カプ厨がていとくんに憑依転生しました   作:暗愚魯鈍

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今回はインデックスさんと姫神さんの出番はありません(涙)、アウレオルスさんも出番が少なめ…まだボス戦じゃないですから仕方ないですね

最後の方に戦闘描写があります…戦うキャラは漫画版はおろかアニメでも出番をカットされたあの人です。あとあのキャラもまさかの生存を遂げてます


突撃第十七学区の三沢塾

インデックスが消えた。空間移動で消えたとか透明になったとかそう言う次元ではない。インデックスの横にいた姫神秋沙と呼ばれる少女と共に一瞬で目の前から消えたのだ

 

「インデックス!?…神裂!あの子は何処に行ったんだ!?」

 

「わ、分かるわけないでしょう!私だって何が起こったか分からないんですから!」

 

「くそ!何がどうなってる!?なんなんださっきの現象は!」

 

ステイルがインデックスが居なくなったことで錯乱状態に陥る、神裂も明らかに動揺しており二人共パニック状態になっていた

 

「落ち着け、らしくないぞ魔術師」

 

「!?落ち着けだと…だがインデックスが…!」

 

「だからだよ、焦ってもインデックスは帰ってこない。なら早く錬金術師がいる場所に殴り込んで助けた方がいいだろ」

 

垣根が落ち着けと言うとステイルは落ち着ける筈がないと叫び返そうとする、だが垣根はそんな暇があるならインデックスを助けに行くぞと言うと席から立つ

 

「三沢塾、そこにインデックスを攫ったアウレオルスがいる」

 

「!それは本当ですか!?」

 

「ああ、詳しい事は目的地に向かいながら話す…兎に角ついて来い」

 

垣根がアウレオルスは三沢塾と言う場所にいると教えると、そのまま駆け出し店内から出て行く

 

「!…行くぞ神裂!」

 

「!…はい!」

 

「…チ、面倒くせェ事に巻き込まれたな」

 

「だけど私達の目の前で起こったなら…ほっとくわけにはいかないよな」

 

魔術師も垣根の後を追う様に走り出して店から出て行く、その後に続くかの様に一方通行や麦野、削板、帆風も急いで垣根の後を追う

 

「おい待てよ!代金払い忘れてるぞ!」

 

上条達は金を支払わずに出て行った垣根達の分まで金を支払って急いで垣根達の元へ向かう

 

 

「で、三沢塾てなんだい?その名の通り単なる塾なのかな?」

 

「まあな、元々は学園都市の外の進学塾グループだ…学園都市の支部は学園都市の技術を盗むスパイとして送り込んできたらしいがな」

 

垣根達は街の中をかけながら三沢塾がある第十七学区へと急ぐ、ステイルは走りながら三沢塾とは何かと聞くと垣根は学園都市の技術を盗む為に外からやって来たスパイだと話す

 

「だがあいつらは中途半端に能力開発を知ったせいで何を血迷ったのか自分達は選ばれた人間だと思い込んで暴走し始めたんだよ」

 

「…要するに学園都市に置かれた三沢塾てのの支部は科学崇拝みてえな新興宗教もどきになっちまったて事かよ」

 

垣根がその連中は半端な超能力に関する知識を知ったせいで狂っちまったんだと皮肉げに笑う。ファーストフード店で金を支払ってからなんとか追いついた上条がそれを聞いて呆れる

 

「そしてその馬鹿野郎共は吸血殺し…さっきの少女を捕まえて拉致監禁した。この世に一つしか無い、再現不能の能力者て触れ込みで生徒を集める為にな」

 

「そんな事が…でも何でそんなヤバいイカれ集団を放っておいたの?警備員とかが解決する案件じゃない」

 

「…出来なかったんだよ、アレイスターが問題解決に取り掛かろうとした矢先にアウレオルスがその三沢塾を乗っ取ったからな」

 

「…成る程、そう言うことですか。確か学園都市…科学サイドは魔術サイドの問題に関わるなと言う協定がありましたね…」

 

美琴が三沢塾の連中の事をイかれていると判断し、何故警備員達が解決しないのかと訝しむが垣根がアウレオルスが三沢塾を乗っ取ったからだと教えると神裂が納得する

 

「…あれ?でも私達はバッチリその魔術サイドの問題に関わってると思うんけどぉ?」

 

「…知ってるか?バレなかったら犯罪じゃない」

 

「…なんか悪い事してる気分になってきたなァ」

 

食蜂が自分達はガッツリとその魔術サイドの事件に関わっているけど大丈夫かと汗を垂らす、垣根はバレなかったらノー問題だと笑い一方通行が頭に手を当てて溜息を吐く

 

「…そういや、黄金錬成だっけ?具体的な能力は聞いてなかったけどそれはどんな能力なんだよ」

 

「…アルス=マグナとは簡単に言えば…自分の中で思い描いたモノをこの世界に引き出せる、つまり世界の全てを自在に操る能力です」

 

