!?たったそれだけだとキャロちゃんが死ぬよ!?
そりゃあ伝票見てぎょっとするさ!合わせてたった千なのにぎょっとするさ!
「これだけあれば一週間は食べていけるって……ルカお姉ちゃんからも貰ったんだけど……落としちゃって……」
「ルカさんからは幾ら貰ったの?」
「えっと……四万?」
まぁ、それだけあれば一週間は余裕かな
ル・ルシエの人はなんでたった三百しか渡さなかったんだ……
「みんな里からでないから昔の金銭感覚でお金を……」
「ルカさんは結構里から出てたから知ってたのか……」
ってか三百で暫く暮らしていけるっていつの時代だよ……もういいよ
「……さて、食べ終えたんだし行こっか」
「何処に?」
「無人世界。そこでいっちょやるからさ」
伝票を持ってレジへ行き、カードで支払ってから路地裏でキャロちゃんを小脇に抱えて無人世界へと転移する
ついたのは辺り一面草原の世界
ここで封時結界を張る
「……さて、こっちは準備いいよ」
「ほ、本当にやるの?」
「勿論」
キャロちゃんは恐る恐る聞いてくるが、悪いけど僕は本気だ
さっきは出さなかった全力、出させてもらうよ
「制御してみるけど……無理かもしれないよ?」
「制御できたらいいじゃん。無理だったら僕が倒すからさ」
キャロちゃんは暫くオロオロしてたが、覚悟を決めたのか召喚用魔法陣を展開した
「セットアップ!!フルドライブ!!」
『Set up full drive』
武器は何時もの大剣と銃。だけど、このフルドライブをすると常に炎熱変換を使うことができる。まぁ、実はこれがその試作中の技。マスタースパークは撃てなくなるけど、代わりに近接戦闘にめっぽう強くなる。
さぁて、お相手は?
「蒼穹を走る白き閃光。我が翼となり、天を駆けよ。来よ、我が竜フリードリヒ。竜魂召喚!!」
キャロちゃんの隣を飛んでいたフリードが魔法陣の上へと移動すると、フリードの体が巨大化する
相手はフリードか……ヴォルテールなら最初から自滅覚悟で突貫しなきゃ駄目だったけど、フリードならなんとか……いや、相手は竜だ。全力で行こう
ヴォルテールじゃなかったのは最悪の可能性を考えたからかな?まぁ、フリードの方がありがたいんだけども。フリードもまだ打たれなれてないから若干こっちが有利に戦えるだろうし
大剣に銃をセットし、両手で構える
「や、やっぱり制御が……」
「無理しなくていいんだよ。さ、早く逃げて」
「ご、ごめんなさい!!」
キャロちゃんが必死にやっていたフリードの制御を止めて逃げる
さぁて、
「ご相手願おうかな?フリード」
暴走したのか咆哮をあげ、火炎を吐き出す
「マズルスパーク!!」
銃から魔力弾を発射。それに向かって突きを放ち膜のように展開し、フリードへ向けて発射する
魔力弾は火炎を押し返しながらフリードに直撃、爆発する
『Sonic move』
その隙にソニックムーブでフリードの真ん前に移動する
危険だけども!!
「剛・魔神剣!!」
魔力を纏わせフリードの眉間に向けて銃剣を振るう
炎の斬撃が飛び、フリードの眉間に直撃。わずかに怯む
「我流紅蓮剣!!」
怯んだ隙に我流紅蓮剣のアッパーを決め込む
そこで銃剣を一度分離させる
「さぁカーニバルだ!フリード、君は耐えることはできるかな!?エクスペンダブルプライド!!」
銃から魔力弾を斉射。全ての弾丸が地面に当たり爆発し、火柱を起こしてフリードを巻き込む
そして、地面に銃剣と化したそれを突き刺し、もっと巨大な火柱をあげて攻撃する
さぁて、いっちょ前に切り札で攻撃してみた訳だけども……
「……まだ耐える?結構本気だったんだけどなぁ……」
まぁ、ご察しの通り、フリードは耐えました
やっぱ子供でも竜種。耐久力は馬鹿にならないね
「魔神双破斬!!」
今度は魔神双破斬を放つ。それが両翼に当たり、わずかに体勢が揺らぐ
「クリティカルブレード!!ゼヤァァァ!!」
一度アッパーの形で剣でフリードの顎を打ち上げ、そこから魔力を込めた一撃で眉間を強打し、地面に叩きつける
もう魔力も危ないしこれで決める!!
