理由はPC操作のミスでユーザー辞書が全部消え、あわあわしている間にまだ保存していない後編をバツで閉じたから。
これが人間のやることかよ······ふざけんなバカヤロー!
と言う訳でネタが全部消えたので、何となく思い出しながらお茶を濁す感じで投稿です。
「なあ、宇宙って言ったって、そんなに変わらないんだな」
「そりゃそうだ。ここは人型種族の生存圏だしな。ここだって元々は丸裸の惑星だった様だ。そこをテラフォーミングして移民したのが始まりだってな」
「へぇ~地球人にはまだ早い話だな。それよりもジョニー、なんか美味いお菓子とか売ってねえのか? 宇宙っぽいの」
「んじゃあそこの店に寄ってみるか」
「おう!」
宇宙を股にかける伊達男と有名なジョニーだ。
現在オレ達は地球を飛び出し別の惑星にやってきた。
フェイク・マーズって言う宇宙移民が興した星だが、この星系の防衛基地でもあるのか、一般人とそうじゃない風貌の人種が入り乱れて物々しい雰囲気だ。
目当ての星に向かってはいるが、ここでまずは補給をしようと寄り道した。
まあ地球から例の惑星まではコールドスリープの必要のないショートワープを何度か使いつつもまる三日程の短い旅なんだ。
オレの母艦ロシナンテ号は高度なAIにより、無人でも常に自己メンテナンスを行う関係で、久しぶりに動かしたというのにゴキゲンだ。
共和国の正規軍とかで採用されているトレンドなフォルムは、限りなく抵抗を減らした涙型の宇宙船が多いが、オレは敢えて旧世代のデザインである無駄に鋭角の多い戦艦型にしている。
やはり見た目は大事だ。
いっそ人型に変形するみたいなのもありだが、長距離航行と小型戦闘艇の取り回しを両立させる為にその辺は泣く泣くオミット。
それでも全長1kmに及ぶ規模は中々だ。
これが月の裏側に潜ってたんだから地球人もびっくりだろうさ。
艦内は重力安定装置が常に起動しているから地上にいるのと変わらない。
量子ジャイロシステムも並行起動しているから、突発的な戦闘に入って三次元機動を行っても中は常に状態を維持するし。
これには幼な妻たちも不満だったらしい。
彼女らが思う宇宙船は、無重力で浮いているのがイメージだという。
ま、わからんでもないが、オレ達にとってその時代はとっくの昔に終わってんだ。
なんで使って無い船室を改造して無重力を体感できる様にしてやったがな。
無邪気なもんで。可愛いけれど。
まあそんなんで、彼女たちに宇宙の愉しさと、宇宙での立ち回りを覚えさせながら、調査予定の星を目指している。
でもオレは宇宙糧食に慣れているが、彼女たちはそうはいかない。
それにオレの嫁に不自由な思いをさせたなら、故郷のパイセン達に煽られる。
なのでこうして、フェイクマーズによって、生鮮食品や保存食なんかを買い集めている。
つってもマミをリーダーとした買い出し部隊が、この星のショッピングセンターみたいな所に行っている。
まあ安全に配慮して、そっちにはロシナンテのAIを量産型アンドロイドに並列化させて護衛させてるから問題無い。
彼女なら武装兵数百人に囲まれても数秒で無力化するだろ。
死亡者を出さない様に配慮する方が大変そうだが。
まあそこは共和国の法をインストールされているから、まずは脅威の無効化、段階を踏んで廃除に移行となるし、その際には警告を行ったうえで実行するから問題無い。
彼女が暴れて人死にが出たとしても、確実に正当防衛が立証できるシーンのみだし。
勿論内臓のカメラによる映像記録は残したうえで。
共和国は無数の人種がいるからな。
となれば風習も価値観も星の数だけある。
だからこそ法の尊守は絶対条件であり、破れば容赦ない。
地球のアメリカ以上に訴訟が多いからなぁ。
まあいい。
マミ達を別に行かせたのは理由がある。
それがオレの手を引き、満面の笑みで菓子店を目指すハーレムレッドこと杏子のせいだ。
こいつ、フェイクマーズに着陸する時に強烈な船酔いを起こした。
一応宇宙空間ではバランサーが機能しているけれど、大気圏内ではどうしても全システムを稼働出来ない関係で、着陸の際はそれなりにGがかかるんだな。
これに杏子がやられた。
魔法少女経験の無いまどかが一番ピンピンしてたわ。
あいつ、ああ見えて体力すげえんだよなぁ。
若い上に貪欲だしで、マミが苦笑いするほどだもの。
いやどういうシーンでの話かはさておき。
で、杏子がグロッキー。
だがフェイクマーズの規定の関係で、滞在時間が3時間しかない。
ここは共和国群に加盟していないからな。
なんで時間が少ないからマミ達を行かせたんだ。
そしたら30分くらいかな?