「「「「「「「…は?」」」」」」」

 

麦野が黄金錬成とは何だと尋ねると神裂はこう答えた、世界を操る力だと。その答えに超能力者達は呆けた声を出すしかなかった、それがあまりにも壮大で現実味のない能力だったからだ

 

「世界を自在に操る…だと?そんなの絶対勝てねえじゃねえか!その能力で俺らと同じ強さを持つ偽物を出された時点で相打ち決定じゃねえか!」

 

「…そうだ、だからあり得ないと言ったんだ…あんなものが完成する筈がないんだからな。だが現にインデックスはあいつの一声で消えた、なら信じるしかないじゃないか」

 

「ですが…そんな相手を前にどうやって勝てばいいのでしょう」

 

上条がそんなデタラメな物があっていいのかと怒鳴るがステイルは自分だってあの黄金錬成が完成したとは信じたくはない、だが信じるしかないと複雑そうな顔をして呟く、帆風はそんな相手に勝てるのかと不安になる

 

「…そういえば吸血殺し…だったか?それはどんな能力なんだ?」

 

「…ある生き物(・・・・・・)を確実に殺す能力だ。それだけじゃあねえ、その存在するかしら分からないその生き物を誘き寄せる撒き餌にもできる能力…いや原石だ」

 

「ある生き物…?なによそれ」

 

「カインの末裔…て言ってもお前らには分かんねえよな…ま、その吸血殺しが殺す生き物てのはな…吸血鬼だよ」

 

削板がその吸血殺しとはどんな能力なのかと尋ねると垣根がある生物を殺す原石だと答える、美琴はその生き物とは何だと聞くと垣根は吸血鬼だと答え超能力者達は目を見開く

 

「吸血鬼…そんな非科学的な生物が実在するの…て、そんなの今更よねぇ」

 

「…世界を自在に操る力の次は吸血鬼(バケモン)か…たく、私らは何でこう変な事件に巻き込まれるんだ」

 

食蜂が吸血鬼て実在したんだと半笑いを浮かべ、麦野が今度は吸血鬼も相手にするのかと溜息を吐く…そんな会話を続けている間に垣根達は目的地に辿り着く

 

「…着いたぜ、ここが三沢塾だ」

 

「……無事でいてくれよインデックス」

 

垣根がそう言って歩みを止める、その建物は十字路を中心に建っている12階建てのビル4棟…全員がその建物を見上げる。ここにインデックスが…そしてアウレオルスがいるのかと…そして全員がその建物に乗り込もうと玄関に近づいた瞬間

 

「待たれよ!これより先に近づいてははならぬ!」

 

「!?…錬金術師て奴の仲間か!」

 

上条達の背後に鎧を着込み片手に弓を持った騎士の様な男が立っていた、上条達はアウレオルスの部下か何かと身構えるが垣根が手で上条達を制するとその騎士に向かって笑いかける

 

「よう、久しぶりだなオッさん」

 

「…久しいな垣根殿」

 

「…?知り合いかていとくン?」

 

「ああ、このオッさんの名前はパルツィバル…まあコードネームだがな。俺の知り合いでローマ正教所属の十三騎士の一人だ」

 

垣根に頭を下げるその騎士 パルツィバルに一方通行が知り合いかと尋ねる、垣根はローマ正教の知り合いだと答えた

 

「…ローマ正教とも繋がりがあるのかい君は?」

 

「まあな、他にもロシア成教とか明け色の陽射しとか、イギリスの王室派、北欧の()魔神とかとも交友があるからな」

 

(…垣根さんの交友関係て広いですね)

 

ステイルがローマ正教ともパイプがあるのかと驚き垣根がまだまだ魔術サイドの知り合いがいると笑う、帆風は垣根の交友関係は凄いなと感心していた

 

「しかし何故ここに垣根殿が?この案件は我々ローマ正教の任務であって貴方が関わる案件ではない筈」

 

「…そうなんだがな、俺らの友人がアウレオルスに攫われたんだよ」

 

「なんと!?…成る程垣根殿はそのご友人を助けに行かれるのか」

 

パルツィバルはこれは自分達ローマ正教の仕事の筈と垣根が来たを訝しむ、だが垣根が友人が攫われたと言うとパルツィバルはその友人を助けに来たのかと納得する

 

「そう言う訳だ、止めたって俺らはこの三沢塾に侵入するぞ。例えお前らの仕事を横取りしたとしてもな」

 

「…やれやれ、相変わらず自分勝手な人だ…どうぞご勝手に、どうせ私では止められないからな」

 

垣根が笑ってローマ正教の仕事横取りしますと言うとパルツィバルは頭を抱える、だがパルツィバルはご勝手にと垣根達が三沢塾に侵入するのを黙認する

 

「さあ行くぞ、囚われのお姫様を救いに行くぞ」

 

垣根はそう言うと正面から三沢塾に入って行く、上条達も垣根の後を追って中に入って行く…そんな一同を見てパルツィバルが呟いた

 

