カプ厨がていとくんに憑依転生しました   作:暗愚魯鈍

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始めまして暗愚魯鈍と申します、垣根さんが主人公なSSは数あれど最初から無双する作品は少ないと思ったので書いてみました…要するに僕が考えた最強の垣根君ですね。キャラの口調があっていなかったりするかもですが気にしないでください、楽しんで読んでくれたら嬉しいです

え?最初から文字数が多い?気にしないでください、書き過ぎだという自覚はあります。何せ好きなものを書くと多くなっちゃいますから、因みに自分がとあるの好きなキャラは科学サイドなら男子は垣根君に女子は縦ロールちゃんこと帆風潤子ちゃんですね、因みに今回は縦ロールちゃんの出番はない

さて、自分が考えた最強の垣根君…ツッコミ所が多いですが…読んでくれると嬉しいです


序章 禁書目録 編
超能力者 第一位 垣根帝督


垣根帝督(かきね ていとく)は憑依転生者である。彼はとある魔術の禁書目録、とある科学の超電磁砲が大好きな高校生だった、がよく覚えてはいないが死んでしまい気づいたら垣根帝督に転生(憑依)していた、しかも四歳程度の子供の姿でだ、最初は混乱したが彼はこう思った

 

「折角転生したなら原作キャラに会って友達になろう!てか上琴や上食、通行止めを見てニヤニヤしたい!」

 

垣根帝督(転生者)はカプ厨である、とあるシリーズのキャラのいちゃいちゃSSや同人誌を読んで日々ニヤニヤしていた男である、勿論シリアス系や鬱系、アンチ系も読んだ、だがやはり「カップリングが一番!特に上琴とか上食、通行止めは最高!浜麦もいいよね!」が思考なアホだった

 

「なら早速原作キャラと知り合って鬱な展開を消してやる!垣根帝督の能力なら行ける筈!翼以外にも白いカブトムシや複製に他者の能力の実装や自分だけの現実を与える言ってたから上手くいけば多才能力も夢じゃない!」

 

彼はアホだった、だが力があった。垣根帝督の超能力"未元物質(ダークマター)"、この世に存在しない素粒子を引き出し操作する能力。全力を出せば三対の純白の翼を生やし烈風や打撃、斬撃等の攻撃を行う、それだけではなく太陽光を殺人光線に変換する等の物理法則を塗り替える能力を持つ非常に強力な超能力。あの一方通行に唯一超能力で攻撃を通した程だ

 

更に彼の自分だけの現実(パーソナルリアリティ)…要するに妄想・信じる力が加わり未元物質はより強くなる。垣根帝督()が未元物質ならばこう言う事が出来る筈と妄想する事で未元物質はより強力に進化していく

 

「よし!能力を極めて強くなってやる!原作のていとくんよりも強くなって原作キャラをサポートするんだ!…一方通行には勝てなさそうだけど…ま、まあ第二位の実力があればステイル君程度なら…あ、魔女狩りの王(イノケンティウス)には勝てねえ…コロンゾンとかエイワスは絶対無理だな、うん」

 

彼は強くなる事を決意した、その結果才人工房(クローンドリー)の第三研究所室 『内部進化(アイデアル)』に所属したり、通り魔を殺そうとしていた木原 加群を止めたり、喋る犬と友達になったり、アレイスターや北欧の魔神に気に入られる事になるのを当時の彼は知らなかった

 

そして時は進み、十数年後に垣根達の物語が始まる…垣根 帝督(転生者)という異物(イレギュラー)が混ざった物語(世界)、たった一つの異物がきっかけに世界は大きく変わり始める

 

 

第七学区のクレープ屋近くのベンチ近くにて五人の少女達がいた、ベンチに座っているのは柵川中学の生徒二人 セミロングの黒髪に白梅の花を模した髪飾りをつけている少女 佐天 涙子(さてん るいこ)と頭に花を象った髪飾りを無数につけた風紀委員(ジャッジメント)初春 飾利(ういはる かざり)、そして立っている栗色のツインテールの少女は常盤台の生徒にして風紀委員(ジャッジメント)白井 黒子(しらい くろこ)。彼女らは友人であり今日は美味しいと評判のクレープ屋に来たのだが、その時に黒子の先輩方に出会ったのだ、彼女らの名前は…

 

「ありがとう操祈!ゲコ太ストラップ譲ってくれて!」

 

「いいのよぉ、私と美琴の仲だもの、これくらいの親切力でお礼は要らないわぁ」

 

