今回は色々な事情やらでちょっと書いてみたけどボツにしたシーンを公開します。
お話として乗せる際に手直しはしてますが、クオリティは察してください。
それでも読んでみるか、読んでみないかは……自由だー!(HRS)
でも、人によってはネタバレって感じちゃうかもやで。
なのでネタバレを気にするなら最低でも11話まで読み終えてからがオススメ。
その1:ラッキースケベ?
「うぉ、ああ!?」
なんということだ! 何もないところで転びそうになってしまった!
いや、ただ転びそうになっているだけなら別に問題はないのだ。
転びそうになっている先に驚いた表情をしている清姫がいるのが問題なだけでな!
このままだときよひーの胸元に顔が当たってしまう。
まるで計算されたかのような位置関係に絶望しながら体勢を立て直そうとする。
頑張れ俺! このままだとキャーエッチー! という発言と共に張り倒されてしまう!
特にきよひーは意外にも初心なのだ。最悪焼かれてしまうのでは?
命が超危ないじゃないか! 踏ん張って立て直し立ち上がれ!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
「ぬぅん!」
無理矢理足を前に出した。これで転ぶ勢いをストップさせる作戦だ。
そして俺の努力は……見事転びそうになった勢いを停止させた。
かなり清姫の胸に顔が近い状態だけど、触れてはいない。
俺は勝ったのだ。ラブコメにありがちな展開から見事逃れられたのだ!
「いやぁ危なか──」
俺は清姫の方へ顔を上に向けながら危険回避の宣言をしようとしたその時。
チュッ
俺の目の前に清姫の顔があり、唇に柔らかい感触がした。
ガチン!
そして俺の歯と固い何かがぶつかり合い、俺と清姫は悶絶した。
滅茶苦茶痛い。何が起こった? 顔を上げただけで接触するほど近くなかったはずだ。
床に這いつくばって悶絶しながらぶつかった原因を考えるが、悶絶状態で思いつくはずもない。
結局何故清姫とハプニングなキスをすることになったのかは迷宮入りである。
「ご、ごめん! きよひー、裕司、大丈夫!?」
どこからか、そんな声が聞こえた気がした。
ボツ理由:ハーレムが望まれてるのならこうなってたっちゅーわけよ。でも立香とが多い感じなので、一旦ハーレムの件は保留の意味を込めてボツに。それに
その2:対戦ゲームで協力プレイ!
俺の部屋には今、なんやかんやあって静謐ちゃんがいる。
別に静謐ちゃん以外にも立香ともう一人いるんですけどね。
今は四人で2対2の対戦ゲームをしているところである。
順番が巡り巡って俺と静謐ちゃんのタッグになったわけだが、静謐ちゃんと俺の距離がかなり近いんだよなぁ……。
レースゲームとかでよくある体を傾けるとかすれば当たりそうなぐらい近い。
とりあえず接触しないように気をつけてプレイしなくては、俺の命が危ない。
そんな決意を胸に抱き、ゲームをスタートさせた。
「くそ、やっぱり立香達は戦いの中で上達する分厄介だな」
どれだけ考えて攻撃してもそれにすぐさま適応してくるからどんどん活躍できなくなる。
このままでは役立たずの役印を押されてしまうぞ……!
「裕司さん、支援をお願いします」
「任せておけぃ!」
俺は敵から逃げて離れ、遠くから遠距離攻撃で静謐ちゃんの援護をする。
ヘタレ? 違うな……適材適所だ! それに遠距離攻撃好きだし(得意とは言ってない)
遠くからの攻撃が予想以上にうざかったのか、静謐ちゃんの攻撃を掻い潜って俺のキャラを倒そうとダッシュで近付いてくる。
しかしその隙を見逃す静謐ちゃんではない! その動体視力を活かす時だぜ!
「今だ静謐ちゃん! 強攻撃でぶっ飛ばせ!」
「はい!」
敵は慌てて静謐ちゃんに対応しようとするが、もう遅い! 静謐ちゃんの一撃が炸裂する!
そのまま避けることも防御することもできずに敵は場外へ吹っ飛ばされた。
……この戦い、我々の勝利だ!
