ジオン転生記   作:清水蜂弥

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他の作者さんはどの位のペースで1話書いてるんだろう。

自分の場合は、あれでも無いこうでも無い、疲れたから少し休憩。Wiki見て、ホームページ見て、まあこれでいっかぁ。とグダグダになって3〜6時間くらいで1話を書いてます。

文才が欲しい。


大脱走と南極条約

0079年1月22日サイド3・1バンチ『ズム・シティ』

 

活気溢れるジオン公国の首都にて、突如、爆発が起こる。その爆発は一回だけでは無く、あらゆる所で爆発を起こし混乱を招いていった。

 

人々はパニックを起こし、一時的にだが、コロニー全体がマヒを起こす。

 

更に不可解な事にいくつもの情報が錯綜し軍や治安維持の部隊は混乱し、的確な行動を起こせないでいた。時間が過ぎると共に更にパニックが広がる。

 

『ダイクン派のテロとの情報が!』『第11地区にて大火災が発生、現場から増援要請が!』『第42地区で不審な人影を見たとの通報がありました。』『パニックにより道路が封鎖され部隊が立ち往生しています!通れる道の情報を求めています。』

 

『一体これは…まさか!』

男は脳裏によぎった最悪の事態を想定し指示を飛ばそうとする。しかしそれは遅かった。何故なら…

 

『レビル将軍脱走!レビル将軍脱走が脱走しました!』

『くっ!至急関係各所に通達!コードレッドを発令、レビル脱走の緊急通信を流せ!』

 

_____________________________________________________

ズム・シティが爆発により混乱する少し前。連邦の特殊部隊によるレビル救出作戦は始まった。

 

レビル将軍が囚われているのは平凡な雑居ビルに偽装された独房だった。その独房に入れられていたレビルは突然起こった停電に戸惑う。

 

『何だ停電か?全くどうなっデェ』

パパパといった音の後に見張りの看守が倒れる。するとレビルの前に男達が現れる。

 

『レビル将軍ですね?我々は将軍の救出の為の部隊です。どうかお早く。』

『そうか、なら早く脱出するとしよう。それよりも本当に脱出出来るのか?』

『ご心配なく、必ず成功します。どうやらジオンはまだまだ戦争を続けたい様子です。』

 

男の発言にレビルは感づく。ジオンの中に脱出を手助けする者がいると。

 

レビル達が無事に偽装されたビルを出ると同時に至る所で爆発が起こったのかコロニー全体が少し揺れ、悲鳴が聞こえる。

 

『さあ、将軍!早くこちらに!頭を下げて衝撃に備えてください!安全運転って訳には行けませんからね!揺れますよ!』

 

レビル達は何処からか用意された軍用車に乗り込み爆走を始める。コロニーの住人は軍の案内放送に従い車を端に寄せ停車させ避難所に移動しているか、もしまだ車を運転していても直ぐにレビル達軍用車を見ると車線を開けるのだった。

 

しばらく爆走しているとレビルを捕らえる為の検問が張られていた。しかしレビル達の軍用車はスピードを下げる所か逆に上げ始めていた。

 

異変に気付いた検問を張っていた者達が停止を呼び掛けるも、猛スピードでレビル達は走り去る。猛スピードで突っ込んだ軍用車を見送ると、慌てて男達は起こった事を報告する。

 

上層部は漸く掴んだレビルらしき者達に追っ手を差し向ける。

 

『クソ、バレたな。おいお前達分かってるな。』

『はっ、宇宙人ども何て俺達が全員ぶっ殺してやりますよ!なぁ、お前ら!』

『『『おう!』』』

 

レビル達が猛スピードで進んでいると遂に目的地に着く

 

『ここは?見たところ建設途中の宇宙港に見えるが…』

『ええその通りです。ここに脱出用の特殊なランチがあります。さあ、お早く!』

 

しかしジオンからの追手が遂に追いつく。

 

『クソ、やっぱり追いつかれたか。』

『隊長、早く行って下さい。さっきも言ったでしょう。俺達だけでジオンの奴らを皆殺しにしてやるって。さあさあ!早く将軍を連れて行って下さい!』

 

ジオンの追手と連邦の特殊部隊による激しい銃撃戦が始まる。

 

『お前達……。将軍、こちらです。離れず付いてきて下さい。』

『……君達の覚悟と気高さ、そして誇りは忘れん。約束しよう。必ず勝つと!』

 

隊長と呼ばれた男とレビル将軍が宇宙港に入っていく。

 

『へへっ、聞いてたな。必ず勝ってくれるとよ。これで心置きなく戦えるってもんだ。なぁお前達!』

 

『おう!ジオンの最期を見られないのは少し残念だが。これで連邦が勝つなら最高の死に場所だな!』

 

『ああそうだな、ジオンに一泡吹かせてやった。そう死んだ家族に自慢できるぜ。』

 

そう、この特殊部隊の家族は、コロニー落としにより失った者達が集められていた。

 

