素人が勢いだけで書きました。よろしくお願いします。
やあ、突然だけど君は転生って知ってるかな?そう、今流行りの転生だ。
例えば誰かがトラックに轢かれそうな人を助ける代わりに自分が轢かれて転生、ブラック企業の業務に耐えきれず過労死、あとは全く身に覚えがなかったりして気づいたら転生してたってパターンなどいろいろある。
いろいろ例を挙げて見たけど何が言いたかったのかというと何と自分も転生しちゃってたんだよね。ちなみに自分のパターンは最後の身に覚えがないのに転生しているパターンだ。
転生してから暫くはガンダムの世界とは気付かなかったが『サイド3』やら『スペースノイド』の単語を聞きガンダムの世界に転生した事に気付いた。しかも自分はサイド3に住んでいて両親はザビ家寄りのそこそこ大きな名家らしい。
その事を知った感想としては絶望感しか無かった。
ジオンと連邦のどっちが好きかと聞かれたら迷わずジオンと答えるが転生してその世界で生きるとしたら戦争の勝者である連邦を選ぶであろう。正直どっちも微妙ではあるが。
何とか生き延びる為に両親を説得して戦争の被害が出ない場所に引っ越しを提案したりこのままだと死ぬ可能性が高い事ジオンが負ける事を説明したら父親に軍学校に入れられて全てを諦めた。
ところがある日、軍学校で将来の事で絶望し腐ってる所に話しかけてくる二人組いた。
どうやら小さい頃何処かのパーティーであった事があるらしいのだが忘れていた。
その二人組とよく話すようになりいろいろあって親友同士になった。あの頃は良かった、なんせ
『オイ!いつまで現実逃避してるんだ!もうすぐ戦闘だぞ。お前がこの中で一番射撃評価が高かったから対艦ライフルを任せたんだぞ!本当は俺が使いたかったのに。』
『まあまあ落ち着いて、ヒカルも緊張してるんだよ。もちろん僕だって緊張して手が少し震えるくらいさ。』
『ふん、軟弱な奴らめ。』
怒鳴ってる奴はキッド、この隊の隊長。しかもツィマッド社のかなり上の方の幹部の息子だ。かなりのワガママで自信家だが自信に裏打ちされた能力も備えているし、時と場合を弁えた行動も取れるハイスペックな奴。
そしてキッドを抑えている奴はウィル、爽やかイケメンだが根っからの親ザビ家でアースノイドはスペースノイドによって支配されるべきという考えを持つヤベー奴。
そしてヒカルと言われてるのが自分でそこそこの家格を持つ名家で転生特典なのかMS適正がかなり高いが他の所は大していい所が無いような感じだ。
この三人は士官学校からの同期で腐れ縁と言ってもいい仲だ。同じ部隊になったのは多分キッドと自分のせいだろう。ツィマッド社幹部の息子と名家の息子が仲が良いので忖度で同じ部隊にしたのだろう、きっと。もし偶然なら神の意志を感じぜざるを得ない。
そんなこんなで粗方説明も終わったので現状をお教えしよう。現在我が隊はキリング・J・ダニカン中将率いる公国軍護衛艦隊の一員としてブリティッシュ作戦に従事している。内容としてはスペースコロニーを巨大な弾頭と見立て連邦軍中枢ジャブローを一撃で破壊するといったシンプルながら強力な作戦だ。まあ、コロニー制圧の為に毒ガスを使い皆殺しにするなど酷い作戦でもあるのだが。
『総員、配置に付け、第1種戦闘配備』
艦長からの指令を受け艦全体が一気にピリピリとした空気に満たされていく。
カタパルトデッキの近くにある待機室から飛び出すと3機のMSが目に入ってくる。
我らの隊の愛機
MS-06C初期量産型ザクⅡである。
この機体を簡単に説明すると核攻撃を使用する事を前提として作られた為コクピット周辺の装甲が三重複合装甲とかでかなり耐久性や生存率が高い機体であるのだ。
