ジオン転生記   作:清水蜂弥

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皆さんの好きなキャラは何ですか?
自分の好きなキャラは見事にジオン側ばかりです。
少し例を挙げるとアナベル・ガトーやノリス・パッカードなど男の中の漢!って言うキャラが好きです。
なんか連邦軍はそう言うキャラは少ないですよね?あえて挙げるならばサウス・バニングかシロー・アマダですかね。


ルウム戦役

宇宙の彼方からとんでもないスピードで進む何かがある。それは最初、ごま粒のような大きさだったが、だんだんと加速度的に大きくなっていった。

 

その正体はルナツーから出撃したレビル中将旗下の第3艦隊、そしてルナツーの残存艦艇や各方面からの増援艦艇がさらに合流してできた第1連合艦隊である。

 

その戦力は史上空前の大艦隊。

戦艦48隻、巡洋艦163隻、小型武装艦艇118隻、補助艦艇84隻である。

 

この大艦隊の総司令レビルは旗艦マゼラン級戦艦『アナンケ』にて部下達と会議をしていた。

 

『では、集まっている情報を報告してくれ。』

 

『現在、確認が取れているのは敵が巨大人型兵器を用いている事、強力な電波妨害により通信、レーダー、ミサイルの誘導などが妨害されています。またサイド5・11バンチコロニー『ワトホート』にて核パルスエンジンの装着を始めているもようです。』

 

部下の報告に周りはざわめく。

 

無理もない、何故なら今までやってきた事が殆ど通用しないからだ。

 

今までの高度なコンピュータによる自動制御での艦隊連携、高い精度を誇る射撃、それらが殆ど封じられ手動での運用になる。まさに悪夢だ。

 

しかし、彼等は諦めない。地上ではコロニー落下の影響から大地震や津波、異常気象などの大災害からかなりの死者が出ている。この混乱から復興作業を全く進んでいない。

 

もしも、また地球にコロニーがジャブローに、いや地球のどこに落ちても連邦という政府は無くなり、ジオンに支配されるだろう。いや、支配ならまだいいが、下手をしたら地球人類滅亡の危機が訪れるだろう。

 

『何としても、阻止せねばならないな。』

 

そう言いレビルは来るべき戦いに備え部下達と作戦を練り始めた。

 

 

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サイド5・11バンチコロニー『ワトホート』に先着していたジオン軍は早速コロニーを制圧し、核パルスエンジンの装着を始めていた。

 

この『第二次ブリティッシュ作戦』を取り仕切る総司令官はザビ家の次男でありジオン軍随一の猛将ドズル 中将であった。

 

コロニーをジャブローに落とすべく集められた艦隊は戦艦4隻、巡洋艦78隻、武装艦艇34隻、補助艦艇22隻というジオンの出せる限りの戦力を集めた。更に新型兵器のMSを掻き集め鉄壁の布陣を敷いていた。

 

『コロニーへの核パルスエンジンの取り付けはどうなっている。』

『現在の進捗状況は全体の34%程です。』

『ふうむ、そうか。なるべく急がせろ。』

 

ドズルはそう命令すると椅子に座り腕を組んで考え事を始めた。どうにも嫌な予感がしていた。虫の知らせや、獣の勘のようなものがドズルに何かを知らせようとしていた。

 

そのドズルの勘は当たっていた。ジオン軍が予測していた連邦軍の進行速度を遥かに上回る速度で進軍していたのだった。

 

『レーダーに感あり!連邦艦隊による襲撃です!』

『バカな!早すぎる!』

部下が驚愕の表情を顔に貼り付ける。

 

『全軍に通達!迎撃体制を取らせろ!迎撃部隊を優先して出撃、護衛部隊は作業中の部隊とコロニーを死守させろ!』

ドズルは素早く命令を出す。

 

『連邦めが、えらく動きがいいが…指揮官はレビルか?』

ドズルはレビルの優秀さにうめき声をあげるのだった。

 

 

0079年1月15日22時14分ジオン軍の予想を上回る速度で進軍した連邦軍の奇襲と言う形で、後に『ルウム戦役』と言われる戦いの火蓋が切って落とされた。

 

 

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おいおい大丈夫なのか、この戦いは。これはあの『ルウム戦役』だろ?何でこんなに苦戦してるんだよ。確かルウム戦役といえばジオン軍の3倍の戦力を持つ連邦軍に、MSを使い華々しく勝つと言う戦いじゃ無かったのか!前線は押されていて戦況は厳しそうだ。一体何がどうなってるんだ!