「やった! 勝ったぞー!」
「やりましたね、裕司さん」
「いえーい!」
目立つ形で役に立てたことに思わず小躍りする。
そしてこの喜びを分かち合いたくて、我が相方とハイタッチをかました。
「あ……」
「こふっ」
そして我が相方である静謐ちゃんの毒の効果でぶっ倒れたのは……語るまでもない。
ボツ理由:握手の時はともかく、二回目も触るとかオリ主を殺したいの? そうじゃなくても迂闊過ぎて首出し案件でしょ。そもそも静謐のハサンを何度も近付けるとかカルデア勢もオリ主を殺したいのか? ……等のアンチ・ヘイトが付きかねないため。この小説はコメディでもあるんだけど、シリアスも混じってるからあんまり裕司を苦しめるとアンチ・ヘイトが発生してしまうという怖さよ。ちなみに立香の相方が誰だったのかは作者も知らない。
その3:トリガーハッピー!
ちょっとした気まぐれと立香の誘いで訓練ルームにやってきました。
訓練……術ニキ……う、頭が……!
まあ俺のトラウマはさておき、今訓練所にいるのはランスロさんである。
あ、バーサーカーの方ね。紛らわしいからバサスロさんって呼ぶか。心の内では。
バサスロさんはどこからともなく短機関銃を取り出して前方の的に連射する。
かっこいいよなあれ。ガトリング砲とか対戦車ライフルとか色々あるのもいいよね。
そんなことを考えていたら、バサスロさんがこちらに歩いてきた。どったの?
「Fuuuuuuu」
「ふむふむ。裕司」
立香がバサスロさんの言葉を読み取ると、突然に俺の方を向いた。
もしかして俺に用があって近付いて来たのか? 邪魔すんなとか言ってる?
色々と考えていると、立香が俺の両手に何かでかい物体を持たせてきた。
持たせてきたものをじろじろと観察すると、それはバサスロさんの使ってた短機関銃である。
……え?(デジャブ)
「ランスロさんがそれ貸してあげるから的を撃ってみてってさ」
「Guuuu……」
ああ、そういうことね。良かった! 殺し合おうぜとかじゃなくて本当に良かった!
そういうことなら是非やらせてもらいましょう。マシンガンには前から興味あったしね。
早速的から少し離れたところに移動し、サブマシンガンをしっかりと両手に持つ。
実は銃って想像以上に重いし、撃った時の反動もやばいらしい。
だからよーく狙いを付けて、一回でかっこよく撃ち抜こうって思惑だ。
覚悟しろ標的よ! その綺麗な的を吹っ飛ばしてやる!
俺は両手に力を込めて発砲を開始した。
「うにゃあああ!?」
バババババッと弾丸が大量に発射され、前方にあった的を蜂の巣にしていく。
その時に出た発砲音が想像の2倍ぐらい大きかったので少し驚いてしまった。
しかしそれ以上に驚いたのは、意外過ぎるほどに反動がないこと。
てっきり狂化による怪力で反動を抑えてるものかと思っていたが……。
戦闘機も改造してたし、もしかしたら反動も小さくなるように改造してたのかもしれない。
……やばい、予想以上に楽しい。弾丸を連射するのが止められない。
「あは、あはははははは! たーのしー!」
次々に出てくる的を短機関銃で粉々に撃ち砕いていく。
爽快感は最高で使い心地も最高でもう何もかもが最高でヒャッハーな気分だぜ。
今の俺なら雑魚エネミーぐらいなら余裕を持って倒せる自信がある。もう何も怖くない。
「ヒャッハー! 汚物は消毒だー!」
「当て身!」
「ぼぅ!?」
せっかくだから弾切れになるまで撃とうとした、その時だった。
突然首か後頭部のどっちかに衝撃が走り、体が動かなくなる。
制御の利かない体になった俺は持っていたマシンガンも落として地面に倒れ伏す。
もっと撃ちたかったのにぃ……畜生めぇ……許さんぞ……。
あの短機関銃をなんとかして貰えないかなと思いながら、俺の意識は沈んでいった。
ボツ理由:バサスロさんが裕司に短機関銃を貸す理由が思いつかんかった。それとどのタイミングで入れればいいのかちとわからんかった。ちなみに当て身を食らわせた犯人は作者も知らない。
実は他にもあるんですが、致命的なネタバレも混じっているので今は公開しません。
丁度文字数も3000ちょっとだし、公開される日を楽しみにしててね! デュフフ。
あ、そうだ(唐突)
実は暇潰しに後書きに裕司くんのFate風プロフィールを書いてたゾ。
落書きのつもりだったけどせっかくだから置いておきます。
【キャラクター詳細】
CLASS:フォーリナー(読者談)
真名:
イメージカラー:黒
特技:現実逃避、戦略的撤退もどき
好きなもの:日常、遊戯、かっこいいもの、藤丸立香
苦手なもの:早起き、暴力、命の危機
天敵:ほぼ全ての敵
ILLUST:不明
CV:不明
【パラメータ】
筋力:E 耐久:E
敏捷:E 魔力:E
幸運:D 宝具:EX
【HP/ATK】
初期:1200/900
【絆Lv.1で開放】
身長/体重:158cm・52kg(適当)
出展:史実?
