ポケットモンスター 夢追う者と去る者2   作:Blueクラーケン

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俺の名はマサラ人のサトシ、ポケモントレーナーだ。
ハナダシティで怪しい二人の様子を伺っていたら…
いつの間にか睡魔に襲われていた!

サトシが母の居場所を聞いていると判れば、母さんが又引っ越しかもしれない。事は慎重に行動をしなければ。

幾つになっても少年の心、真実はいつも…1つなのか?


母の居場所とライバルと老人と

「一体何をしているんだ?」

俺は興味本意から魔改造無音ドローンを展開して、見つからないようにギリギリの距離に配置した。

「これで音声を拾えるか?」

「……き…も…だ…こ…っす…ね」

「くそ、ダメだ。聞き取りずらい。…仕方ないクリアに聴こえる範囲にまで、接近するしかないか。」

こういう場合に備えて、メンテナンスをちゃんとするんだったと後悔した。

「サトシホッパーでも作るか今度。」

憧れてたんだよねぇー。打ち上げて500m 上空から10km 四方を偵察出来るメカ。うーむダブルタイフーン。

そんな独り言を呟きつつも、ドローンから送られる音声が段々とクリアになってきた。

「ああ…あの方も…喜び…ろう。…警察も…だなぁ、まさか…の所に人…を…してるなんてな」

クリアになっても、ノイズはやっぱりあるな。

しかし、なんと言うか。秘密の仕事をしているみたいで、ちょっと興奮する。そんなことを思いつつも、俺は途切れ途切れの音声から、二人組の男だと予想した。

「でも、夜中に何をしてるんだろ?今って誘拐事件で夜に出歩く人は少ないって聞いたが…」

もしかしたら、犯人なのではないか?と思ったが確証もない。

「寝る時間だし、これ以上の深追いは止めよ」

間違っていたら面倒な事になる、それは勘弁願いたい…さっさと寝よう。俺は眠気に負けたが、ドローンの電源をいれっぱなしにしていた。

そして送られてきた音声は

「あ、…兄貴…日もどうします?」

「…そうだな、…えず…強…からするか。」

「つまり…の倉庫で…?」

二人組は常習犯?なのか、手慣れた手付きで倉庫に何かを運んでいった。

 

翌日

~AM:8:00~

 

「ふぁ~、おはよ俺。」

ベッドで寝たから寝起きは最高。でも昨日は一体何だったんだ?…ま、それより朝食でも作るか。

「あ!それより先に起きしに行かなければ」

俺はピカチュうを起こしに隣の夫婦が使ってた部屋へ向かった。

「おーい、パイ先も起きて下さい。朝です!」

「ピーカァー、チュー」

ダメだ。羽毛布団の心地よさにやられている。

つか何故、俺よりも良いベッドを使ってるんすかねぇ。

文句も言いつつ、寝ているピカチュうの頭を撫でる。

「いっけね!朝飯の用意しなきゃ!」

早めに出発する為、レンジでチンするタイプの食品を用意。そしてピカチュうパイ先の電気で温める。電気代が高くて悩んでいる、そこの奥さん。必見ですよ!

「え~先ずは、レンジのコンセントを持ちます。その後に、ご家庭で飼っているピカチュウにお願いして10万ボルトを手に持っているコンセント目掛けて撃ち込んで貰ってください。すると…

「…天国でオーキド博士が天使達とリンボーダンスしてる」

天国へのカウントダウンが速くなります。

えっ(*´・д・)!もっと安全な方法で節約したいって?

「そう。それこそがマグマなんです!」

この方法の利点は、電気マッサージを同時進行で行えるという素晴らしい特典が付きます。

(*´・д・)!要らないって?……うるせぇ!ゴローニャぶつけんぞ。

「これを後、3回繰り返してやっと朝食が食べれます」

そして、何と言うことをしでかしたのでしょう。膨大な電気を喰らったマサラ人の身体はヴィランのエレクトロに生まれ変わってしまったのです(時間制限付き)。

「これで蜘蛛男に、俺の存在を認めさせてやる!」

何て言ってみることも可能になります。

さあ、皆さんもやってみてね!

 

~青年食事中~

 

~AM:8:30~

「よし、行きますか!」

証拠が残らぬ様に掃除をしておき、ドローンやカメラも回収。後はシオンタウンにいるシゲルに、母さんの居場所を聞きに向かわなければ。

「それにしても、登校中の学生諸君は親から送り迎えか」

犯行が続いて入る為仕方がないが、子供達が暗い顔をしているのは頂けないね。

「早く解決することを祈ることしか出来ないな」

アーメンと十字を切り、俺はハナダシティを後にした。

 

~AM:9:30~シオンタウン

 

「ウヒャー。何か寒気が」

この町から出ているオーラと言いましょうか。ホラ、心霊番組でよくあるでしょう?

