戦うことを選ばなかった凡人   作:ロック大佐

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 このリンクをクリックすると前書きを飛ばせます。

 前書きと後書きの長さに不満な方がいらっしゃったので、試験的にリンクを設置しました。
 ただし携帯版やスマホ版縦書き表示時など、一部機能しない環境があるようです。私は悲しい。
 早速リンクを踏んだ奴、至急メール(感想)くれや(変態糞土方)
 ちなみにリンクを踏むのも面倒な人や、そもそもリンクが機能してない人は閲覧設定で前書きと後書きを隠すことができるので、是非そちらをお試しください。
 元の長さを削ればいいじゃんと思う人もいるかもしれませんが、前書きと後書きの長さを削るのは前書きと後書きに感想を書いてくれた読者がいるので無理です。お兄さん許して!

 皆様お久しぶりです。作者のロック少佐です……間違えた、ロック大佐です。ご機嫌よう。
 UAが600000超えてて草も生えない。フリーザ様の初期戦闘力超えちゃったよ……。
 えっと、それで前回……2019/12/10投稿!? うせやろ? 実質初投稿やんけ!
 すいません許してください! なんでもしますから!

 アポイベ、自分は未プレイだったので参加できて嬉しいです。
 そして無事におかあさんになれました。できればモーさんも欲しいけど今回は見送ります。
 昔は残弾800石ぐらいあったが、ライデンも木馬も爆死してしまってな……。
 でも良妻狐さんは無事にお迎えすることができたのでヨシ!(現場猫)
 それはともかくがわいいなぁジャッグぢゃん。頭を撫でるだけで一日を終えたい。
 


初めての子守

「ふぅ~……何事もなく帰還できた。赤ちゃんいるけど」

 

 廊下を歩いている最中に赤ちゃん渡されたんだけど、突然そんなことする人間ってどうよ?

 拒否権は使う暇もなく消滅するし、お酒飲めない年齢の赤の他人に任せちゃ駄目でしょ。

 しかしそのまま突っ立ってる訳にもいかないので、一度自室に戻ってきた。

 道中に英霊や職員と遭遇することがなかったんだけど、皆忙しいのかしら。

 できれば子育て経験のある英霊にお任せしたかったんだけど……。

 

「無事に自室へ帰ってこれたのはいいんだけど……う~んどうしましょう?」

 

 ……帰り道には特に問題は発生しなかったのだが、自室にて二つの問題が発生した。

 まず一つ目の問題。まあこっちは俺が気付かなかっただけなんだが。

 横目にベッドの上に乗せた赤ちゃんを見る。

 

「…………うぅ」

「む~ん、むう?」

「まぁ!」

 

 悲報、赤ちゃんは三人いた。

 最初は布の中から新たに二つの頭部が生えたように見えて、地獄の番犬かと思いました。

 実際には体も三つあったので、ただの三つ子だったというオチ。

 血の繋がりがあるかどうかはさておき、一人でもキツイのに三人かぁ。

 これはもう死ぬ気で面倒を見切らなくては……。

 絶対にただの赤子じゃないだろうし、誰かが小さくなった姿である可能性が高いと思う。

 ただの赤子だとしても雑に扱った時点で死亡確定。超丁寧に扱わなくてはなるまい。

 そして、二つ目の問題。

 

「見るからに怪しいんだよなぁ」

 

 部屋に謎の段ボールが届いてました。ついでに机の上に見覚えのない紙があります。

 もう引っ越しの荷物は全部届いているので、謎の段ボールは俺の荷物ではないと思われる。

 机の上の紙は全然心当たりがない上にナイフが重石として置いてあってちょっと怖い。

 だからといって無視する選択肢はないです。さて、どっちから確認するか……。

 

「よし。まずは危険物の方を対処しよう」

 

 俺は机の上に置いてあるナイフを机上の端へ置き、紙を確認した。

 文字がずらずら書かれているあたり、どうやら誰かの手紙だったようだ。

 一瞬読んでいいのか迷ったが、わざわざ俺の部屋にあったんだから多分俺当てだろう。

 赤ちゃん達が変なことをしてないかチラチラ確認しつつ、手紙を読み始める。

 

「えーっと、何々……」

 

 おとうさんへ。

 昨日は遊んでくれてありがとう!

 わたしたち、今日はお仕事があるから遊べないんだ。

 またいつか遊んでね! じゃあね!

 ジャックより。

 

「なんだ、ジャックの置手紙だったのか」

 

 ということはこの重石代わりのナイフはジャックのナイフなのかな?

