魔源の禁龍を宿し者《リメイク版》   作:ドラ丸2号

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これからは毎週土曜日に投稿していきたいと思っていますので、お時間が空いている時で構いませんので、ぜひ読んで下さい。
それでは、第11話どうぞ!!


第11話 Evolution (エボリューション) Malicious Drive(マリシャス ドライブ)

 

まだ黎牙と親しい仲にはなってはいないが、共に助け合う友達だと思っている鳶雄の目の前で、驚くべき変貌を眼にすることになった。

 

先程まで凄まじく禍々しい波動を放ち、苦しみの叫びを上げていた黎牙の身体から今度は、深縹色に縁取られた漆黒の闇がこの真っ白な部屋を埋め尽くし、漆黒の部屋へと変貌させた。

部屋を変貌させた張本人たる黎牙は、いつのまにか正気に戻っているが、所々が暴走状態のながりが残っているため一部の肌が龍の鱗へ変わっていた。本来の鳶雄なら、暴走を止めた黎牙に駆け寄るのだが、自分の意志とは裏腹に身体の本能が鳶雄の意志を上回り、本の一歩、鳶雄を後退りさせた。

それは仕方がないことなのだ。確かに黎牙は自力で暴走を止めたーーーーーが、今の黎牙は暴走状態よりも深い…とても深く禍々しい闇を纏っていたのだ。黎牙の闇にある1人(・・・・)を除いて全員息を飲んで硬直していた。

前髪に隠れて黎牙が今どんな瞳となっているのか、確認はできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沈黙と静寂がこの部屋を支配する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

「………キぃヒ……ヒヒヒヒヒヒヒヒ」

 

 

 

この沈黙と静寂を壊す者がいる

 

 

 

 

 

 

 

 

「キィヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

 

 

 

 

 

まるで狂った様に邪悪な笑みを浮かべ、嗤う者————ギルバスは今の黎牙を診て狂喜の声を上げる。

 

 

そんなギルバスに恐怖を抱く鳶雄だけでなく、本来なら協力者であるはずの姫島 唐棣(ひめじま はねず)やアウグスタですら今のギルバスには畏怖の念を抱かずにはいられなかった。

 

 

 

 

 

そんなギルバスの嗤いをやめさせる者達がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「うるさいぞ」

『黙れ』

『マジうるせえ〜超うぜぇ〜』

『マジ殺してぇ〜超ヤリてぇ〜』

 

 

 

 

 

 

瞳の色を深縹色へと染めた黎牙と、黎牙の神器(セイクリッド・ギア)である《禁龍主の邪剣(プロヒビット・ヘェリィシュ)》に眠っていた邪龍———–《魔源の禁龍(ディアボリズム・サウザンド・ドラゴン)》アジ・ダハーカの4人である。

黎牙たちによる介入により醜悪な笑みで顔を歪めながら、両手に剣を出現させながら、黎牙に問いかける。

 

 

「1つお聞かせください。今の貴方は(・・・・・)どちら(・・・)なのですか?」

 

 

 

ギルバスの問いかけの真意をはかれずにいる鳶雄は、自分の相棒たる刃が黎牙に対して、暴走状態の時同様に毛を逆立て威嚇していることに気づいた。

それはつまり今の黎牙は暴走しているのかと疑問に思ってしまう。鳶雄の目から見ても、今の黎牙は正気を保っている。保っているが、何故こんなにも今の黎牙を見て不安と恐怖を抱いているのか……それがわからなかった。

 

 

「その問いを答える必要はない」

 

 

黎牙の返答は、幾重にも魔法陣による魔法攻撃と共にギルバスに返された。ラヴィニアと鳶雄だけでなくアヴグスタ達ですら驚愕を露わにした。ギルバスが居た場所は黎牙の魔法攻撃によって煙で隠れていてギルバスの姿を確認することができないーーーーが、煙の中から幾多の剣が黎牙めがけて弾丸のように発射された。

しかし、これも黎牙は先ほどと同様に幾重にも魔法によって撃ち落とした。これはおかしいと思ってしまうラヴィニア、アヴグスタ、唐棣。

彼等がそう思うのは無理はない。いくら魔法を覚えたとは言え、黎牙がこの数日で覚えた魔法は、防御系の魔法が3つだけなのだ。だが、今の黎牙は、攻撃系高等の魔法を放った。コレは明らかに異常だ。

黎牙の魔法の仕組みを探ろうとする彼等を置いて、煙から飛び出してきた無傷のギルバスは、また新たに剣を両手に創り出し、剣を投擲しながら、黎牙に剣を向ける。

 