「…これは夜に来る予定だった神の右席の出番は無くなってしまうかもしれんな」

 

 

ガラスの入り口を通り抜け侵入した垣根達、いきなり大人数で現れたと言うのに三沢塾の生徒達は誰も気にしない…まるで垣根達が見えていない様に

 

「…特に変わった様子はねえな」

 

「だがこの建物…魔力を隠す仕組みで出来てるね…まあ僕らから見れば魔力が見えなさ過ぎて逆に不自然なんだけどね」

 

「てか、こんな派手な連中がやって来たってのに誰も気にしなさ過ぎじゃね?」

 

削板は魔術師が潜んでいると言うのに全然変な気配はしないと呟く、逆にステイルは魔力が見えなさ過ぎて違和感しかないと呟く。麦野はこんな派手な連中が入って来たのに誰も気にしないのかと首を傾げる

 

「迂闊に生徒達に触れるなよ、この建物の内部には「生徒や建物に干渉できない」ていう魔術が働いてる…ざっくり言うと生徒や建物はコインの表で、侵入者である俺達はコインの裏て事だ」

 

「…成る程、建物の中を歩くだけで歩く際の床からの衝撃は倍化するから思う様に動けず疲労し、動くものにぶつかれば車に跳ねられた様な衝撃が襲ってくる…て事か」

 

「これでは思う様に進めませんね、エレベーター等に乗れば生徒達に生卵の様に押し潰され、更にこの建物はアウレオルスの魔力が充満している…ここで魔術を使えば位置を特定される…厄介ですね」

 

「……魔術用語で言われても俺らには分かンねェが…要するにぶつかったら死ぬてことだろ?」

 

この建物には生徒や建物に干渉できない魔術がかけられており、生徒にぶつかれば車にぶつかった様な衝撃が襲い、床を踏むだけでその衝撃が自分の足に跳ね返る…それを垣根から聞いたステイルと神裂が厄介な場所だと顔を顰める

 

「エレベーターは当然無理、だが階段を使うと衝撃が足に跳ね返って疲労する…じゃあどうすればいい?答えは簡単、浮かんで進めばいい」

 

垣根はエレベーターは使えず、床を歩けば衝撃が足に跳ね返る…ならばそれ以外の移動方法を使おうと笑うと10匹の念動能力(サイコキネシス)の能力を持つカブトムシを創造し、そのカブトムシ達の目を赤く光らせ上条達を宙に浮かす

 

「…成る程、宙に浮かべば楽に進めるね」

 

「俺の場合は幻想殺しに触れない様にしてるのか」

 

「これなら移動も楽チンだろ」

 

ステイルがこれならスムーズに進めると頷き上条も異能を消す右腕に触れない様にしているのかと驚く、垣根はカブトムシ達に動かす様に指示するとフワフワと生徒達や建物に当たらない様に垣根達が動き階段へと進んでいく…そして階段を5階程上がった所で念動能力を解除し全員を床に降ろす

 

「こっから先は徒歩で行くぞ」

 

「えぇ〜何でよぉ?浮いていった方が楽なのにぃ〜」

 

そう言って先に進む垣根に食蜂は文句を言いながらも上条達と共に食堂へと進む

 

「…私は科学宗教というのを初めて見ましたが別段変わった事はありませんね」

 

「そうだね、てっきり教祖様やらの顔写真が額縁に入れて飾ってあると思ったが…何処にでもありそうな塾だね」

 

「……そんな訳でもなさそうだけどね」

 

神裂とステイルが辺りを見回す、二人は普通な塾に見えると呟くが美琴はそれを否定する、この食堂にいる生徒達は騒がしいが楽しい会話などしていない…ここを勉強してない奴は人間のクズだの、周りの奴らを出し抜いて点数が上がっただの…そんな聞く人が聞けば不快に思う言葉を大声で、それも笑って喋っている

 

「ここにいる奴らはね、他人を見下したり、蹴落としたりして蔑むでしか笑えない人種なのよ…ここの奴らは自分達だけが特別頭がいい、そう本気で思ってる連中よ」

 

「…胸糞悪いわねぇ……ここにいる生徒達じゃなくてその考えが理解できた私自身が胸糞悪いわぁ」

 

美琴と食蜂が吐き捨てる様に呟く、別に生徒達が嫌いというではない。彼らも科学宗教に染め上げられた被害者だ、彼らはここを単なる予備校だと思い通っていただけ…そうは知っていても上条達の不快感は消えない

 

「カルトの毒気に当てられてる所悪いんだけど、僕達の目的はインデックスを助ける事だ…こんな所で道草を食っている暇はないよ」

 

「!そうだったな!早くインデックスを助けに行かねえと!」

 

ステイルがこんな場所にいないで早くインデックスを助けようと呟くと削板が大声で返事をする…瞬間、食堂に八十人近くいる生徒全員の視線が垣根達に集中する。

 