あっさり治った。
で、どこかへ連れていけと始まったのがきっかけだ。
まあね、その辺は男の甲斐性って奴で仕方なく連れていく事にした。
しかし夕暮れ時とは言え、全然人が歩いてねえな。
オレンジウォッチにダウンロードした周辺マップに寄ると、あと2ブロック先に駄菓子屋っぽいのがある。
とりあえずはそっちに向かおう。
『なんか静かですね。街の中にはギャラルホルンもいないし本部とはえらい違いだ』
『ああ。火星の戦力は軒並み向こうに回してんのかもな』
『まっそんなのもう関係ないですけどね!』
『上機嫌だな』
おいおい杏子よ、嬉しいからってあんまり引っ張るなよ。
って人いるじゃん。
軍人と······子供?
ま、こっちも似た様なもんか。
さっさと目的地に向かうべ。
ん? なんか向こうが騒がしいな。
◇◆◇◆
「うわぁ、うわぁ!!」
「まどか、はしゃいで走ると危ないわ」
「えへへ、ごめんねほむらちゃん。さやかちゃんも早くおいでよ~」
「何とも無邪気ですなぁ~」
「オバハン臭いなさやか」
「な、なにをー!」
全く、少女のキャッキャウフフを眺めているのは最高だぜ!
ニヤニヤしつつそう思う。
オレの眼下まどかほむらさやかの三人がジャングルに向かって走っていった。
「全く、仕方がないわね。気持ちはわからなくはないけれど」
「そうかぁ? 危機感が足りねえよ」
紅茶を淹れるマミを胡乱気に見る杏子。
こいつは何でも一度は噛みつかないと駄目な性格なんだよな。
けど実はマミと杏子が一番仲が良い様な気がする。
杏子は絶対に認めないが。
それに斜に構えているのはいいが、その大量のお菓子の詰まった紙袋を持ちながらじゃ威厳もねえな。
さて目的の星についたオレ達だが、まずはロシンナンテのAIこと、レディによる調査の結果、空気の成分も水質も特に問題無いという。
むしろ地球よりも良いまである。
なので活動には支障が無いことが分かった。
ちなみにレディというのは、オレが暇なときにインターネッツで見た大昔のアニメに出ていた宇宙海賊の相棒だ。
なかなかクールだったので、声をサンプリングし、生体アンドロイドにロシナンテを並列化した上で、女性的な思考アルゴリズムと、古今東西のいい女テンプレ集をインストールし、自立権限を与えてみた。
やっぱこう、宇宙での冒険にはメカの相棒ってのは定番らしい。
古典映画のスペースオペラでもそうだったしな。
それでまどか達だが、データとして彼女たちの魔法少女時代のスタイルは残してあり、まどかに関してはほむらの未来知識の記憶を抜き取る事でデータ化した。
それを強化宇宙服の素材で再現し、彼女たちのソウルジェムに模したイミテーションに仕込んだナノリアクターにより、常に全身が量子エネルギー転換装甲が機能している。
これは攻撃を受けた際のダメージ量を瞬時に予測し、それを若干上回るエネルギーの膜を張る事で相殺し、体感上特に何も感じないと思う程に無効化する装置だ。
これ考えた奴凄いな。
かつてそのアイデアを持っている生命体と接触した田中のパイセンの一人がインスピレーションを受け、それを更に洗練させたのがこの技術だ。
そのパイセンも相当感心したようで、ヤックデカルチャー! と興奮した様に叫んでいたな。
今じゃ個人レベルから軍用機まで幅広く使用されている。
勿論オレのロシナンテも。
それに装甲面だけじゃなく、何かしら窮地に陥った時には、オートで生命維持も行うので、これにより防御面はほぼ完ぺきと言えるだろう。
これの凄い所は、使用者の思考にリンクする事で、当人が危険や危機と判断する事は概ね防御機構が働く事だ。
つまり大火事の中や、底の見えない水にたたき落とされてもそれに対応するという事。
なので旧時代の様にシーンに合わせて装備を入れ替える必要が無いという汎用性の高さを実現している。
だが見た目は可愛らしい服のままってんだから最高としか言えない。
さて、ロシナンテの甲板でエアシートを拡げ、マミが淹れた紅茶を飲みながらのんびりしているオレ。
両側にマミと杏子。
何かにつけて彼女たちは接触できる範囲を維持している。
微笑ましい。もちろん現在の彼女たちは黄色と赤の魔法少女ルック。
ふむ、実は気になっていたんだが······
「マミ、杏子、ちょっと立ってくれないか?」
「急にどうしたのジョニーさん。別に構わないけれど······」
「ちっ、なんなんだよ全く」
座っているオレの両脇に立つ彼女たち。
杏子は悪態をつきながらも素直にするのがポイント高い。
後でご褒美をあげよう。
でだ、彼女たちの魔法少女スタイルには共通する事がある。
それは甘かったり辛かったりの違いはあるが概ねロリータ調である事。
では無く、アホほどスカート丈が短いって事だ。
まあ杏子の場合はトップスの丈が長く、一応ひざ裏近くまでは隠れる感じではあるが。
となるとだ、
「キャッ!? ジョニーさん!?」
「お、おま、お前っ! いきなり何するんだよっ!」
ふむ、頬を染めて反射的に鼠蹊部を押さえるのな。
これは概ね、女子のスカートを突然めくり上げた時にはこの反応になる。
ふむふむ、マミは黒系、杏子は白系。
何かってそらパンツさ。
下品だったかな? なら上品におパンティ、或いはスキャンティとでも呼ぼうか。
「ちょ、ちょっとぉ······じっと見られると恥ずかしいのよぉ」
「やめろって······匂いを嗅ぐなあ······」
煩いな。いまオレは高度な頭脳を最大限に駆使し検証中なのだ。
ペロッ······味はしないな。
匂いは······芳しい。青い果実、柑橘系の爽やかなイメージ。
いいじゃないかいいじゃないか。
よし結論が出た。
「お前らは可愛い。5人ともそれぞれ別の個性で秀でた超美少女と言っても過言ではない」
「「ファッ!?」」
何を今更驚いているんだ。
事実は事実として認識する事も大切だぞ?