まあ戦艦などの主砲を喰らったら一瞬でお陀仏だが、セイバーフィッシュくらいなら結構耐えれるだろうと思う。
いやー、ザクⅠとかじゃなくて本当に良かった。
三人はそれぞれの機体に乗り込み戦闘に備える。
『最後の確認だ。艦から発進後、支援射撃と共に前に出る、前に出たら互いにカバーして相手を沈めていくぞ。戦闘機などは俺とウィルが抑える、その間にサラミスやマザランはヒカルが墜とせ。この戦いで絶対に戦果を残すぞ!いいな!』
『了解』
『ラジャラジャ』
『ヒカル!何をふざけている!このバカが!』
『イヤ、ちょっと緊張をほぐしてあげようとしただけじゃん、何もそんなに怒んないでも』
せっかく人がキュートなバトルドロイドの真似をして場を和ませやろうとしたのに。
『お前はいつもいつもぼーっとしてるかふざけているかのどっちかしか無いのか!』
『まあまあ、ヒカルも僕らのためを思ってやってくれたんだし。』
『ウィル!貴様もヒカルに何か言ってやったらどうだ。だいたいいつもお前が『あー、コホン、少し話をしていいかな』
いつもの如く馴れ合っているとモニターに男が出てきた。この艦の艦長だ。
『申し訳ありません!?失礼しました。』
『ああ気にしないでくれ、君達はこれが初陣だからね過度に緊張していたらほぐそうと思ったんだが…必要ないようだね。代わりと言ってはなんだが一つアドバイスをしよう。』
『ハッ!御配慮頂きありがとうございます。アドバイスとは一体?』
『何ただ[生きて帰る]それが一番重要な事だ。戦功なんて物は生きて帰らなければ何の意味もない。それを伝えたくてね。まあ伝えたいのはそれだけだ、諸君らの健闘を祈る、ジーク・ジオン』
『感謝します。ジークジオン』
生きて帰る…か、確かに一番重要な事だな。
でもちょっとなー少し引っかかるのは艦長の目が少し血走っていた事だ、これはもしかしたら上からいろいろと言われてるな?きっと戦死させないように一回出撃して補給に戻ったら再襲撃出来ないようになってたりするのかも知れないな。考えすぎか?まあいいや艦長の言っていた通り生きてさえいれば何とかなる何とかなる……よね?
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0079年1月8日
『キリング中将、アイランド・イフィッシュ地球落下軌道上に多数の敵影あり。ティアンム中将率いる第4戦隊を確認、他多数の迎撃艦隊も確認しました。』
『相手はティアンム中将か、厳しい戦いになるな。』
『そうでしょうか?今までも何度か妨害がありましたが損害は軽微です。何より虎の子のMSも万全です。』
『確かに我が軍は順調に作戦を遂行している。だが相手も馬鹿では無い、ある程度の情報は得ているだろう、そして何よりも相手は死兵になるぞ。』
『死兵ですか。確かにそれは厄介です』
『ああ、そうだ相手はもう一歩も引かんだろう。引いたら最後、自分の軍が文字通り消えて無くなるのだからな。』
『例え相手が死兵だとしても勝つのは我々です。』
『その通りだ、我々は完璧にこの作戦を遂行しなければならない、絶対にな…』
キリング中将はブリティッシュ作戦の全貌を知る人物である。そのためこの作戦の為に犠牲になったアイランド・イフィッシュの住人がどのような最期を辿ったかを知っている。犠牲になった者たちの為を無駄にしない為にも成功させる。もし失敗したらその時は…
覚悟を決めて戦いに挑むキリングであった。
『キリング中将、作戦遂行時間になります、御命令を。』
『総員戦闘開始!ジーク・ジオン‼︎』
『『『『ジーク・ジオン‼︎』』』
次回ヒカル爆散!?土星エンジン驚異の性能をお送りします(嘘)
次回はMS戦です。うまく表現出来なくても勘弁してください。