「チ、自動警報か…コインの表であるこいつらはコインの裏にいる俺達は見えない…だが、こう言う風にコインの裏の人間が近づくと作動するらしいな」

 

上条達は一瞬削板が叫んだからだと思ってしまうが垣根は自分達が近づいた所為でこうなったと理解する、生徒達は棒の様に立ち機械の様な無機質な瞳を垣根達に向ける。そして生徒達は口々に言葉を呟き始める

 

「熾天の翼は輝く光、輝く光は罪を暴く純白、純白は浄化「の証、証は行動の結」果、結「果は未来、未来」は「「時間、時間は一」律、一律は全「て、全てを創るのは過去、過去は原」因、原因は「一つ、」一つは「「罪、罪は人、人は」罰を恐れ、恐れ」るのは罪「悪、罪悪とは」己の中に、己「「「の中に忌み嫌うべきものがあ」るなら」ば、熾天の翼に」より「己の罪を暴」き内から弾け飛ぶべしーーーッ!」

 

八十の大合唱が響き、大きな言葉の渦が巻き起こる。そして生徒達の眉間からピンポン球程の大きさの青白い光が生まれる。たった一つなら恐れる程ではなかったかもしれない、だがその球体は次々と生徒達の眉間から生まれ垣根達の視界を覆い尽くす程の青白い球体が迫って来た

 

「……逃げるか」

 

「「「「「「「…こ、この数は流石に無理!」」」」」」」

 

「「…はあ!?に、逃げた!?」」

 

垣根は三対の翼を展開し翼を動かして後ろ向きに逃げる、上条達もこれだけの量は防ぎきれないと脱兎の如く出口へと逃げ出し残った二人もまさか垣根達が逃げるとは思っておらず慌てて追いかける

 

「おい!逃げるんじゃない!君達ならこの程度の攻撃は食い止められる筈だ!上条当麻は右手で竜王の殺息も止めたし、一方通行は反射という能力があるじゃないか!他も防御技を持っているだろう!」

 

「無理だ、無理です、無理なんですの三段活用!右手だけじゃ対処できるわけねえだろ!」

 

「俺の反射も魔術だとどうなるか分かンねェから逃げるしかねェだろ!」

 

「私の原子崩しの壁でもあの量の攻撃を防ぐのは無理に決まってんだろうが!」

 

「私の電磁バリアも麦野さんと同じで無理よ!」

 

「右に同じ!」

 

「…根性があってもあれだけの攻撃は耐えきれるか分からんからな」

 

「…わたくしは防御技なんて持ってませんし」

 

「俺の未元物質なら防げるが…逃げた方が得策だな」

 

ステイルが逃げるなよと叫ぶが上条達はそれは出来ない相談だと必死に走りながら叫ぶ。垣根は未元物質なら防ぎきれるが、それだと逃げきれなくなってしまうので逃げる方が得策だと判断していた

 

「しかしレプリカとはいえ『グレゴリオの聖歌隊』を作り出すとは…アウレオルス=イザードの武器はアルス=マグナだけではなかった様ですね」

 

「何ですかそのグレゴリオとは?!」

 

「ローマ正教の兵器の一つだよ、三三三三人の修道士を聖堂に集め、聖呪を集める大魔術。これはレプリカとはいえこの三沢塾には二千人も生徒がいるんだろう?本家の真・聖歌隊(グレゴリオ=クアイア)には届かないだろうが普通の魔術よりは遥かに高威力だろうね」

 

「まさに塵も積もれば山となるだな…て!そんなのどうやって対処するんだよ!」

 

「何簡単だ、その同調(シンクロ)のカギになってる核を破壊すればあの偽・聖歌隊(グレゴリオ=レプリカ)は機能を停止させる筈だ」

 

帆風がグレゴリオの聖歌隊とは何かと尋ねるとステイルがそれを説明する、上条がどうやって止めるんだと叫ぶと垣根が核さえ破壊すればいいだけだと言う、そして階段の近くまで垣根達は辿り着くが前方からも球体の洪水が迫って来ていた

 

「おい!挟み撃ちにされたぞ帝督!どうするんだ!?」

 

「…こうなったら秘策を使うしかねえか」

 

「おお!流石ていとくンだ!何かいいアイデアがあるンだな!」

 

「まあな…だがこれは当麻達の協力が不可欠だ…お前らの力を貸してくれ」

 

削板がどうすると垣根に聞くと垣根はいいアイデアがあると呟く、そして真剣な顔で上条達を見つめ上条達の力が必要だと言うと上条達は笑った

 

「当たり前だろ!俺達は友達だろ!」

 

「水臭ェぜていとくン!」

 

「何をやるつもりか分かんねえがやってやるよ!」

 

「私達は仲間なんだから力を貸すのは当然よ!」

 

「私達のチームワーク力を発揮する時みたいねぇ!」

 

「俺達の根性でこの状況を乗り切ってやろうぜ!」

 

