カプ厨がていとくんに憑依転生しました   作:暗愚魯鈍

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…あれ?短い筈が長い…何故だ?そして遅くなってすみません

さて今回は海原君が出てきます…あ、本番で海原君の姿借りて大活躍してる偽海原の方じゃなくて本物の方ですよ?ただ原作とキャラが違いすぎるので注意、不快になったら申し訳ありません。お粥さんはちゃんと出てきますからご安心を

この作品の海原君は某銀魂に出てくるゴリラ局長から格好良さをなくした感じです…つまり単なる変態…もしくはそれ以下です。後インちゃん達が何処にホームステイするのかも書いておきました

今回の内容は銀魂のゴリラ局長とメガネが本体なツッコミ役の決闘と旧約3巻と旧約8巻を混ぜたような感じと思えば嬉しいです。少し真面目、でもちゃんとしたギャグです


第一章 黄金錬成 編
失恋を乗り越えた奴程強い奴はいない


垣根はインデックスとステイル、神裂と三人の魔術師を連れてとあるオンボロアパートの二階の部屋の扉を叩く、そして扉が開き中かはピンク色の髪をした幼女が出てくる

 

「紹介する、ここが今日からお前らがお世話になる小萌先生の家だ」

 

「あ、垣根ちゃん!この子達が私の家にホームステイする外国人の3人です?」

 

「は、初めましてなんだよ!イギリス清教…じゃなくてイギリスからやって来ましたインデックスなんだよ」

 

「…ステイル=マグヌスだ…今日からこの家にお世話になる」

 

「……神裂火織と申します」

 

この三人、イギリス清教…正確に言うとローラ=スチュアートが再びインデックスを悪用しない様に学園都市が匿う事となり表向きは留学で来た学生という事になっている、それでホームステイする先が上条の担任の小萌先生の家であり、三人はその挨拶に来ていた

 

「シスターちゃんに神父ちゃんに神裂さんですね…私は月詠 小萌、こう見えても二十歳は超えているのですよー」

 

「「「…え?(年下とかじゃなくて?)」」」

 

「む、年下だと思っていたみたいですねー失礼なのです…まあ、よく間違えられるので気にしませんけど」

 

「あ、いえ…お若いんだな〜と思っただけです(若いてレベルではありませんが)」

 

「…もしかして賢者の石とか人魚の肉とか食べた事があるのかな?(そうじゃないとこの見た目で大人て事実が説明できないんだよ)」

 

「……ん?失礼、貴方から煙草の匂いがするのは気のせいかな?」

 

小萌がニコニコと笑って自分は二十歳を超えてますよ〜と軽めに言うと三人が固まる。絶対に幼稚園児(年下)だと思っていた三人の反応にプンスカと怒る小萌だがよくあるので気にしない、そこでふとステイルが煙草の匂いがすると小萌に言うとギクッと小萌の肩が震えた

 

「…あ、先生片付けしてなかったんですか?」

 

「あ!?ちょ垣根ちゃん!勝手に入っては困りますぅー!」

 

垣根が部屋片付けてないのかと無理やり部屋に入りインデックス達も勝手に入る…そこに広がっていたのは部屋に散乱するビールの空き缶やタバコの吸殻…はっきり言うと女性としての尊厳を投げ捨てているレベルの汚さに思わず引いてしまうインデックスと神裂

 

「「…うわぁ」」

 

「ち、違うのですよ!偶々片付けてなかっただけで…」

 

「……この煙草、僕と同じ銘柄だね…貴方もこの銘柄が好きなのかい?」

 

「あ、はい…て!貴方14歳て聞いてますけどその歳で煙草を吸ってるのですかー!?この不良神父ちゃんが!」

 

小萌が慌てて弁明を図るが二人の中では小萌の第一印象は「幼女の姿をしたおっさん」と言う認識になってしまった…だがステイルは部屋を見ず吸い殻を見て自分と同じ銘柄だと同志を見る目で小萌を見るが小萌は(見た目的にあり得ないが)教師であるのでステイルに煙草を吸っているのかと怒鳴る

 

「げ…バレちゃいけない人種にバレた」

 

「全く!隠している煙草を渡してくださいなのです!」

 

「そんな殺生な…貴方だってニコチンやタールがない世界では生きられない筈だ!」

 

「それは当たり前です、でも貴方は大人ではないのですから我慢するのです」

 

「そんな…」

 

ステイルが自分の煙草を奪おうとする小萌に貴方も同じ煙草好きならこの気持ちがわかる筈だと訴えるが小萌は聞き入れなかった、ステイルはガクッと頭を下げる、そんな光景を見た垣根は黙って扉を閉めて帰っていく

 

「さてと…今日は誰のカップリングを撮りに行こ「ちょっとよろしいですの」?オセロちゃんと縦ロールちゃん…何か用か?」

 

「オセロちゃんじゃないですの…ちょっと相談事がありまして…少しお時間を貰いますの」

 