常盤台の制服である灰色のプリーツスカートに白い半袖のブラウスとサマーセーターを着ている二人の少女、カエルのストラップを持って笑顔で笑っている化粧のいらない見目麗しい顔立ちに肩に届く程の短めな茶髪の少女 御坂 美琴(みさか みこと)と星の入った瞳に腰まで伸びている蜂蜜を連想させる金髪、スタイルのいい長身痩躯な少女 食蜂 操祈(しょくほう みさき)と言う常盤台が誇る超能力者(レベル5)の二人である

 

「仲良いんですね御坂さんと食蜂さんて!」

 

「やっぱりお嬢様同士の関わり合いがあるから何ですか?」

 

二人に話しかけたのは佐天と初春、佐天は二人の仲良さげな雰囲気を見て和かに笑う、初春はお嬢様に憧れがあるのか二人に質問する、すると二人は笑って答える

 

「違うわよ、どっちかって言うと…同じ超能力者だからかしらね?私は超能力者だから最初は友達がいなかったんだけど…図書館で一人で本を読んでる時に操祈が話しかけてくれて…」

 

「そうなのよねぇ、美琴の当時のぼっち力と言うか孤独力が強かった時に同じ超能力者として話しかけて…今では大の仲良しなんだゾ☆」

 

「へぇぇ!御坂さんがぼっちだったなんて意外ですね!」

 

美琴が昔友達がいなかった時に話しかけられた事がきっかけで仲良くなったと二人が話すと佐天が意外だな〜と呟く、そして何か思い出したのか佐天が口を開く

 

「そう言えば噂で聞いたんですけど、常盤台の超能力者と付き合っている男性がいるて聞いたんですけど本当なんですか?」

 

「「ぶふぅ!?」」

 

佐天が二人が誰かと付き合っている噂があるけど本当なのかと尋ねると、二人は食べていたクレープを逆流させてしまい食蜂は苦しげに息を詰まらせ美琴が背中をさする、その反応を見て佐天が笑う、噂は本当だと

 

「その反応は…本当の様ですね!詳しく教えて下さい!」

 

「えぇ…ちょっと羞恥力が高くて…言い辛いわぁ…」

 

「そんな事言わずに教えて下さいよ!」

 

恋バナ好きな佐天は目を輝かして二人に説明を求める、食蜂も恥ずかしがって口を割らないが佐天はグイグイ迫って二人に教える様に頼む、初春ははわわ…と慌てつつも興味ありげな顔をし黒子は頭に手を当てていかにも聞きたくないと言った顔をしている、すると漸く二人は話す気になったのか口を開く

 

「…その…えっと…ここだけの話なんだけどね…私達付き合ってる男がいるんだけど…誰にも言わない?」

 

「はい!安心して下さい私口固いですから!で?そのお二人の彼氏さん達の名前を教えてくれませんか?」

 

美琴が顔を赤く染めながら佐天に誰にも言わない?と小声で呟くと佐天が頷く

 

「……まあ…佐天さんになら…操祈もいい?」

 

「えぇ…彼女になら教えても秘密力が高いと思うからいいわぁ…」

 

「ありがとうございます!」

 

佐天が恋人の名前を教えてくれと叫ぶ、美琴と食蜂が互いを見てどうするか悩むが佐天ならいいかと彼女らは同時に付き合っている男性の名前を告げる

 

「「上条 当麻(・・・・)」」

 

「……ん?あれ?初春、私耳おかしいのかな?二人が同じ人の名前を言った様に聞こえたんだけど?」

 

「奇遇ですね佐天さん、私も佐天と同じ様に聞こえました」

 

「…言っておきますけど聞き間違いではありませんの、お姉様達がお付き合いしている男性は上条 当麻、同姓同名の別人ではありませんわ」

 

二人が同じ名前の男性の名前を言って佐天と初春が固まる…そして聞き間違えか同姓同名の別人と自己解釈しそうになるが黒子が別人や聞き間違えではなく、上条と言う男性が両方と付き合っているのだと告げる、すると佐天と初春が絶叫する

 

「えええ!?それて二股てヤツですか!?」

 

「ち、違うわよ!先輩はそんなんじゃなくて…いや世間から見たらそうかもしれないけど…でも二股とかじゃないから!先輩は私と操祈の両方をちゃんと愛してくれてるから!」

 

「そうよぉ!上条さんは他の二股する軽薄な男とは違うのよ!それにそんな関係になったのも元はと言えば垣根さんが悪いんだし…」

 

「いや絶対それおかしいですよ!て、垣根さん?」

 

佐天が二股かけてるじゃん!と叫ぶが美琴と食蜂は慌てて弁明する、自分達の彼氏はそんな軽薄な奴じゃない!ちゃんと私達の事を愛してると叫ぶ、が事情を知らない二人から見れば上条は二股をかけている最低な男にしか見えない。そんな中初春は食蜂が言った垣根と言う言葉に反応する

