ウルトラマンタイガの劇場版のキャストにフィアンマの中の人の森川さんがいて驚いた。そして闇落ちタロウ…ゼロといい、セブンといい。ウルトラの親子は息子が闇落ちしたら父親も闇落ちするルールあるの?後タイガの最終回は泣けた。ウーラー可愛かったです
フィアンマ「早く映画が見たいな!俺様が聖なる右でウルトラマン達を蹂躙するシーンをな!」
んなシーンねえよ、あってたまるか。お前は大人しく僧正に吹き飛ばされてろ。てなわけでクリスマス回をどうぞ!
聖夜の夜の奇跡
12月24日、クリスマス・イブ…日本ではよくクリスマスの前夜だと誤解されているが、本当はクリスマス当日の夜を示している。これは教会暦が日没を日付の変更としている為だ。因みにクリスマスは神の子の誕生を祝う祭りであるが11月25日が神の子の誕生日という訳ではない。元々クリスマスとはミトラス教の太陽神 ミトラスの誕生を祝う冬至の祭りを十字教が転用したのだ。日本では恋人と過ごす日だと思われている…これはそんな聖夜のお話。
第七学区のとある商店街。そこには学園都市が品種改良で作りました大きなモミの木が飾られており、その木の先端には天使を模した飾り…クリスマス・エンジェルが置かれている。他にもリンゴを模した黄金のボールやキャンディケイン、モールやガーランド、黄金のベル、リボンや綿が飾られており色鮮やかに輝く電球が施されているクリスマスツリーだった。
「ふむ……中々いい聖樹じゃないか。智恵の樹の象徴に相応しい美しさだ」
「まあ、こういう所に結構金かけてるからな学園都市て」
そんなクリスマスツリーの樹の下で並んで喋っているのは垣根とステイルだ。この二人はこの樹の下で待ち合わせをしており、ある人物達が来るのをここで待っているのである。
「……で、僕が来た時にはここにいたようだが…いつからここで待っていたんだ?」
「約束の時間の四時間前ぐらいだな」
「長いな」
「お前も約束の二時間前に来てたじゃねえか」
待ち合わせの時間は12月25日になる瞬間。つまり真夜中の0時。本来の意味である
「しかしクリスマス・イブにダブルデートとは……中々洒落た事を考えたね垣根帝督」
「だろ?」
ダブルデート。二組のカップルが一緒にデートする事。二人きりの時と違い相手への配慮や気配りが必要だが相手の新しい一面が知れたり、新鮮なデートが出来るとメリットもあるデートの仕方である。
「まあ、
「デートなんざいつでも出来るが、ダブルデートはそうそう出来ねえしな」
そうステイルと垣根が話している間に、二人の少女が垣根達の元へと走ってやって来る。
「お待たせステイル!待ったかな?」
「お待たせしましたわ帝督さん」
やって来たのはステイルの彼女の水銀のごとき美しい銀髪に宝石の様に輝く緑の目を持つ小柄な少女 インデックスと垣根の彼女のプラチナブロンドの縦ロールに
そんな二人の服だが、帆風はショート丈に仕立てたピンク色のフレアトレンチコートに白色のロング丈のボックスワンピースを着用し、大人の女性らしさと可愛らしい少女らしさを併せ持つ彼女らしい服装だった。
インデックスは白のショート丈のダッフルポケットファーコートに淡いピンクのワンピースを着こなしており、彼女の愛くるしい容姿と神秘的な雰囲気と見事にマッチし、子供が読む絵本に出て来そうな妖精の様だった。
「…………
「……
「……面を向かってそんな事言われたら照れちゃうかも」
「うふふ、ありがとうございます帝督さん」
自分達の彼女の余りの可愛さに涙を流すステイルと垣根。頬を赤くしながらインデックスがステイルから顔を逸らす。帆風はニッコリと微笑む。
「さあ、早速四人でクリスマスを楽しむとしましょうか」