垣根は毎度の如くカップル達の写真を撮りに行こうとするが背後から声が聞こえ振り返る、そこに立っていたのは黒子と帆風だった、彼女は真剣な顔で垣根と話がしたいと言うとテレポートで垣根をある場所まで連れていく

 

 

「何?ミコっちゃんのストーカーが開き直って当麻とみさきちの目の前でミコっちゃんを寝取るて言った?…え?何その状況?」

 

「わたくしも全く同じ気持ちですの…」

 

オリャ・ポドリーダというスペイン料理系のファミレスにやって来た垣根はテーブルに着くと黒子から話を聞かされる。その内容は美琴のストーカーが上条と食蜂の二人に美琴を寝取って見せると宣言した、という内容で垣根はどう言う事?と首を傾げる、黒子は更に詳しく説明する

 

「実は…前から御坂さんをストーカーする輩がいまして…わたくしと白井さん、上条さんと女王を呼んでそのストーカーを捕まえようと計画を立てたのが事の始まりです」

 

「そのストーカーの名前は海原光貴(うなばら みつき)…常盤台の理事長の孫でイケメン…なのですが中身は残念としか言いようがありませんのね」

 

「御坂さんと接触する為に権力を乱用したり、嫌がる御坂さんをレストランに連れて行こうとしたり…他の方々にはその様な事はしないのですが…お姉様はすっかり困っているご様子でした」

 

「…一応聞くけどそれって本人だよな?お粥さんとかじゃないよね?え、本物?マジか…引くわ」

 

黒子達がそのストーカー…海原 光貴について教え、自分達が彼を捕まえる為に上条と食蜂…そして被害者である美琴と共に海原を捕まえようとしたのが事の始まりだと教える

 

「それで彼を追い詰めたのですが…先程白井さんがおっしゃった様に御坂さんを自分が寝取る!と宣言したのです…所で寝取るとは何でしょうか?」

 

「……貴女は知らなくてもいい言葉ですわ…それで貴方の力添えを借りたいと思い声をかけたんですの」

 

黒子は垣根の力を借りたいと頭を下げる

 

「オッケー、勿論協力するぜ…あの三人に不埒な事をする奴は見逃せねえからな」

 

「ありがとですの」

 

垣根は笑って勿論協力すると言って黒子は感謝を伝える

 

「……で、この事件に関わってるミコっちゃんと当麻とみさきちは何処にいるの?」

 

「「……」」

 

「え?何その間…なんか怖い」

 

「…あちらを見れば分かりますわ」

 

垣根が美琴達はと何処にいると聞くと 黒子達の動きが固まる、帆風はゲンナリした顔で美琴達がいる場所を目線で教え垣根がその場所を見ると

 

「「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」」

 

「……バレなければ犯罪じゃないのよね…あは、それにゴミを掃除するのは犯罪じゃないし…ヤッチャッテイイヨネ?」

 

垣根が気づかなかっただけで店の奥に三人がいた…ブツブツと恐ろしげな単語を呟く上条と食蜂、ボソッと何か呟き乾いた笑いを浮かべる美琴。三人共目に光がなく焦点が合っていない、はっきり言って怖い…おいハイライト仕事しろ

 

「……疲れてるのかあり得ない幻影が見えてるんだが…あれ現実?」

 

「…昨日からあの調子ですの…昨日は怖くて寝れなくて寮監に土下座して寮監の部屋で寝させてもらいましたの」

 

「…あの時は怖かったですわ…何処からか包丁を取り出した上条さんと女王がストーカーを包丁で刺そうとしていて…」

 

「その場にわたくし達がいて本当に良かったですの…」

 

「でもあの時言った女王達が言った言葉…「どいて、そいつ殺せない」の声は無機質過ぎて…思い出すだけで震えて来ますわ」

 

垣根は目の前の光景を信じられなかった、黒子達は三人から目を逸らし何かを思い出したのか身体を震わせる。

 

「…俺の友人達がこんなヤンデレなわけがない」

 

愛が重過ぎるあまり、自分達の恋路を邪魔する者を排除しようとする三人に戦慄する垣根、因みに超能力者の序列順に彼等の事を簡易に説明すると

 

第一位 メルヘン

 

第二位・第五位・第六位 ヤンデレ

 

第三位 ロリコン

 

第四位 ツンデレ

 

第七位 ノーマル

 

となる、マトモな人物は削板だけだった。

 

「…俺を呼んだ理由て…海原がこいつらに殺されない様に抑えてくれて意味?」

 

「ですの、お姉様達ならともかく第二位を止められるわけがないですし…ですから第一位である貴方に声をかけましたの」

 

「……はぁ、まあこんなにこいつらの愛を重くしたのはくっ付けた俺の責任でもあるしな…協力するぜ」

 

「ありがとうございます垣根さん」

 

自分が呼ばれたのはこのヤンデレ達に海原を殺させない為かと理解した垣根、黒子はその通りだと頷く。垣根はこの三人の愛を重くしたのはくっ付けた自分の責任だと呟くと携帯を取り出しアドレスを開き発信ボタンを押す