 

「加速(プラス)強化」

『Enchant Double!』

 

 

黎牙の一言に応えるように《禁龍主の邪剣(プロヒビット・ヘェリィシュ)》は黎牙の両脚に神速の、両腕に強化のチカラを同時に付加させた。チカラを付加されたことによって黎牙は前回まで見えなかった筈のギルバスの動きを捉えることが出来た。神速と化した脚力を使い、剣による投擲を最低限の動きで躱し、ギルバスの眼前に迫り、剣を振り下ろした。振り下ろさた剣は、豪剣と言わんばかりの気迫を放ち、ギルバスの剣と鍔迫り合いでも負ける事はなく、せめぎ合っている。鍔迫り合いでは埒があかないと即座に判断したギルバスは、地面から無数の剣を生み出し、その刃を黎牙へ向けた。

対する黎牙は無数の刃を躱すため鍔迫り合いを辞めたことでできてしまった一瞬の隙をギルバスに突かれ、ギルバスの神速の剣によって左肩を斬られてしまった。しかし、今度の黎牙は攻撃された痛みに顔を歪めるよりもカウンターとして、剣の切っ先をギルバスへと向けて、

 

 

「放て」

『Liberate!』

 

 

刀身に闇を纏わせた後に黒い龍を形どる衝撃波を放った。

流石のギルバスも攻撃直後の奇襲に反応しきれなかったため剣で防御を取らざる負えなかった。そのためギルバスの剣の刀身は粉々に砕け、衝撃波を相殺しきれず、壁に叩きつけられたことで、ズルズルと壁から落ちた。

 

 

「立て。全くダメージを負っていない筈だろ」

 

「いえいえ。それなりはダメージを負っていますよ」

 

 

ギルバスと黎牙以外のこの部屋の住人はまるで時が止まったかのように硬直していた。そして、ギルバスは額から多少の血を流しはいるが屁でもないかのようにピンピンしている。そんなギルバスを見兼ねた黎牙は、溜息を吐きながら剣の宝玉へと視線を向け、

 

 

「やっぱりヤルしかないようだな?」

『当たり前だ。お前はまだ弱い』

『超弱ェ〜!マジ弱ェ〜!』

『超ゴミ〜!マジカス〜!』

 

 

自らに眠っていた邪龍———アジ・ダハーカに語りかける。

ここに来て漸く唐棣達は、黎牙の急激なパワーアップにアジ・ダハーカが関係していたことに気づいた。しかし、もう1つ疑問が生まれた。それは

『なぜ、アジ・ダハーカに憑依されていないか』という疑問だ。だが、その疑問を応える黎牙達ではなかった。

そして、ラヴィニアと鳶雄は心配気に黎牙を見つめる。だが、2人には今の黎牙を止める必要はないという確信が何故かあったのだ。2人は何故そんな確信を抱いているのかは、分かっていなかった。そんな複雑なチームの2人を一瞥もせず、黎牙は剣から埋め込まれていた宝玉を引き抜き、

 

 

 

 

 

 

《———千の魔を統べし三つ首の邪龍よ———》

 

 

 

 

 

 

 

 

ラヴィニアとアヴグスタが唱えていた呪詛よりも、

 

 

 

 

 

 

 

《———汝らに命ずる———》

 

 

 

 

 

 

 

《———我が肉体を依代とし———》

 

 

 

 

 

 

 

邪気と闇を感じさせる一説を唱え、

 

 

 

 

 

 

《———汝らが司りし魔の総てを———》

 

 

 

 

 

 

妖しく輝く宝玉を胸部へと強く撃ち込み、

 

 

 

 

 

 

《——我が身に付加せよ…アジ・ダハーカ——》

 

 

 

 

黎牙の影がその身を包み込んだ。

 

 

そして、部屋中を呑み込んでいた闇を打ち消すほどの深縹色の光が黎牙の剣から輝き出した。

 

 

 

 

Prohibit Hellish(プロヒビット・ヘェリィシュ) Evolution Malicious Drive(エボリューション・マリシャス・ドライブ)

 

 

 

ある時を境にして霧散する深縹色の光より人影が姿を現す。

そして、その姿を視認した鳶雄達は目を白黒とさせた。

 

前髪の一部が白く染まり、腰まで届きそうな長い黒髪。

黒コートと連想させる黒衣の襟と袖には、深縹色のファーが生えており、背中には三つ首の龍の装飾が加えられていた。

そして、凛とした面持ちの左目は、眼球は黒、瞳は黄色に変わり、服で隠れていて何処まで広がっているかは分からないが、首から両頬まで龍の鱗を思わせる黒い紋様が浮かび上がっている。

