真スーパーロボットZERO 衝撃!IS編!世界終焉の日! 作:まふたーど
あと今回は短め。
*4/12 車椅子ニートさん 誤字報告ありが塔御座います [泌読書→必読書]に修正しました。今後誤字脱字がありましたら、遠慮なく報告を下さい。
世界は終焉を迎える。人々は戦士を求める、光を求め、小さな戦争を始め。世界は混乱の渦に巻き込まれていく。
何れ世界が終わろうと、彼らは諦めない。例え、偽物の存在を身に纏おうとも。何かを抱えているからこそ立ち上がる。織斑一夏たちは諦めていない。
「へへっ!!俺らはてめえに負けはしねぇぜ!ミケーネの神々だかなんだか知んねえが!俺達はここで諦めるぐらいには劣ってないぜ!!」
「ええ、その通りよ一夏君。行くわよ!簪ちゃん!!」
「はい!姉さん!!これで決めるっ!電光ぉぉおおおっ!!」
「イナズマァアアア!!」
「ブレストォォオオっ!!」
「「キィィイイイイック!!」」
「ファイヤァァアアッ!!止めだぁぁあああ!!!」
「ば、馬鹿な?!我等ミケーネの神々が!!下等な存在にまた、滅ぼされるだとぉ?!」
世界の驚異の一つ。神々は敗れ、一時の平穏が世界に訪れる。だが、それを知るのは対峙した者達のみ。世界は終焉を知るよしもない。
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「起きんか!!馬鹿者!」
「イデェ?!」
どうやら自分は寝ていたみたいだ。寝てしまったお陰で千冬姉えに出席簿で叩かれてしまう。そろそろこの起こし方は・・・いや、考えるの止めよう。
俺は織斑一夏。ISを男性の中で唯一起動させた男として、このIS学園に入ることとなった。必読書を間違えて捨ててしまったのでこれから大変だ。生きてられるかな。
でも、さっきの夢って何だったのだろうか。どうも現実味のある夢だったなぁ。
「さて。今からクラス代表を一人決める!これは推薦式だ。誰でも良いから指名してみろ!」
「はい!織斑君が良いと思います!」
「私も!」
「私もよ!」
矢っ張りこうなった。いやー、早乙女博士に色々教えて貰っといて良かったな。世渡り上手に慣れとかは無理だけど、少しの我慢なら出るさ。きっと、多分。
しっかし。推薦してくれるのは有り難いが、それをして貰われると困る存在が出て来たりするから難しいところだ。
「異議ありですわ!!ただの男を推薦するなど、このセシリア・オルコットを差し置くなんて許せませんわ!!そもそも但の猿人を推薦し、高貴な存在を放るなどもっての外!こう言う場合は何時間も経験のある私がやった方が良いのです!!」
「ほう、猿人か・・・。その自信はどこから来る?少なくとも織斑はお前よりも高に位置するぞ?」
「織斑先生、落ち着いて下さい!あと、オルコットさんもそのへんで!」
山田先生ナイスです。見たところ我が姉は俺のことを猿人呼ばわりしたオルコットを許せないご様子。さすがと言うべきか、裏が見え見えと言うべきか。
お姉ちゃん格好いいだろう的な目をこちらに向けないでほしい。顔は真顔だから笑いそうになってしまう。因みにその目線を山田先生は察している。察したら止めてくれ。
そろそろ一人でヒートアップしているオルコットさんを止めてあげたい。が、如何するか・・・・あ、この手があるな。少々手荒いが手っ取り早い。
荒々しく机を叩きながらオルコットの方を向いて、睨む。そして溜め込んだものをはき出していく。大人気ないとは思っているが場を落ち着かせるためだ。
「おい、オルコットさん。どんだけ自分自身を強いと思って居るんだ、頭はハッピーな御様子だな!!」
「ハ、ハ?!・・・・あ、貴方!私を侮辱しますの?!」
「当たり前だぜ?俺としてはそこまで言われていられると、そこまで我慢していた自分を捨て去らなくちゃあならねぇんだ。勝負だオルコット!!」
「な?!あ、貴方は専用気持ちですの?私は専用気持ちのエリートの中のエリート!!貴方には負けませんわ!!」
「おうおうおう!言ってくれるじゃあねえか!!俺には技術ってもんと負けねぇ心がある!!もう一度言う!勝負だ!」
「ふふっ・・・・。そこまで言ったことを後悔なさい?所でハンデはいくら付ければ宜しくて?」
「ハンデ?正気かよ。ただ強い物を持って技術を己の糧としねぇ甘ちゃんに俺が負けるか。そもそも勝負ってのは持っている力と技術をぶつけ合うもんだ」