「だな、クリスマスダブルデート楽しもうぜ」
「夜の街をカップル同士で出歩く…うん!楽しみだねステイル!」
「……ああ、とても楽しみだ」
そう言って四人はクリスマスツリーから離れ、クリスマスの夜のデートを始めた。
「え、クリスマスてキリストさんの誕生日じゃないの?て、ミサカはミサカは驚いてみる」
「そうだ。クリスマスはキリスト様の誕生を祝う日であって誕生した日ではないんだ」
「へー、ミサカも知らなかったなー」
木原宅にて、エステルがクリスマスが原初の聖人の誕生日でない事を告げ打ち止めと番外個体は目を見開いて驚いていた。
「何話してンだオマエら?」
「おお、先生。この二人に魔術サイド視点から見たクリスマスについて説明していたんだ」
「そォか。じゃ俺はもう寝るわ。オマエらも早く寝ろよ」
「え?まだ10時なのだが…早くないか?」
一方通行はもう寝ると呟くと自分の部屋に向かおうとしエステルがやや困惑する。それに対し一方通行は彼女達の方へと振り返りこう一言。
「だって早く寝ねェとサンタさンが来てくンねェだろうが」
「「……え?」」
そう不良顔負けな凶悪な顔面でそう告げる一方通行に目を点にする打ち止めと番外個体。
「今年も悪い事しなかったし……来てくれるよなサンタさン」
「……うん、貴方はとっても優しいもんね!て、ミサカはミサカは動揺を隠しつつそう相槌を打ってみたり!」
「……そ、そうだよ。貴方はとっても優しいからきっと貰えるよ!」
あははと引き攣った顔で笑う二人になんの違和感も感じず一方通行は自室へと入っていった。そして番外個体がゆっくりと口を開く。
「……あの人高校生なのにサンタさん信じてるんだね」
「い、意外過ぎるよ。てミサカはミサカは戸惑いを隠せなかったりする」
一方通行、彼は未だにサンタクロースを信じてる。毎年数多クロースが彼が寝ている間にプレゼントを置いているからだ。だが、最悪な事に今日は…出張の所為で数多クロースが家にいない。
「あれ?そう言えばエステルは?てミサカはミサカは首を傾げてみたり」
「え?いない…?さっきまでいたのに?」
打ち止めと番外個体が先ほどまでいた筈のエステルがいない事に気付く。一体どこに行ったのかと首を二人が首を傾げるなか、エステルは自分の部屋で服を脱ぎ紫の下着を露わにしながらタンスの中から数多にこの日の為に貰った服に着替えようとしていた。
(この服を着るのが日本におけるクリスマスの恒例だと言っていたが…本当だろうか?)
エステルはそう考えつつも数多から貰った服を着替えるのだった。
その頃一方通行はベットで横になりながら布団を深くかぶって窓の外を眺めていた。
(……あいつらの前ではサンタさンを信じてるみたいにいったけど…本当はいねェンだよなサンタさンは…)
サンタクロースを信じている(と勝手に一方通行は思っている)打ち止め達の前だからこそ、夢を壊すようなことを言わなかっただけで本人はサンタクロースの正体が数多クロースだと知っている。だが、心の何処かではサンタクロースを信じているのだ。
(……来てくれる訳ねェよな。本物のサンタさンなんて…)
そう思って窓の外から目を離し寝ようとした瞬間…窓の方から何かの気配を感じた。
(!?誰かの気配!?)
一方通行が驚いて窓の外を見てみると…そこには赤い服を着て白い大きな袋を担いだ人影が見えた。月が雲に隠れているせいで明かりがないので姿がはっきりと見えないが…誰かいるのは間違いない。
(ま、まさか本物の……サンタさン!?)
その人物が閉めていた筈の窓を開け一方通行の部屋に入ってくる。
(い、いたンだ!本当に、本当にサンタさンはいたンだ!)
