ジオン転生記   作:清水蜂弥

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ネットで見たんですけどガンタンクを北海道の中心に置くとほぼ全域をカバーできるそうですね、まあほぼ目標に当たることは無理そうですけど。

後、ジャブロー攻略の時にアッグが攻略戦から2日後に岩盤によりドリルがオーバーヒートを起こし、頓挫したところを連邦軍に発見(救助)される。という情報を見て笑ってしまいました。


凱旋パレード

サイド3・1バンチ『ズム・シティ』

 

今現在、このコロニーはお祭り騒ぎである。

 

先の戦い『ルウム戦役』ではジオン軍の3倍の戦力を誇る連邦軍を新型兵器であるMSを巧みに運用し、連邦艦隊戦力の80%を宇宙のチリとし、華々しい大勝利を上げたからである。

 

その圧倒的な勝利を祝うため、凱旋式が開かれたのである。

 

街道には多くの人々が詰めかけ、戦争の英雄達に賞賛を送る。

 

『スペースノイド万歳!』『ザ・ビ!ザ・ビ!ザ・ビ!ザ・ビ!』『きゃー、カッコイイー』『ジーク・ジオン!』『ジオン軍万歳!』『連邦なんかぶっ潰せ!』『よくやった』

 

様々な声が軍人達を迎えていた。

 

しかしここで突然、歓声が止み、罵詈雑言が飛ぶ!

 

『この屑が!ざまぁみろ!』『私の息子を返して!返してよ!』『父さんを返せ!うわーん』『処刑だ!処刑しろ』『何でお前がまだ生きててあいつが死ななきゃならないだ』

 

国民の戦意や憎悪を煽るためギレンはルウム戦役で捉えた連邦艦隊総司令官レビル将軍を観衆の前に晒した。

 

レビルはその言葉が聞こえているはずだが顔を決して下げず、ただ何もない前方を睨みつけるのであった。

 

凱旋パレードを続けているうちに遂に終着点に着く。

 

ズム・シティ公王庁舎である。

 

 

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ズム・シティ公王庁舎ではまずデギン公王からのありがたい一言から始まった。

 

『栄光あるジオンの兵士諸君。貴官ら獅子奮迅の活躍により我がジオン軍は華々しい戦果を飾った。今日は先の活躍を祝うパーティーである。今日はゆっくりと戦いの疲れを癒して欲しい。』

 

次に特に戦功を挙げた者達への褒賞の授与だ。

 

『ガイア中尉、オルテガ少尉、マッシュ少尉。前へ』

 

ルウム戦役で総司令官レビル中将を捕らえた黒い三連星が呼び出される。

 

『貴官らの隊は、ルウム戦役にて敵の総司令官を捕らえるという多大なる戦果を挙げ、ジオンの勝利に貢献し、獅子奮迅の活躍を見せ、味方の士気を大いに上げるという戦功を讃え、ジオン十字勲章を授与する!また全員を昇級とする!』

 

ジオン十字勲章を授与との言葉にざわめきが走る。

さらにこの昇級によりガイア中尉は大尉、オルテガ少尉とマッシュ少尉は中尉になる。

 

黒い三連星が元の場所に戻ると次が呼ばれる

 

『シャア・アズナブル中尉、前へ』

 

シャアが堂々と前に出る

 

『貴官はルウム戦役にて戦艦5隻、巡洋艦3隻を墜とすという鬼神のごとき活躍を見せ、連邦艦隊に多大な損害を与え、味方の将兵の士気を大いに上げる戦功を讃え、二階級特進とする!』

 

辺りは先程より大きなざわめきが起こる。

 

その後も数々の英雄達がその戦功を讃えられていき、褒賞を貰っていった。

 

『キッド中尉、ヒカル少尉、ウィル少尉、前へ』

 

3人は緊張を上手く隠し前に出る。

 

『貴官らの隊は戦艦2隻、巡洋艦3隻、補給艦2隻を墜とす活躍を見せ、ジオンの勝利に貢献した事を讃え、全員を昇級とする!』

 

3人は元の場所に戻る途中で顔が綻ぶのを抑えられなかった。今までの働きが認められ、こうして大勢の前で褒められると少し恥ずかしい気持ちも湧き上がるがそれよりも嬉しさや誇らしい気持ちが溢れ出た。

 

無事に全ての表彰が終わり最後にギレン総帥の演説が行われる。

 

『我が同胞よ!1億5000万の栄えあるジオン国民よ!戦いはこれからだ!一糸乱れぬ隊伍を組んで、前に進もうではないか!ともに、勝利の日まで!ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!』

 

『『『『『ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!ジーク・ジオン』』』』』

 

ギレン総帥の演説が終わるとお気楽なパーティーが始まる。

 

パーティー会場には多くの人が詰めかけていた。

ジオニック社やツィマッド社、MIP社などのジオンを支える大企業の重役達、ジオン公国の内政面で活躍する議員達。様々な場所に影響を持つ名家などが集まっていた。

 

ヒカル達3人は凱旋した時の人の多さや、賞賛の声、表彰された時の事を話していると、声をかける者達がいた。

 