 

 

あの時とはまるで違う

 

 

比べられない程の闇を纏っている。

 

 

しかし、鳶雄は今の黎牙に全く恐怖の感情は込み上げ来なかった。

 

 

 

 

 

* * * * * * * * * * * * *

 

 

「ふぅ〜どうやら成功したようだなアジ?」

『ククク。中々のできだぞ黎牙』

『たいへん良くできまちたね〜パチパチ☆』

『何とかセーフとなりまちたね〜パチパチ☆』

 

 

先ほどまでずっと宝玉から聴こえていたアジたちの声が何故か背後から聴こえるため背後を振り返ってみると、俺の影から三つの龍の首が伸びいた。

 

「背後が煩いと思えば……お前ら出てこれたのか?」

『お前が俺達を自分の身体に付加させれば、俺達のお前の身体を支配する力は強まる。だが心配するな。今の所、お前の許可がなければ、お前の身体を支配することはできん』

『しゃーねぇーから影で我慢だぜ☆』

『しゃーねぇーから影で妥協だぜ☆』

 

「分かった。さっきも言ったが俺はやりたいようにやるだけだからな」

『構わんさ。面白いものを見せてくれた礼として、使えチカラは全部貸してやるさ』

『仕方なくだぞ☆』

『有り難く思え☆』

 

 

ああと返事をしながら、アヴグスタとその弟子、姫島唐棣、ギルバス、操られている東条佐枝を敵と定めて、改めて鳶雄、ラヴィニアに視線を向ける。

 

 

「さっきから随分と大人しいなオマエら?」

 

 

といつも変わらない声音で話しかける。

 

 

「色々と……頭が付いて来ないんだけど……黎牙のままなのか?」

「当たり前だ殺すぞ」

 

「ただの疑問で殺害宣告は辞めて貰えないかな…本気に聴こえて怖いから」

「…………で、オマエはいつまで俯いている気だ?」

 

 

先ほどから自分と視線を合わせないように……いや合わせるべきないかのように顔を背けつづけているラヴィニアに近づいて、数日前と変わらない威力のデコピンをラヴィニアの額に喰らわせた。

「あぅっ!」という悲鳴を上げながら額を抑えるラヴィニアに黎牙は、恨めしそうに眼に涙を溜めながら睨む形で、漸く黎牙の顔をきちんと見た。

 

 

「………悪かったな」

「えっ!?」

 

ラヴィニアは疑問の声を漏らす。

 

「……知っていて言えない者の苦しさは知らない者には分からない。分からない物を責めても何もならない。他にも言いたい事は山ほどあるが今は、自分の殺したい奴を殺す方が先なんでな」

 

「……でも…ファング……私はファングを殺そうとーーーーー」

「オマエ程度のヘッポコ魔法使いが俺達を殺せるわけないだろ。自惚れるな。俺を殺せるのは……神でも……魔王でも………堕天使でもねぇ……………俺を殺せるのはオレだけだ」

 

 

やっぱり黎牙は強くて優しい奴だ——と鳶雄は言いかけたが、グッと堪えた。どうせ言っても否定するのは眼に見えていた。なら、自分はこれからも彼の友達として、隣で対等に居続けたいと思えた。

 

 

「……ごめんなさい」

「謝る暇があるなら、あの暇人どもを殺す算段でも考えろ」

 

「……殺すのはダメなのです。情報を聞き出さないと」

「うるさい」

 

「中々言うねぇ禁龍主の坊や?」

「随分と空気を読んで、黙っていたなババア?」

 

 

此方を終始値段踏みする様な視線を向け続けるアヴグスタ達に殺意のこもった眼差しで睨む。

 

 

「ふふふふっ、坊やの生まれ持ってっていた霊力と、アジ・ダハーカによって引き出された坊や自身の魔法力を観察していたのさ」

 

「やはりですか、魔女殿。彼は生粋の霊能者ということですね?」

 

「その通りさ。あの坊やの才能は肉眼でも中々の才がある。弟子に欲しいくらいにね。それにあの形態も興味ぶかい」

 

 

唐棣とアヴグスタはそれぞれの見解の一致を確認しあっていると、突然唐棣が懐から携帯機を取り出し、誰かと数回言葉を交わした後、

 

 

「申し訳ないが魔女殿、上にいる者達と共に行かなくてはならなくなりました」

「そうかいそうかい。じゃあ〜私もあの『氷姫』と『禁龍主』の坊やと戯れてから退散するとしようかね?」

「私もご一緒にさせて貰いますよアヴグスタ殿?」

 

