八幡達は異世界にて奮闘する。   作:もよぶ

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平塚先生大活躍の巻、この人は無敵です、今のところ一番のチートキャラです。


第十六話

ちょっと戻って正門前、ガンガン投石されては跳ね返される状態を見て平塚は思うとこがあった。

 

「なぁ葉山、これ本当に囮になっているのか?」

「障壁が張られているのがその証拠ですが」

確かに実際に攻めるわけではない、その為平塚先生達は実質何もすることがないので手持ちぶたさなのだろう。

 

「私が行って強力なのをお見舞いしてやろうか?投石だって有限だろう」

確かに弾数には限りがある、切れてしまったら比企谷達が大変な事になってしまうだろう。

 

「先生とはいえ許可しかねますね、敵の真ん前に立つんですよ?大丈夫ですか?」

 

「武神流は一対多数がその真髄なのだよ。刮目して見るが良い」

そう言うと平塚先生は咥え煙草のまま白衣を翻し堂々と正門前に歩いていった。

 

敵側としては何かの罠ではないかと疑うような光景だ。

丸腰の女性が一人で歩いてきているからだ。

 

様子を見るためなのか一本の矢が平塚先生を襲う、しかし

「北斗神拳奥義!二指真空把!」

矢はそのまま撃った者へと跳ね返された。

「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ!」

さっき武神流って言ってなかったっけ?いつの間にか北斗神拳になってるのはどういうわけだ?

平塚先生のデタラメな強さに頭を抱える葉山

 

「先生ってあんなにかっこよかった?」

「先生ベーワパネーワ」

「それな」

「だな」

 

もうどうにでもなれと葉山は指示を出す

「先生!好きにしていただいて構いません!でも囮と言うことを忘れないでください!」

その言葉にニヤリとする平塚先生

「囮として十分な活躍をするさ、でもアレを壊してしまっても構わんだろう?」

 

「先生、人の話を聞いてくれよ」

またもや頭を抱える葉山だった。

 

平塚先生は猛烈な速度でダッシュをする。

敵側の弓兵は矢を射かけるが全く当たらない上に走りながら矢を跳ね返してくるので弓を射かける者の戦意は喪失してしまう。

 

そのまま正門前に到着

「なるほど、魔法によって門本体がコーティングされてるようだな。確かにこれでは壊す事は不可能かもしれんが、甘いな」

 

そのまま平塚先生は門の前で息を整えると

「ウォォォ!衝撃のファーストブリットォォォォ!!!」

背中から暴発した魔力が吹き出てくる

 

グォォォォォン!!!!

 

魔法障壁で覆われた巨大な門全体が波を打つ

 

「撃滅のぉぉぉセカンドブリットォォォォ!!!」

 

ガァァァァァン!!!!

 

門全体が更に歪む

 

「抹殺のォォォォ!ラストブリットォォォォ!!!」

 

バッガァァァァァン!!!!

 

門扉は壊れなかったが巨大な門扉自体が城壁から内側に吹っ飛ばされる

 

「やはり私は不可能を可能にする女だな!」

そう言うとタバコをプッと吐き出す。

扉がなくなった門には敵が殺到し始めていた。

 

「ああくそっ本当に壊しちゃったよもう作戦がめちゃめちゃだ」

「隼人、こうなったら行くしかないし」

「そうだな、そうするしかない、比企谷無事でいてくれよ!全軍前進!目標領主の館!」

 

葉山達も前進を開始する。

「フム、葉山達も来るか、ならば露払いをせねばなるまいな!」

 

平塚先生はニヤっとすると

「か弱い女性にワラワラと押し寄せてくるとは言語道断!・・・しかし実戦で使うのははじめてだな、教官殿にいい土産話ができそうだ」

中腰になると両手を後ろに下げ力を込める

「か~め~は~め~」

手の間に光の玉が出来、それがどんどん大きくなる

 

「あれは!ヤバい!全軍停止!全軍停止!」

「どうされた?葉山殿?」

部隊長が葉山の元へ駆け寄る

「今からあの人が放つ技は周りも巻き込むから近づくとまずい!今すぐ停止させてください!」

以前比企谷が言っていたのだ。

周囲の人も吹き飛んだと。

 

「・・・攻城兵器はいらなかったような気がしますな」

部隊長はそう言うと伝令に行軍を止めるよう合図をする。

 

「ククク、いいぞ!気力がみなぎってくる!」

光の玉はかなり巨大化していた。

「波ぁぁぁぁぁ!」

平塚先生がかめはめ波を放つ、離れていたはずの葉山にも強い衝撃が感じられた。

極太の光線は敵軍の兵士や建物を薙ぎ倒し弾き飛ばしながら城塞内を一直線に進み館への一歩道が出来上がった。

 

「さぁ諸君!陽乃とめぐりの救出に向かうぞ!ついでに魔女をぶちのめしてこようか!」

平塚先生は意気揚々と敵陣の中へ突入する。

 

「我々も前進しますかな?」

呆れ顔の部隊長は葉山に聞く

「ああ、お願いします」

平塚先生のでたらめさにもう何も言う気力が無くなった葉山はともかく無心で戦いつつ敵陣の中を館に向かって進むことにした。

 

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