 

「垣根さんて誰ですか?」

 

「…何と言うか…変人?まあその人が原因で先輩は私達二人と付き合ってる訳だけど…」

 

「そうねぇ…変人かしら…常識力が通じない人ね…能力的にも人格的にも問題ありまくりなのよねぇ…」

 

「さ、散々な言われ様ですね…逆に会ってみたくなりましたよ…」

 

美琴と食蜂が垣根について語ると佐天が苦笑いしながら会ってみたいと呟く

 

「じゃあ会ってみる?」

 

「え?」

 

「そうねぇ、私達では上手く言い表せないし会った方が分かりやすいかも」

 

「じゃあ操祈は垣根さん呼んで、私は先輩を呼ぶから」

 

美琴が何気なく言った会ってみるかと言う言葉に佐天が固まると二人は携帯を取り出して自分達の恋人と彼女らが話していた垣根に連絡を取る、黒子は「あの殿方が来てしまうんですの…」と顔に手を当て俯き、初春は何が何だか分からないと首を傾げる

 

「……何かとんでもない状況になっちゃったかも」

 

 

 

「……………」

 

「……上条ちゃんは今日も熱心に小テストに取り組んでいるのです」

 

とある高校の一年七組の教室にて、補習を受けている青髪ピアス学級委員の少年と半袖の制服の下にオレンジ色のTシャツを着たツンツンした短めの黒髪以外これといって特徴のない少年 上条 当麻(かみじょう とうま)が黒板の前に立っている園児服を着たピンクの髪の幼女…ではなく歴とした大人の教師である月詠 小萌の補習を受けていた、彼は黙々とプリントと向き合いペンで答えを書いていく

 

「なあカミやん、ボクも小萌先生の補習が受けたくてワザと馬鹿やってるけど何でカミやんは補習を受けとるん?カミやんて超能力者(・・・・)第二位(・・・)なんやろ?」

 

「確かに俺は超能力者だけど…軍覇と同じ超能力のカテゴリーじゃないし…他人の超能力が使えるだけ(・・・・・・・・・・・・)で演算は必要としてないんだから頭は悪い訳ですよ、まあ美琴と操祈が教えてくれるけどさ…年上が年下に教えてもらうてのも…あれだろ?」

 

「ええやん、年下に教えて貰って何で私達は出来るのにこの人は出来ないの?て目で蔑まれるの最高やんけ」

 

「……こいつは…まあでも将来的に二人養うなら頭が良い方がいいだろ、あいつらを不幸にさせない為にも出来るだけ努力をする、だから俺は暇さえあれば補習を受けてるんだよ」

 

(……二人共頭はいいのに補習に来るなんて…上条ちゃんの理由は嬉しいのですが青ピちゃんはもう少し真面目になって欲しいのです)

 

青髪ピアス…本名は知らないので青ピと略そう、彼は何故第二位なのに補習受けてるのと上条に問いかけると上条は彼女達に教えて貰ってるけど年上の威厳として恥ずかしいからと少し恥ずかしそうに話す、この時点でクラスメイトが「何彼女がいる事自慢してんだこの野郎」と怒る、青ピはそれがええんやと笑うが上条は少しでも努力した方が良い、昔の様に不幸にならない為に、二人を不幸にさせない様に勉強しているのだと述べる、それを聞いて小萌先生はその立派な考えを聞いて嬉しく思う、逆に青ピはもう少しだけ真面目になって欲しいと思った

 

「あれ?カミやん、携帯鳴ってるんとちゃう?」

 

「ん?本当だ…すみません小萌先生、ちょっと席外します」

 

「全く電源は切っておいて欲しかったのですよ」

 

青ピが携帯鳴っとるでと教えると上条は携帯を手に取り小萌先生に少し席を外れると伝えると小萌先生は怒りながらも許可する

 

「………美琴か?」

 

『うん、もしかして補習中だった?』

 

「まあな…で、何の用でせうか?」

 

『ぁ…ちょっと…悪いんだけど…今から言う場所に来てもらえる?後輩の…黒子の友達があんたに会いたがってて…』

 

「そんな事か?ならもう小テスト終わるからそっちに行くよ」

 

『本当!?ありがとね先輩!』

 

「はは、可愛い彼女の為ならお安い御用ですよ(可愛いなミコっちゃん)」

 

通話の相手は彼女の一人の美琴、上条は電話越しに彼女の声を聞いて爽やかな笑顔で会話を進める、美琴が私達の所に来てと伝えると上条が了承し美琴が電話越しでも笑顔なんだろうな、と分かる様な嬉しそうな声を出した為上条は可愛いと呟くと電話から「ふにゃ!」と可愛らしい声が漏れる、「本当に可愛いなこのやろー」と口元をニヤケさせながら上条が電話を切ろうとする