 

 

「…でェ、俺達も呼んだのかよ」

 

「まあ、友達を犯罪者にする訳にはいかないからにゃーん」

 

「ストーカーなんて根性無しがやる事だ!ましてや好きな相手がいるのにそれを横から攫うなんて言語道断だ!」

 

垣根が呼んだのはお馴染みの一方通行達、削板以外やる気なさげだが友達を犯罪者にしない為協力すると首を縦に降る

 

「…さて、当麻達もブツブツ言ってないで作戦会議しようぜ」

 

「殺す殺す殺す殺す」

 

「脳味噌を弄ってぇ〜廃人確定☆ううん、もっと残酷力高めな…」

 

「超電磁砲で五体を消滅させれば…ふひ」

 

「返事がない、ただのヤンデレの様だ」

 

垣根が早く会話に混ざれよと三人に声をかけるが誰一人話を聞いていない、垣根は三人に話を聞くのは無理だと悟る

 

「…そう言えばオセロちゃんは当麻とかみさきちの事どう思ってるの?」

 

「いきなりなんですの?藪から棒に…」

 

「いやさ、オセロちゃんがミコっちゃんにお熱だったて皆知ってるし…悪く言って失恋した訳で、二人の事どう思ってるのかな〜と思って」

 

「……そうですわね、まあはっきり言って最初はショックでしたの…ですが」

 

垣根が話の話題を逸らし黒子は上条と食蜂の事をどう思っているのかと尋ねる、黒子は苦笑いしながら昔を懐かしむ様に語る

 

「わたくしはお姉様が幸せならそれでいいんですの、確かにわたくしに振り向いて欲しかったですが…お姉様が選んだのはあのお二方です、お姉様の意思なら…致し方ありませんの…時々ウンザリする時もありますが…お姉様が幸せそうに笑っているならわたくしはそれで満足ですの」

 

「……ヤベェ、この子カッコいい…俺が女子なら惚れてるね」

 

「…感動しました」

 

「……泣かせるねえ」

 

「…まあ、なンだ…次の恋…頑張って探せよ」

 

「感動した!」

 

黒子が美琴が幸せなら自分は満足だとにこやかに笑う、彼女の美しい愛と美琴を思いやる心に感動する超能力者達

 

「凄いですね白井さんは僕ならそんなの耐えられませんよ…やはり御坂さんを寝取るしかありませんね」

 

「「「「「「……」」」」」」

 

「おや?どうしたんですか皆さん?固まってしまって」

 

「黙りやがれですの、このストーカー風情が、いつの間に机の下にいたんですの」

 

突然机の下から海原が現れ一同は彼を見たまま固まる、彼はナチュナルに会話に入ってくるが黒子が罵倒した事で全員が我に帰る

 

「「……」」

 

「おい、無言で包丁持ったまま立つな」

 

「…あは、死体さえ残らなければ…」

 

「おィ落ち着け、こんな変態殺して罪になっなら洒落になンねェだろうが」

 

無言でフラリと立ち上がり何処からか取り出した包丁を海原に向け突進しようとする上条と食蜂を押さえつける麦野、一方通行は澱んだ目でコインを海原に向けている美琴を宥める

 

「やれやれ、怖い人達ですね…こんな人達よりも僕と付き合いませんか?いいレストラン知ってるんですよ」

 

(ヤベェ正直言って殺したくなってきた)

 

「「どいて、麦野さんそいつ殺せない」」

 

海原は食蜂と上条を見て野蛮な人達だと鼻で笑い美琴を食事に誘う、その態度に垣根も殺意が湧いてきた

 

「おいこらイケメン君、悪いけどミコっちゃんには付き合ってる彼氏と彼女がいるんだ、いい加減諦めて別の女でも探せ」

 

「おや貴方はあの有名な第一位ですね、すみませんが部外者は引っ込んでいてくれませんか?それに別の女を探せとは…チャラい見た目にそぐわぬセリフですね」

 

「…余程愉快な死体になりてえらしいな」

 

垣根が美琴の事は諦めろと海原の正面に立って脅すが海原はニッコリと笑顔を浮かべ邪魔だと笑う

 

「いい加減にしてくださいまし!お姉様は貴方がこの様な行為をするのを嫌がっていますの!風紀委員として貴方を連行しますわよ」

 

「?何故でしょう?僕は常盤台中学の理事長の孫ですし、見た目もいいですし大能力者です…まさに神が二物どころか三物与えた存在である僕を何故嫌がるのですか?そこにいるツンツン頭のダサい髪型のフツメンなんかより優れていると思いますが」

 

「「…殺す!」」

 

(地雷踏みやがった!?)

