カプ厨がていとくんに憑依転生しました   作:暗愚魯鈍

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あれ?手短に終わらす気が長くなったぞ?あれれ?おかしいな〜…多分これは魔術師の仕業ですね…おのれ魔術師!(悪質な責任転嫁)

そして…いつの間にかお気に入りが200越え…え?200?あれれ〜おかしいぞ〜?こんな文才のない僕の作品がこんなに人気なはずがない…これはきっとあれだ…魔術師の仕業だな!おのれ魔術師!(2回目)…そんな茶番はさておき、お気に入り登録してくださった皆さんに感謝感激です

後この作品はとあるシリーズですが、度々多作のキャラがモブとして出て来ます、ま、単なるネタなので気にしないでくださいね。なお基本ギャグキャラのみです…個人的にはショーン・コネコネ先生を出したいです、ちょっと長いし作者の妄想と無理矢理な部分が含まれますが…まあお気になさらずに

後感想で黒子が可哀想とか言われましたが…名誉の為に言っておきますが…自分は黒子が大好きです、レズでお姉様〜と飛びかかって電撃浴びて真っ黒子になる黒子もカッコいいヒーローな黒子も、大覇星祭で見せたツンデレな黒子も好きです。ただ今の所不遇な扱いというだけでカッコいい所も見せる気でいます。

ではインデックス編のラスト…楽しんでください


病院ではお静かに、うるさいと他の人に迷惑です

「う〜ん、特に異常はないね。舌が千切れて声帯が潰れたって聞いてるけど特に異常は無し。少し安静にしてたら大丈夫だと思うよ」

 

「先生それは本当なんですか!?インデックスは本当に大丈夫なんですよね!?」

 

「……落ち着きなさいステイル」

 

第七学区のとある病院にてカエルに似た顔をした医者…通称冥土帰し(ヘブンキャンセラー)がインデックスと神裂、ステイルの3人にインデックスの状態を話す。声帯も舌も異常はないらしくステイルが何度も聞き返し神裂が落ち着けと手を肩に置く

 

「……ていとく達は大丈夫なの?」

 

「彼等…か、全治一ヶ月程度の怪我だよ…これも今年で二回目だね、彼等が入院するのは」

 

「…二回目?彼等は前にも入院したことがあるのか?」

 

「まあね、と言っても誰かと戦ったとかそういうんじゃないんだがね。焼肉食べ放題で肉の取り合いになって喧嘩になって大怪我を負ったってだけだよ」

 

「……彼等は子供ですか?」

 

インデックスが少し俯いて垣根達の心配をする、冥土帰しが大丈夫、あの問題児はそう簡単に死なないと笑う、ただ今年二回目の入院と聞いてステイルが前にも何かあったのかと質問。焼肉の取り合いで能力込みの喧嘩をして店を大破させ大怪我を負ったと溜息混じりに彼は語った、なお帆風は巻き添えを食らっただけである

 

「…そっか、じゃあていとく達は何ともないんだね」

 

「そうだとも、じゃあ彼等の所へ見舞いに行ってあげるかい?」

 

「……そうだね、彼等には彼女を助けてもらった恩がある…」

 

インデックスが安心した様に笑うと冥土帰しは会いに行くかと尋ねる、ステイルは席から立ち上がって頷き冥土帰しが病室に案内する

 

「ここだよ、じゃあ僕はここらで失礼するね」

 

「……」

 

「インデックス?入らないのですか?」

 

「……だって私がていとく達を傷つけちゃたんでしょ?そんな私が会える資格なんかあるのかな?」

 

冥土帰しがこの部屋だと教えるとインデックスが扉を開けようとして…そのまま固まったままになる。自分に彼等に会う資格はあるのかと、そんな彼女にステイルが優しく手を肩に当てる

 

「大丈夫だ、あいつらなら気にしてないさ…」

 

「……ステイル」

 

「僕は見たんだ、彼等が気絶してなお笑っている姿を…あんな表情をしてる奴らが君を怒ったりするわけがない」

 

「………ん、ありがとう」

 

彼等はインデックスの事を怒っていない、だから気にせず開けろとステイルが笑うとインデックスも笑い返す。インデックスは勇気を振り絞って扉を開ける…そこに広がっていた光景は

 

「上条さぁん、はいあーん」

 

「ず、ずるいわよ!先輩私のも食べて…あーん…//」

 

「あ〜ん(ああ、幸福だ)」

 

「おいモヤシ!お前も攻撃しろよ!テメェさっきから採取ばっかじゃねえか!」

 

「あ〜、何も聞こえませン〜、俺はイビルジョーが怖いからァ採取してるンですゥ…あ、はちみつちょうだい」

 

「このふんたーが!勝手にクエスト貼って支給品全部取りやがって…てか砥石とか使わねえなら寄越せよぉぉぉ!もう死ねぇぇ!三乙しろ!」

 

「てかアー君いい加減にさ、キメラ装備にスキル無しの太刀厨やめろよ。あ、尻尾切断したぞ」

 

「うお!?上手いな帝督!もう全ての部位を破壊したのか!?」

 

「あ、このゴーヤさん足引きずってますわ!弱っているのでしょうか?」

 

食蜂と美琴がリンゴをフォークで刺して両手に一つずつ持ち口を開けて上条に食べさそうとしている姿や、3DSを持って一方通行に怒鳴っている麦野ややる気無さげに3DSを弄る一方通行、慣れた手つきでカチカチとボタンを動かす垣根に同じく3DSを持って大声を出している削板、垣根の3DSを覗き込んでいる帆風…本当に怪我をしているのかと思う程元気だった…なおそれぞれのベッドの位置は