「年寄りの楽しみを取るものではないさね」

「良いではありませんか、私もある程度『禁龍主』のデータを取って変えなければなりませんから」

 

「仕方ないね」

「ありがとうございます」

「では、お二人共これでお別れです(・・・・・・・・)

 

 

今世の別れを告げ、唐棣はこの空間から脱していく。紗枝と共に。

鳶雄は、すぐにでも紗枝を助けるために追いかけたかったのだが、ラヴィニア達に視線を向けてしまい、歩みを止めてしまう。

このまま2人を置いていいのかと。

 

そんな鳶雄を置いて、既にアヴグスタとラヴィニアによる高度な魔法と神器(セイクリッド・ギア)による戦闘を、ギルバスと黎牙も鳶雄の眼では視認できないスピードで剣を交えている。部屋中に随時聴こえる剣の衝突音が鳴り響く。

既に十数回による剣戟を繰り広げる黎牙だが、ギルバスは先ほど同様に地面から数本の剣を出現させ、黎牙の隙を作ろうとした————が、黎牙は抜刀の構えのままギルバスへと突進していく。

 

 

『AbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorbAbsorb』

 

このアジトに着いてから漂い続ける者達のチカラを吸った事で先ほどより増長する闇。異様なまでに無数に鳴り響く能力発動音が黎牙の剣の宝玉から光と共に発する。

 

『Liberate!』

 

「死ね《禁龍波》!」

 

 

刀身に闇を纏わせた後に三つの黒い龍を形どる衝撃波を放った。

放たれた衝撃波はギルバスだけでなく、ラヴィニアと闘っていたアヴグスタをも巻き込む程の威力を発揮した。

黎牙から放たれた衝撃波が衝突した事で煙が巻き上がり、2人の姿を確認する事が出来ないうちに、

 

 

「いつまでそこにいる気だ」

「トビー行って欲しいのです」

 

「で、でも!」

 

 

未だに一歩を踏み出せない鳶雄に黎牙が苛立った表情で、鳶雄の顔を殴りつけた。流石にこれは予想外だったのか、ラヴィニアは驚いてしまう。

 

「いつまでそこにいると邪魔だ。お前の目的は、コイツらではないだろ。さっさと自分の女を取り戻し来い!いつまでもそこでウジウジするなら、本気で殺すぞ」

『いいぞヤレ』

『ヤッタれ!ヤッタれ!』

『斬殺!惨殺!』

 

「トビー行ってください。私の目的は、元々魔女達の撃滅なのです。彼女たちを見つけた以上、本来のお仕事に私は戻るのです」

 

 

再び所々血を流しながら立ち上がったギルバスに視線を戻す黎牙、そして、会った時と変わらない微笑みを鳶雄に向けるラヴィニア。

 

 

「私は人に手を出せないトビーの甘い考えに好意を感じるのです。けれど、いつか必ず大切な人を守るために、他の誰かを傷つけてなければならない場面に直面するのです。……彼女を救うということは、きっとそういうことなのです」

 

 

鳶雄と話すラヴィニアに向けてアヴグスタが放った魔法を相殺しつづける黎牙は扉を指差す。

 

 

「これで最後だ。さっさと行け」

 

 

鳶雄は苦渋の決断を下し、刃とともに扉の方へ駆け出した。

 

 

「………ゴメン、ラヴィニアさん、黎牙」

 

 

心からの謝罪を口にし、鳶雄は唐棣と紗枝を追うことを決め、確固なる意志で、刃と共に己が大切な人のために2人に背を向け、駆け抜けいく。

 

 

 

 

 

鳶雄達が、部屋から出た事を確認した黎牙は溜息を吐きながら、あの夜と変わらない暖かな笑みをこちらに向けてくるラヴィニアを横目で見ながら、

 

 

「今日はよく人に謝られる日だ」

 

「ファングも人の事を言えないのです」

『魔女っ子に一票』

『同じくボインちゃんに一票☆』

『同じくカワイ子ちゃんに一票☆』

 

「うるさい」

 

 

ラヴィニアはアヴグスタへ、黎牙はギルバスへとそれぞれの魔法を放ち、死闘を再開させる。

 

 

 

 




最後まで読んでいただきありがとうございます。
黎牙の新形態につきましては、元ネタはブレソル二周年記念のオリジナル形態の一護です。一目見て、ハートを射抜かれました。

それでは次回も楽しみください!!

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