「…そうか、なら…頼むわ」

 

上条達が当たり前だと息巻き垣根がそれを聞いて安堵の笑みを浮かべる。そして迫り来る球体の洪水を前に垣根は未元物質の翼を動かし…上条達六人を階段から下の階へと突き飛ばした

 

「「「「「「…え?」」」」」」

 

「じゃ、囮頑張ってくれよな」

 

何が起こったのか状況が理解できない上条達、暫くして背中に強い痛みが走るが動けなくなる程ではない…恐らく垣根が能力を使って痛みを軽減する様にしていたのだろう、垣根は笑って上条達に何をしたのか理解し切れていない帆風と「え?それは友達にやる仕打ち?」と引いている神裂達と共に上の階へと上がっていく、そして球体は下の階…上条達へと向かって来る

 

「やりやがったなあのクソメルヘン!」

 

「これが友達にする事かよォ!」

 

「後で絶対に殺す!100回殺す!」

 

「超電磁砲をお見ましてやるから覚悟してなさいよ!」

 

「ホモのオッさんを洗脳して垣根さんの貞操を奪ってやるわぁ!」

 

「根性入れ直してやるから覚えとけよ帝督ぅぅ!」

 

彼らは叫びながら球体の洪水から逃げる、彼らは心の中で思った。これから無事逃れたら絶対に垣根をブチ殺すと、彼等は垣根への呪詛を呟きながら必死に階段を駆け下りる。

 

「!当麻!誰かいるぞ!」

 

削板が階段の下に誰かいるか気づいた、それは黒いおさげに丸いメガネをかけた少女、彼女は行く手を遮る様に上条達の前に立ち塞がる

 

「罪を罰するは炎。炎を司るは煉獄。煉獄は罪人を焼く為に作られし、神が認める唯一の暴力…」

 

錆びた歯車に似た不快な声で彼女は呪文を呟く、呪文を呟く事に眉間にある球体が肥大化していく…だが威力が上がろうがこちらには幻想殺しがある、先程の球体の洪水なら手に負えないが一つなら対処可能、そう考え彼女を押し切って突破しようと考えた所でばじっ、と。少女の頬が吹き飛んだ

 

「「「「「「……は?」」」」」」

 

それを理解できない上条達、少女の指が、鼻が、体のあちこちが小さな破裂を起こす、彼女の服は血塗れ口からも血を垂らし、それでも彼女は呪文を止めない…ここで不意に思い出した、以前垣根はこう言っていた「超能力者が魔術を使えば血管が破裂する」と

 

「や、めろ…やめろ!自分の身体がどうなってるのか分からないのか!?」

 

「暴力は…死の肯定。肯、て…は、認識。に…ん、し…き、は…己の、中に。中、とは…世界。自己の内面と世界の外面、を、繋げ…」

 

上条は必死で呪文を止める様に叫ぶ、だが少女は止まらない…だがついに力尽きたのか眉間から血が吹き出た、そして彼女の身体はぐらりと階段の段差に倒れ込もうとした

 

「!…クソがァ!」

 

一方通行が一瞬で倒れた少女に近づき両手で彼女を支える、そしてすぐに能力で細胞分裂を促進させ更に血の操作も行う事で彼女の傷口を塞ぎ止血する。上条達も倒れた少女に近づく…だがそこで気づく、もうすぐそこに球体の洪水が迫って来ている、…このままでは少女ごと自分達はあの球体の洪水に溶け殺される、一か八か自分達の能力で球体の洪水を全て防いでみようと上条達が考えた時、球体の洪水は一瞬にして消えた

 

「……あ?」

 

上条達は目の前で起きた光景を理解出来なかった、何故球体の洪水が消えたのか…だが確信があった訳ではないが彼らは垣根が何かしたのではと考えた

 

 

「…これで偽・聖歌隊の動きは止まった筈だ」

 

垣根達は上条達より上の階の直線の長い廊下に立ち尽くしていた、この廊下に隠してあった核を未元物質で破壊した垣根は偽・聖歌隊の動きが止まった事を確かめた

 

「…女王達は無事でしょうか?」

 

「まあ、大丈夫だろ…そう簡単に死にやしねえよ」

 

「扱いが酷いな…友達は大事にしたほうがいいと思うよ?」

 

帆風は上条達の事を心配するが垣根は大丈夫、大丈夫と軽く返す、ステイルはもっと友達を大切にしろと溜息を吐いた

 

「いいんだよ、それに当麻がいると幻想殺しが建物の中のアウレオルスの魔力を消し続けてるせいで居場所がバレちまうからな、なら囮に使ってあの球体を引き寄せてその隙に俺らが核を破壊した方が効率がいいだろ」

 

「確かにそうかもしれませんが…」

 

「それに本当は当麻一人を囮にすればいいところを俺は心配してアー君達五人も一緒に囮にしたんだ…優しいだろ」

 