 

帆風 潤子 御坂 美琴

 

垣根 帝督 上条当麻

 

削板 軍覇 食蜂操祈

 

麦野 沈利 一方通行

 

とこんな感じだった

 

「…げ、元気そうで何よりなんだよ」

 

「お、インデックス!怪我なかったか?あの時はごめんな、舌引き千切ったり、声帯爆破させたり、吐血させたりして」

 

「(ご、ごめんで済む領域を超えてるんだよ)ううん、気にしてないから大丈夫なんだよ…ていとく達は何してるの?」

 

「「「イチャイチャしてました」」」

 

「「「「モンハン4G」」」」

 

「わたくしはそれを隣で見ていました」

 

インデックスが自分の想像より元気一杯だった超能力者達に少し引く、垣根がインデックスに戦闘で傷つけてごめんと手を合わせるがインデックスは気にしてないと苦笑いする、そして何をしているのかと尋ねるとバカップル共は病院でしか出来ないイチャイチャを、他はモンハンをやっていた

 

「…もう時代はワールドだよ?随分と古臭いね」

 

「いや、ステイルは何故モンハンの事を知っているのですか?」

 

「だってカッコいいじゃないか、モンスターも武器も。そっちこそなんで知っているんだい?」

 

「モンハンは天草式の伝統ある遊戯なんですよ、後ポケモンやドラクエも嗜むのが主流なんです、読む雑誌はサンデー、ラノベならSAOと決まっているのが天草式です」

 

ステイルが4Gはもう時代遅れ、今はワールドだと呟くと何故ゲームを知っているんだと神裂が尋ねる、カッコいいからという男の子な理由を返すステイル、逆に機械音痴な君が何故知っていると聞き返すと天草式ではモンハンをやるのが伝統だと告げる

 

「……モンハン?それはなんの術式かな?」

 

「インデックス、モンハンって言うのはね。人間に仇なす獣や災害の化身みたいな龍に人間がその身と自分が倒した怪物達から剥ぎ取った身体の一部を武器にして戦いを挑むゲームの事だよ」

 

「!つまり聖ゲオルギオスみたいに悪竜を倒す遊びて事かな?!面白そうなんだよ!」

 

何それ?と首を傾げるインデックスにステイルが簡単にどんなゲームかと教える。説明を聞き終わったインデックスは要するに聖ゲオルギオスが悪竜を倒した感覚でやるゲームかと目を輝かせる

 

「じゃあ今からセルレギオス(松ぼっくり)狩りに行くからアー君から3DS借りてやってみる?」

 

「え?やってもいいの?ありがとなんだよ」

 

垣根がじゃあやってみると一方通行に貸してやるよう指示し、一方通行はインデックスに3DSを借りて一緒に一狩り行く事にした

 

「ほらお返しにあ〜んしろよ」

 

「わぁい!あ〜んなんだゾ☆」

 

「ふにゃ!?あ……あ〜ん//」

 

(あぁ…幸福ぅぅ〜)

 

上条がさっきのお返しにあーん返しをし食蜂がリンゴをパクッと食べ美琴が少し電気を漏らしながら頬を赤くしてパクッと食べる。上条は何こいつらマジ可愛い、マジ天使と頬を緩ませる

 

「え!?鱗を飛ばして来た!?え!?なんかまた吹き飛ん…あぁ三回目!?それになんか歩く度に緑のゲージが減ってくんだよ!?」

 

「これは裂傷状態ですね…回避やダッシュ、攻撃等の行動をすると体力が減っていきます」

 

「インデックス、しゃがむか肉を食べるんだ」

 

「え!?お肉を食べればいいの!?じゃあ急いでお肉を買って来て焼かなきゃ!」

 

「違います、ゲームの中の肉を食べるんです」

 

松ぼっくりの刃鱗を三回喰らって裂傷状態になったインデックスがどうするのこれ!?とステイル達に助けを求める。ステイルがしゃがむか肉を食べろと言うとインデックスは涎を垂らし神裂が現実の肉じゃないと突っ込む

 

「え!?なんか背中に乗ったんだよ!?」

 

「乗り攻撃です!む、暴れ始めましたね!Rボタンを押して下さいインデックス!」

 

「あ、R?こっちかな?」

 

「違うそれはLボタンだ!」

 

「オラオラオラオラ!お前がいくら刃鱗飛ばして来てもガンナーの私には関係ねえよ!カァンケイねェェんだよォォォ!」

 

「うおお!根性、根性、根性、根性ぉぉ!ド根性ぉぉぉぉ!!」

 

「俺の双剣捌きに常識は通用しねえ」

 

初心者でどう動かしていいのかわからないインデックスに横について教えるステイル達、一方経験者である麦野と削板、垣根は怒涛の攻めで松ぼっくりをリンチする。松ぼっくりの角が破壊され尻尾が宙を舞う、松ぼっくりはろくな抵抗が出来ず死んだ

 

「う〜ん…ちょっと血とか死骸を見るのはちょっと…それに生き物を虐めるのは嫌なんだよ」

 

「インデックスにはこれはダメだったか、君は優しいからな」

 

インデックスがこのゲームは肌に合わないと呟きステイルがそれに同意する、そんな中インデックスが何か思い出したかの様に垣根に話しかける

 

「……そうだ、ていとくに聞きたかったことがあるんだけど」

 

「ん〜?なんだ」

 

「何でていとくは魔術のことを知ってたの?」

 

「…………」

 

インデックスは何故魔術を知っていたのかと呟くと垣根が固まる

 

「……さて、次はラージャンだ〜、一狩り行こうぜ」

 

「「「「「「行かせねえよ」」」」」」

 

話題を逸らそうとする垣根に超能力者達が取り囲んで話を変えるなと睨む。垣根ははぁ〜と溜息を吐いて3DSを閉じる

 

「……言わなきゃダメ?」

 

「「「「「「勿論」」」」」」

 

言いたくないな〜と言う顔をする垣根に早よ言えやと睨む超能力者達…垣根が何か呟こうとしたその時、ドタバタと誰かが病院を走る音が聞こえてくる…そして

 

「お姉様ぁぁぁぁ!!お怪我をしたと聞いて心配して来ま…」

 

「そぉい!」

 

「ぱんだぁ!?」

 

(((突然現れたツインテールに裏拳がヒット!?)))