 

黒子がバン!とテーブルを叩いてもうやめてくれと叫ぶが彼はニコニコ笑って自分は上条よりも優れていると笑う。それを聞いた美琴と食蜂はもう鬼が裸足で逃げそうな顔で海原を睨む、それにあの麦野でさえもビクッとなる

 

「……俺の友達の悪口を言うんじゃねえ」

 

「は、そんなフツメンの肩を持つとは…所詮第一位もその程度でしたか…まあ、僕の方がイケメンですけどね…そうだ、貴方の決め台詞を僕が言ったら僕の方が似合うんではないでしょうか?」

 

「あぁ?」

 

友達を馬鹿にされた事に苛立った垣根が海原を睨むが彼はやれやれと首を振る、そして彼は垣根の決め台詞は自分の方が似合うと言って決めポーズを取って呟いた

 

「僕の念動力(テレキネシス)にはその常識は通用しな…」

 

「……」

 

「ごもらぁ!?」

 

(((殴った!?)))

 

垣根の決め台詞を自分なりにアレンジして言おうとした海原に帆風は無言で左頬をぶん殴る、それを見た超能力者達はえぇ!?と驚く

 

「ちょ!?帆風何叩いてんだ!」

 

「…すみません、酢豚にパイナップルが入ってる様な異物感につい…」

 

「いやだからと言ってパイナップルは殴ンねェだろ!?」

 

垣根を慕っている帆風に取って海原のセリフは聞くに耐えないらしくつい手が出てしまったらしい、叩かれた海原はよろよろと立ち上がり美琴に近ずく

 

「さあ、行きましょう御坂さん」

 

「!…離して!」

 

「我儘言わないで下さい、さあ行きま「離れなさい、この三下」…今なんとおっしゃいましたか?」

 

美琴の手を無理やり握り連れて行こうとする海原、美琴は嫌がるが海原は気にしない…それを見て食蜂と上条が能力を使って海原を攻撃しようとした時黒子が何かを呟き全員が黒子を見る

 

「お姉様から離れろて言ってんですの!この三下が!」

 

(それ上条が俺に言うべきセリフ…)

 

「……は、三下ですか…いいんですか?僕にそんな事を言って?祖父に頼んで貴方を常盤台から退学にしてあげてもいいんですよ」

 

「やれるもんならやって見やがれですの」

 

黒子が憤って海原に叫ぶ、海原は自分にそんな口を聞いていいのかと笑う

 

「…いい覚悟です、では勝負をしませんか?僕が勝てば貴方達部外者はもう関わってこないで下さい」

 

「上等ですの、わたくしが勝てばお姉様に今後一切近寄らないで下さいまし」

 

「ええ、僕は約束を守る主義ですから…なら早速ここら辺の河原で決闘を行いましょう、逃げないでくださいね」

 

海原が自分と黒子で決闘を行い、勝ったら垣根達部外者は関わらない、負けたら美琴から手を引くと約束すると言い、黒子は鋭い眼光で海原を睨みながらその条件を飲む、海原は不敵に笑って河原へ一足先に向かう

 

「…おいオセロちゃん、あんな約束していいのか?」

 

「負けたら俺らはなンも出来なくなるンだぞ…勝てンのか?」

 

「当たり前ですの。わたくしはお姉様の露払いでしたのよ?あの様な男けっちょんけちょんにしてやりますの」

 

垣根と一方通行が心配した目で黒子を見るが黒子は心配無用と息巻いていた…なお美琴は海原に触れられた手を何度もおしぼりで触られた箇所を拭いていた

 

 

 

「来ましたね白井さん」

 

「さっさと終わらせますわ」

 

河原にて待っていた海原がやって来た黒子(と垣根達)を見て笑う、黒子も海原を見下す様に笑う…黒子が海原に近づいて決闘を始めるかと思っていた時にふと声が聞こえた

 

「くろこ?何してるの?」

 

「!インデックスさんではありませんの、風斬さん達もどうしてここに?」

 

「お昼ご飯でも食べようと思ってね…小萌さんは学校らしいし外食でもしようと歩いていたら風斬に会ってね…皆でご飯でも食べようと思っていたんだ」

 

インデックスと神裂、ステイル、風斬の四人が黒子に声をかけ黒子が何故ここにと首を傾げる。

 

「兄さん達はここで何を?」

 

「実はな、かくかくしかじかなんだ」

 

「いや、かくかくしかじかで伝わるわけねェだろ…」

 

「え!?みことを自分の物にしようとしてるストーカーとくろこが決闘する!?」

 

「…最低だねあの優男」

 

「いや何で理解できたの?」

 

風斬がこんな所で何をと呟くと垣根がかくかくしかじかと呟く、そして何故かかくかくしかじかで伝わったインデックス達に一方通行は突っ込む

 

「ギャラリーが増えましたね…お可哀想に、無様な負け面を皆さんに晒してしまいますね」

 

「おや、それは貴方かもしれませんよ」

 

「はて?それはどうでしょう…ではさっさと始めましょうか」

 

海原が大勢の前で醜態を晒すのかと黒子を憐れみの笑みを浮かべる、黒子はそれはお前だと侮蔑の笑いを浮かべる…両者は向き合っていつでも戦える様に構える

 

「やっちゃえくろこ!そんな男なんて倒しちゃえなんだよ!」

 