ガバッと布団を足で蹴り飛ばし一方通行は素早く起き上がる。それを見てサンタクロースらしき人物がビクッとなる。
「さ、サンタさン!俺、アンタと会いたかっ…」
そして、雲に隠れていた月が姿を現し…その人物…ミニスカサンタコスをしているエステルの姿が露わになった。
「………ぁ」
「………」
そのミニスカサンタコスはやけに露出が多かった。それもその筈、それは単なるミニスカサンタコスにはあらず、かのロンドンのデザイナーが手がけたゲテモノメイド服シリーズである『ミニスカサンタコスメイド』なのだ。最早メイド服の原型が無さすぎる、というより完璧に露出の多いミニスカサンタコスである。
その格好のせいでエステルの瑞々しい白い肌が露出し、ムダ毛一つない美脚の脚線美に服の上からでもはっきり分かるほど強調されている豊満な胸。そしてサンタコスが似合う純金を溶かしたかの様な金髪にキラリと光る緑の目。単純に、シンプルにいうなら「エロ可愛い」だ。
「………め、メリークリスマス」
「………メリークリスマス」
そう言ってからエステルは懐から何か取り出す。何かのメモ用紙の様だ、エステルはそのメモ用紙に書かれた内容を見て頷き一方通行に自信満々にこう告げた。
「ぷ、プレゼントは私だ。是非御堪能あれ」
「誰の入れ知恵だァァァァァ!!!」
無論数多である。
「な、何かおかしかったか先生!?私は数多さんから貰ったメモに書いてあった通りに…」
「それが間違いなンだよエステルゥ!取り敢えず木原くンは帰って来たら殴る!」
そうギャーギャー騒ぐ一方通行に何か自分やっちゃいました?と首を傾げるエステル。その騒ぎを聞きつけ打ち止めと番外個体が一方通行の部屋の扉を勢いよく開ける。
「何騒いでるの!?てミサカはミサカは駆けつけてみた……ぁ」
「虫かなんかが出たの……ぁ」
打ち止め達が見た光景、それはミニスカサンタコスをしたエステルをベットに無理やり横にして押し倒している様にも見える一方通行だった。
「………けつ。不潔!不潔不潔不潔不潔!エステルに無理矢理そんな事するなんて不潔だよ一方通行!て、ミサカはミサカは泣きながら駆け出してみたりィィィ!!!」
「………あ、どうぞミサカ達にはお構いなく。二人は続きをしてね」
「ご、誤解だァァァァァァ!!!!」
「せ、先生……こんなに顔が近いと……照れる」
「照れンなァァァァァァァァァァ!!」
クリスマスでも一方通行の家は騒がしい。なお一方通行の本当のクリスマスプレゼントはジャコウネコの糞から採取した未消化のコーヒー豆 「コピ・ルアク」であった。
クリスマスだけあって街中はキラキラと光のデコレーションが施され、真夜中だというのに光で満たされ幻想的な空間となっていた。
「わぁ〜!とっても綺麗だね!ステイルもそう思うでしょ?」
「ああ、確かに綺麗だ…だが、君の方がもっと綺麗だよインデックス」
「〜〜〜!!そ、そんなお世辞なんかに照れたりしないよ!」
ステイルの言葉に顔を赤くしながら目を瞑り顔を逸らすインデックス。それを見てほっこりする垣根と帆風。
「やっぱこそこそ隠れてデートを見て楽しむより、堂々と眺めてる方が気持ちいいな」
「その言葉はどうかと思いますが……見ててホカホカするのは事実ですね」
さり気なくストーカー発言する垣根だが帆風はその程度では驚かない。
「で、これからどこに行くんだい?」
「ああ、あそこだよあそこ」
垣根が指差したのはある建物だ。
「………スイーツ、バイキング?」
「あ、インデックスの目が獲物を視界に捉えた肉食獣になったぞ」
スイーツバイキングという看板が目に入り、肉食獣の如き眼光を放つインデックス。
「ダブルデートの定番、スイーツバイキング!これを食べなきゃダブルデートと言えねえ!」
「100パーセント君の趣味だろ?」
「早く入ろうよ皆!じゅるり」
「……イビルジョーさ…いえ、インデックスさんも乗り気ですわね」
スイーツバイキングの店にダッシュするインデックスと垣根。甘党二人を見て溜息を吐くステイルと帆風。
「「いただきまーす!!」」
垣根とインデックスのバイキングプレートにはロールケーキ、ドーナツ、マカロン、モンブラン、プリン、エクレア、シュークリーム、チョコレート、苺ショート、バームクーヘン、ソフトクリーム、パフェ、クレープ、チーズケーキ…見てるだけで胸焼けしそうなスイーツ地獄がその皿に顕現していた。
「……強欲と暴食の極み、だね」
「……見てるこっちが吐きそうです」
ドン引きするステイルと帆風。二人の皿にはほんの少しの量のスイーツしか置かれていない。
「モグモグ……美味しい!このケーキもマカロンもエクレアも、全部美味しいんだよ!」
「ふ、この甘ったるいスイーツの数々…嫌いじゃないわ!」