 

扉が勢いよく開いたかと思うと黒子が瞬間移動で美琴に飛びつこうとするが美琴が現れる場所を予想しそこに裏拳を叩き込む。黒子はそれを喰らい壁に吹き飛ぶ、その光景を見たインデックス達は目を丸くする

 

「待って下さいよ白井さ……あ〜またですか」

 

「御坂さん、怪我したって聞いてお見舞いに……あ、白井さんまたやったんだ…あ、これお見舞いの品です」

 

(誰も気にしないとは…恐るべし学園都市)

 

ピクピクと後頭部を強打し床に倒れる黒子、後からその友人の佐天と初春が来るが二人とも心配しない。因みに黒子が美琴に飛びかかったのは単純に心配したからでありもう彼女はレズから脱している。最近新しい恋を探している事に誰も知らない。哀れ黒子

 

「カミやん、見舞いに来たぜい……て、ねーちんとステイルが見舞いに来てたのは意外だったにゃー」

 

「「土御門!?」」

 

「え?ツッチー、この神父さんとお姉さんと知り合いなん?」

 

「上条当麻!貴様はまた怪我をして…小萌先生が心配してたわよ!」

 

土御門がバスケットに果物を入れ見舞いにやって来る、がそこで知り合いの神裂達がいる事に気づき驚いた顔をする、すると彼の後ろから上条の級友の青ピと吹寄 制理(ふきよせ せいり)が入って来きた為、土御門が大慌てで「俺との関係は内緒だにゃー!」と口元に指を当て二人は頷く

 

「おい第七位!怪我をしたって聞いたぞぉぉ!後遺症の心配はないのかぁぁ!?」

 

「モツ鍋!?あと矢文も」

 

「横須賀だ!…ふん、見た所無事の様だな…安心した、お前は俺が倒すんだ…その時まで用心しておく事だな、後ここにプロテイン置いておくぞ」

 

(男のツンデレとかいらない…そして僕は登場する意味あったの?)

 

ドタバタとまた扉が勢いよく開きモツ鍋が削板のベットまで駆け寄る、ヨロヨロと立ち上がりかけていた黒子が勢いよく吹き飛ばされ再び壁に激突しまた気絶する。そして削板が無事だと知るとプロテインを置いて部屋から出て行く、原谷矢文(はらたにやぶみ)も一緒にいたが彼は終始空気だった

 

「麦野〜!!大怪我したって聞いて駆けつけたって訳よ!」

 

「にゃあ、麦野のお姉ちゃんが怪我したって大体聞いた、にゃあ」

 

「超大丈夫ですか!?超ゴリラの…いえシン・ムギノンである麦野が怪我をするなんて!?」

 

「取り敢えず鮭弁置いとくぞ」

 

「よし、取り敢えず絹旗は絹/旗な。黒夜もサンキューな、フレンダとフレメアも来てくれてありがとな」

 

フレンダとフレメアが病室に入り麦野に抱きつく、安心しろと麦野が二人を両手で撫で黒夜に鮭弁を見舞いに持って来てくれた事に礼を言う。そして絹旗に拳骨をくれてやった。なお床に倒れた黒子はフレンダとフレメアが倒れた彼女に気づかず踏みつけられる

 

「一方通行〜!て、ミサカはミサカは胸元に向けてダイブ!」

 

「うォ!?何すンだこのクソガキ!?離れやがれェ!他の奴らが見てンだろうが!?」

 

「あ、もしもしポリスメン?ここにロリコンがおるんやけど捕まえてもらえます?」

 

打ち止めがアホ毛をピクピクさせながら一方通行に駆け寄って彼の胸元にダイブ、一方通行がグゲェと奇声をあげて打ち止めにこんな事すんなとほっぺを抓る。だが一方通行の顔は清々しい程微笑んでいた為それを見た青ピが警備員に連絡しようとする

 

「潤子さん、お見舞いに来ましたよ…後途中で猟虎ちゃん達もいたので一緒に来ました」

 

「大丈夫スか垣根さん?これお見舞いのケーキっス」

 

「ああああの…大丈夫なんですか?」

 

「意外ね。貴方が怪我をするなんて…カプ厨は怪我をしないて思ってたんだけど…これお見舞いの誉弓のカップリング写真ね」

 

「いやなんスかその馬鹿は風邪ひかないみたいな言葉、後、お見舞いの品までカップリング写真にしないで欲しいっス」

 

入鹿が静かに扉を開け猟虎と万化、心理定規が入って来る。猟虎は沢山知らない人がいた所為でよりビクビクして誉望の背中に隠れる。心理定規はお見舞いの品に誉望と猟虎が抱き合う写真を渡し誉望はこんな時でもカプ厨かと突っ込む

 

「た、沢山来たんだよ…それより貴方大丈夫?」

 