「フッ・・・・。決まりだな、代表者は決闘で決める。来週の月曜に織斑とオルコットの試合を開始する!両者万全な準備をするように!」
前に向き直り、普通に座る。何とか場は沈められたが、笑う者と恐がる者達の声で教室が賑わってしまった。まあ、仕方が無い。自分のやり方はこれしかないのだから。
授業も順調で、山田先生の教え方も相まって授業で説明された物は結構覚えることができた。例え方が下着だとか色々と問題があったがそこは触れないでおこう。
ああ、この日々は何時まで続くんだろうか?早乙女博士があの日って何時なのだろうか。正直、その日が直ぐ傍かと思うと恐怖に襲われる。
放課後になり、疎らに生徒達が帰る時間。そして割り振られた部屋に行って何やかんや。時間が許す限り、この日は続くんだろう。
「これが俺の専用機?」
「嗚呼。因みにその専用気を造ったのは早乙女博士だ。名を、マジンガーZだ」
決闘の日。入場するための場所で渡されたのは、自分への専用機という名の手向けだった。確か専用機は数少ない選ばれた人が持てるんだったか。
授業で習ったように、初期化のため機体に触れる。すると数々のデータと共に記憶がなだれ込んでくる。
記憶がなだれ込んでいくのが収まった頃には機体を身に纏っていた。あの記憶は一体何だったんだ?ミケーネの神々って何だろ。
なだれ込んだ記憶は'Dr.ヘル'との死闘の数々。神々との戦い。原初の魔神の終焉。戦いの果てにある破滅。
そして、最も気になったのは兜甲児と言う男の生涯。その生涯が閉じた瞬間に見えた、終焉の魔神に乗る自分。
────頼みます、兜甲児の意志を継ぐ物よ。
「ッ?!ミネルバX?」
「如何した?」
「いえ・・・・・何も問題はありません。出撃させて下さい、織斑先生」
「そうか。勝てよ、一夏」
カタパルトに機体をセットして、カタパルトから射出し入場する。その先に待つのはセシリア・オルコットが待ち構えていた。
さあ、行くぞ。マジンガーZ!!この力を見せてやるぜ!
「あら?遅かったので、怖じ気づいたのかと心配になっていた所でしてよ?専用機を待っていたのかしら?それとも振り回されていたとか」
「へー。そこまで余裕ぶるのか?」
「ええ。私の方が経験が圧倒的に上でしてよ?そのポンコツ姿のISには負けませんわ。まあ、フルフェイスタイプなのは少々驚きましたが」
「ポンコツだと?試してみるか!」
「ええ、試せる物なら試しなさい。さあ、踊り咲きなさい。私のワルツで!」
構えられたオルコットのライフルはこちらに向けられていた。さすがのマジンガーZでも当たれば痛い物だ。廻りを走るようにして避けていく。
このマジンガーは何時もの装備と大差は無い。強いて言うならスクランダーが欲しかったと思う。
さあ、開幕だ。ここで負けて貰うぜ、セシリア・オルコット。マジンガーは負けちゃあならねえんだよ。
said三人称
アリーナで繰り広げられる男と女の戦い。金髪で碧目の女性、セシリア・オルコット。彼女を支配しているのは高揚感ではない。恐怖だ。
男、織斑一夏が乗る専用機を見て。ポンコツ!と言った辺りから殺気と恐怖が彼女を襲っていたのだ。しかも、織斑一夏の専用機に点る目に模様が浮かび上がっている。
本来は無いであろう模様。そう、本来の専用機・マジンガーZには目玉のような模様は浮かび上がらず、目は淡く光っているだけである。
そのことを知らなくてもセシリア・オルコットは気づいた。いや、気付かされた。その目は、此方を殺そうとしていると。本能がその存在を拒否した。
但ならぬその存在を動かすのは素人だろうと踏み切っても、恐怖と本能で恐れている。戦闘にも支障が出るほどであり、射撃精度が落ちている。
その中に現れる織斑一夏とマジンガーZの攻撃。避けることを恐れ、死ぬことを恐れ、織斑一夏に救いを扱いてしまいそうになってしまうほど。精神は傷付いていた。
「わ、私が恐れているというの・・・・?私はッ!!私はぁぁああ!!!」
「何だ?出鱈目に撃ちやがって。数撃ちゃ当たる戦法か?」
────おやおや、私の意志を継ぐ存在であるというのにここまで病むか?まあ、少し眠っていてくれないか?面倒だ。
セシリア・オルコットの耳に囁かれた魔女の声。その声が聞こえた後、セシリア・オルコットの機体が液体のようになり、別の機体へと変わっていく。
まるで騎士のような存在となり、青がメインだった先程の機体と比べ、ピンク色を基調とした色になっていた。
織斑一夏はその変異を見て、驚きの声を上げるが。その考えを捨て、新たに現れた存在にオープンチャットで話しかける。