インデックスは両手に持ったフォーク…ダブルフォークをケーキやエクレアに突き刺し口の中に放り込む。それはさながらブラックホール、もうイビルジョーというよりバキューモンやマガタノオロチなんじゃないかな、と思うぐらいの暴食ぷりだ。垣根も垣根で某ピンク玉の如くパクパクと食べていく。
「あ、もう食べ終わっちまった。おかわりに行こーっと」
「私も!今度はあのどデカイホールケーキを丸ごと食べてるんだよ!」
「……胃の中ブラックホールなのかい?ドラ○もんからミニ・ブラックホールを貰ったのかな?」
「……いえ、あの二人はアクジキング、ウーラー、ネオ、オストガロアですわ」
「漫画・ゲームのラスボス格ばかりじゃないか」
「う〜〜〜〜ん!!ここのスイーツて本当に美味しいねていとく!」
「その分高いんだけどな。ま、俺にとっては雀の涙に等しい端金だし気になんねえけどな」
「ふーん、そっか高いのか…またステイルと一緒に来ようと思ったのにな…」
「そうか。なら俺が安くて美味しいスイーツバイキングの店を紹介してやろうか?」
「!いいの!?ありがとていとく!」
そんな楽しげな会話をするインデックスと垣根、それを見てステイルは微笑む。
「……やっぱり彼女は食べてる時が一番幸せそうな顔をしているな」
なお、この店の店長は二人の暴食の悪魔の所為でスイーツが食い荒らされて涙目である。
「ふはは!貴様らを祝ってやるぅ!」
パンパンとクラッカーを鳴らすフィアンマ。聖ピエトロ大聖堂内を聖なる右で魔力で構成されたモールやリースで飾り付ける…ぶっちゃけ能力の無駄使いである。
「今日はクリスマスだ!無礼講だ無礼講!礼儀とか信仰とか全部捨ててハジけるぞ!」
「………ガキかあいつ」
はしゃぎ回るフィアンマを見て右手で頭を抱えるヴェント。
「あいつが神の右席のリーダーとか…タウ○ワークで新しい職場探した方がいいかしら」
「まあまあ、取り敢えず私が作ったクリスマスケーキを食べるのですねー」
「お前見た目によらず女子力高いなテッラ」
ヴェントに自作のクリスマスケーキを差し出すテッラ。今回のクリスマスパーティーのケーキを作ったのは彼である。
「やっぱ美味えなテッラが作ったケーキ…てか、アックアがいないけどどこ行ったの?」
「彼ならイギリスの第三王女に拉致られたのですねー」
「……アックアはいい奴だったわ」
アックアはヴィリアンに連行された。可哀想なウィリアム。ヴァントは仲間の冥福を祈り合掌した。
「ふ、たわいない…お前では相手にならんなペテロよ」
「くっ……馬鹿な!この私が…負けた…だと!?」
「……いい歳したオッさん達が何やってんだよ」
スマブラでペテロに勝ったマタイがドヤ顔する。信じられぬと言わんばかりの顔のペテロ。ヴェントはオッさん達が何やってんだと白い目を向ける。
「ねえ。見てアウレオルス。私。似合ってる?」
「……当然、似合っているぞ姫神」
「……そう。目の前で言われると…照れる」
姫神はいつもの巫女服ではなくサンタコス(ミニスカではない)を着ていた。それを似合っているとアウレオルスが告げ姫神は無表情な顔を赤く染まる。
「うむ、このケーキは美味いな。姫神も食べてみるといい」
「うん。食べてみるね」
小動物の様にケーキをフォークでちょこちょこと食べ始める姫神。それを見て微笑むアウレオルス。
「ははは!メリークリスマス!メリークリスマス!メリークリスマス!メリーィィィクリスマァァァァァァス!!!」
半狂乱でクラッカーを鳴らしながら一輪車に乗るフィアンマ。フィアンマと共に一緒にクラッカーを鳴らすアニェーゼとアンジェレネ、リドヴィア、ビアージオ。そんなアホ共を見てため息を吐くルチアとオリアナ、ヴェント。厨房でケーキやローストターキーを作るテッラとオルソラ
「やれやれ…この光景を見ていると私がいない間にローマ正教は変わったのだと実感するな」
そう呆れた様に言いつつも笑みを隠せていないアウレオルスを見て姫神も微笑んだ。
(そうだね。でも貴方も変わったんだよ?だって初めて会った時は…そんな風に笑ってなかったもん)
初めて会った時は無愛想な人だと思った。それからとっても優しい人だと気付いた。そ!から恩人から好きな人に変わった。姫神の人生で最も嬉しい事、それは彼に出会えた事、そして今日この日を過ごせる事だろう。
「………好きだよ。アウレオルス」
「……ん?何か言ったか?」
「……ううん。別に」
ローマ正教の夜はまだ、長い。
「あれれ?ていとくとじゅんこがいないんだよ?」
「え?……さっきまで後ろにいたはずなのに…はぐれてしまったのかな?」
「それはていとく達が迷子て事?それとも私達が迷子て事?」
「……どっちでも同じ様な事だと思うんだが」
はぐれてしまったのなら仕方ない。ステイルもインデックスも学園都市の道を完全には覚えていない。ついでに携帯も持っていない。
「……仕方ない、僕らだけでそこら辺を歩こう。もしかしたら途中で出会えるかも知れないしね」
「そうだね」
インデックスはステイルの言葉に頷き、左手をステイルへと差し出す。それを見てキョトンとするステイル。