「それだけ彼らに人望があるんだろう、所で君大丈夫かい?踏まれたり殴られたり…本当の意味で踏んだり蹴ったりだね」

 

「立てますか?ここは病院なので後で怪我がないか見てもらっては?」

 

「……ありがたさで涙が出て来ますの…ありがとですの…わたくし最近扱いが雑で…うう」

 

インデックスが沢山病院に人が入って来て驚きステイルがそれだけ人気者なんだと返す、そして三人は黒子の心配をし黒子が三人の優しさに涙を流す

 

「どこか痛いのかな?あ、私の名前はインデックスて言うんだよ、こっちはステイルとかおりね」

 

「わたくしは白井 黒子ですの…もし宜しかったらお友達になりません?」

 

「ええ、私達はこの街に詳しくないので案内してくれると嬉しいです」

 

インデックスが自分達の名前を教えると黒子も笑顔で自分の名前を教える

 

「てーとく、怪我したって聞いた…大丈夫?」

 

「お、クロちゃん、見舞いに来てくれたのか偉い偉い」

 

「ん…」

 

垣根の近くにいつの間にか来ていたのかフロイラインがチョコンと垣根の横の椅子に座っており見舞いのケーキを勝手に貪っていた。垣根は心配して見に来てくれたのかとフロイラインの頭を撫でる

 

「……ふふ、どうせ私は話しかけられないんです…なのに家から出て来た私てお馬鹿さん」

 

一方義妹である風斬は見事に気づかれていなかった…まあ、沢山人がいた事で恐怖心に絡み垣根から見えない所に隠れた彼女も悪いが…やはり誰にも気付かれずポツンと寂しそうに立ち尽くす風斬

 

「…ねえ貴方はそんな所で立って何してるの?」

 

「……え?」

 

「誰かのお見舞いですの?」

 

「あ…兄さんのお見舞いに…来たんです…あの、えっと…その…私が見えるんですか?」

 

「?何を言っているんだい君?そんなの当然じゃないか」

 

「…そっか見えるんだ…やったよ兄さん、漸く私が見える人を見つけたよ」

 

「?」

 

そんな彼女にインデックスが声をかけ風斬が唖然とした顔で彼女を見る、インデックスだけでなく黒子と彼女に話しかけ自分が見えるのかと呟くとステイルが当然だと頷く。それを聞いてやっと自分の姿が見える人に出会えたと笑う風斬に何で笑顔なのかと首を傾げる神裂…なお佐天と初春には風斬の姿が見えておらず「え?何壁に向かって喋ってるのあの人達。怖い」という目で見られている事に五人は気づかない

 

「セロリたんが入院中と聞いてロシアのノボシビルスクから遥々学園都市にやって来ました!とミサカはセロリたんハァハァ!セロリたんにペロペロしたいお!」

 

「およびじゃねえ!ロシアへ帰れ!」

 

「あれ?今さっき御坂さんに似た女の人がいませんでした?」

 

「な、何言ってるの佐天さん!?ドッペルゲンガーじゃあるまいし…気の所為よ気の所為!」

 

なんかミサカ20000号(変態)が窓から入り込もうとしたが麦野が0次元の極点でロシアまで送り返す、佐天が誰か窓にいた?と覗き込むが美琴は気の所為だと誤魔化す

 

「あらぁ〜?私のお見舞いは佐天さんと初春さんだけなのかしらぁ?悲しいわぁ」

 

(いや白井を忘れてるぞ)

 

「いいじゃない、操祈の派閥の子は数が多いんだし…もう部屋は満員状態なんだから」

 

「そうねぇ、これ以上来たら暑苦しくて堪らないわぁ…派閥の子達が今来たら大変力が起こるわね」

 

(女王それフラグなんじゃ……)

 

食蜂は私の見舞いは二人だけかと呟く、美琴が派閥の子達が来たら満員状態になると言うと食蜂が頷く、帆風がそれは何かのフラグではと不安を感じるがそれが的中した、何故なら病室の扉を蹴り飛ばして誰かが入って来たからだ

 

「垣根〜〜!お姉さまから聞いたわよ!あんた怪我したんですて!プププ!ダサいわね!」

 

((((((誰だこいつ?))))))

 

「ふふ、でも今がチャンスね!今まで私を馬鹿にしたりパシリにした仕返しをしてやるわ!このダイアン=フォーチュンがね!ふーははははは!ひぃひぃ泣かせてあげるわ!」

 

(ダイアン=フォーチュン?…いや、まさか)

 

現れたのは150cmにも届かない小柄な色白とした体軀に赤いショートの髪、白ベースのふわふわしたドレスを着た中学生ぐらいの少女が垣根に指を指しながらドヤ顔で現れる。超能力者達は誰だこいつ?とダイアンを見つめ、他の人物達も変人を見る目でダイアンを見る、唯一インデックスなどの魔術師達は名前を聞いて目を丸くするが同姓同名の別人だと自分に言い聞かせる

 

「さあ!覚悟しなさい垣根!私が恐れるのはお姉様だけ!超能力者なんて5秒で倒せ「「「女王!!!」」」て、ええええ!!?」

 

「は、派閥の皆が流れるように病室に入って来たわぁ!?」

 

「てか、今あの人踏み潰されたわよ!?」

 

「あ〜大丈夫、大丈夫…あいつ丈夫だから」

 

ダイアンが5秒で倒してやる!と宣告しようとした瞬間、食蜂と美琴の派閥の女子達が病室に流れるように入って来てダイアンが押し倒され女子達の足に踏みつけられる。食蜂と美琴が叫ぶ中垣根はかませにされたダイアンを見て鼻で笑う

 

「ちょ!?痛い痛い!?下に私がいるのよ!?ちょ…やめなさい!魔術で蹴散ら…嘘ですごめんなさい!顔は踏みつけないで!調子乗ってすみませんでした!仕返しができると思っただけなんです!お姉さまの黒猫に攻撃されたみたいな痛みが私を襲ってる!助けて垣根さん!」

 

(マジで何しに来たんだこいつ…てか浜面は来ないのかにゃーん?)