オレが天才である事が真理であるのと同様に。
「それに胸の大小はあれど、全員の形はもはや黄金比。つまり寄せて両成敗しようが、この5組のマスターピースを並べて観賞しようが最高だろう」
「「真顔のまま小難しい言葉で変態性癖を暴露とかたまげたなぁ······」」
何を言うのよ。
男女が愛し合う。
その先に交尾があり、子供を授かる。
つまり交尾イコール愛。
何を恥ずかしがるというのかね。
「だがそれを全て台無しにする汚点が君たちの共通点として存在するとしたらどうかねッッ!!」
「えっ、ど、どういうことかしら······お化粧も頑張ってるし、最近は体重計の機嫌もいいと言うのに······」
「お、お前、昨日の晩は全員を気絶するまで弄んでおいてその言い草かよっ!」
オレは地球では定番らしい、ここぞって時の決めポーズを取りながら言い放った。
まるで「ギャング・スター」にあこがれるようになったのだ! とでも言いたくなる様に胸元をガバっとアピールしながら。
ふふっ、頬を染めてお可愛いこと。
「つまりだ、お前らさ、見た目も完璧、衣装も最高。なのになんでパンツがダサい訳? 酷いわ。無地って······無いわ」
「ええっ······」
「ばっか、お前、あ、あたしはお前以外に見せる気ないし、その、そう言うの気にした事ないから······」
まあ、そうか。
戦闘服だもんな。
機能性一切無視のデザインだけど。
実際まどかやさやか、ほむらも色気の無いおパンティだったし。
かつて偶然助けたジュラル星人の王、魔王様に聞いたけど、チャージマンなる恐ろしい敵がいるらしく、そのチャージマンの姿が戦闘服としては最高峰だと魔王様は言っていた。
因みに映像を見せてもらったが、全身から溢れるこいつ頭がおかしいぜ!感が凄まじい。
この天才のオレとて対峙したくない様なスゴ味って奴がある。
「結論から言うと、お前らのパンツは却下。全員布面積が今よりも小さく、ふんだんにレースをあしらい、シースルー素材を多用した物に変更する。ついでに足元が寒そうに見えるから、ニーソックスとガーターベルトの着用を義務化する」
つまりはそう言う事である。
ただし全員オレの嫁。
なのでオレ以外には見えない様に、絶対領域までは許可するが、その先は謎の光のせいで絶対に他人には見えない様にしようか。
勿論他人から見えない機構については彼女たちには告知しない。
なぜってそりゃ、あ、見られたかもっつって照れる姿が見たいからに決まってるやん。
言わせんな恥ずかしい。
その後、調査と言う名のピクニックから帰った他の3人にもこれを告知し、その夜、全員で寝室会議を開き、どんなデザインや色が良いのかと言う事を様々な角度から検証した。
もしその参考画像をZIPで欲しいと言う奇特な人間がいるのなら、オレにメールで熱い思いのたけを綴って送ってくれ。
オレの琴線に触れるメールをくれた同士には、商品の発送を持ってお答えすると言っておく。
やっぱり可愛い女の子にはえっちな下着はセットだと思うの。
縞パン説を推してくる異端者もいるだろうが、あれは普段がアダルティでえっちな下着だからこそ、縞だった時に歓喜できるの。
そのためのパンティ。あとそのための縞パン······?
重ねてお伝えしますけど、この作品にストーリーなんか無いから。
小難しいのは無理なの。こっちの事情も考えてよ(棒読み)