「てめぇ・・・・・何なんだ?」
「ふむ、このランスロット・フロンティアも再現されるのか・・・。おや、何か言ったか?童貞棒や」
「ど、童貞棒や?!て、て言うか!!オルコットを何処にやった!!!」
「どこに?それは間違いだな。眠って貰い、機体をこの機体に変貌させた。とだけ言おう、原初の魔神」
「原初の魔神だと?お前はこのマジンガーを詳しく知っているのか?!」
「知っているも何も、それは様々な世界に干渉をしたからな。嫌でも解るさ、お前も解るだろう?その魔神の恐ろしさと原初の力を」
「・・・・・・・。あんた、終焉の魔神に滅ぼされたのか?」
「いや、他の世界出身の者達と共に其奴を退けた。とだけ言っておこう、織斑一夏・・・・いや、兜甲児の意志を継ぐ存在」
「頭がこんがらがるぜ。触ったら膨大な記憶がなだれ込んだり、あんたが現れたり。無茶苦茶だな」
「その例えは間違えではないが、私から言わせればお前が乗る魔神の方が無茶苦茶だ。その様な存在がなぜ、お前に従っているのかが解らん」
「解んねえならそれで良いぜ。一応聞くが、お前はセシリア・オルコットか?」
「そうだとも。そして、別人でもある。二重人格のような物だ」
そして再び戦いは始まる。その戦い方はどう見ても兵器の扱い、ワルツとかそんなのあったかと言うぐらいには戦い方が変わっている。
織斑一夏の戦い方は逃げ回りながらちまちま削る戦い方から変わり、真正面からの戦い方へ。セシリア・オルコットに至っては、トリッキーな戦い方だ。
但し、マジンガーZは飛んでいない物の、口から竜巻を起こしたり。拳を飛ばすなどして応戦している。まるでアニメを見ている気分に、観客はなっている。
「くッ!さすがに目覚めたばかりでは思うように動けないか・・・・・!!」
「これで終わりにしてやる!出力最大・・・ッ!光子力を喰らいやがれ!!光子力ビィィィイイイっムッ!!!」
*説明しよう!光子力ビィィィイイイっムッ!!!とは。鉄の城と呼ばれるマジンガーZの武装の一つであり、必殺技!
本来は光子力を調整して撃ち出す物だが、必殺技のときは出力最大にし放つ自慢技の一つだ!但し威力は貫通力寄りだ。
因みに、東映版だとブレストファイヤーが主力とされるが、このマジンガーは解る人には解る、ヤベー奴。威力は桁違いだ!
しかし、本来のヤベー奴よりかは劣るが。それでも十分な威力だ!
「ぐっああぁぁあ?!」
こうして、決闘は突如変貌したセシリア・オルコットを織斑一夏とマジンガーZが妥当するという展開で終わった。
その後に開かれた展開とか殆ど同じだから割愛する。矢っ張りチョロインはセシリアだったよ・・・。
said織斑一夏
歓迎会の後、俺はセシリアに呼ばれて彼女の自室にいる。それは何故か、そう。それはあのアリーナで起きたことについてだ。
二重人格になったり、機体が変貌したりと。その事などで精神が滅入っているようで、相談したいと言われた。恐らくその発端は俺なんだが、他の人じゃなくて良いのか?
「お待たせしました。紅茶で宜しくて?」
「ああ、構わねえ」
「・・・・本題なのですが。もう一人の私と話してくれないでしょうか?」
「それは構わねぇけど、そんなほいほい代われるのか?」
「ああ、交われるさ。童貞棒や」
「ッ?!髪色が変わった?!」
話し方が代わると共にセシリアの髪色も緑色に変わり。どことなく雰囲気が変わる。
雰囲気が変わるだけなら良かったのだが、その変わった後の雰囲気が問題なのだ。色気と共に、魔女と向かい合っているような感覚になる。
「その様子では私がどんな存在かあまり理解していないようだな。まあ、説明のために変わったのだから良いだろう。説明してやる」
「あ、ああ。頼む」
「私の名はC.C.。この体と共存している存在だ。そして、お前の中に存在する者と同質の存在だ」
まあ、こんな感じの世界です。マジンガーからなだれ込む記憶と言葉。そして二重人格の我らがチョロイン。
終焉の魔神とか原初魔神と言うやばそうな単語が飛び交う戦いでしたが、本当にこのIS学園だと本当に其奴が目覚めそうで危ない。正直一番滅びやすいのってIS学園じゃあないかな?
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これからも頑張らせていただきます!まあ、投稿できるかは置いとかないと身が持たないんですけどね・・・。気ままに投稿です。