異世界行くけどZEROから始めよう   作:リアと言う名の名状しがたきモノ

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こんにちは、リアです。

亀更新と言いながら連続投稿ですが、自分は基本的に筆が乗った時か、書きたいと思った時に書くので、更新が遅くなったりすることも多くなりそうと言うことで亀更新と言いました。

何はともあれ二話目です、どうぞ!


転生したら獣人になりまして

 

真っ暗というわけでもないが、なにが見えるわけでもない、そして、自分を包み込む暖かさと浮遊感を感じる。

 

(何だろう……、凄く安心する… もしかして、もう既に転生が終わったのだろうか)

 

必死になって目を開けようと奮闘すると、ようやく光が差し込む。

 

少しぼやけて見えるが見えないこともない、見れば、獣の様な耳の生えた男女二人がこちらを見下ろしていた、どうやら自分は女性の方に抱きかかえられている様だ。

 

(神様の話からすると、自分は獣人なのだろうか… 多分この二人は両親なのだろう)

 

考え事をしていると、両親であろう声が聞こえた。

 

「ほら貴方、この子目を覚ましましたよ」

 

「本当だ… そうだ、名前は何がいいかな?」

 

「そうね、玲ってのはどうかしら?」

 

「いい名前だね、ほら、玲……僕たちが君のパパとママだよ」

 

父親の方に抱きかかえられる、すると、先程とはまた違う安心感を感じた。

 

ともあれ、自分は、玲と言う名前で、新しい人生が始まったのだ。

 

_______________________________________________________________

 

「玲、こっち来なさい!」

 

「はーい!」

 

あれから、三、四年は経った。

 

自分は、【鈴鹿 玲】として過ごしてる、どうやら、精神とか感情とかは、ある程度身体に引っ張られるらしく、今では子供っぽいことを言ったりする様になっていた。

 

自分は、獣人の中でも狐人族と狼牙族のハーフらしい。

 

ハーフが珍しいわけでもなく、獣人の三人に一人はハーフだそうだ、ハーフは両方の優れた所を引き継ぐらしいが、それも個人差があり、ハーフが必ず性能で勝ってるわけでもないらしい。

 

自分が引き継いでるのは、狐人族の狐火と妖術、そして狼牙族の敏捷だ。

 

狐人族の妖術は、力の元となる物が、魔力か妖力かの違いで、魔法と大差ないらしい、自分が使えるのは火と氷だ。

狐火に関しては、尾の数で操れる狐火の数も決まるらしい、今の年齢では3〜5、10歳になれば5〜7、成人である16歳では7〜9らしい、自分は三本ある、成人になれば、尾は増えなくなるそうだ。

 

次に狼牙族の敏捷だが、狼牙族の子は、腕力か脚力のどちらかが高くなるらしい、自分は脚力なので敏捷が高くなった、とは言っても、狼牙族の中では、普通より若干高いぐらいだが。

 

と、こんなことを考えてる間に母親の部屋に着いた様だ、母親とは妖術と尻尾を仕舞う訓練をする、尻尾は日常生活に支障をきたす為、自由に仕舞うことができる様にしなければならないらしい、それはそうだろう、三本ですら邪魔なのに、七本や九本なんて、どうなるのか想像もつかない、尻尾を出してないと、狐火は操れないらしいので戦闘時は出した方が良いそうだ。

 

「おかーさん、来たよ!」

 

「入って来なさい」

 

「はーい」

 

母親の部屋に入ると、部屋の中央に座っていたので、自分もそれに習って座る。

 

「それじゃあ玲、今日は妖術の訓練だけど、妖術を訓練する前に問題ね」

 

「うん!」

 

「それじゃあ行くわね、妖術をこの歳から訓練する理由は?」

 

「えっと、確か……、今の内に妖力を操れる様にする為!」

 

「はい、正解したから訓練を始めます」

 

母親と訓練する時は、必ず何かしら問題を出して、正解ならば訓練、不正解なら、夕方まで勉強となっている。

どうやら今回は正解だった様だ、妖術は今のところ、成功しても火は軽い焚き火ならできる程度、氷は小さなかき氷2個はできるかな?程度、でもそれは当たり前らしい、きちんと訓練できるのは10歳くらいからやるらしい

 

訓練が終われば、夕飯になり風呂入って就寝だ。

 

「早く、冒険したいなぁ」

 

そんなことをつぶやきながら、玲は眠りについた。




今回は、転生してから二、三年後、
次の話では、一気に16歳そして、RPGで言う最初の街に行きます、ようやく冒険の話が書ける!

次回は新キャラ登場予定!
それではまた!
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