千葉亭につくと本牧と藤沢さんが出迎えてくれた。
「おかえり、どうだった?」
「どうもこうも」
俺達はあったことを説明すると
「・・・そっか、とうとう帰る方法見つけたんだな、んで本当に比企谷はどうするんだ?」
「おれは・・・」
ちらっと雪乃、結衣、いろは、沙希を見る、みなうこちらにうなずいてくれた。
「帰るつもりだ」
「そっか、んじゃ帰る前に式をあげないとな」
「え?」
「俺達の結婚式はまだだからな、これで最後だ、一緒に挙げよう、材木座も一緒に挙式だ」
「お、おいだって俺達は・・・」
「先輩!最後の思い出作りですよ!」
「そうだよハッチー!」
「あんたと思い出作らせてよ」
「八幡?逃げないでね?」
「お前ら・・・」
「比企谷はモテモテだな」
葉山がからかってくる
「お前ほどじゃねぇよ」
すかさず突っ込みだ。
結婚式を挙げる旨をワイバーン便で陽乃さんと平塚先生へ知らせると、参加できないのを悔しがっていた。
平塚先生は
『うむ!悔いのないようにやれ!私は落ちついたら挙げるつもりだ』
陽乃さんは
『三日で戻るから待ちなさい!』
いやそれ無理じゃないですかね・・・
挙式は辺境の街を上げて行われることになった。
なんか通りを馬車に乗ってパレードとか完全に見世物だろうこれ。
「こんなん猛烈に恥ずかしんだが、死にたくなる」
「何んで?君たちは英雄みたいなもんだからな、このぐらいは当然だろ?」
となにいってんのこいつ?みたいな顔をしているアダムさん
「八幡!腹をくくれ!」
とやる気まんまんの材木座
結局馬車三台に本牧と藤沢さん、材木座とマリアさん、あと俺達とそれぞれ載せられ市中を引きまわされる。
「超恥ずかしい」
「ダメよ、ほら手を振りなさい」
「あたしだって恥ずかしいんだ、あんたもやりな」
雪乃と沙希がめっちゃ怖い、結衣はまるで気にせず両手をブンブン振り回してる。
そのまま教会の前に到着し中に入ろうとしたのだが
「おい!ワイバーンがこっちに飛んでくるぞ!」
回りの人が騒ぎ始める、本来ワイバーン専用の発着場に着陸するはずだがこっちにむかって飛んできたのだ。
「なあ、なんか物凄く嫌な予感がするのだが」
「あら奇遇ね、私もそう思っていたわ・・・」
「あははは・・・」
ワイバーンはそのまま教会の前へ着陸すると
「ひゃっはろー!間に合った!」
「やっぱり・・・」
ワイバーンに乗っていたのは陽乃さんと平塚先生
「特別に乗せてもらったんだ!いいでしょー、それより式はこれからなのよね!良かった!雪乃ちゃんの晴れ姿見れるなんて!」
陽乃さん大はしゃぎである。
「悪いな比企谷、陽乃を止められなかった・・・」
困った顔の平塚先生
「まあ仕方ないっすよ」
俺は諦め半分で教会へと入る。
式は滞りなくという訳にもいかなかった。
何しろ同時に3組で俺は嫁が4人である。
色々無茶苦茶だが流されるまますべてを終わらせた。