「カートリッジ全ロード!」
『All right』
ゼクスに装填してある全てのカートリッジを炸裂させる
「ハァァァ!!」
切り下げ、切り上げ、薙ぎ払い、刺突。剣で出来る全ての技を全力で叩き込み、最後に切り上げでフリードの体を浮かせる
「これが僕の!殺劇舞荒剣!!」
最後に切り下げの一撃で一気に地面に叩きつける
あ、これ魔力切れでフラフラしますわ
「フリードは……?」
叩きつけた事で発生した土煙が段々と晴れていく
そこには、ちょっとボロボロだが、ちっちゃくなってピンピンとしたフリードが
「おうっふ……」
気絶すらさせられないとは情けない
まぁ、本当に危なかったらキャロちゃん飛び出してきてるもんね。あの子の性格からして。全くダメージ与えられてなかったんですね分かります
あ、今度こそマズイ。なんとかなったからホッとしたからか疲労で意識g……
~青年気絶中~
「…………ふんぬぁ!?」
な、なんかゲイヴンに追いかけられる夢見た……何故に……
「あ、起きた」
「ん?……あぁ、おはよ、キャロちゃん」
あ~……思い出した。なんか魔力切れで気絶したんだった。大技連発すればそりゃあ気絶しますわな……
「あ、フリードは?」
結構全力で滅多切りにしたけど……
「軽い脳震盪みたい……」
と、苦笑いしながら自分の頭の上で寝てるフリードを指さすキャロちゃん
あ、あれで脳震盪……って、非殺傷設定にしたままだ。そりゃあいくら竜相手に魔力削っていっても脳震盪が限界だし巨大化も解除させるだけで精一杯だよ。殺傷ならエクスペンダブルプライドで片付いたと思うんだけど……
「……蓮樹お兄ちゃん、強いね」
「そう?」
「だって、フリード相手に非殺傷設定で戦って圧勝したんだよ?竜種をそこまで圧倒出来るなんて凄いんだよ?」
「そう言われると照れるね。あはは」
まだまだ上がいるからね……暮羽ならフリードを一撃で沈めるんだろうな……素手で
「わたし、弱いから何時も逃げてばかりで……フリードも召喚できないからずっと逃げてばっかり……」
あ~……確かにキャロちゃんは自衛手段が殆ど無いからね……魔法はブースト系魔法と召喚魔法に才能が偏ってるし、デバイスもないからプロテクションや魔力弾を放つのも困難だしね
なのはちゃんとかなんか普通にポンポン撃ってるけど、デバイスないとあれって滅茶苦茶大変なんだよ?本来高性能なコンピューターがするような演算を頭の中で行ってるんだから
僕だってゼクスないとかなり不安定になるし
「で、どうだろう?合格?」
「……」
ありゃ、駄目だったかな?
まぁ、そうなっちゃったら僕が遠くからストーカー紛いな行動をしてキャロちゃんを守っていくけども……
「その……迷惑かけちゃうかもしれないけど……」
「こんな子供一人のやる事なんて迷惑って言わないよ」
迷惑って言うのはいきなり突撃隣の晩御飯やってくる才賀やたまにホーミングアミュレットで狙い撃ちにしてくる暮羽の事をいうんだよ。あと事件
よっしゃ、これでルカさんとの約束も果たせた!帰ったら無事に保護したって連絡しないと
「あ、あと!」
「ん?なにかな?」
「わたしを……強くして!!」
「…………マジっすか」
追記。魔改造決定です。本当にあ(ry
蓮樹が何故いきなり炎熱変換を獲得したかの解説
蓮樹の炎熱変換は蓮樹本人が魔力を炎へと変換してるのではなく、ゼクスが内部で魔力を炎へと変換して外部へと放出しているのです。なので、蓮樹がゼクスの補助無しで炎の魔法を使おうとしても、使う事は決してできません。ちなみに、本人はデバイスの補助があってこそ自分の炎熱変換があると思っています。デバイスの補助があってデバイスが全てやってくれているだけです。フルドライブに関しては、ゼクスが全部やってくれてるだけです
なので生身チャッカマンとかはする事が不可能です。それと、何処かで聞いたことのあるような技達は蓮樹がStSに向けて死ぬ気で習得しました
そんな訳で次回からはエリオとキャロの魔改造を……え?駄目?残念だったな。もうプランは決まっているんだ