 

『おいキッド、前線への移動命令はまだなのか?押されてるぞ。』

 

『分かっているが、命令は下されてない。喋ってないでミサイルを撃ち落とせ!』

 

そう、こっちもまた連邦軍の攻勢に押され気味だ。連邦軍の十八番、圧倒的な物量によるミサイル攻撃だ。

 

『クソ、やたらめったに撃ちやがって、防ぐこっちの身にもなって欲しいぜ!』

 

『ああ、同感だ。こんなに広範囲に撃たれたら3機だけでは少しキツイな。』

 

『確かに厳しいね。でも仕方ないよ。前回はコロニーにダメージを受け過ぎて途中で壊れたんだ。何とか守らないとね。』

 

3機のザクは命じられた任務を果たすべく迫り来るミサイルを次々と撃ち落としていった。

 

マゼランやサラミス、レパントから発射されたミサイルが雨のように降り注ぐ。それらから巨大なコロニー、作業中MSや工作艦を守るには戦力が足りなかった。

 

コロニーを守らなければいけないジオンは貴重な戦力であるMSを迎撃部隊、護衛部隊、作業部隊の三つに分けなければならず、ただでさえ少ない戦力を分断する事を余儀なくされた。

 

それは結果的に被害を増大させるだけであり、現に前線のMS部隊は数が足りず、ほぼ全ての戦闘機を艦の護衛に回していた連邦艦隊と戦闘機の連携を突破出来ないでいた。

 

 

1月15日22時40分ドズル中将はこのままコロニーに執着しては『一週間戦争』の二の舞になると考え、核パルスエンジン装着の作業の中止を伝え、護衛部隊を含む全戦力に1月16日00時00分丁度に総攻撃をする事を命じた。

 

 

『おい!俺達に帰還命令が出ている。帰還するぞ。』

 

『はぁ?なら作業中の奴らはどうするだ?』

 

『心配いらん。作業は全て中止し、俺達と一緒に帰還する。どうやら戦力を結集して明日の00時丁度に連邦艦隊へ総攻撃をするらしい。』

 

『そうか、そう言う事だったのか!謎が解けたぞ。』

 

『ん?何の謎が解けたの?』

 

『え?あー、えーと、あははは、何でも無いから』

 

『ほっとけウィル、どうせアホな事でも考えてたんだろう』

 

酷い事をキッドに言われながらもヒカルは納得していた。ルウム戦役は2日にかけて行われていたのだ。

ヒカルがルウム戦役で知っている事は連邦がジオンの3倍の戦力だった事とシャアや黒い三連星などのエースが活躍した事くらいだった。

 

苦戦の謎は解けた。後は明日の総攻撃で華々しく活躍するだけだ。

 

『よーしキッド!ウィル!バンバン敵を墜として戦功をガッツリ稼ぐぞ!出世の大チャンスだ!』

 

『ふん、お前に言われなくても分かっている。帰還したらミーティングだ。分かったな。』

 

『全く2人とも、戦功も大事だけど、命あっての物種だからね?』

 

3人はそう言うと、作業をやめ帰還する工作艦などと一緒に、母艦に戻っていった。

 

 

 

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0079年1月16日00時00分遂に全戦力を結集した総攻撃がドズル中将から全軍に命令された。

 

まず最初に起こったのは艦隊同士の砲撃戦である。

しかしこの戦いは連邦軍が数の上で優位であったこと、既にミノフスキー粒子の使用を予測していたためブリティッシュ作戦時のような奇襲が成立しなかったこともあり連邦が優位に戦闘を進める。

艦隊戦のノウハウや戦闘艦の性能に関しては連邦が上で、ジオン艦隊から次々にムサイが落伍していく。

 

しかし、ここでジオンの奥の手、MSの前線投入を開始する。

 

瞬く間に連邦との距離を詰める巨大の群れが艦隊の護衛をしていたセイバーフィッシュなどの戦闘機を容易く蹴散らし突破していき、艦隊同士の砲撃で精一杯な連邦艦隊に襲いかかる。

 

戦力差3倍の連邦軍を破る伝説の戦いが今、始まった。




次回ヒカルうっかり黒い三連星ごとレビルを核で爆殺!?キシリア怒りの銃殺刑(嘘)

次回は戦闘回です。多分有名人出します。

ネットでいろいろと調べるんですけどいろいろな情報があり混乱しますね。まあそれぞれの使えそうなところを使って書いてるんで多分色んな時空が混ざってますね。

てか、めちゃくちゃ難産でした。疲れた。
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