「「「頑張れ!」」」

 

インデックス達も黒子を全力で応援する、黒子はそれを見てインデックス達に笑いかけ海原を睨む

 

「やれやれ、僕は悪役(ヒール)ですか…嫉妬は怖いですね」

 

「悪役ですから仕方ありませんわ…で、お覚悟はよろしいですの?」

 

「…失礼ですが貴方は僕が負けると思っているのですか?」

 

「何を仰います事やら…わたくしが負けると思っていますの?」

 

海原は自分が悪役みたいだと笑い、黒子は悪役だろと笑う、黒子には自分が勝つ自信がある、何せ風紀委員として何人の犯罪者を捕まえてきたからだ、喧嘩慣れしていない坊ちゃんに負ける程自分は弱くないと自負していた

 

「それはどうでしょうか」

 

「な!?」

 

だが海原は今まで彼女が捕まえてきた犯罪者とは違った、黒子と同じ大能力者で応用性が高い念動使いである、彼は右手を動かすと砂の槍を形成しそれを黒子に放つ、黒子は自身の能力空間移動(テレポート)でそれを避ける、いきなり攻撃して来たのは驚いたが空間移動なら念動力の攻撃を避けるのは容易いと黒子は考える…が、海原はそれすらも読んでいた

 

「知っていますか、風力使いや水流操作は念動力の派生系なんですよ」

 

「?それがどうかしましたの」

 

「つまりですね…こういう事も出来るんですよ(・・・・・・・・・・・・・)

 

「!?」

 

海原が念動力は超能力の中でも応用が広く能力であり、婚后や湾内の風力使いや水流操作も念動力の派生系であると説明し何故それを言うのかと黒子が首を傾げる、その瞬間黒子は見えない何かに足を掴まれ宙に浮かび上がりそのまま地面に投げつけられる

 

「が、は…!」

 

「くろこ!?」

 

肺から酸素を吐き出す黒子、それを見てインデックスが叫ぶ、だが海原は追撃の手を緩めず河原の横に流れる川の水を水流操作の様に浮かべ水球を放ったり河原の石を浮かび上がらせ黒子に向かって放つ

 

「甘いですの!」

 

黒子は空間移動でそれを避ける、同時に黒子は自分の過ちに気付く、河原で決闘しようと提案したのは海原が自分が有利なステージに立つ為だったのだ、遮蔽物のない場所では空間移動で物陰に隠れる事は出来ない

 

(単なるストーカー野郎だと思っていましたが…腐っても大能力者(レベル4)という訳ですのね)

 

念動力は確かに応用力が高い、だが遠距離では見えない力をいきなり目標の座標に出現させることはできない、対して黒子の空間移動は海原の念動力と近い一瞬で接近できる、黒子はヒュンと音を立てて海原の背後に出現し海原の肩に手を持つ、それだけで海原を地面に移動させる。空間移動を知らない人なら得体の知れない武術の投げ技に見える…これで勝ったと思い安堵する黒子

 

「まさかこれで終わったと?」

 

「がっ…!?」

 

「「「「!!」」」」

 

だが海原は高速で地面から立ち上がり黒子に蹴りを入れ黒子を吹き飛ばす、黒子は小石の様に勢いよく吹き飛ばされ地面を転がる。それを見てインデックス達は目を丸くし何が起こったのかと考える

 

「…今のは」

 

「僕の念動力は体を分子レベルでガチガチに固める事が出来るんです、更に念動力で自分の体を操り人形の様に無理やり動かす…どうです自分は傷つかない最高の技でしょう?」

 

念動力の力を自分に貼り付けて分子レベルまで固め身体を念動力で動かす、大能力者だから出来る芸当に黒子が驚くが海原は一瞬で接近して黒子の腹に蹴りかます、黒子が口から酸素を吐き出し痛みに呻く、だが海原は容赦なく黒子に蹴りを連発していく

 

「くろこ!?」

 

「白井!?」

 

「何故彼女は避けないんですか?あの縮地の様な回避技があれば避ける事など容易いのでは?」

 

「いいえ、違います。空間移動は他の能力より脳への演算負荷が大きく計算式が複雑なんです、それに痛みや動揺で集中力が乱れると空間移動出来ないんです」

 

インデックスとステイルが蹴られる黒子を見て叫ぶ、神裂は何故避けないのかと疑問に思うが風斬が空間移動の弱点を分かりやすく教える

 

「空間移動は痛みで集中力を乱す事によって使用不可に追い込めます…こんな風に…ね!」

 

「…ぁ、ぐっ…!」

 

海原はガシガシと倒れこむ黒子に蹴りを放つ、能力だけに頼る他の能力者と近い能力を使った格闘戦も強い海原に黒子は成すすべなく地に伏す

 

「楽な戦いです、ですがこれで御坂さんとの恋路を邪魔する者はいなくなりました……思えば長かった…御坂さんに一目惚れした僕は祖父の権力を駆使して常盤台に侵入し、彼女が飲み捨てた牛乳パックをゴミ箱から拾っては間接キスをしたり、彼女がゴミ箱に捨てたガムを拾ったりしていました」

 

(うわぁ…変態だ)

 

((美琴の牛乳パックにガム?!なんて羨ま……許せない!))