 

『あ、操祈から伝言なんだけどそっちに…』

 

「ん?話してる途中で切っちゃった、向こう行った時に怒られそうだな……て、何で青ピと小萌先生以外の皆さんは上条さんを睨みつけているのでせうか?」

 

「「「自分の胸に手を当てて考えろこのリア充がぁぁ!!!」」」

 

美琴が何か言おうとしたがその瞬間に携帯を切ってしまい、怒られるかな?と心配する上条の前に殺意全開の生徒達(男)が上条を睨みつける、血涙を流さんばかりのモテない悲しい男達が上条へ攻撃を仕掛けようとした瞬間

 

「何やってんだ当麻?」

 

「!?か、垣根!?ナイスタイミング!」

 

背後から上条がよく知る声が聞こえ振り返るとそこには整った顔立ちの茶髪の赤いホストが着そうなスーツを着た少年 垣根がそこに立っていた、生徒達も垣根がいた事に驚き動きを止める、上条は助かったとばかりに垣根に近づく…が垣根はニヤリと笑うと右手で上条の襟首を掴み窓を開ける、それを見て上条が「え?」と言葉をこぼす

 

「ん?聞いてないのか?みさきちから当麻を連れて来る様に言われててな、さあ空のお散歩と行こうか」

 

「え!?もしかして美琴が何か言おうとしてた事てこれの事か!?」

 

「てな訳で小萌先生、当麻は連れて行きますね〜さようなら〜!」

 

「ちょっ…!?まだ上条さんは小テストを書き終わって…くそ、不幸だーーっ!」

 

「え!?ちょっと待つのですよ!…て、もう行っちゃたのです…」

 

垣根が食蜂から聞いてないのかと首を傾けると上条は美琴が言おうとしたのはこの事かと顔を青くする、そして垣根は窓の桟に足を乗せ背中から未元物質の翼を生やす、垣根は笑顔で小萌先生に手を振り上条と小萌が垣根に何か言おうとするが垣根はそれを無視し窓から上条の襟首を掴んだまま窓から地上へと飛び降り、上条の悲鳴が聞こえたかと思うと今後は白い三対の翼を広げて羽ばたく垣根が右手で上条を掴んで空を飛翔していた

 

「……カミやんも大変なんやなぁ」

 

青ピの言葉に他の生徒達も頷く、彼女がいてレベル5だからと言っていい事づくしではない、彼等はそう思った、因みに上条は小テストの途中でいなくなったが赤点ではなかったそうな

 

 

「お、あそこのクレープ屋だな、良かったな上条、愛しの彼女達に会えるぞ?」

 

「わ〜本当だ〜こっち見てる、可愛い…とでも言うと思ったか!?早く降ろせ!」

 

「おいおい、折角連れて来てやったんだぞ?感謝の言葉もねえのか?」

 

「言えるわけねえだろ!こんな危険な真似してるからな!落ちたら死ぬだろ!絶対!」

 

佐天達が暫く美琴達の彼氏と垣根を待っていると空から男二人の声が聞こえる、佐天が空を見上げるとそこには三対の白い翼を生やしたイケメンが笑いながらツンツン頭の少年を連れて飛んで来た、佐天は自分の目を疑う

 

「え!?なんかイケメンが空を飛んで来た!?」

 

「あれ?あの人…確かよく白井さんや固法先輩に職務質問されてる人じゃないですか?」

 

「……来てしまいましたの…あの人と職務質問以外では関わらないにしているというのに」

 

佐天が垣根(イケメン)が空を飛んでる!と驚き、初春はよく風紀委員に職務質問されてる人だと気づき黒子は会いたくなかった人物に出会ってしまったと垣根から目を逸らす、そして彼女らの近くまで近づいて来ると垣根は美琴と食蜂の方を見てニヤリと笑い二人が嫌な予感を感じる、そして上条の襟首を掴む手を動かし狙いを定める

 

「当麻、ラッキースケベの時間だ」

 

「へぇ…?何をやってるんですか垣根さ…」

 

「え〜い、ストライクショット〜」

 

垣根が右手で掴んだ上条を全力で美琴達に向けて投げ飛ばす、飛ばされた上条と美琴と食蜂は何が起こったのか理解出来ずそのまま激突する

 

「え!?だ、大丈夫ですか御坂…」

 

佐天が何か言おうとしたが佐天はその口を閉じる、彼女は見てしまったのだ上条が右手に食蜂の胸を左手が美琴の胸を掴んでいるのを

 

「「………///」」

 

