今回もほのぼの回です。愉悦部の皆さんすいません。
前回のアンケですが、好きな時が圧倒的で凄いなと思った(小並感)
でもネタバレしてくれ勢も僅かにいるので、せめてジャックがおとおさん呼びしてきた理由だけでも明かそうかと思います。真相とはあまり関係ないし。
性格は高圧的ではないけど体はむちむちな子供はメスガキに分類されるのだろうか。
そんなくだらないことをジャックに肩車をしながら考える。
太ももの柔らかさ、匂いの良さ、どれを取っても大きなお友達が好みそうな代物である。
そんな少女を肩車なんてしたら興奮するのも仕方ないと思う。だから俺はロリコンじゃない。
「…………」
でも立香のこの目は俺をロリコンとして見てる目だよなぁ……。
ジャックを肩車してから約五分ぐらい経っている。
その間ずっと立香はこの野郎と言いたげにジト目で俺を見続けていた。
最初はジャックちゃんを取られて嫉妬していると思ったが、それなら代わってとか言うんじゃ?
そう考えた俺はもう一度立香の顔を見つめ、すぐに視線が下に向かっていることに気が付いた。
立香が視線を向けているであろう方向は……俺のズボン。
これ以上の説明は不要だろう。これは死んだ魚のような目で見られるのも無理ないわな。
とりあえずこの状態から脱するために、今一度ジャックちゃんに声をかける。
「ジャックちゃん……そろそろ別の遊びを──」
「もう少しだけ、だめ?」
せめて立香と交代させてくれ。これ以上立香から冷たい目で見られたくないんだぜ。
まあそんなことを馬鹿正直に言えるはずもなく、仕方なく肩車続行である。
正直ジャックの機嫌を損ねて太ももで首をゴキッてされないか心配なんだけども。
だけど頬に擦れるもも肉はパン生地のような柔らかさで俺の顔の横を暖めてくれて幸せである。
まあパン生地なんて触ったことないんだけども。
そんな感じで、さっきからジャックの足が動く度に幸福と恐怖を同時に味わっている。
でもエロいボディをした幼女の太ももで死ねるなら本望では?
「むー」
そんな俺の考えを見透かしたのか、遂に立香が不満しかないぞという感じの雰囲気を全身で表しながらこちらへ近付いて来た。
これがラブコメならビンタコース。いや、両頬は足が邪魔で叩けないから
だが立香は殴るのではなく、俺の手を取って自分の体の前に移動させる。
あれか、顔面行くとジャックが落ちる可能性があるから代わりに俺の指をバキボキと──
「ほい」
もにゅんっと、掌にジャックの太ももとはまた違った柔らかい感触を感じる。
……目がイカれたわけではないのなら、俺の手は立香の手によってパイタッチさせられていた。
ということは今感じている柔らかな感触は立香のおっぱいというわけで。
立香ってこう見えて意外と胸があるんだねぇと感じたわけで。
突然の嬉しすぎる状況に俺の脳味噌は爆発しそうなわけで!
「り、りりりりり立香!?」
思わず体を硬直させて立香を見つめてしまう。その顔はしてやったりって感じの表情だった。
「うん。これでロリにしか反応しないわけじゃないことが証明された!」
幼女にしか興奮しないんじゃないか疑惑を持たれていたんか。泣くぞこの野郎。
でもこの状況ならそう思われても不思議でもなんでもないか……。
俺は頭で太ももを、片手でおっぱいを堪能しながら少し落ち込む。そしてすぐ元気になった。
ところで、いつまで俺に胸を揉ませる気だよ。いや嬉しいからそのままでいいけども。
というかロリ以外に反応するか確かめたかったんなら他の方法もあったのでは?