 聖遺物、ゲットだぜ! という冗談はさておき、このナイフはどうしましょう?

 

「とりあえず危ない道具はしまっちゃおうね~」

 

 数十秒の熟考の末、とりあえず内ポケットにしまっちゃうことにした。

 赤ちゃんがいる中で放置して大怪我ってことになったら目も当てられない。

 勿論ナイフを持ち歩くリスクはあるが、まあ指摘されたらあっさりポンと渡してジャックに返しといてくれって言えばいいか。

 返しといてとお願いできない王様や神様にもジャックの物を預かってるって言えば多分いける。

 取り上げられて困るもんでもないし、逆に軽く渡すことで無害アピールも期待できるしね。

 そこまで上手くいくかは謎だけど、赤ん坊が手にして振り回す危険性を天秤にかけたらね?

 ……せめてただの赤ちゃんであることさえ判明すれば、高い所にしまっとく選択肢が取れたんだけど、十中八九ただの赤ちゃんじゃないと思うし、仕方ないね。

 

「次は謎の段ボール箱か」

 

 部屋のド真ん中に堂々と設置された謎の箱。早く開けろと言わんばかりの存在感である。

 引っ越しの荷物は全て届いているので俺の段ボールではないことは確かだ。

 はっきり言って凄く邪魔でもあるので、さっさと開けてしまうことにする。

 

「うん?」

 

 段ボール箱の中身は様々な玩具と一枚の手紙だった。

 玩具達も気にはなるが、まずは手紙を読んでみよう。

 俺は玩具の上に置いてあった手紙を取って読み進める。

 

「どれどれ……」

 

 藤原裕司くんへ。

 カルデアでの暮らしはどうかな? 楽しめているかい?

 君にとってここが楽園と言えるような場所であれば幸いだ。

 さて、突然赤ちゃんを押し付けてしまって申し訳ない。

 しかしこれは君にとって初めての、つまり最初のお仕事だ。

 さっき渡した赤ん坊達を大きくなるまで育てて欲しい。

 子育てに必要な道具は全てこの段ボール箱の中に入れておいたからね。

 一度に三人も育てるのは大変だろうけど、君なら成し遂げれると私は信じている。

 ちなみに赤ん坊達は三日もしない内に大きく成長する。

 成長が終わった後は大きくなった人達の評価を聞いてお仕事は終了だ。

 色々と不思議に思うかもしれないが、まあそういうものだと思ってくれ。

 はっきり言ってこの仕事の出来具合で君の評価はほぼ決まると言ってもいいだろう。

 頑張って初仕事を完了させるといい。私は遠くから君の幸運を祈っているよ。

 白くて素敵なお姉さんより。

 PS:上手く子育てができたら私がちょっとした贈り物をあげよう。内容はお楽しみに!

 

「ブーディカとかに頼めや!!」

 

 俺は思わず手紙を地面に叩き付ける。来たばかりの人間に頼む仕事じゃねぇだろこれ!

 ……まあ冷静に考えるなら多分俺の人格、性格をチェックする為かな。

 それがなんで子育てになるのかはちょっと、いやかなり理解しがたいが。

 他にも確かめる方法は色々とあったでしょうに……。

 しかしこれが本当に最初のお仕事だとするなら誰かに押し付けることもできない。

 任された仕事を誰かにぶん投げてボイコットする奴は即刻クビである。当たり前だよなぁ?

 仕事を辞めさせられるならともかく、物理的に首が飛ぶとかなったら目も当てられない。

 評価を高めるチャンスでもあるから完遂するしかない。子育て経験はないけど頑張ろう。

 俺は色々と入った段ボール箱を壁際に押して移動させながら覚悟を決めた。

 

「さて、まずは何から始めるか……」

 

 赤ちゃん達の方を見つめる。

 三人の赤ん坊は今でも布に包まれたままの状態でモゾモゾ動いている。

 なんか拘束されてるように見えてきた。よし、まずは布を取っ払おう。

 俺は布に手をかけ、赤ちゃん達に引っ掛からないように回収した。

 

「あ、女の子だ」

 

 赤ちゃん達の性別は全員女の子だった。元気な女の子ですね!