 

踏みつけれたダイアンは最初こそ強気だが段々泣き声に変わっていき終いには垣根に助けを求める。垣根はそれを無視しモンハンを続ける。麦野は呆れながらも浜面は来ないのかと窓の外を眺める

 

「女王ご無事ですか!?御坂様も!これお見舞いのケーキですわ!」

 

「そんな…身体に包帯を巻いて…一生傷が女王の美しき玉肌に残るのですか!?」

 

「お姉様(帆風)もお怪我をなさって!垣根(こいつ)ですか!こいつがお姉様を傷つけるような場所に連れて行ったんですか!?」

 

「じ、女子の波に押し潰される…確かに展開は嬉しいんやけど…こんなんでボクは死にたないわ、そう思わんフッキー?」

 

「奇遇ね。私も同じ気持ちよ…常盤台恐るべし」

 

派閥の女子達の波と食蜂と美琴、そして帆風を心配する声が病室に響く、そんな波に青ピや吹寄、佐天達も押し潰されている。病室の温度が人口密度によって上がっていく…超能力者達も耳を塞いで爆音を防ごうとするが耳を塞いでも声が聞こえてくる、そろそろ怒ろうかなと全員が思い始めたその時、ズドンと窓の壁が大破しダイアンが病院の壁を突き破って地面に向かって落ちていく

 

「「「「「ふぇ?」」」」」

 

「病院ではお静かに、周りの人の迷惑ですよ」

 

「「「「「」」」」」

 

そこに立っていたのは顔に傷があり頭には2本の角が鬼のように生え、長い黒髪と髭に口には鋭い悪魔の様な2本の牙、肌の色は緑と明らかに人の肌ではなく瞳の色は赤、そして特徴的なのは頭の2本の角の間からは花が生えている…怪物だ。明らかに人間ではない、彼がダイアンを何故か掴んで壁を突き破って地面にダストシュートしたのだ

 

「お、屁怒絽(ヘドロ)じゃん、お花屋儲かってる?」

 

「久しぶりです垣根さん、入院したと聞いて飛んで来ましたよ…あ、皆さん僕は屁怒絽と言います。放屁の屁に、怒りの怒、ロビンマスクの絽と書いて屁怒絽です…どうぞよろしくお願いしま…」

 

「「「「「失礼しましたぁぁ!!皆さまお元気で!」」」」」

 

「「「「「「「逃げた?!」」」」」」」

 

垣根が彼…屁怒絽に声をかけ屁怒絽が笑顔(地獄の悪鬼の様な笑み)を青ピ達に向ける、それだけで彼等は逃げる様に病室から去っていった、全員涙目だった

 

「皆さんシャイなんですね。あ、お見舞いのお花置いておきますね。花瓶に向日葵を飾っておきますね」

 

「あ、屁怒絽さんありがとうございます」

 

「いえいえ、ではお大事に」

 

「てーとく、私達帰る。バイバイ」

 

「初春め…わたくしを置いて逃げましたの…ではお姉様達とついでに他の皆様も御機嫌よう」

 

屁怒絽は皆が恥ずかしくて逃げたのだと勘違いし、ここに向日葵を置いておくと告げるとそのまま帰っていく、風斬とフロイライン、黒子も帰っていき病室が一気に静かになる

 

「…さて、ゲームの続きを」

 

「いや、魔術の話をなかった事にしないで欲しいんだよ」

 

「…くそ、忘れてなかったか」

 

「いやそれよりもさっきのは誰?」

 

垣根はゲームの続きをしようとするがインデックスは話を逸らすなと睨む、上条達は魔術の事よりも屁怒絽の事が気になった

 

 

「う、う…さっきの悪魔は一体?骨とか折ったかも、この身体で骨折とかできるのか分からないけど…それにしても最近の子は常識てもんを知らないのかしら」

 

普通なら死ぬであろう自体にあったダイアナはイタタ、で済んでいた。それはギャグ補正か彼女の身体のお陰かは分からない…ダイアナが涙目で不幸だと溢そうとしたその矢先

 

「ん?あんた怪我してんのか?」

 

「え?」

 

「なら俺が病室まで連れててやるよ、てかここが丁度病院だし」

 

現れたのはゴミ拾いをしながら麦野の見舞いに来た浜面、浜面は地面に倒れこむダイアンを心配して駆け寄ってくる

 

「ええ、ちょっとぶん投げられて…骨折れたかも…」

 

「それは大変だな、じゃあ連れてった方がいいな」

 

「え!?ちょ、いやいや連れてくにしても他にやり方があるでしょうが!?何でお姫様抱っこ!?」

 

ダイアンが骨折れたかもと言うと浜面はダイアンを両手で抱えて病院に向かおうとする、ダイアンは手足をバタバタとさせ顔を真っ赤にして抵抗するが浜面はモノともしない

 

「大丈夫だって、絶対(あの先生が)治してやるから、心配すんな」

 

「あ……はい」

 

ダイアンの目には浜面が一瞬イケメンの表情になった様に見えた。魔術師 ダイアン=フォーチュンは恋に落ちた。後にこれが超能力者 第四位と黄金夜明の魔術師との大乱闘浜面争奪戦と呼ばれる決闘になるのだが…それはまたの機会に…