「……その手はどういう意味かな?」
「分からないの?手を繋ごう。て、事なんだよ」
「!?て、手を!?」
「……私と手を繋ぐのが嫌?」
「い、いやそういう訳じゃないが……」
単に恥ずかしいだけなのだが、このシャイボーイはそれを口に出せないでいた。
「ほら、男の子だったらシャキッとして!行こうステイル!」
「ーーーッ!?…敵わないな、君には……」
ステイルの手を握り、引っ張って歩き始めるインデックス。それを見てステイルが微笑む。
「あ!あそこに美味しそうなたい焼き屋さんが!」
「ま、まだ食べるきかい!?」
はしゃぐインデックスに戸惑いながらも笑っているステイル。そんな二人を遠くから垣根と帆風が眺めていた。
「ふ、「ある程度一緒に遊んだら、後は隠れて二人きりだけに」計画は成功だな」
「ネーミングセンス」
帆風は余りにもその作戦のネーミングセンスが悪くてツッコむ。
「さて、俺達も自分達だけのデートを楽しむとするか」
「はい」
インデックスとステイルが遠くへ行くのを見届けたところで二人も自分達だけのデートを楽しむ事にした。
「潤子はどこに行きたい?」
「そうですわね…ただ、このまま帝督さんと街を歩いていたいですわ」
「無欲だなぁ潤子は……」
そう言いながらも垣根は帆風の望んだ通りに彼女と並んで歩く。そこでふと気づく、真冬の真夜中とだけあって肌寒い筈なのに全然寒くない事に。
「もしかして帝督さん能力使ってますか?」
「まあな、未元物質の素粒子をばら撒いて寒気を熱気に変換してんのさ」
「未元物質の万能性の高さ」
「俺の未元物質に常識は通用しねえ」
最早未元物質は何でもありである。
「でもやめてもらえませんか?確かに寒くないのはありがたいですが…今日はこの寒さを帝督さんと一緒に味わいたい気分なんです」
「えー?でも寒いし「帝督さん?」…おっす」
クリスマスの日ぐらいその寒さを一緒に感じたいと帆風が言うと露骨に嫌な顔をする垣根。それに対し帆風が優しく微笑む。優しい笑みなのに怖い、それに垣根は屈した。
「それに寒いのならこうすればいいんですわ」
「……最近大胆だな」
帆風はぎゅーと垣根の右腕に抱きつく。引っ付けば二人とも温まる、そう言う意味だろう。肉体的な意味でも温まるし、羞恥的な意味で精神的に熱くなると言う意味でも。
「はぁ〜こうして帝督さんと二人きりで歩いてるだけで幸せです。それもクリスマスの夜に…」
帆風は垣根と歩くだけで嬉しかった。好きな人と並んで歩く。それだけで幸せだった。
「………飛ぶか」
「え?」
だが、垣根はただ歩くだけでは物足りないと思ったのか未元物質の翼を展開。三対六翼の白き翼が背に現れ、帆風の手を強く握ったまま空へと飛翔する。
「て、帝督さん?一体何を…?」
「まあ黙って見てろ」
垣根は帆風を掴んだまま空へと目指し、ある程度の高さまで行くと帆風をお姫様抱っこして顔を近づける。垣根の顔を間近で見て頬を赤く染める帆風。
「ほら、見てみろよ。綺麗だろ」
「あっ………」
ふと下を見上げる。帆風の眼に映ったのは美しい光を放つ学園都市の街並みだ。真夜中だと言うのに昼にも負けぬ輝かしいネオンやイルミネーションの光。白から赤などの色鮮やかな色の光で地上は覆われていた。
「綺麗…………」
「だろ?上からじゃなきゃ見れねえ景色もある。メルヘンな景色だろ?」
「くすっ……メルヘンかどうかはさておき…確かに素敵な景色ですわね」
そう白い息が口から漏れしながら帆風は微笑む。その空から眺める学園都市の美しさに魅了されながら自分を抱いている愛しい人の温度を間近で感じていた。そしてふと頬に冷たい感触がして、すぐに頬が濡れた感触になった。
「……雨?いえ、これは……」
ヒラヒラと空から舞い落ちる天使の羽の如き白い氷塊…雪。雪が降ってきたのだ。
「へぇ……ホワイトクリスマスか」
正確にはホワイトクリスマスとは12月24日か12月24日のどちらかに積雪がある事をホワイトクリスマスと呼ぶ。だから雪が降っているだけではホワイトクリスマスとは言わないのだが…それでも幻想的な事には違いない。
「あ!見て見てステイル!雪なんだよ!」
「本当だ……綺麗だね」
街中を歩いていたステイルとインデックスは雪が降ってきた事に気付く。
「クリスマスに雪なんて…始めてなんだよ!」
そう言ってぴょんぴょん跳ねながら喜びを露わにするインデックス。無邪気な彼女を見てステイルは更に笑みを深くする。
「ねえ、ステイル」
「なんだい?」
「来年もこうして一緒にクリスマスを過ごそうね。今度はていとく達抜きで、二人きりで…ね」
「………勿論」
来年もクリスマスにデートをしよう。そう言うインデックスにステイルの心は舞い上がっていた。来年も彼女と過ごせる、それがとっても嬉しかった。
(僕のクリスマスプレゼントは…君の笑顔さ、て言うのはキザてヤツなのかな?)
