異世界行くけどZEROから始めよう 作:リアと言う名の名状しがたきモノ
恋愛要素が少なくなるかもしれません
亀更新になるかもしれませんが、どうぞ!
自分は人として、普通に楽しみ、普通に苦しみ、過ごしたと思う。
普通じゃないとすれば、こんな歳で死ぬことだろうか…………。
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(目の前が真っ暗だ)
どうやら自分は、突っ込んできた車か何かに轢かれたらしい、轢かれたら痛そうだなぁと思ってたが、実際はそうでもないらしい、痛覚が麻痺してるのかもしれない。
(死ぬ死ぬ言ってたけど、まさか本当に死ぬことになるとは)
死ぬとき人は、脳が加速して時間が長く感じるらしいが、今がまさにそうなのだろう、特に特別なことも、心残りもない人生だった。
心残りを強いて挙げるならば、縁のなかった青春というものを経験したかったことだろうか。
段々と意識も遠くなり、周りの声も聞こえなくなる。
ーあぁ…………死にたくないなぁ……
そんな思いを最後に、彼の意識は途絶えた。
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彼が目を覚ますと、何もない、真っ白な世界にいた
(どうゆうことだ?俺は死んだんじゃ……ここが死後の世界ってやつか?)
「察しがいいですね…、そうです、ここが死後の世界です。」
誰だろうかと、声のする方を見れば、そこにはナニカが居た。
輪郭が分かるわけでもないのに、何故かそこに居ると思えてしまうナニカが居た。
「私は、数多く存在する、名も無き神の一人です、死んだ魂を様々な世界で循環させ、時折若くして死んだ、死にたくなかった魂を記憶付きで異世界に送る役割をしています。」
男とも女ともとれる声で、目の前の神は言う
(そうなんですか、と言うことは、自分は俗に言う異世界転生をすると言うことですか?)
「はい、その通りです…… そう言うわけで、貴方に私どもから特典w(結構です)……はい?」
(いえ、ですから結構です… 異世界に転生すると言っても、特典が無ければ生きていけないと言うわけではないのでしょう?なら結構です)
「それはそうですが、何故ですか?」
(自分は、いわゆるゲーマーなんですが、チートなど、世界バランスを崩したりする様なものが嫌いで、それに……つまらないじゃないですか、どうせ転生するなら、自分の実力でロマンを求めたいんですよ!モンスターに苦戦したり、あれこれ工夫して倒したり、そう言うのって楽しいじゃないですか!だから自分は特典がいらないんです!)
段々と、興奮が抑えきれなくなってくのを感じながら、自分は熱演する。
だってそうじゃないか、冒険するも一興負けるも一興、生きてさえいればそれでいい、他がどうなのかは知らないが、少なくとも自分というゲーマーはそうだ。
「そうですか、分かりました……ならばせめて、願いを一つ言ってください、叶えますので」
(なら、性別を女性にして下さい……生前は男だったので、女性としての人生と言うのも、歩んでみたいんです)
「分かりました、貴方が今から行く世界は、魔物蔓延る世界、人・亜人・獣人・魔人が存在する世界、どの種族かは分かりませんが、貴方の人生に幸あらんことを…」
そして、自分の意識は光に飲まれた。
記念すべき第一話は終わりました、特典を断った主人公はどうなるのか、次回作にご期待ください!
それではまた!