「あれ?何か右手にマシュマロと左手に慎ましながらも確かに膨らんでいる何か…が…て!?す、すまん!//」

 

「ふぇ!?だ、大丈夫…へ、平気よ…それに先輩になら揉まれても(ボソッ)」

 

「だ、大丈夫だから!寧ろ揉んで欲…て!何を言ってるのよぉっ!」

 

「いいね、最高の上琴と上食だね!またアルバムに飾ろう!」

 

(……何してるんだろうこの人)

 

慌てて両手を離す上条に顔を染めながらももっと触ってて欲しかったと言う目で見る美琴と食蜂、顔を真っ赤に染める彼等を携帯で撮影する垣根、カオスな展開に佐天達はついていけない、黒子はこの光景に慣れているのか遠い目をしている

 

「いやぁ〜しかしいいラッキースケベだったな当麻!」

 

「「お前(アンタ)がやったんだろうが!」」

 

「なんのメルヘンガード!」

 

垣根が三人をからかうと美琴の右手から上条の左手から雷撃が迸り(・・・・・・・・・)、垣根は翼の内一枚で電撃を防ぐ、垣根は攻撃を防ぐとおちゃらける様に笑う

 

「ごめんごめん、悪かったて!でも怪我しない様に二人を未元物質の素粒子で優しく受け止めたから愛しい彼女達には怪我はない筈だぞ?」

 

「そう言う事を言ってんじゃねえよ!いきなり投げんじゃねえ!」

 

「いやだってラッキースケベを起こしてイチャイチャを見たいから…仕方ないだろ?」

 

「「「仕方なくない!!!」」」

 

全く反省していない垣根に三人が烈火の如く怒るも、当の垣根は反省の色が見えず三人はいつもの事なのか諦めた様にため息を吐く

 

「あの…御坂さん、この人が彼氏なら…あっちの方が垣根さんて人なんですか?」

 

「……ええ、先輩が私達の彼氏…超能力者の一人 幻想殺し(イマジンブレイカー)及び幻想片影(イマジンシャドウ)の上条 当麻よ」

 

「「ええ!?れ、超能力者!?」」

 

「……でぇ、あっちの変人がぁ私達と同じ超能力者の垣根さんよ」

 

「「あの人も!?」」

 

佐天が確認の為にこの人が彼氏かと尋ねると二人は頷き彼が学園都市が誇る超能力者の一人だと教えると佐天と初春が驚き、更に垣根が超能力者だと教えると二人はこの変人が!?と驚く

 

「この人が上条さんが二股してる理由なんですか?」

 

「二股!?いやまあ事実だけども!」

 

「…この人が私と操祈が先輩に告白した時突然現れて、「二人共と一緒に付き合えよ当麻」て言ってきたのよね…」

 

「しかもぉ「二人のどっちらかを選んで選ばれなかった方が悲しむくらいなら俺はこの場で死んでやる!」て能力を使って自殺しようとして三人で無理やり止めてぇ…今の状況に至るのよぉ」

 

「……うわぁ…」

 

佐天が言った二股という単語に当麻がいきなり罵言を吐かれたと驚く、そして上条が二股みたいな事をしている理由となった垣根の行動を聞いた初春は冷ややかな目で垣根を見る

 

「いやさ、結ばれなかった方は絶対誰とも結婚しないでしょ?で、未来永劫当麻の事を思い続ける訳じゃん…重いよ、だから二人共結ばれてハッピーエンドでいいじゃん、ToLOVEるのリトとララと春菜みたいな関係でよくね?」

 

「よくねえですの」

 

「…まあ仕方ねえだろ…何せ俺の性癖に常識は通用しねえ、からな」

 

垣根がハッピーエンドが一番と笑うと黒子が突っ込む。垣根は原作のキメ台詞に似た言葉を言ってドヤ顔になる

 

「…でも案外この関係もいいかもしれない…操祈とより親密になれたから…これでいいかも」

 

「私も美琴とより親密力を高められたしぃ…まあ結果的に上条さんと付き合えたのも垣根さんのお陰よねぇ…」

 

「…お姉様達がわたくしと同じ世界へ…嬉しいのか悲しいのか分かりませんの…」

 

「……やっぱりみこみさもいいね、みさきちとミコっちゃんの百合は最高だと当麻も思うだろ?」

 

「お前もう黙れよ」

 

美琴と食蜂が百合百合しい雰囲気を出していると垣根が携帯でその光景を撮影する、上条はもう黙ってくれねえかなこいつ、とジト目で垣根を見る

 

「おいおい当麻、それが恋のキューピッドに対する態度か?お前幸せだろ?何せこんな美少女二人と付き合ってんだからな、え?何?これで不幸とか言ったら全身の穴という穴に未元物質を詰めるぞ?」

