ニャル様も暴れてくれるかな……?
「……ここは……」
私は暗い場所で目をさました。でもそれが本当の覚醒でないことはわかっている。眼前には相変わらず馬鹿でかい不気味な建物がそびえ立っている。私の目はいつもの様に大きな扉に釘付けになるが、恐怖を感じつつもそれから眼を逸らす事が出来ない。それどころか指一本動かせない状態になっていた
「また……」
やがて扉がゆっくりと開きいつも見ているアレがのっそりと這い出てくる。私の体よりも大きいであろう目がゆっくりと開かれ、『完全に』開かれる前に私はいつも通りに目をさました。
「……またあの夢……」
とても怖かった。自分の呼吸が荒くなっているのがわかるけど……そういえば今は何時だろうか? 気になった私がふと時計に目をやると時計の針は夜中の2時を指していることがわかった
「……? 今日は2時に目がさめたのね……」
秒針がカチカチと一定のリズムを刻みながら回っている。寝汗をたくさんかいていた私は体を起こし、水分補給をするべく台所へと向かった
「おっとっと……」
床に落ちていた雑誌を踏み危うく転びそうになるのを近くの壁に手を付き何とかこらえ、台所へと向かう。寝ぼけながらだと転びそうになるから嫌になっちゃうよ
(さて、取り敢えずお水を飲んで落ち着こう、服もビショビショだから着替えようかな?)
いつも通りに自分のコップを取り蛇口を捻る。そうすれば水が飲めることを知っているからだ。けれどそれときはいつもと違った
「あれ? コップがない……洗い忘れたのかな?」
食洗機を確認したが自分のコップは見当たらない。お気に入りだっただけに割れてしまったのではないかと少し不安になった
「うーん……ないなら他のを使うしかないけど……他のもないってどういうこと?」
辺りをよく見渡したけどコップが見当たらない。仕方ないから私はお皿に水を入れて飲むことにした
「飲みにくい……」
案の定と言ったところだろうか? 水は私の口の端を伝って少しだけ溢れてしまった。側にあったタオルで適当に床を拭いたあと寝室に戻ろうと歩みを進めようとしたその時、私の中で言葉にできない『気持ち悪さ』が生まれた。初めは気のせいだろうと流していたけどソレは確信に変わった。『家族がドコにもイナい』
「何があったの……」
先程までなんともなかったはずだった家。しかし今ではその家が自分を殺さんとする蜘蛛の巣にみえてきた。わたしは目眩をおぼえ思わず床にペタリと力なく座り込んでしまった
「落ち着いて……深呼吸……深呼吸……」
頭を振り現実を否定する。その時背後から声が聞こえた。くぐもっているが私にはそれがはっきりと聞こえた。聞こえてしまった
「おいでよ……響、こっちの世界へ」
ダレかが私を呼んでいる、でもダレが? 後にハなにモ無いジャなイか……辺りを見渡してもダレモイナイ。 でもダレかがこっちをみている ダレ? なんで私はミラレテいるノ?
ア、見エタ。アレか、アレのせいか。だったラ話は早イ。飛び込めばイ 直後私は意識を失った
取り敢えず書いてみましたがなんだこれ!? 名前考えるのって大変ですね(?)こっからどうなるのでしょうか?
P.S.失踪だけは避けたいです