垣根が彼らを囮にして、その隙に核を破壊する…それが自分が考えたアイデアだと呟き上条一人を囮にするのは危険なので他の皆も囮に使ったと垣根は笑う、全然優しくないと神裂達は心の中で呟く

 

「…それににても錬金術師も歪んだものだね、超能力者に魔術を使わせるなんて」

 

「…彼らはもう助からないのでしょうね」

 

ステイルと神裂は倒れた生徒達を一瞥する、まだ動いている者もいれば、動かなくなった者もいる…この廊下に濃密な鉄の匂いが漂い、他にも何人の生徒が倒れている事は予想できた…その時帆風の耳が誰かの足音を捉えた

 

「!誰か来ます!」

 

帆風が叫ぶと通路の向こうから足音が響く、現れたのは緑の髪に白いスーツを着た錬金術師 アウレオルス=イザード

 

「まんまと現れたな侵入者共よ」

 

(…!この人が錬金術師 アウレオルス!)

 

「…お前に用はないんだがな(・・・・・・・・・・・)、本番前のウォーミングアップでもしとくか」

 

「厳然、私を侮った事を後悔させてくれる」

 

帆風がこいつがアウレオルスかといつでも戦えるようにし、ステイルと神裂も武器を構える。だが垣根は面倒臭そうな表情をしアウレオルスを侮った様な発言をする。それを聞いた神裂は黄金錬成がアウレオルスにあると言うのに何故?と疑問に思う

 

「…慨然、私を侮るな」

 

アウレオルスはそう呟くと右袖から鎖のついた、ナイフ大の黄金の鏃を取り出す。そしてそれを垣根達目掛けて振るう、垣根達はそれを後ろへと退がる事で回避、鏃が床に傷をつける…その瞬間床が純金へと変換される

 

「「「!?」」」

 

「…チ、床を純金にして下の階へ落とす気か」

 

帆風達がその光景に目を見開いて驚愕する、アウレオルスは鏃で更に床を傷つけ帆風達が立つ床まで純金に変換させていく…しかもこの純金は固体ではなく粘体だ、しかも溶岩の様に高熱であり身体に触れれば肉を溶かすだろう…垣根は自分達を下の階へと落とし純金で自分達を埋めて焼き殺す気だと理解し翼を広げ帆風を両手で抱かえる

 

「え!?か、垣根さん!?」

 

「下へ行くぞ!当麻達と合流する!」

 

「了解です!」

 

「く…!僕達にはアルス=マグナを使うまでもないと言うことか!」

 

垣根は帆風を抱いたまま穴の空いた床から下の階へと飛び降りる、粘体の純金に触れない様に飛行しその後を神裂達が追う、それを見たアウレオルスは獰猛に笑い垣根達の後を追う

 

 

上条達は階段を降りきった先の通路に少女を床に下ろす、その時遠くから何かが落ちる音と何かが焼ける音が聞こえ階段の上を見上げる

 

「!何かしらぁさっきの音は…」

 

上条達が何事かと上を見上げていると大きな音を立てて天井が破壊される、その崩れ落ちてくる天井から垣根達が現れ上条達の前に降り立った

 

「な!?垣根!?」

 

「よお、無事だったみたいだな」

 

「ええ、なんとかね…て!アンタが危ない目に遭わせたんじゃない!」

 

垣根が無事で良かったと呟くが、危ない目に遭わせたのは垣根なので美琴はイラっときて前髪から青白い火花を飛び散らす…だが突如弾丸の如く飛んできた黄金の泥を垣根は翼を盾にして防ぐ、上条達がそれを見て驚いていると上からアウレオルスが飛び降りて垣根達の前に現れる

 

「憮然、逃げてばかりいてはつまらんぞ」

 

アウレオルスが黄金の鏃を振り回しながら笑みを浮かべる、アウレオルスは鏃を垣根に向けて射出する、垣根は未元物質の翼を展開しその内の一枚で鏃の攻撃を防ぐ…だが翼は純金へと変換して弾け飛びそれを垣根は別の翼で防ぐ

 

「どうだ、我が瞬間錬金(リメン=マグナ)は?防御は無効、逃避も不可能…ここで全員死ぬがいい」

 

アウレオルスは笑みを浮かべる、更に彼は鏃を高速で放つ、秒間10発にも及ぶ黄金の光条(レーザー)が垣根達を襲う、垣根は高速で六枚の翼を振るい、瞬間錬金の鎖の部分に翼を当てて攻撃を弾く、だが撃ち漏らした鏃が食蜂に向かっていく

 

「ッ!避けろ!」

 

垣根が食蜂に避けろと叫ぶがもう遅い、鏃が食蜂の脳を穿ち彼女を黄金に変換する、上条と美琴も食蜂へ手を伸ばすがもう間に合わない、食蜂が自分は死ぬのかと目を瞑って現実から逃れようとしたその時、トン、と誰かに押され食蜂は横に倒れる

 

「…え」

 