 

「黙れ恋のキューピッド(物理)、確かに二人と付き合ってるのは最高の幸福だけどな…無理矢理ラッキースケベ起こすのはやめてくれよ…このままじゃあ上条さんの理性が崩壊して狼条さんになっちまう…」

 

「……エロい事しないの?」

 

「する訳ねえだろ!まだ上条さんは高校生だし!美琴と操祈は中学生だぞ!?」

 

垣根がそんな態度取っても、自分は恋のキューピッド(見た目が)だぞ?と言うと感謝はしてるがそんな事をしてたら理性が持たないと上条が恥ずかしそうに返す、垣根はキョトンとした顔でエロい事しないの?と純粋な目で答える、上条はしてない!と反論した

 

「チ、お膳立てしてやってんのに…なら結婚式場やキューピッドアローのタグリングはまだ早いか…まあいい、まあ二人のスリーサイズに合わせた大精霊チラメイドと堕天使エロメイドは確保済みだしな…いつ二人に渡すかが重要だな」

 

「「うおぉぉぉい!?いつの間に私達のスリーサイズ調べた!?」」

 

「ん?縦ロールちゃんに聞いたら教えてくれた」

 

「「潤子先輩ぃぃぃぃ!!?」」

 

つまんないと垣根が舌打ちしまだ結婚式場を決めたり、結婚指輪の出番はないかと飽きらめるが二人のサイズにあったメイド服は手に入れてあるからそれで我慢しようと溜息を吐き、美琴と食蜂が何故自分達のスリーサイズを知っているのかと垣根に問いかける、垣根は縦ロールちゃんが教えてくれたと言うと二人はここにはいない常盤台の先輩に向かって吠えた

 

「……てかさ、誰もあれ(・・)の異常に気づかない訳?風紀委員の二人さんも気づかないのか?」

 

「はて?あれとは何の事ですの?」

 

「ほらあそこだよ、あそこの銀行…防犯シャッターが閉まってるじゃん?昼なのにおかしいとか思わない訳?」

 

垣根が突然真顔になってある場所を指差す、黒子がその方向を見るとそこには防犯シャッターが閉まった銀行が…確かに昼間なのにもう閉まっているのはおかしいと全員が思い始めると突然シャッターが爆発を起こしシャッターが音を立てて吹き飛ばされる

 

「!強盗か!?」

 

「ん〜、そうみたいだな。…おい05、ここら辺のカブトムシ達を集めてくれ、そしてネットワークの接続の準備もな」

 

『了解しましたマスター』

 

上条が銀行から飛び出して来た男達を見て強盗だと理解し垣根もそれを肯定する、そして銀の鎖をつけたポケットの中にいたキーホルダーの様に小さい緑色の目をした白いカブトムシ…05がひょこっと垣根の呼び声を聞きポケットから飛び出す、垣根はカブトムシ達を集めろと簡潔に伝えると05は頷く、そして銀行へゆっくりと歩み寄る

 

「ちょ…!ああ全くあの殿方は…これは風紀委員の仕事だと言うのに…」

 

黒子は呼び止めようとするが垣根は手を振って「オセロちゃんは警備員(アンチスキル)に連絡よろしく〜、花飾りちゃんは怪我人の確認頼むね〜」と軽く言って銀行へ向かう、黒子はあの方は…と溜息を漏らす

 

(そう言えば今日は超電磁砲だと第1話だったけ…忘れてた、まあいいか…確か発火能力(パイロキネシス)が一人いたけ…まあ楽勝か)

 

「おいそこら辺にしときなお前ら」

 

垣根は頭の中で原作知識を思い出しながら歩き、口元をスカーフで隠し奪った金が入っているバックを持った強盗達の目の前に現れる。強盗達は怪訝な目で垣根を見る、垣根は先程初春からくすねていた風紀委員の腕章を右腕につけそれを強盗達に見せつける

 

風紀委員(ジャッジメント)ですの!…てな、言ってみたかったんだよなこの台詞」

 

「それはわたくしのセリフですの!」

 

「あれ?ない!?私の腕章がない!?」

 

「……初春…」

 

垣根は言ってみたかったセリフを言えて満足げな顔をし、黒子はそれはわたくしのセリフ!と怒り初春が今更ながら腕章がスられたのに気づき佐天がしっかりしてと初春を見る、強盗達は垣根を見て笑う

 

「ひゃひゃひゃ何だテメェ!ホストみたいなカッコしやがって!」

 

「しかも風紀委員だぁ?こんなホスト野郎が風紀委員とか舐めてんのか?」

 

強盗三人が笑いながらその内の一人が垣根に襲いかかる、垣根は呆れながらも突進する男から少し身体動かしただけで突進を避け自分の横を通過しようとする男に足を引っ掛けて派手に転ばす