 

「そんな行為を行いながらいつか自分に振り向くんだろうな〜と思っていた自分に信じられない出来事が起こりました…御坂さんが同じ超能力者の第二位と第六位と付き合い始めたという話です…あの時僕は死ぬのではと思うほどショックを受けました」

 

(死ねば良かったのに)

 

変態行為を話す海原にゴミを見る目で見る垣根と、一瞬羨ましそうな目をしていた上条と食蜂…この二人もこの変態(海原)程ではないがかなりヤバイ

 

「さて…白井さんは倒しました…約束通りもう関わらないで下さいね」

 

「…それを俺達が素直に守るとでも?」

 

「いいんですか?超能力者の皆さんの有る事無い事をネットに書き込みますよ?」

 

「…このゲスが」

 

これで美琴を寝取る邪魔をするなと垣根に指差す海原、約束を守らなければネットに誹謗中傷を書き込むと脅す、垣根達は能力を使って暴力で解決しようと考える…だが

 

「待ってくださいまし」

 

「くろこ!?」

 

「!?…まだ立ち上がりますか…しつこいですね」

 

「この男はわたくしが倒しますの…手出しは無用ですわ」

 

黒子は立ち上がり垣根達を制止する、この男は自分が倒す邪魔をするなと伝えると黒子は太もものホルダーに仕込んだ金属矢を自分の手に出現させる

 

「まだやる気ですか?僕には女性を虐めて楽しむ趣味はないのですが」

 

「喧しいですの」

 

「何故そうまでするんですか?貴方だって御坂さんを取られて悔しかったのではないのですか?貴方だって本当は御坂さんを寝取りたいはずだ、あんな男と女に取られるくらいなら自分が寝取った方がいいと思ってる筈です」

 

「…黙れですの」

 

海原は黒子は自分と同じだと笑う、黒子だって上条と食蜂に思い人(美琴)を取られて悔しい筈だ、寝取りたい筈だ、奪いたいんだろと同意を求める、海原の話を聞いていた上条達は黒子を複雑そうな顔で見つめる

 

「辛かったでしょうね白井さん…僕なら貴方の気持ちが分かります…誰よりも御坂さんを愛していた僕と貴方なら理解し合えると思うんです…だから…僕と協力しませんか?」

 

「……」

 

「僕達は敵ではありません、僕と一緒に御坂さんを寝取ろうではありませんか…そしたら貴方も僕も幸せになれる…」

 

海原は手を差し伸べる、それはまさに失恋した者にとって魅力的な誘い…悪魔の様な笑みを浮かべる海原が出した提案に黒子は

 

「お断りですわ、そんなもの」

 

「な…!」

 

「これだけ他人に迷惑をかけておいてそんな事しか言えない…所詮はその程度の愛しかありませんでしたのね」

 

彼女は鼻で海原の事を侮蔑の意味を含めて笑った、予想外の返しだったのか海原が目を見開いた

 

「な、何故です!?貴方にとってこの提案は魅力的な筈!」

 

「では一つ聞きますの、貴方はお姉様の幸せそうな顔を見た事がありますか?」

 

「え…?」

 

「お姉様はあの二人と付き合いだして本当に変わりましたわ、いつでもお二人の話ばかり、いつもニコニコと…消灯ギリギリまで聞きたくない惚れ話を聞かされて…最近は二人を喜ばす為わたくしも着ない様な薄い下着履いたりしてわたくしに「どう?似合ってるかな?先輩と操祈喜ぶかな〜」とニヤケ顔を晒して正直爆ぜろと思いましたの」

 

悔しいのは当たり前だと黒子が呟くと海原はなら自分と協力して美琴を寝取ろうと言いかける、だが黒子はそれを一蹴する。そして美琴が普段どう過ごしているのかを語る

 

「上条さんは街中で出会えばお姉様やら食蜂さんの可愛い所を二時間ほど語りますし、食蜂さんはいつもお姉様と上条さんのいやらしい妄想をしてクネクネしておられます…はっきり言ってドン引きですの」

 

「「「……すみませんでした」」」

 

黒子が引いた顔で少しは愛を自重してくれと呟く、いつの間にか正気に戻っていた三人は顔を赤くして謝罪する。

 

「…そんなどうしようもない変態な三人ですが…お姉様はいつも笑っておられました。わたくしと一緒にいた時よりもずっと嬉しそうに…」

 

「確かにわたくしは失恋しました、ですがだからと言ってお姉様を不幸せにする程この黒子、落ちぶれていませんの」

 

「お姉様の幸せは上条さんと食蜂さんと一緒に居られる事…お姉様にとっての不幸は二人と一緒に居られない事…ならば黒子が敬愛するお姉様に出来る事はただ一つ」

 

黒子は海原を見据えこう答えた

 