食蜂を押したのは先程止血した少女だった、いつの間にか目を覚ました彼女は食蜂を両手で押したのだ…食蜂を庇う為に、少女の脇腹に鏃が刺さる、だが少女は笑う、その笑みは自分の為ではなく垣根達を安心させる為…そして彼女は食蜂にこう言った

 

私を助けてくれてありがとう

 

それを伝えた名も知れぬ少女は純金へと変換された。上条達はそれをただ呆然と見つめていた

 

「…ふん、下らぬ、他人を助けて死ぬなど…」

 

アウレオルスは自分が殺した少女の事を何とも思わず鏃を巻き戻し、未だ呆然と床に倒れている食蜂へと射出する…だがその鏃が食蜂に届く事はなかった…瞬間錬金の鎖の部分を帆風の左手に掴まれたからだ

 

「…愕然、な…」

 

アウレオルスはその出来事に何か言おうとするがその前に帆風に思い切り鎖を引っ張られアウレオルスの体が前方へ傾く、そして帆風が全力でアウレオルスに走り寄る。そして帆風の右手の拳が錬金術師の顔面にめり込んだ

 

「がはっ!?」

 

吹き飛ばされ壁に激突するアウレオルス、彼は自分を殴った帆風を見る、彼女は…いや彼女だけではない全員がアウレオルスに怒りの目を向けていた

 

「…貴方は…あの少女を、人の命をなんだと思っているんですか…!」

 

「憮然、私を糾弾する気か小娘!たかが道具が一つ壊れただけだ!」

 

「…そうですか、なら話はもう終わりです!」

 

帆風は拳を握り締める、怒りに燃える帆風は自身の能力「天衣装着(ランペイジドレス)」を発動しアウレオルスに向けて駆け出す

 

「必然、貴様も純金に変えてやる!」

 

アウレオルスは鏃を先程の様に高速で放つ、帆風を純金に変える為に瞬間錬金の鏃が帆風を襲う、だが帆風の強化された動体視力の前では秒間10発という驚異のスピードを持つ攻撃も容易く目で追える。帆風はそれを難なく躱し続ける、ならばと右袖から更に三つ鏃を取り出し帆風に射出する

 

「…この程度でわたくしを倒せると…本気で思っているのですか?」

 

「愕然、何!?」

 

合計四つ、秒間40発という触れれば一撃死の攻撃を前に帆風は超スピードでその攻撃を避け、壁や天井を駆け抜ける。その超スピードにアウレオルスはついていけない、いくら瞬間錬金の攻撃の速度は速くとも術者が敵の速度についていけないのならば当てようがなかった

 

「唖然!?馬鹿な…!この様な小娘に私の瞬間錬金が破られる筈が…」

 

アウレオルスは信じられぬとばかりに目を見開く、その時アウレオルスが放った瞬間錬金の鎖を帆風が右手で掴む。そして腕を鎖ごと振り上げると鎖と繋がっているアウレオルスも宙へと持ち上げられる、その光景に何か叫ぼうとするアウレオルスを帆風は壁へと投げつけた

 

「がぁ!?」

 

壁に激突し壁に亀裂を入れ床に倒れるアウレオルス、帆風は掴んでいた鎖を両手で引き千切り床から立ち上がろうとしているアウレオルスに一瞬で近づいた

 

「ひっ、待…」

 

アウレオルスは怯えた様な表情で帆風に何か叫ぼうとする…だが帆風は止まる事はなくアウレオルスの顔面を拳で殴りつけアウレオルスは吹き飛ばす、鼻が曲がり歯が折れ瀕死になるアウレオルス、だが彼は這ってでもこの場から逃げようと芋虫の様に動く、だがステイルがアウレオルスに近づき足で彼の背中を踏みつける

 

「ぐぁ…!」

 

「答えろ!インデックスは何処にいる!?」

 

痛みに悶えるアウレオルスにステイルはインデックスが何処にいるか聴き出す為に更に背中を強く踏みつける、だがアウレオルスから帰って来たのは意外な返答だった

 

「い、インデックス?誰だそれは?」

 

「……何を言っている、三年前のお前のパートナーだったインデックスだ!忘れたとは言わせない!それにお前は黄金錬成で彼女を攫った!しらばっくれるな!」

 

「悄然、し、知らない!私は何も知らない!私の目的は吸血殺しを研究する!その為にここを乗っ取った!本当だ!信じてくれ!」

 

「…どう言う事だァ?こいつがあのガキを攫ったンじゃねェのかよ」

 

アウレオルスはインデックスとは誰だと呟く、その問いにステイル達は固まった…じゃあ誰がインデックスを攫ったのかと考える

 

「いやインデックスを攫ったのはアウレオルスで間違いない、だがこいつじゃない…それだけだ」

 

「…それはどう言う意味だ?」

 

「…こいつは基礎物質にケルト十字を用いたテレズマの塊…つまり本物のアウレオルスが作った魔術人形だよ…こいつは自分の事を本物のアウレオルス=イザードだと思い込んでる哀れな人形て訳だ」