 

 

「で、話してくれないかな?何で魔術を知ってたのかその理由を」

 

「うん、まずは武器を捨てようか。当麻と軍覇は拳を、ミコっちゃんとみさきちはコインとリモコン向けないで、むぎのんは原子崩しを、アー君もプラズマ作ろうとしない、殺す気?俺を殺す気なのかな?」

 

「「「「「「さっさと話せバ垣根」」」」」」

 

「あはは、取り付く島もないとはまさにこの事☆…ま、その話はまたいつかだな」

 

能力を使ってでも無理に垣根に吐かせようとする超能力者達に垣根はやけくそになって笑うが、突然立ち上がって窓を開ける、その窓から二匹の小型化した白いカブトムシが入って来て垣根の掌の上に乗る、そしてその内の片割れのカブトムシの足で持っていた白い何かを垣根に渡し垣根はそれを全員に見せつける

 

「これは遠隔制御霊装…自動書記をこれによって強制的に起動させる品物…つまり、俺らが戦った擬似魔神を操る事が出来る霊装て事だ」

 

「!…噂では聞いた事があるが実在していたのか…!」

 

「これは清教派と王室派のトップが持っている品物でな…王室派のエリザード婆さんは信頼を置いてるからあえてそちらは奪わず、こいつはあの女狐から奪って来ました!そしてこんな下らねえ品物は…ポイっとな」

 

これは自動書記を外部から操り、もし敵の手にインデックスが渡った時の保険の様な物と教えるとステイルは本当にあったのかと渋い顔をする、だが垣根は霊装を上条の元へ投げ捨て上条が咄嗟に右手で触れる。それだけでその霊装は粉々に砕ける

 

「これでもうあの女狐がインデックスを縛る事は出来ねえ…後はもう一つのカブトムシが持って来た物をインデックスに渡すだけだな」

 

「?私に何かくれるの?」

 

「まあな、つっても物じゃねえ…今のお前に一番必要な物だ」

 

「?」

 

これでローラ=スチュアートがインデックスにちょっかいをかけれなくなったと笑う垣根。そしてインデックスに渡すものがあると言ってインデックスが首を傾げる、その時カブトムシの緑の目が赤く発光しインデックスの頭の中に何かが入り込んできた

 

 

『かおり〜これ酸っぱいんだよ!』

 

『これは梅干しと言って私の国の食べ物なんです…貴方の口には合いませんでしたか?』

 

『ううん、そんな事ないんだよ!私はかおりが作ってくれた料理ならなんでも大好きなんだよ』

 

『……そうですか、それは嬉しいです』

 

 

『あ!ステイルまた煙草吸ってるんだよ!ダメなんだよ煙草なんか吸っちゃ!背が伸びなくなるし病気になるんだよ!』

 

『…煙草のない世界なんて地獄だよ、それにこれ以上背が伸びなくてもいい』

 

『む!それは神に対する冒頭かも!私なんて全然成長しないし…』

 

『…それは身長の事かな?それとも胸の「ス〜テ〜イ〜ル〜!」ちょ!?噛み付くのはやめろ!』

 

 

『わぁい!ピクニックピクニック!お弁当の中身は何かなぁ〜!』

 

『食べる事しか興味がないのかい、君?』

 

『まあまあ、いいじゃありませんか…』

 

 

『わ〜!雪が積もってるんだよ!』

 

『……寒い、よく騒げるな君は…』

 

『ふぅ…雪だるま作れました』

 

『『いや雪だるまと言うか雪で本物そっくりの達磨を作ってる!?怖っ!』』

 

 

『どうかなインデックス、この髪』

 

『え?金髪を赤髪にしたの?』

 

『ふ、似合うかな』

 

『……ぷ』

 

『おいなんだ、文句があるなら言ってみろ』

 

 

『もう春ですか…イギリスでも桜見が出来るとは…』

 

『知ってるよ!花より団子!て言うんだよね!』

 

『君は本当に食べる事しか興味がないな』

 

 

『何してるのかおり?』

 

『アルバムですよ、アルバム…貴方が記憶をなくしてもいい様に…』

 

『……そっか、私2人の事を忘れちゃうんだね』

 

『……そうだね』

 

『でも安心するんだよ!私はきっと2人の事を覚えてると思うんだよ!』

 

『?なんの根拠があって言ってるんですか?』

 

『確かに記憶からは2人は消えちゃうかもしれない…でも心にきっと2人の思い出が残ってる筈なんだよ!』

 

『……君らしい言葉だな』

 

 

『……貴方達は誰?』

 

『………ッ!…わ、私達は…』

 

『君の友達だよ…覚えていないと思うけど』

 

 

『そっか、私は記憶が一年でパンクしちゃうから過去の記憶を忘れる必要があったんだね』

 

『……これが貴方と過ごした日々を記録したアルバムです』

 

『……ごめんなさい、何も思い出せないんだよ』

 

『……そうだろうね。まあ、なんだ…これから宜しく』

 

『……宜しくお願いしますなんだよ』

 

 

『…この酸っぱい食べ物は何?』

 

『…梅干しですよ…前にも同じ質問をしましたね…』

 

『……ごめんね』

 

『……いえ、貴方は悪くありません…』

 

 

『ねえ』

 

『……何だ』

 

『前の私てどんな子だったの?』

 

『……今と同じだよ…慈悲深くて…優しい女の子だよ…』

 

 

『……ねえ、ステイルは前の私に会いたい?』

 