レビル救出作戦は当然の事だがかなり困難な任務である。充分な支援も無いまま敵中枢でレビル将軍を見つけ救出し無事に連れ帰る。

この死地での任務は実力は勿論だが何より任務の為なら自分の命を惜しまず、拷問にも屈する事の無い強靭な精神力を持つ精兵が選抜されている。

 

その精兵はどれも家族を失いジオンを心の底から憎む者達であった。

愛する妻や子供、親や兄弟、恋人を失った彼等はジオンに一泡吹かせる為なら自分の命を平気で投げ出す者ばかりだった。

 

『おっと、どうやら奴ら本腰を入れて来たらしい。お前達、死んでも此処を通すなよ!奴らに俺達の強さを見せつけてやれ!』

 

レビル確保の為、敵の戦車やヘリ、特殊部隊が現れる。しかし男達は死ぬまで戦いレビル将軍が脱出する時間を見事に稼ぐのであった。

 

 

 

 

『将軍、どうやら振り切ったようです。この船は特殊な仕様でジオンの監視に見つかる事は無いでしょう。』

 

『そうか、任務、ご苦労だった。それにしても、彼等には』

レビルが何か言おうとすると隊長は少し強い口調で止める

 

『将軍、彼等は帰れない事を承知でこの作戦に志願していました。それに彼等は本望だった筈です。将軍が必ず勝つと約束したからです。彼等に報いたいなら約束を守ってください。』

 

レビルは隊長の強い眼差しを正面から見つめ頷く

 

『ああ、私は必ず勝つ。ジオンの打ち砕いて見せる。』

『それが一番、彼等が望む事です。レビル将軍。』

 

レビルは決意を新たに固め誓う。連邦に戻った暁には全力を尽くし勝利をすると。

 

 

その後、無事にジオンの支配圏を抜け、連邦の哨戒部隊に保護される。

 

『将軍!迎えのの哨戒部隊です!これでルナツーに帰還します!』

『そうか、君には本当に苦労をかけた。ありがとう。』

そう言いながらレビルと隊長は硬い握手を交わす。

それに照れたのか隊長は頰に貼ってある絆創膏をポリポリとかく。

 

『自分は任務を果たしただけです。それに、一番の功労者は彼等です。では将軍。行きましょう。ルナツーに。』

 

 

レビル帰還する!

 

 

 

無事にルナツーに帰還を果たすレビル。帰還するとすぐに演説の準備をさせた。弱腰な交渉中の連邦高官達に、いや連邦軍全将兵に対して。

 

 

_____________________________________________________

0079年1月31日

 

南極にてジオン公国と地球連邦での条約の最中にそれ報告はされた。

 

一週間戦争やルウム戦役、コロニー落としなどにより地球、宇宙両方に甚大な被害を受け、今まさに実質降伏勧告の様な条約にサインする事が決めかけた時。報告が入る

 

レビル帰還!それは両軍に衝撃を与えると共に続けて起こった全地球圏に向けた演説を行った。

 

後の世に『ジオンに兵なし』と言われる演説である。

 

 

『地球連邦に生き残った国民すべてに、私は訴えたい。

 

ジオンには、すでに兵はない!

艦もなければ、武器、弾薬もない!なのに、なぜそのジオンに降伏をしなければならないのか!

 

国民諸君!聞き給え!すでにギレンの言葉は脅しにしかすぎない。

不肖、私は、幸いにしてジオンに捕らわれ、ジオン本国の実態に触れた。

ジオンの国民は疲れきっている。軍事力の増強は、明日すぐ間に合うというものではない。

 

ルウム戦役ですでにジオンの兵力は尽きている。一人の兵を育てるのに何日かかる。ギレンは知らぬわけではあるまい。そして、地球連邦の国民、一人ひとりへ私は訴える。もはや、ジオンに兵はいない!

 

起てよ国民!今こそ、ジオンをこそ我等の前に倒すべきである!!』

 

この演説により地球連邦軍は強気になり戦争継続へと動き出す。

 

この日連邦とジオンによる『南極条約』が締結される。

 

簡単に纏めると内容は以下の通りである。

 

大量破壊兵器の使用禁止

 

特定地域、対象への攻撃禁止

 

将兵の人権に関する取り決め

 

 

南極条約は概ねこの様な内容で締結された。

 

 

これにより戦争は長期戦の構えを見せた。連邦は迫り来るジオンに備え、ジオンは地球に降下し連邦を追い詰める。

 

 

新たな戦端はもうすぐ開かれようとしていた。




次回ヒカル遊んでいたら地球の重力に捕まる『大尉ー、キッド大尉ー!助けてください、減速できません!』『ヒカル、ザクには大気圏を突破する性能はない、気の毒だが。しかしヒカル、これは無駄死にだぞ!』(嘘)

次回は地球降下作戦!やったね。

次回はご都合主義入ります。許してヒヤシンス。
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