ヒラヒラと雪が空を舞う空の上、虚空に佇む三対の雪よりも白い翼を持つ天使、その天使に抱かれた姫君。地上にいる人々がその光景を見れば誰もが美しいと言うだろう。
「……なあ、潤子」
「……なんでしょうか?」
二人は地上ではなく淡い光を放つ月を眺めていた。垣根はふと月から視線を外し帆風を見つめる。帆風も垣根の目を見つめる。
「この雪も、月も、下の景色も綺麗だけどな…やっぱりお前の方が綺麗だよ」
「………ありがとうございます」
そう言って帆風は微笑みながら垣根の顔へと自分の顔を近づけ…唇と唇を重ねた。
「……ふふ、わたくしなりの帝督さんへのクリスマスプレゼントです」
「……そうか、じゃあ俺からも潤子へのクリスマスプレゼントを」
そう言って今度は逆に垣根が帆風の顔へと近づき、唇と唇を重ねた。その二人の姿を月は優しく見守っていた。唇を重ねていた時間は10秒ほど、垣根と帆風はその時間が無限に感じた。暫くして唇を離し垣根が笑みを浮かべた。
「来年も一緒にクリスマスを過ごそうな」
「ええ、来年どころか一生、クリスマスだけでなく毎日を、ですが」
そう空の上で永遠の愛を誓う帆風。それを聞いて垣根の心が温かくなる。もう二人は冬の寒さを感じていなかった。
リア充爆発しろ(あいさつ)。ステインと帝風、おまけとしてエステル通行、アウ姫でした。一方止めも好きですがまだまだ数は少ないエステル通行を増やす為に書きました。エステルちゃんはサービスシーンが他のキャラより描きやすい、姫神さんはヒロインらしさが描きやすいんですよ。
とあレー三期の映像をPVを見て映像化した削板を見てやっとレベル5全員がアニメ化したな、と思いました(第6位?知らんな)。声は誰なんでしょうかね?やはり小野大輔さんとか細谷 佳正さんらへんでしょうか?やっぱり1月10日が待ち遠しいですね
それと新作なんですが…思ったより読者の皆様の人気がよろしくなかったので後数話送ってそれでも人気がなかったら別の新作を送ろうと思ってます。幸いネタはまだいくらでもありますし(プロットを考えるのは得意)候補としては乃木若葉は勇者であるの高嶋友奈ちゃんがレイオニクスになってガメラと一緒に戦う大怪獣バトル物か、乃木若葉は勇者であるの主人公 若葉ちゃんに憑依したオリ主のギャグぽい物語、もしくは若葉ちゃん自身の逆行物。上条さんが乃木若葉は勇者であるの世界にオティヌスと一緒に転生する話。もしくは犬神に憑依して風先輩の胸にドボーンするギャグ小説…どれがいいですか?ま、全部勇者であるシリーズなんだけどな(白目)
初めてアンケートなるものをやってみた。アンケートに参加してくれたら嬉しいです。でも、皆様が多く選んだ回答が必ずしも連載するわけではないので、あくまで皆さんがどんな作品を求めているのかを知りたいだけなのでそこら辺はご了承ください
ではまた別の小説でお会いしましょう。よいクリスマスをお過ごし下さい。
新作を書くとしてどんな物語がいいですか?
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