 今目の前に三人分の女性の全裸が晒されている状態だが、まあ興奮する訳がないね。

 俺はストライクゾーンは広めだと自負するが、流石に赤ん坊は対象外です。はい。

 勿論このまま赤ちゃんをすっぽんぽんで過ごさせる気は全くないが。

 とりあえず部屋に置かれた段ボールにオムツが入ってないか調べよう。

 必要な道具は全て入ってるって書いてあったし、オムツぐらい入ってるべ。

 早速俺はオムツを探しに段ボール箱を調べた。

 

 ……余談だが、女の子だと発言した瞬間に赤ん坊二人に顔を蹴られました。

 タイミングが完璧すぎて怖い。もし記憶と意識がそのままなら俺の死亡はほぼ確定ですね……。

 ただ約一名無反応というか、完全に我関せずな子もいたので考えすぎかな?

 

「お、あったあった」

 

 どうやら白い女性が書いた手紙の内容は本当のようで、オムツ以外にも色々必需品を発見。

 これで玩具だけしかなかったら絶望でしたね……とにかくオムツを履かせよう。

 一度もやったことがないオムツの装着だが、幸いというべきか赤ちゃん達が大人しかったお蔭で簡単に済ますことができた。い~い子だねお前ほんとに。

 オムツを装着した途端、一斉に元気に動き始めた赤ん坊達に思わずほっこりする。可愛い。

 ただベッドの下に入ろうとするのはやめなさい。綺麗かどうかわからんぞ。

 

「あ」

 

 ベッドの下に潜り込もうとした赤ちゃんを救出した瞬間、お腹の音が鳴った。

 音の発生源は赤ちゃん達……ではなく、俺のお腹からである。

 思えば朝起きてから何も食べてない。風呂とコンサートで朝食の時間が消えたのだ。

 さっきまで思い思いの行動を取っていた赤ん坊達が一斉にこちらを見る。

 お腹の音に反応したようだな。ちょっと恥ずかしさを覚えるぜ……。

 育児は体力勝負と聞いたことがあるし、ここいらでちょっと補給してきましょうか!

 ついでにこの子達用のミルクも作ってこよう。前準備はいくらあっても困らないし。

 

「ちょっとご飯を持ってくるね。頼むから良い子にしててくれよ?」

 

 さっきからずーっと俺を見つめてくる赤ん坊達に告げながら、部屋の外に出る。

 万が一にも赤ん坊達が外に出ないように戸締りを確認し、俺は食堂へ向かった。




 このリンクをクリックすると後書きを飛ばせます。

 というわけで今回はこの辺で終了です。
 数ヶ月ぶりの更新がこんな特に異変もない平凡回でいいのか?
 本当は三月には間に合う予定でしたが、エイプリルフール的な話を書こうとしたから……。
 結局エイプリルフールの話は諦めて普通に投稿。馬鹿な俺を許してくれ。

 前書きと後書きを飛ばせるようにしてみましたが、如何でしたか?
 適当に最初の部分から終わりへ飛べるようにしただけですが、これが助けとなれば幸いです。

 さて、押し付けられた赤ん坊を育てるのが裕司くんの記念すべき最初のお仕事です!
 果たしてこのまま何事もなく育てきることができるのでしょうか!?
 え、赤ん坊達の正体はなんなんだって? 真名当てもFate要素の一つなんで(微笑)
 え、やっぱり普通の赤ちゃんじゃないんだって? そうだよ(暗黒微笑)
 彼女達は全員赤ん坊にされた感じです。一体犯人は誰なんだ……。
 ちなみに三人の赤ん坊にはある共通点があります。それが答えです。
 他にも下にヒントを書いといたので存分に考察するがよい!
 ただし外見特徴は書きません。なんか書いたらすぐバレそうな気がする。

 赤ん坊その1。
 他の二人と比べて一番大人しい。
 初期設定では赤ん坊はこの子一人だった。後に作者の思い付きで増加した。
 実は三人の中で唯一既に登場済み。逆に言うと他の二人はまだ成長後の姿は未登場。

 赤ん坊その2。
 他の二人と比べて一番行動的。
 どことなく礼儀正しさを感じるような気がする。
 全裸を見られて唯一無反応だった赤ちゃんである。

 赤ん坊その3。
 他の二人と比べて一番やんちゃガール。
 すっごい元気いっぱいに動き回るよ! ちょっとは自重して(切実)
 ベッドの下に潜り込もうとしたのには理由がありそう。薄い本目的ではないことは確かだ。
 

前書きと後書きのスキップ機能……これいる?(いるって方が多かった場合、全話に実装致します)

  • いる(確固たる意志)
  • 前書きのスキップ機能だけいる
  • 後書きのスキップ機能だけいる
  • (いら)ないです
  • そんなことよりおうどんたべたい
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