「さて、検証も終わったことだし、そろそろ私とも遊んでくれないかな?」
「うん! いっしょに遊ぼう、おかあさん」
立香がジャックを遊びに誘うと、驚くほど簡単にジャックは俺の肩から飛び降りた。
華麗な身のこなしは流石アサシン。でも俺が降りてって言っても降りなかったのになぁ。
俺と立香では発言力に差がありすぎるらしい。まあ彼女はマスターだし当たり前か。
……もう少し太ももを堪能していたかったと思ってしまうのは男なら仕方ないよね。
若干の名残惜しさを感じながら俺はズボンをちょちょいと調整する。
よし、これで外からはもっこりしてるようには見えないはず。既に手遅れなのは知らない。
「よし、それじゃあ今度こそゲームでもしようか!」
「賛成! 裕司とゲームなんて久しぶりだね」
早速テレビとゲーム機の電源を入れて準備に取り掛かる。やっとお前の出番やぞ。
どのジャンルのゲームにするか迷うが……ここはわかりやすいゲームにするか。
俺は操作が簡単そうなマリオカートをゲーム機に入れ、ゲームスタート。
この世界にマリオが存在するとは思ってなかったから最初見た時はかなり驚いた。
マリモカートとかマツオカートとか、そこら辺の本家とは違う名前になってると思ってたのに。
ちなみにFate系ゲームはありませんでした。ついでに月姫も。検索してもヒットしなかった。
いや、あったらかなりやばいんだけどね。
「まずはジャックに一回、一人用モードをプレイさせてから対戦するか」
「じゃあ私と裕司はアドバイザーだね」
俺はコントローラーをジャックに渡し、立香が操作方法を教える。
ちなみに俺は説明が上手くないので基本的にアドバイスはしない。
だって立香の教え方が俺の何百倍も上手いんだもの……。
ジャックがルールを完全に理解したところで対戦プレイ開始。
対戦は対戦でも、風船を割り合うモードではなく普通のレースモードでだが。
初心者のはずのジャックはスタートダッシュを完璧に決めた。
子供だからかどうかはわからないが、飲み込み早いなオイ。
「流石に初心者には負けられん! 悪いが手加減はなしだ!」
「私は最初からフルスロットルだよ!」
「負けないよ、おかあさん! おとうさん!」
順調にコースを進んでいくがアイテムの運に恵まれず、二位になってしまった。
一位はジャック。立香は三位。他CPUは省略。
しかしこれはアイテムありのレース。序盤に独走状態でも一気に負けることもありえる。
更に俺には秘策があるから序盤に抜かれても問題はない。ふっふっふ。
「食らいやがれ我が奥義! ジャンプ台サンダー!」
「あー!」
飛んでる最中にサンダーによって減速させられたジャックのカートは奈落へ落ちていく。
どうだ! この雷の一撃はッ! 勝ったッ! 第一回戦完!
意気揚々とジャンプ台から飛びながら勝利の喜びを感じていた。
「一体いつから、サンダーは自分しか持っていないと錯覚していた?」
「なん……だと……」
が、駄目! 仇を取ってやると言わんばかりに立香がサンダーを発動する!
空中にいた俺はなすすべもなく奈落へ落ちていった。切ない。
これが原因でジャックにも再度抜かれてしまい。結果は俺三位。ジャック二位。立香一位。
ちくしょう……!!! ちくしょおおおーーーっ!!!!
あれからずっとマリオカートをやり続け、すっかり夜の時間になりました。
子供は寝る時間だべー。というわけで皆解散! 歯磨きして寝よう!
となるはずだったのだが、ジャックの皆と寝たいという発言によって解散はなし。
おかげで立香とジャックの二人と一緒の布団で寝ることになりました。ジャックGJ!
女の子の良い匂いを堪能していると、不意に立香がジャックに話しかけた。
「さて、ジャック。寝る前に一ついいかな?」
「おかあさんどうしたの?」
「さっきお母さんを探してたって言ってたよね。それって裕司のお父さん呼びと関係ある?」
ジャックと向き合った立香は真面目そうな感じの表情で質問をした。
そういえば自然に受け入れてたけど、冷静になって考えたら異常事態じゃないか。
初遭遇時になんかおかあさんって呼ばれたのは明らかに変だ。呼ばれる理由がない。
そもそも初対面である俺をおとうさん呼びすること自体おかしい。絶対何かあるぞこれ。
「おかあさんのともだちはおとうさんだって教えてもらったんだよ」
やっぱりな。おとうさんという存在を知っていたのは教えられたからか。
しかし誰がそんなことを教えたんだ? 俺を父親にして利益のある奴と言えば……。
俺が一番怪しいと思う人物を思い浮かべるのと、犯人の名が告げられるのはほぼ同時だった。
「教えてもらったって誰に?」
「マーリン」
あ の ク ソ 野 郎 !
さぁーて、来週の裕司くんは?
「お花さんだよ。立香くんには今回のことも全てマーリンの仕業だと思われているけれど、本当の真犯人は静謐のハサンなんだ。初めて友達ができたことに浮かれてジャックに色々話してしまったみたいでね。それが原因で裕司はジャックにロックオンされたんだよ。これはいけないと思った心優しいマーリンは、彼をお父さんにすることでお腹を裂かれる未来を回避させてあげたということさ。だから皆もこれからはマーリンのことを素敵なマーリンさんと呼ぶように。まあジャックの裕司くんへの疑問を確信に変えたのは静謐のハサンではなく私の仕業なんだけどね。だってその方が面白そうだろう? さて次回は!」
藤原裕司ちょろいん説
初対面は朝チュンで
貴方の平凡を征☆服☆王
「──の、いずれかでお送りするよ」
来週もまた読んでくださいねー?
ジャック! ザ! リッパー! うふふふふ。
お詫びとしてボツネタでも公開しようと思っているのですが、どうでしょう?
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是非読みたい
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どっちでもいい
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読みたくない
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番外編の方が読みたい