「お姉様の世界を守る、お姉様の幸せを害する貴方の様な輩から幸せを守るのがわたくしの…お姉様を愛する者として、選ばれなかった女として出来る事ですの」

 

黒子は美琴の幸せを守る為に海原を倒すと心の底から叫ぶ。その言葉は正しくヒーローそのものだった

 

「行きますわよ、貴方の弱点はもう見破りましたの」

 

「強がりを、僕の能力に死角など…」

 

黒子は痛みを無視し空間移動を行い海原の前に現れる、彼女は海原の分子レベルで固めた体の弱点に気づいていた、どんな能力にも弱点はある、不死身の体を持つジークフリートも背中の一点だけが弱点だった様に、アキレウスの不死の肉体の弱点が踵だった様に彼の肉体にも弱点があった…それは

 

「秘技!金玉潰し!」

 

「ぎゃ$$€〒=あ"〆々あ"あ"||々>|〒あ"#!?」

 

「「「「男の急所に当てた!?」」」」

 

「「「「「う…」」」」」

 

黒子は思い切り足を振り上げ限界まで足を振りかぶる、そしてフルスイングで足を股間に向けて蹴り上げる、何かを潰す様な嫌な感触が黒子を襲うが黒子は気にせず腕を大きく振りかぶる。その様子を見ていた男性陣は前屈みになって股間を抑える

 

「あ…ぶ…」

 

「歯を食いしばれですの…失恋した女の拳はちいとばかり響きますの!」

 

泡を吹きかけている海原…痛みの所為で能力の演算が出来ない…故に身体は元に戻る、その隙を黒子は狙っていた。黒子は振りかぶった腕を思い切り海原の顎にアッパーを喰らわし海原を吹き飛ばす…海原の身体は宙を舞い川の中に落ちていった

 

「……わたくしの…失恋を乗り越えた女の勝利ですの」

 

「…勝った、くろこが勝ったんだよ〜!」

 

黒子はこれが失恋を乗り越えれなかった海原と失恋を乗り越えた自分との差だ、と宣言する、インデックス達が黒子の勝利を祝う為に駆け寄ってくる

 

「…カッコよかったわよ黒子」

 

「……主人公力高過ぎねえ白井さんわぁ、でも美琴はあげないんだゾ☆」

 

「でもまあ…素直に尊敬するよ…カッコよかったぜ白井」

 

上条達は黒子に向けて尊敬の眼差しを向ける

 

「うおおお!素晴らしい根性だったぞ!正に漢だな」

 

「「いや女だから」」

 

「…カッコいいねえ、流石ヒーローだ」

 

「白井さんカッコ良かったですわ、わたくしもあれくらい活躍して見たいです」

 

垣根達も黒子の見せた底力に感動し拍手を送る、黒子は駆け寄ってきたインデックスに抱きつかれ地面に倒れそうになるが何とか堪える、そして神裂とステイル、風斬とハイタッチしていた

 

「負けちゃうと思いましたよ!」

 

「カッコよかったんだよくろこ!」

 

「えへへですの、まあ当然の結果ですわね」

 

風斬とインデックスに褒められ頬を赤くしながら当然の事だと笑う黒子…誰もが緩みきっていたその時川から音を立てて海原が立ち上がる

 

「な!?(まだ気絶していませんでしたの!?)」

 

「はぁ、はあ…よくもコケにしてくれましたね…絶対に許しません…こうなったら!」

 

驚く黒子に海原は歪んだ笑みを向け念動力である物を掴む

 

「見ろミナ!給料をはたいて買ったオープンカーだ!カッコいいだろ!」

 

「あーはい、そうですね〜かっこいいなー(何言ってんでしょうこのオッさんは)」

 

河原の向こうで真っ赤なオープンカーをスリットの入った19世紀風の喪服の女…恐らく妻であろう女性に夫であろう古いスコットランド式軍服の上から魔女のとんがり帽子や外套を羽織り、マフラーを巻いた中年男性が自慢げに見せる、妻は棒読みで凄いと感情無さげに答える、するとそのスポーツカーが海原の念動力で掴まれ黒子達に向かって飛んでいく

 

「俺のスポーツカーぁぁぁぁ!!?」

 

「…空飛ぶ車てハリーポッターを思い出しますね〜」

 

中年男性はマイカー!!と右手を伸ばして飛んでいくスポーツカーに向かって叫ぶ、そのスポーツカーは黒子達を押し潰さんばかりに凄まじい速さで向かってくる

 

(しまった!咄嗟の事で空間移動が出来ませんの…せめてインデックスさん達だけでも…)

 

インデックスだけでも逃がそうとする黒子、海原は狂った様に笑みを浮かべる…が、そのオープンカーは一瞬でネジ・ボルト・溶接部といった部品が一つ一つ全て断たれ分解(・・)された

 

「……はぁ?」

 

「え?…な、何ですの?」

 

(!…今の現象は…トラウィスカルパンテクウトリの槍?つまり…魔術師が黒子を助けた?なんで?)