『キッド、良く生きて帰った。2人ともキッドを連れて帰って本当にありがとう。』

ツィマッド社の副社長でもあるキッドの父親が挨拶をしてきた。

 

『ウィル、お前は私達の誇りだ!これからもジオンの為、そしてザビ家の為に力を尽くすのだぞ!』

ちょっとテンションがおかしいこの人はウィルの父親だ。

 

『ガハハ、流石は俺の子供だ!連邦のカス共など相手にもならんわ!お前もそう思うだろ?キャロル?』

『ヒカル、怪我はないの?ご飯はちゃんと食べてるの?歯磨きは毎日しないとダメよ?』

最初に喋ったのは父親、喋り方通りの豪快な人だ。

父の言葉を全く聞かずに心配してくるのは母親だ。中々の美人である。胸の大きさは……ビグ・ザム級とだけ言っておく。

 

3人はそれぞれの親を交え今までの事を話していく。初陣の事、ピンチだった事、戦艦を墜とした時の事など様々な出来事を伝えていく。

 

話を聞く親達は驚いたり、怒ったり、心配したり喜んだりした。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、遂にパーティーの終わりが告げられる。ヒカル達3人は暫く休暇の為それぞれの親と帰っていく。

 

『それじゃあな。2人とも。』

『よっしゃあー、久々の休みだ!満喫するぜー。』

『うん、2人ともまた休み明けにね。』

 

3人が別れを告げると親達も別れの挨拶をする。

 

『それではお三方、また機会があれば。』

キッドが父親と去っていく。

 

『ええ、御機嫌よう。ではハンバッハ議員。私達もこれで。』

『ガハハ、また会おう!さらばだ!』

ヒカルも母と父と共に帰っていく。

 

『ええ、ではまたいずれ』

そう言いウィルも父と自分の家に向かっていった。

 

 

それぞれは家に帰っても今までの事を家族に語り明かした。そして次の戦いの事をひと時忘れ、幸せな時間を過ごすのだった。

 

 

『え?議員って何?え?ウィルの父親って議員なのかよ!ザビ家に熱狂的な親なのは知ってたけど、熱狂的な新ザビ派の議員。ヤバイな。あの親あってこの子供あり、だな。

 

てかツィマッド社副社長の息子と名家の息子、さらに新ザビ派議員の息子まで居るのか。…………ふっ、エリートコースは確実だな。

 

これから上官を務める人達の胃痛に苦しむ姿が目に浮かぶようだぜ!

 

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0079年1月??日

 

深い闇が広がる深夜、静寂が辺りを包む中、闇に生きる者達が蠢く。何の変哲も無い寂れた宿に、集まる影があった。

 

『ちっ、流石に本拠地だけはある、中々厳重じゃねーか。』

 

『どうしますか?やはり他の仲間を待ってからの方が…』

 

『馬鹿が、そんな時間はない。それに他の奴らが捕まって情報が漏れる可能性も高いんだ。計画通りに進める。』

 

男達が暗闇に紛れ何かをしようとすると情報収集に行っていた男が帰って来た。

 

『隊長、目標の居場所が分かりました。』

嬉しそうに報告する部下を、隊長と言われた男は冷徹な声を出す。

 

『はぁ、この馬鹿が、簡単に後を付けられやがって』

そう言った瞬間、男達は懐に隠し持った武器を取り出し、襲撃に備える。

 

しかし、扉が叩かれる。

 

(?何で扉を叩く?何故襲撃してこないんだ?)

 

扉から声がかけられる

 

『私は貴方達の敵では無い、それどころか味方だ。話だけでも聞いて欲しい。』

 

それを聞いた男達は余計に混乱を深めた。こんな敵のど真ん中に自分達以外に潜入している者はいない。少なくとも男はそんな存在がいるとは聞かされていなかった。

 

『ああ、勘違いしないで欲しい。私は連邦の所属では無い。ジオンの所属だ』

『…ジオンの奴を信用しろと?』

『ははっ、私がその気なら貴方達は既にこの世に居ない。貴方達もそれはおわかりでは?』

 

男達は迷う、相手の言葉通りだからだ。隊長と言われた男は部下達の判断を仰ぐ目を見て決断した。

 

『ああ、やっと話しを聞いてくれるのか。それではお邪魔させて貰うよ。』

 

男達は結局、部屋に招く選択をする。

部屋に入って来た男は武器を構える部下達の前を全く気にしていないと言うように飄々と通り抜け部屋にあった椅子に座る

 

『では早速本題に入ろう。何、簡単な事だ。君達にはレビル将軍を連れ去って貰う。その為にここまで来たのだろう?』

そう言って男は嗤った。

 

男達はあまりの驚きに声を出す事も出来なかった。




次回紫ババア鬼畜の所業!レビル、洗脳される!?洗脳されたレビルは機関銃を両手に持ち連邦高官を銃殺して回り最後は自爆するのだった。(嘘)

次回脱出と演説と条約です。

今回脱出まで行かなかった。早く地上に降りて戦うシーンを書きたい。
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