 

垣根はこいつはアウレオルスはなく、錬金の真似事(アウレオルス=ダミー)だと。その答えに全員が目を見開いた…要するにこの男はアウレオルスのコピー…クローンの様なものだと…だがそれをアウレオルス=ダミーは否定する

 

「違う!私は本物だ!私はアウレオルス=イザードだ!偽物な筈がない!」

 

「…じゃあお前の目的はなんだ」

 

「当然!人が人のカタチを維持したまま、どこまで高みに昇れるかを探る!それが私の研究目ひょ「ならなんで吸血鬼なんて人外に触れようとする?」…な」

 

「お前はそれは理解出来ない、だからお前は偽物なんだよ。吸血殺しを手中に収めそれを使って何を行うのか…それがわからない時点でお前は偽物決定だ」

 

「う、嘘だ…わ、私は……本物…が…が、が…が、ぁあああああああああああああ!!」

 

自分は本物だと言い切る…いな自分に言い聞かせる偽物(ダミー)、だが垣根がアウレオルスの本当の目的を知らない時点で偽物確定だと告げると偽物は等々理性を崩壊させ獣の如き咆哮をあげる。その哀れな人形を見て上条達が何か言おうとしたその時

 

「煩いぞ、黙れ(・・)

 

唐突に声は聞こえた、空気が凍てついた…そう帆風は感じ取った…その人物が黙れと言っただけで咆哮をあげていた偽物が黙る…帆風はその声が聞こえた場所を振り向く…そこには偽物と同じ姿をした男…正真正銘本物のアウレオルス=イザードが30メートル以上先の通路の先に立っていた

 

「寛然、仔細ない、すぐそちらへ向かおう(・・・・・・・・・・)

 

その一言だけでアウレオルスは垣根達の目の前に現れた、そう一瞬にして三十メートルの距離を詰めて

 

(て、空間移動?違う!これはそんなのじゃ…!)

 

「あ、が…ぃ…ぁ」

 

帆風は空間移動の類かと思うがすぐに否定する、あれはその程度のものではない…そう本能で理解する…そしてアウレオルスの足を偽物が掴んだ、偽物が何をしたかったのか分からない、助けを乞うていたのか本物を殺して自分が本物になろうと考えたのか…だがアウレオルスは不快そうな顔になり口を開く

 

「お前の役目は終えた、爆ぜろ(・・・)

 

アウレオルスがそう言うと偽物の体が風船の様に膨らみ血を、臓器を、肉片を周囲に撒き散らしながら破裂した、ベチャと垣根達の体や衣服に偽物の血や肉片が付着する…思わず吐きそうになる光景を前に魔術師達と垣根以外は口を抑える…だがアウレオルスは一切気に留めない

 

「…偽物とは言え自分を殺して何も思わねえのか?」

 

「自然、あの肉人形は侵入者を排除する為の道具、何の感慨もない」

 

「…自分からのこのことやって来て随分余裕そうだね」

 

垣根の問いにアウレオルスは冷たい声で返す、そんな慢心しきっているアウレオルスにステイルは手から炎剣を作り出す。いつでもアウレオルスを殺せる様に…上条達もいつでもアウレオルスを攻撃出来る様に構える。それを見たアウレオルスは懐から髪の毛の様に細い鍼を取り出し首元に刺す

 

動くな(・・・)

 

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

彼が一言発しただけで全員の動きが止まる、まるで自分達の意識以外の時が止まったかの様に身体が全く動かない、そんな異常事態にどう対処していいのか分からず全員が戸惑う

 

(…ここまでは予想通り…か)

 

垣根はこれを読んでいたのか然程驚かず冷静にアウレオルスを見ていた…まるで何か策があるかの様に…

 

(くそ、どうにかしてあいつを倒さねえと!だがどうすれば…)

 

上条達は何とかこの金縛りの様な現象から抜け出してアウレオルスを倒そうともがく…だがアウレオルスはその企みを嘲笑うかの様にもう一度鍼を首筋に突き刺し、そして小さく笑ってこう言った

 

ここで起きた事は全て忘れろ(・・・・・・・・・・・・・)

 

その言葉を聞いた瞬間垣根達の意識が薄れていく…そして完全に彼等は意識を手放した

 

 

 

 

 




アウレオルスさん(本物)が最後ら辺にしか出てきていないだと…まあ仕方ないですよね…アウレオルスさんはボスなんだから…それに下手に戦闘したらていとくん達負けちゃうし…

縦ロールちゃん初白星おめでとう、ダミーとはいえ魔術師に勝てたよ。本当はダミーも強いと思いますが…少し弱く&かませ&ヘタ練ぽくなっちゃてすみません

次回はアウレオルスさんの本領発揮、姫神さんがヒロインやったりピーチ姫状態のインちゃんや皆さん大好き(?)神の右席のあの人も登場、次回もお楽しみに
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