地域:日本?
属性:中立・中庸・人 性別:男性
噂ではセイヴァーのクラスにも適正があるらしい(読者談)
別に誰かを直接救ってはないのになんでやねんとは本人の弁。
【絆Lv.2で開放】
自他共に認める最弱の存在。
同じ最弱のアンリマユは人を殺すことに特化しているが、こちらは特にそういうのはない。
その弱さは裕司一人ではどのサーヴァントも倒せないほどである。
それどころかスキルのせいで英霊と戦う前に敗退する危険すらある。
聖杯戦争で呼び出した時は極一部の例外を省いてハズレ以外の何物でもない。
しかし自分の代わりに戦ってくれるパートナーがいる場合はアタリとなる。
何故なら彼の宝具は味方支援特化だからである。
【絆Lv.3で開放】
○領域外の生命:B
完全な別世界の生物だったので本来ならEXランク。
しかし肉体がこの世界のものなのでランクダウンしている。
○神性:A(読者談)
気が付いたら持っていたスキル。
何故持っているのかは本人にもよくわからない。
○凡人:A
英霊と化してもこのイメージからは逃れられない。物理干渉を受けるようになる。
わかりやすく言うと交通事故とかで普通に座に還る。多量出血でも還る。
その代わり現界を保つのに魔力を必要としないという凄いメリットがある。
ただしマスターという世界に留まるための要石は必要。
なのでマスターがいないと消滅するのは変わってない。
【絆Lv.4で開放】
『英雄よ、その道に幸あれ』
ランク:EX 種別:対軍宝具
裕司が英雄の資格ありと判断した裕司以外の味方全員に主人公補正:EXを付与する。
転生する際に願ったものが宝具となった。なんでやねん。
この通り非常に強力だが、聖杯戦争ではマスターが戦えないとほぼ意味を成さない死に宝具。
他の英霊と同盟を結べば使用機会があるが、それは勝ちを譲るということに他ならない。
ちなみに
『フレンド・レスキュー』
ランク:EX 種別:対人宝具
まさかの第二宝具。
なんか色々困ってる時に英霊とかによく助けられたことから生まれた宝具。
わかりやすく言えばマ~リオ~! である(桃姫)
その効果は生前仲の良かった英霊を召喚するというとんでもないもの。
ただし召喚には膨大な魔力が必要。一流の魔術師でも第二宝具発動は一回ですらほぼ不可能。
更に召喚される英霊は完全にランダム。触媒を使っても意味はない。
頑張って発動したらサポート系が来たなんてことになったら泣いてもいい。
運良く強い英霊を呼べたとしてもマスターの言うことを聞くかは不明。
この宝具で呼ばれた英霊には令呪が使えないから強制もできない。
一見イスカンダルの王の軍勢の完全下位互換だが、勿論こっち独自の強みがある。
この宝具で召喚された英霊は裕司と同じく現界を保つのに魔力を必要としない。
ただし裕司が消えると同時に消える。現界を保つ手段はない。
そして最大の特徴として宝具を使用可能である(ただし発動には魔力が必要)
【絆Lv.5で開放】
???
【???】
???
【???】
???
何故か英霊のような感じで書いてるけど、別に英霊化の予定はないです。
だって疑似鯖化してるんじゃないかって声が意外に多くてつい想像しちゃったんだもん。
パラメータは最後まで規格外に弱いという意味で幸運以外EXにするかでかなり悩みました。
……ぶっちゃけ強くし過ぎた? 凡人のくせに強過ぎるかな?
まあ本領発揮したいならイリヤとか黒桜とかに呼ばれるしかないし、大丈夫だな!(慢心)
追記。
アンケの回答が結局全部同じじゃんという意見を頂いたのでちょっと上げ直します。
上げ直す前のアンケに投票してくれた皆、本当にすいません……。
やっぱり主人公が酷い目に遭うのは嫌だ?(精神的に追い詰められるのは流石にどうあがいても避けられないので勘弁してください)
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これ以上物理的に苦しむのはちょっと……
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痛くしなければどんどん困らせてOK
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何事も程々が一番でしょう
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コメディなら出血するぐらい普通普通
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そろそろ胃痛で倒れさせようぜ(外道)