 

何が起きたのか全く出来ない海原と黒子、それが理解していたのはインデックス達魔術師とその攻撃を知る垣根のみ

 

「く…!ならば他の物で」

 

海原は他の物を念動力で掴もうとする…だが彼は一瞬で超能力者達のど真ん中に現れる

 

「……へ?」

 

「よお、殺人未遂のお坊ちゃん、死ぬ覚悟はあるか?」

 

麦野の0次元の極点で超能力者達の近くに現れた海原は一瞬何が起こったのか理解できなかった…が、これから起こる惨劇について理解すると顔を青くして汗をダラダラと流す

 

「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」

 

「愉快なオブジェにしてやンよ」

 

「とんでもねえ根性無しだな…その腐った性根叩き直してやる」

 

「…私の可愛い後輩に手を出したらどうなるか教えてあげるわ」

 

「後、美琴に手を出そうとした罪も重いわよぉ〜死ぬくらいで償えると思わない事ね」

 

「お前分かってるのか…下手したら白井は死んでたんだぞ…いいぜ、お前が白井が死んでもいいと思ってるなら…その腐った幻想をブチ殺す!」

 

「てな訳で…絶望しろコラ」

 

「あ、…ゃ……」

 

超能力者達の殺意をその肌で感じ海原は失禁してしまう程の恐怖を感じる、何か弁明をしようとするが彼等は止まらない…河原に海原の絶叫が響き渡る

 

 

「…やれやれ、とんだ下衆野郎がいたものです」

 

とある建物の屋上にて、褐色肌の黒髪の青年は黒曜石のナイフをポケットにしまうと河原の方をもう一度見る。そこには満足げな顔でその場から立ち去る超能力者達と帆風、怪我をした黒子を背負ったいる神裂や何か黒子に向かって喋っているインデックス達の姿が視界に映る、なお視界の端にはモザイクがかかった海原(肉塊)が蠢いている

 

「…白井(彼女)とは美味い酒が飲めそうですね、同じ失恋したもの同士…そして初恋の女の子を影から守る者同士としても」

 

実は彼は黒子と同じ美琴に恋心を抱いていた男だ、だが彼は告白もせずまま失恋してしまった…だが海原の様に寝取ろうなど考えていない…寧ろ黒子と同じ考えだった

 

「初恋は実らないとはよく言ったものです…ですが自分では御坂さんはあそこまで笑ってはいなかったでしょう…どうか御坂さんを幸せにしてあげてくださいねお二人さん」

 

彼は楽しそうに笑っている美琴と上条、食蜂を見て満足そうに笑う、そしてそのまま立ち去ろうと青年は踵を返そうとする

 

「何をしているのですか師匠、とミサカはカッコつけている師匠に問いかけます」

 

「…おや17600号さんではありませんか…気づきませんでした…気配を隠すのはもう完璧ですね」

 

「これも師匠のお陰です、とミサカは師匠と共に行った訓練の日々を懐かしむ様に空を見上げます」

 

そんな青年に声をかけたのは美琴…ではなく、妹達の一人 スネーク…じゃなくてミサカ17600号である、彼女の気配に気づかなかったと彼は彼女を褒める

 

「なんの御用でしょうか?」

 

「師匠、今からミサカと一緒に食事しませんか?とミサカは照れながら食事に誘います」

 

「ええ、いいですよ」

 

17600号は師匠と呼んだその青年を食事に誘うと彼は微笑んで首を縦に降る、17600号は無表情だがよっしゃ!とぴょんぴょんとその場を跳ね彼の手を引いて屋上から二人は去っていく

 

 

「俺のオープンカーがぁ…」

 

「いい歳したオッさんがマジ泣きしないでください、恥ずかしいですから」

 

なお分解されたスポーツカーの持ち主は涙を流しながらそのスポーツカーだった残骸を見て嗚咽を漏らす、そんな夫に冷ややかな目を向ける妻…今回の一番の被害者はこのオッさんかもしれない

 

 

 

 

 

 




カッコいいお粥さんと小悪党な海原…何故こうも違いがでたんだろう?後お粥さんはずっと建物の屋上でミコっちゃんの事をストーキングしてました(笑)、結局はストーカーには変わりありません、ただし17600号からはかなり好意を寄せられている模様…因みに作者は17600号が好きです、御坂妹(10032号)と19090号と9982号も好きですね

黒子をカッコよく書きたい為書いた回でした…忘れがちですけど黒子てかまちー公認のヒーロー何ですよね…でも他の作品だと百合てイメージが強い…一応原作だとお姉様が一番、てだけで男が嫌いてわけじゃないんだけどな…後嫁入りだから体の傷も心配しているし(旧約8巻参照)。偶にはこんなカッコいい黒子を書いてもバチは当たらないと思います

え?最後に出てきたオッさんとその奥さん?…誰だろうなぁ(棒)。さて次回もギャグ回…皆さんはドラクエやった事ありますか?自分はⅤが一番やり込んでました
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