『……さあね…それは僕にも分からない…でも今の君を捨ててでも会いたいとは思った事はない…記憶がない程度で君を見捨てる気は僕にはサラサラないよ』

 

『………そっか』

 

 

『お前が魔道書図書館だな』

 

『だ、誰なんだよ?!』

 

『俺は宵闇の出口の構成員だ、お前を攫って組織に献上すれば俺の地位も上がるし宵闇の出口の魔術結社も他の結社に舐められる事がなくなる。だからお前を攫いに来…』

 

『遺言はそれだけか、腐れ外道が』

 

『ギャァぁぁぁぁ!!?』

 

『無事ですかインデックス!』

 

『か、かおり!ステイル!』

 

『全く…僕達から離れるなと言っただろ!君を狙ってくる奴らは沢山いるんだから!』

 

『う、う…怖かったんだよ〜!』

 

『!?ひ、引っ付くな!おい神裂何を笑っている!早く引き離せぇぇぇ!!』

 

 

『ふふふ〜ん、アイスアイス〜♪』

 

『…随分気楽だな君は…また攫われても知らないぞ』

 

『大丈夫だもん!ステイルとかおりが助けてくれるて信じてるから!』

 

『……ふん』

 

 

『…またあの儀式の時間が迫っていますね』

 

『……私の記憶をなくす儀式の事だよね』

 

『……ええ、また貴方の記憶を殺さねばなりません』

 

『……辛くないの?』

 

『!……辛いに決まっているでしょう!私は…貴方に私達との思い出を忘れて欲しくない……!』

 

『……よしよし…私もね、同じ気持ちなんだよ』

 

 

『ステイルに聞きたい事があるんだよ』

 

『…なんだい?』

 

『ステイルて…私の事が好きなの?』

 

『……!?な、にゃんの事やらしゃつぱりだ!?き、君の事が好きだなんて…頭おかしくなったのかい?!』

 

(分かりやすいんだよ…)

 

 

『…今日が私の記憶をなくす日なんだね』

 

『………はい』

 

『そんな顔しないでよかおり…私だって辛いんだから…それに最後くらい笑ってて欲しいんだよ』

 

『………』

 

『……すまないが神裂、少し席を外してくれるか?』

 

『……分かりました』

 

 

『インデックス…最後に君に言いたい事があるんだ』

 

『何かな?』

 

『…僕は君が好きなんだ、初めて会った時からずっと』

 

『…それは今の私?それとも前の私?』

 

『両方だよ…今も昔も君は変わらない…好きなんだ…』

 

『……ごめんね、私にはステイルが好きがどうか分からないんだよ…でもその気持ちは嬉しいな』

 

 

『……私忘れたくない、2人の事忘れたくないんだよ…』

 

『僕も君に忘れられたくない…』

 

『……ねえ約束してくれる?私のことを忘れないて…』

 

『ああ、…安心して眠ると良い、たとえ君は全てを忘れてしまうとしても、僕は何一つ忘れずに君のために生きて死ぬ…ここに誓うよ…ずっと君を守るて』

 

『……うん、ありがとう…おやすみステイル…』

 

『おやすみインデックス…そしてさようなら』

 

 

 

「……そっか、そうだったんだ」

 

「ど、どうしたんだいインデックス?何処か具合でも悪いのかい?」

 

インデックスは涙を零しながらそうボソッと呟いた。ステイルが心配そうに彼女の肩を持つ、インデックスはニコッと笑う

 

「かおり…私またあの梅干しが食べたいんだよ」

 

「……え?」

 

「ステイルもありがとね。ずっと約束を守ってくれてたんだね」

 

「……まさか、君…記憶が…」

 

インデックスが2人に笑いかけると2人は何故それを知っていると目を見開く、垣根は笑って言った

 

「残留思念って知ってるか?」

 

「……人間が強く何かを思ったとき、その場所に残留する思考や感情の事だろ」

 

「そうだ、俺の未元物質は何もこの世の物理法則に反していたり他の超能力を生み出すだけじゃねえ…物体の凹凸をなぞる事でそこに刻まれた記憶…残留思念を再現出来る…」

 

「…もしやあの時思い出の場所を聞いたのは…インデックスの記憶を取り出す為ですか?」

 

残留思念、強い感情が物体に宿り未元物質がその物体の凹凸をなぞる事で再現出来る能力、原作において死んだ妹達のコピーを作成した力を応用しインデックスの無くした記憶を部分的にカブトムシ達に遠隔制御霊装を奪わせにイギリスに行かせたついでに採取してきたものだ、神裂はあの時何故垣根が思い出の場所を尋ねて来たのかようやく理解した、全てはこの時の為だったのかと

 

「…さて、ちょっと風に当たってくるわ」

 

「おい垣根…!…ってあのヤロー逃げやがったな」

 

「結局何で魔術の事知ってたのか教えてくれなかったわね…」

 

「……まァ、いいンじゃねェか?」

 

垣根は立ち上がって病室から出て行く、逃げられたと麦野と美琴が舌打ちするが一方通行はインデックス達の方を見る

 

「…ずっと約束を守ってくれてたんだねステイル」

 

「……ああ」

 

「でも、私は記憶を完全に取り戻したわけじゃないんだよ、多分取り戻したのは2人と過ごした思い出の2割くらいかな?」

 

「……2割でも充分ですよ…充分過ぎます」

 

「でも、私には2割じゃ足らないんだよ、だから…また私と一緒に暮らして、昔みたいに遊んでくれると嬉しいな」

 

「!…いいんですか?私達は貴方を…この一年間苦しめて来たのに…!」

 