「あ~この場所は危険ですね~」的なアレ。そうアレなんですよ。そんな雰囲気が漂っているんすよ。

「…幽霊に格闘技って効いたっけ?」

やばい思考回路がショートしている。10万ボルトが効きすぎてしまった、今度から5万ボルトに調整やな。

「こういう時は、幽霊探知機でお化けを探知するか」

縁日で、おっちゃんが「この探知機すごいっよぉぉぉ、流石はアクロマの兄さん!」って言ってたな。

今思うとあのオヤジ、薬でも吸っているのか?その後に、アイアンテールを喉元に突き刺せて、ありがたく貰った。

去り際に「お前、ホントに人間か?」と言われたけど、人を化け物みたいに言いやがったから、10万ボルトを喰らわせてやったよ。酔いが覚めて一石二鳥だろう?

「さぁ~て、スッチオン!!」

わ~お。危険のマークに一直線。しかもレーダー判定では、四方八方囲まれていますやん俺。

人生終了のお知らせのテロップが、多分頭上辺りにあると思うが、無視しよう。

「この探知機は安物。…清めの塩をばら撒くか」

変な奴から貰ったから、きっと故障してたんだ。そうに違いない。

しかし、俺にはこの清めの塩がある。これで安全が確保されたも当然。

ふ、勝ったな!

バックから清めの塩を取り出す。

「…真っ黒になっとるがな」

さよなら俺の人生。

しょうもない1人コントをしていると

「その、間抜け顔。サトシか?」

誰だ!鏡よ鏡、世界で一番カッコイイのはオーレ?って聞いたら、鏡に顔が映らなくなった。サトシ様に気易く言葉をかけるのは

「なんだ、シゲルか」

「なんだとは何だよ!カスミから連絡あったぞ、俺に用があったんだろ」

なるほどカスミの奴、気を利かせやがって。後でこの真っ黒な塩を送ってやる。

「んで、用って何なんだよ」

相変わらず俺に対しては口調がキツいね。慣れたけどね。

「あ、ああ。実はな」

カクカクシカジカウマウマ。

母が失踪して、手持ちのポケモンが全て売られた事を伝えた。

「はあ、サトシ哀れよなあ」

うっせ。

「それよりカスミから聞いたぞ、お前が母さんと話してたって本当か?」

出来ることなら、聞いた後直ぐに向かわなければ。

「ああ、会ったよ。3ヶ月前くらいに、引っ越するからその挨拶で来たとか」

つまり3ヶ月前はまでは、家とポケモン達は無事だったというわけか。

「それで、引っ越し先は聞いたか?」

俺にとってシゲルの存在価値である、母の居場所を教えてもらえば後は用無し。

「ああ。それなら、クチバシティに移住するって言ってたな」

ホゥ(゚Å゚)それはそれは貴重な情報ありがとう。

「クチバシティか。取り敢えず向かってみるか」

そして、オーキドの遺産は俺が貰う!

気味の悪い顔で笑っていたからか、シゲルが1歩身を引いてしまった。

「おーい!そこの君達、ちょっと来て手伝ってはくれないかい?」

ポケモンタワーから俺達を呼ぶ誰かがいる? ご高齢?

「シゲル、お前の知り合いか?」

「いや。此処には1年に1度しか来ないから、知り合いなんていないぞ」

俺の知り合いでも、シゲルの知り合いでもない。あの老人は誰?

 

「でも、お年寄りの頼みを断る事は出来ないな」「善人ですね!」

ま、頼み事があって呼んだのなら、団子で手を打ってやるよ。

「どうしたんじゃ?ちょっと手伝って欲しいんじゃが」

「今行きまーす」

シゲルが「仕方がない、行こうぜ」と俺の肩を叩く。

ちっ!仕方がない乗り掛かった船だ。

俺達は老人のいる、ポケモンタワーに向かうのであった。

 

~AM:10:00~

 

一方

 

~%$|$:$>~|~

「N様。ご報告が」

この組織を率いてから大分大きくなった。

少年の様な顔立ちをした青年は、ただ玉座に座り部下の話を聞く。

「先日、我々が探し求めていた。古代に在ったとされる憲章の入り口を発見しました」

「ふーんそれで」 

Nはそんなことが聞きたいのではない、中身が聞きたかった。

「そ、それが。入り口が崩落してまして、入り口を空けるのに時間が要しまして」

はぁー、ボクは溜め息を吐いた。報告するなら空けてからすれば良いのに。

組織が拡大したから、幹部に昇進したい奴が増えてきた。ただ、その器に相応しい者がいないのが問題だ。

「もう、いいよ下がって。報告は空けてからに「で、ですが!」」

引き下がれるか、と言わんばかりに強気に出てくる。

面倒だ。

「もう一度、言わなきゃいけない?下がれと言ったら下がれよ」 「…は、はい」

疲れるな。組織は便利だが、いちいち部下の報告に耳を傾けなきゃいけない。人の心なんて分かりたくもないのな。 

「さて、そろそろ次の一手でも打つか」 

手元にミュウとミュウツーの資料を見ながら、Nは出掛けて行くのだった。




nextマサラ人ずヒント
「フジ老人」
早く完結させなきゃってやっているんだが、一向に進まない。
ダメ人間ですね。

tobeecontinue

次回を待つのだBayBay!
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