 

「ぬぉ!?」

 

「遅えな、唯一先生と比べたらスロー過ぎるぜ?」

 

「て、テメェ…調子に…乗んな!」

 

挑発する垣根に男はまんまと乗って垣根に殴りかかる、垣根は右手でその拳を受け止めると軽々と男を片手で持ち上げて壁へ叩きつける

 

「がっ…はぁ…!?」

 

「悪いな、俺の右腕はちょっと特殊でな…別に俺が怪力だからとかじゃねえぞ?」

 

『マスター、ネットワークは使わないのですか?』

 

「あ?使うに決まってるだろ」

 

壁へと激突した男は意識を手放す、それを一瞥した垣根は男達に手先で指を動かして挑発しつつ05にネットワークの接続を促す、そして垣根が目を瞑り再び目を開くと左目の白眼の部分が赤く染まっていた

 

「なあお前ら、多重能力者(デュアルスキル)て知ってるか?」

 

「あ?二つ以上の能力を持っていうあれか?」

 

「そうそう、実現は不可と言われた多重能力者なんだけど……俺はこんな事が出来るんだよね」

 

多重能力者は知っているかと強盗に問いかける垣根、多重能力者とはその名の通り能力を二つ以上持つ能力者の事で垣根や美琴達は一つしか能力を持っていない、例外なのは幻想殺しと幻想片影を持つ上条だけ…なのだがこの二つは超能力ではない為多重能力者ではない、だが擬似的な多重能力者になる事は出来る、垣根は内心でそう思いながら両手を広げ右手から炎を、左手に電撃を発生させ強盗達はそれを見て唖然とする

 

「な…!?能力が二つ!?」

 

「これは多才能力(マルチスキル)、俺の能力で作ったカブトムシ達にはそれぞれ他人の能力が実装されている。そいつらを脳波ネットワークで繋いだ「一つの巨大な脳」として形成し演算能力を高めつつ、その実装した能力を俺が使えるようにする…ま、流石に俺一人ではこれを作り出すのに無理があったから木山先生や那由多ちゃんに手伝ってもらったけどな」

 

垣根が自分の能力を応用して作られた多才能力を強盗達に説明する、これは妹達(シスターズ)の脳波ネットワークを真似た脳波ネットワークであり、垣根がこの学園都市に約一万体近く製造しそれぞれの学区に小型化させ潜ませている白いカブトムシ達と脳波ネットワークで繋がる事により、実装している他人の能力を自らも使える様になる。垣根は自分ではこれを作り上げるのは不可能だったらしく二人の協力者のお陰で最近なって実現したらしい

 

「さて、降参して痛い目に遭わずにすむか、この俺…超能力者 第一位に勝てるとワンチャン信じて挑むの…どっちがいい?」

 

「……っ!舐めやがって!」

 

垣根が降参するなら今の内だと笑うと強盗の一人…発火能力の男が掌に炎を形成し垣根に投げつける、垣根はそれを水流操作(ハイドロハンド)で排水溝から集めた水を炎にぶつけ消化し、左手から男と同じ発火能力の炎を出現させ男に投げつける、男はそれを避け新たに炎を生み出し投げつけようとする…だが垣根はそれを許さない

 

座標移動(ムープポイント)

 

「な!?」

 

男前を向いていた視界が突如青空を映し何が起こったと理解する間も無く地面に落し倒れる、座標移動で男の向きを変えて地面に押し倒したのだ。そして未元物質で作り出した細長い釘の様な物質を倒れた男の服を地面に縫い付ける様に袖や裾に転移し地面に貼り付けにする

 

「中々の威力だったぞあんたの発火能力、ま、上には上がいるて事だ、もう一度自分を見つめ返してみな」

 

「うぐぁ…」

 

「…あり?もう一人の強盗は?」

 

垣根が発火能力者の男に賞賛を送りつつもう一度出直してこい、と簡潔に言い最後の一人を倒そうとするも近くにいない、何処に行ったのかと頭を動かすと強盗の最後の一人は逃走用に用意しておいた車に乗り込みこの場から去ろうとしていた

 

「くそ…!あんな化け物が出て来るなんて…!このまま逃げるしか…」

 

男はハンドルを切り垣根から一刻も早く逃げる為にスピードを上げていく、例え瞬間移動が出来てもこのスピードなら…と安心する男の目の前に白い何かが上から落ちてきて車の進路を妨害し男は慌ててブレーキをかける

 

「な、何だこいつ!?」

 

