更新も気まぐれです。
嫌いな人は見ないでください。
深海棲艦、それは突如海から現れ人類の制海権を奪っていった謎の生命体。
既存の兵器は通用せず奴らと戦えるのは艦娘と呼ばれる艦の魂を宿した少女たちのみ。
人類は艦娘と協力し深海棲艦と戦っている。
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被験体番号-008
それが俺の名だ。
俺は幼い頃から頭のイカれた科学者たちの実験体にされ自由を奪われた。
毎日毎日、培養液のカプセルに入れられ薬を投与され艦娘の血を入れられ肉体を改造され続けた、深海棲艦を倒せる兵士として。
同じように連れて来られた奴らもいたが度重なる実験に耐え切れずみんな死んでいった。
俺は何度も家に帰してくれと泣き叫んだ。だが科学者たちはお前は俺達の玩具だと帰してくれなかった。
逃げたくても投与された薬のせいで逃げ出せない、逃げたとしても殺される。
ある日科学者たちは深海棲艦との戦闘データを取るため俺を海に送り出した。
肉体を改造されたとき足に取り付けられた機械で水に浮きどれだけ速く移動でき攻撃を避けられるか、どれぐらい敵を倒せるか全ての深海棲艦を殺し戻って来るとまた改造された。そんなのが毎日だ。
自由のない人体実験という鎖に繋がれた憐れな操り人形…改造され自分の意思もなくひたすら深海棲艦を殺し続けた何十何百と…
そして実験や投薬をされ続けたせいなのか幼い頃の記憶を何一つ思い出せなくなっている。
自分の本当の名前さえも思い出せない、何もかも…忘れてしまった。
ある時科学者は実験として深海棲艦の黒い血液を投与してきた。
血液を投与されると瞳は紅ク肌は白くなリ額に黒い角が生エた異様ナ姿に成り果てタ。
科学者タチハ、
『素晴らしいよ!君は我々が作り上げた最高傑作だ!』
ト言ッテイタ。
ダガ、ソンナコトハドウデモイイ。
タダ敵ヲ殺シ、全テヲ壊タイ。全テヲ、タダソレダケ。
敵ヲ殺シ続ケテイルトイツノマニカ科学者ヤ海デ会ッタ艦娘ニ鬼ト呼バレルヨウニナッタ。
科学者ドモガ慌タダシイ、ナニカアッタヨウダ。書類ヲ燃ヤシ機械ヲ壊シテ逃ゲヨウトシテイル。
ドウヤラ科学者タチハ逃ゲル前ニ証拠ヲ消シテイルヨウダ、俺モ存在ヲ隠サレルヨウニアル基地ノ部隊ニ入レラレタ。
犯罪者タチデ編成サレタ囚人部隊、別名懲罰部隊。
名前ノ通リ元ガ犯罪者ノ集団ノ為員数外デ捨テ駒ニサレ死亡者ガ多イ部隊。
犯罪者ヲ拷問シテ楽シムシカ能ガナイサディストノ看守、他人ヲ見下シ自分ノ手柄ト出世シカ興味ガナイ傲慢デ自己中ナ基地司令、人殺シデ快楽ヲ得ル殺人鬼、基地ノ全テ腐敗シキッテ此処デモ自由ガナカッタ。
気性ガ荒イ連中ノ何人カガ新入リノ俺ヲ見テ突ッ掛カッテキタガ邪魔ダカラ全員殴ッテ黙ラセタ。
罪トシテ独房ニ入レラレタガ殴ッテ黙ラセタオ陰デ犯罪者ドモハ気味悪ガッテ俺ニ近ヅカナクナッタ。
毎日、人命ヲ無視シタ命令デ囚人ガ何人モ死ンデイク。特ニ大規模作戦ノ時デハ露払イヤ囮作戦デ部隊マルマル全滅スルノガツネ。
帰還シテモ上官ヤ看守カラ命令違反ダト言ワレ拷問サレ独房ニブチ込マレル、食事モ塩辛イ水ト黒黴ノ生エタパン。
最悪ダ、 …早ク自由ニナッテ敵ヲ殺シタイ…
……最近夢ニ知ラナイ奴ガ出テクル。
幼イ少年…顔ハ分カラナイガ涙ヲ流シナガラズットコチラを見テイル。
…一体誰ナンダ?ワカラナイ…
アル日、基地ガ襲撃ヲ受ケ壊滅シタ。
見張リガ任務ヲサボッテ賭ケ事ヲシテイル隙ニ大勢の深海棲艦ガ押シ寄セ基地ニイタ人間ハ皆殺サレタ。
俺モ殺サレソウニナッタガ返リ討チニシテ脱出シタ。
ナントカ追撃ヲ逃レ暫ク海ヲ彷徨ッタ俺ハ誰モイナイ小サナ無人島ニ流レ着イタ。
ヨウヤク俺ハ自由ニナレタ。
シバラクハ水平線ヤ星空ヲ眺メタリシテイタ。
ダガ一時ノ自由ハ長クハ続カナカッタ。
海域警戒ヲシテイタ艦娘ノ艦隊ニ見ツカッタノダ。
気配ヲ消シテイタハズナノニ、ナゼカバレタ。
スグサマ逃ゲダシタガ援軍ヲ呼バレ包囲サレテシマッタ。
俺ハ三日三晩必死ニ抵抗シタ、ダガ抵抗虚シク捕エラレタ。
マタ実験体ニサレルカ牢獄ニブチ込マレルト思ッタ。
ダガ違ッタ。
…ナゼカ元帥サセラレタ……
腰が痛い・・・