「うん。確かに辛かったんだよ、何度死ぬと思ったかわからないんだよ…だからそれに罪の意識があるなら私とずっと一緒にいる事!美味しいご飯を作る事!ずっと笑顔で笑いあっている事!それを約束してくれたら許してあげるんだよ!」

 

彼女は笑う、これから一緒に暮らそうと、一緒にご飯を食べて笑いあってたまに喧嘩したり…そんな幸せな日々を過ごそうと笑う…神裂はこの状況を信じられずに嗚咽をもらす

 

「ステイル…あの日の告白の事なんだけど…ごめんね。まだ答えは分からないんだよ…でも、絶対いつか答えを出すから…それまで待っててくれる?」

 

「……ああ、待ってる…答えが出るまでいつまでも待っているさ」

 

インデックスがまだ告白の答えは見つかっていないけど答えが見つかるまで待っててと言う、ステイルは涙を堪えながらいつまでも呟いた

 

「……ねえ、記憶を取り戻してまず二人に言いたい事があるんだけど…言っていいかな?」

 

「奇遇だね、僕も君に言いたい事があったんだ…君もだろう神裂?」

 

「ええ、私もです…でもまずはインデックスから言ってください…私達の言葉は貴方の言葉を返す言葉だと思いますから…お先にどうぞ」

 

「じゃあお言葉に甘えて先に言わせてもらうんだよ…」

 

インデックスは二人に言いたい事があると呟き大きく息を吸う、そして涙目になりながらも笑顔で彼らに笑いながらずっと言いたかった言葉を伝える

 

「ただいま」

 

「「…お帰り、インデックス」」

 

彼女は涙をこぼしながら笑う、魔術師二人は涙を流しながら彼女の返事に答え抱きついた。これで漸く彼等の長い長い絶望のプロローグは終わる。そしてたった今、彼等にとって幸せの1ページが開かれたのだった、これからのページ(人生)に絶望や不幸はない。三人はそう、信じている

 

 

 

「あ〜コットンキャンディソーダ飲みてぇなぁ〜、あれマジメルヘンだからな〜」

 

垣根は病院の屋上の手すりにもたれかかって空を眺めていた

 

「……んで、そこにいるんだろアレイスター?」

 

「…バレていたか…あ、これは見舞いのコットンキャンディソーダだ、飲むか?」

 

「お、マジで?サンキュー」

 

垣根が背後を見るとアレイスターが立っており、アレイスターがコットンキャンディソーダを手渡すと垣根はそれを飲み始める

 

「あ〜やっぱりコットンキャンディソーダは美味え」

 

「そうか…しかし写真で撮らなくて良かったのか?滞空回線で先程の光景を撮影していたが…最高の写真が撮れるチャンスだと思ったのだが」

 

「は…分かってねぇな、確かにあの光景を写真で撮ればそれは永遠に残ってたかもな…だがな、あれは写真とかいうもんで残しておくもんじゃねえ…心の中に残しておくもんだ…撮らなくても心の中で皆覚えてるさ」

 

「……メルヘンの考えている事は理解できんな」

 

先程のインデックス達の感動的な場面は撮らなくていいのかとアレイスターが尋ねる、垣根はあれは写真で残すものではなく心の中に残すものと笑って返す

 

「……しかし人の幸せとは見ていて心地がいいな…君には心の底から尊敬するよ…私が願った『誰もが当たり前に泣いて当たり前に笑える世界』…それを君は実現しようとしているのだからね」

 

「……そんな高尚なもんじゃねえよ、俺はカップリング写真が撮りたいだけ、ただそれだけだ…それ以下でも以上でもない…ただ強いて言うなら」

 

アレイスターが自分が実現できなかった理想を垣根が叶えようとしていると呟いて彼を見る、それを聞いた垣根は自分はそんな人間ではないと笑いながらこう言い返した

 

「俺はみんな幸せで笑い合ってるってのが好きなんだ、悲劇とか悲しい過去とか…そう言うのが苦手でな。俺は原作主人公(当麻)みたいなカッコいい主人公にはなれない…でもな、自分に出来ることがあるなら助けてやりてぇ…ヒーローになれなくても誰かを助けたい…ただそれだけの単純な事さ」

 

垣根はそうやって子供の様に笑う

 

「何せ俺はハッピーエンドが大好き(メルヘン)だからな、このソーダの様に甘い男だよ」

 

垣根はそう言うと空を見上げる…空に雲はなく青空が広がっていた

 

 

 

 




二次創作くらいステイルとねーちんと仲良くなるSSがあっていいと思います、後作者はステインが好き。しっかりとイチャイチャもいれるのです…本当はアレイスターが病室に乱入して「病院でセッ○スしないのかね!?」て言う展開も考えてましたが…まだ来るのが早過ぎたのでやめました。そして今後はもしかしたら黒子、インちゃん、ステイル、ねーちん、風斬さんと言う妙な組み合わせの五人が出てくるかもしれませんね。

後半はシリアス、前半はギャグになりましたがどうでしたか?後ダイアナさんが何故いるのかはまだ教えません。彼女は単なるギャグ要員として出しました(笑)、因みにダイアナ=フォーチュンのCVは作者的には雨宮天…ダ女神こと某役立たず女神の声の人です

さて、次回からまたギャグに戻ります、ヘタ錬さん?暫くしたらやります。後これはネタバレになりますが…原作見てるとインデックスて完全に首輪から解放されたわけではないんですよね、魔力も戻らないし19巻で遠隔制御霊装によってペンデックス化してましたからね…てな訳でそんなインちゃんを首輪から完全に救うのは…あんただよ先生!それでは次回もお楽しみに!
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