現れたのは白いカブトムシ…それも複数体、それも目の前にいる個体の数以外にも建物の壁に張り付いているカブトムシやいつの間にか車の背後にいたカブトムシ達も含めると二十匹以上のカブトムシ達が車を取り囲んでいた。呆然とする男に窓ガラスからコンコン、と音が聞こえ横を向くとそこには垣根が立っていた

 

「……!?」

 

「こいつは白いカブトムシ、俺の能力で生み出した兵器だ、それぞれの個体がレベル5かレベル4並みの能力を持ってるから素直に投降するのをお勧めする」

 

「……くそ!」

 

垣根がどうする?このままカブトムシ達とやり合うかと笑う、男は歯軋りし何か打つ手はないかと考えるも逃げられないと分かると悔しそうな顔をして頭をハンドルにぶつける、周囲にクラクションが鳴り響いた

 

 

「……凄い、強盗達をあっという間に鎮圧した…」

 

「白井さんでもあそこまでスムーズには解決出来ませんよ!」

 

「…流石は超能力者ですわね…でも風紀委員の仕事を取るのはいただけませんの…」

 

「…あれ?そう言えば垣根さんて序列は何位なんですか?」

 

佐天と初春はこれが超能力者の実力かと目を丸くして垣根を魅入る、黒子も感心しながらも自分達の出番を奪わないで欲しいと漏らした、すると佐天がそう言えば垣根は序列は何位なのかと上条達に尋ねる

 

「…あぁ言ってなかったわねぇ、上条さんは第二位で美琴が第五位、私が第六位…で、垣根さんはぁ…上条さんより上の序列なのよねぇ…」

 

「垣根さんの本来の能力の副産物(・・・)である他者の能力を再現しカブトムシ達に実装させる、更にそれを自分も操る事が出来る…先輩と第七位の能力以外なら全ての超能力を再現出来る規格外の能力」

 

「もし仮に俺達能力者が全員死んでも、垣根がその脳…正確には俺達の自分だけの現実を再現出来ていれば無尽蔵に能力者を生み出せる…いわば一人で学園都市の全機能を賄える"学園個人"…それが…」

 

操祈が自分達の序列を告げ、美琴が垣根本来の能力の付加価値である他者の能力を再現する力を教え、それを上条が自分達超能力者やその他の能力者が死んでも垣根さえ残っていれば作り続けられる、いわば学園個人と称する。そして三人は同時に口を開いた

 

 

 

「「「超能力者の序列第一位 未元物質(ダークマター)……垣根 帝督、最強の超能力者だ(よ/よぉ)」」」

 

彼こそが学園都市が誇る、最強にして無敵の能力者だと彼らは告げた

 

 

 




ていとくんならこんなくらいは出来そう、原作でも自分だけの現実を構築したり他人の能力を実装できるて言われてるんだから。因みにまだ見せてないだけで他にも能力や様々な応用があります。で、キャラについて説明です

垣根くん…カプ厨、憑依転生した人、チートキャラ。原作で言われてた「他人の能力を実装できる」を実現した人、学園個人やら第一位の称号を得た所為で滝壺さんやアクセラさんのポジションを横取りしちゃった、ハッピーエンド主義。

滝壺・一方通行「「解せぬ」」

上条さん…努力家、自分はともかく彼女二人を不幸にしない為に自分から補習に行く人。レベル5の第二位

美琴さん…上条さんの彼女1、ツンデレ?そんな子知りません状態なデレデレ、上目遣いで上条さんの事先輩て言うミコっちゃん可愛くないですか?食蜂さんも好きなレベル5の第五位

食蜂さん…上条さんの彼女2、デッドロックの件は垣根がなんとかしてくれたので上条さんの記憶に残り続けられた人、ミコっちゃんとも仲良し、レベル5の第六位

因みに上条さんの二つ目の能力 幻想片影ですが…モバイルゲーム版のプレイヤーの能力のまんまです。あの超能力でも魔術でも再現可能ていうチートな能力…まあ、流石に何個でも使えるわけではなく一つずつしか使えませんし、強すぎる能力は完全にはコピー出来ないという欠点もある、それでもチート、因みに上条さんが左手から放った雷撃というのも幻想片影の力、使ったのはは超電磁砲の雷撃ですね、因みにですがよくSSで上条さんが幻想殺しで消した異能を自分の物にできるSSがあるんですが…よく上条さんの本質はハディートて言われてるのでハディートは「退魔師であり魔術師」て言われるので無数の異能が使えてもおかしくないですよね。

ギャグ要素が少なくてすみません、何せ文才がないもので…それに無駄に長くて…こんな作者ですがこれからも読んでくれると嬉しいです、さて次回は漸くヒロインが出てきます…縦ロールちゃんて可愛いよね、アストラル・バディのSS広まれ〜
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