そして最後の方に人気投票第2位の皆さん大好きなあのキャラがご登場です。そして最近アニメで大活躍なさったあのお方も参戦です
ここは海の家 わだつみ、上条達が泊まっている場所だ。現在上条はその部屋の1つで垣根と一緒に寝ていた
「おにいちゃーん、もう朝だぞー」
「…うぁ?乙姫か?」
上条はその声で目を覚ました、まだ目の前がぼやけていて自分を起こしている相手の姿は見えないが自分の従妹だと察した
「いつまで寝てんのよう、おにーちゃーん!起きろ!」
「ああ分かってるよ」
乙姫がバシバシと上条の背中を叩き上条は起き上がる、そして両目をこすって寝ぼけた目を覚まそうとする
「起きたねおにいちゃん、さあ他の人達も起こしに行こう!」
「おお、そうだな一緒に起こし……」
上条が乙姫の姿を視界に入れた途端彼は固まってしまった、彼は見てしまったのだ乙姫の姿を
「んー?どうしたのおにいちゃん?私の体を凝視して…まさかイヤラシイ目で見てるのかー?やらしぃ!」
上条の視界に映ったのは乙姫…ではなくゴリラのような男だった、そのゴリラの様な男が乙姫が昨日着ていたワンピースを着ていたのだ、しかもその脇から脇毛が丸出しだった
「……ひ、」
「ん?ひ?何?なんて言おうとしたの?」
上条が小さく何かを呟いた、乙姫(?)は顔を上条に近づける、その時チラリと彼女(?)の胸元が見える…そこにはボーボーの胸毛が
「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「うお!?おにいちゃんが朝から奇声をあげた!?」
上条はあまりの気持ち悪い光景に大声をあげる、その声を聞いて廊下からドタバタと誰かが走る音が聞こえる
「どうしたの先輩!?」
「大丈夫上条さん!?」
「なンかあったのかァ上条?!」
「大丈夫かにゃーん!?」
「無事かぁ当麻!?」
「何かなさいましたか上条さん!?」
帆風達がバシッと上条が泊まっていた部屋の扉を勢いよく開く…そして見てしまった
「あれ?おにいちゃんの友達さんも起きてたんだ〜」
その人物は脇毛丸出しのキャミソールを着たゴリラに見える男、そんなガチムチな男が女言葉を使って可愛らしく首を傾げる…その光景を見た帆風達の顔がだんだんと青くなっていく
「「「「「「……ぅぇ」」」」」」
「?どうかし…」
「「「「「「「うげぇぇぇぇぇ!!!」」」」」」」
「うおお!?おにいちゃん達が朝からいきなりリバース!?何がどうなってるのこれ!?」
あまりの気持ち悪さに全員が窓へと向かい窓から口から流れ出る吐瀉物を吐き出した、それ程まで彼女(?)は気持ち悪かったのだ、そして胃の中の物全てを全てを吐き出した麦野はその人物に話しかける
「な、なんでお前がここにいるんだよ駒場ぁ!冗談にもほどがあるだろ!」
この人物の名前は
「?駒場てだぁれ?」
「うわ、女言葉気持ち悪!お前の事だよ!」
「え?私は竜神乙姫だよ?忘れちゃったのおばさん?」
「だぁれがおばさんだ!ブ・チ・こ・ろ・し・か・く・て・い・ね!」
「お、落ち着いてください麦野さん!」
惚ける駒場にキレる麦野、挙げ句の果てにおばさん呼ばわりされ原子崩しを放とうとする彼女を帆風は全力で止める
「なんだ?朝から随分騒がしいな」
「いえ刀夜さん、もしかしたらこれが学園都市の日常なのかもしれませんよ」
「あ!父さんに母さん!見てくれよこの部屋に変……質者…が」
騒ぎを聞きつけて刀夜と詩菜も駆けつけてくる、上条が二人に何か言おうとするが…二人の姿を見て再び固まってしまう…刀夜はそのままの姿だが…詩菜の姿が昨日と変わっていたのだ
「……何してんのママ?」
「あら、美琴さんたら…私はまだ貴方の
「いやアンタは正真正銘の私を産んだ母親でしょうが!何やってんのよ!?」
詩菜の様な言葉遣いをしているのは美琴の母親である
「やけに騒がしいな、海に来たからテンション上がってんのか?」
また新しい人物が出て来た、恐らく声の主はこのわだつみの店主であるオッさんの筈だ…だが現れたのはTシャツにハーフパンツに首からタオルを引っ掛けた打ち止めだった
「ら、打ち止め!?」
「?ラストオーダー?オーダーストップの事か?まだそんな時間じゃねえぞ?」
打ち止めの保護者が何故こんな所にいるのかと叫ぶが打ち止めは「ラストオーダーて何?」と首を傾げる、しかも打ち止めの特徴的な「て、ミサカはミサカは〜」という語尾がない
「おい父さん、お客さんが何食べるか聞いてくれよ」
そんなおままごとをしているかの様な打ち止めの事を父さんと言ったのは紺色の海パンの上にエプロンをつけたまるでアクの強い洋ゲーに出てくる悪党の様な男だった
「さ、
「?いや俺は先生じゃなくて父さんの息子なんだが…」
「まあ冗談に乗ってやれよ
その人物の名前は上条達の学校の生活指導の教師である災誤であり、打ち止めの事を父さんと呼ぶが彼が打ち止めの父親に見える…しかも彼の服装だとまたしても脇毛が丸見えである。まあ駒場ほど気持ち悪くはないが…一方通行と上条は災誤はこんな変な事をしないと知っているので何がどうなっているんだと混乱する
「な、何が起こってるんですか?……は!垣根さんなら何がわかるかもしれません!」
帆風が垣根なら分かるかもと垣根の方を見る、上条と同じ部屋で寝ている垣根なら何か知っている筈と垣根が寝ている方を見ると…垣根は逆立ちしながら寝ていた
「ZZZZZzzzzz………」
「いや、どんな寝相ですの!?」
「……ふにゃ?……ふぁああ…おはよ」
どんなに寝相が酷いんだと帆風がツッコミを入れる、その声で垣根が目を覚まし目をこすり始める。そして部屋の中にいる人物達を見渡す
「……テレビ見るか」
(((((((嘘ぉぉぉ!?この状況スルーぅ!?)))))))
垣根は恐らくこの異変に気付いている筈だがそれを軽くスルーしてテレビのリモコンを押してテレビをつける、その行為に全員が嘘だろと驚く
『えー、現場の小森ですー。本日未明、都内の新府中刑務所から脱獄した死刑囚 火野神作の行方は……』
「……え?黒子?」
画面に映ったのは何故かマイクを握ってニュースの原稿を読んでいる美琴の後輩の黒子だった、美琴が目を丸くして驚く。垣根は更にボタンを押して他のチャンネルに変える
『はい!何とこの炊飯器!今ならたったの7千円なんです!』
『なななななんと!?なんてお買い得なんでしょう!?』
「……青ピと吹寄?」
次に映ったのは通販ショップチャンネルの商品アドバイザーの様の服を着ている青髪ピアスと吹寄制理、上条は級友達が何故こんな事をしているのかと目を丸くする
『はい〜今日は漫画でよくある、フラスコの中に何かの液体をいれると爆発を起こすアレをやるよ〜』
「……木原くン?」
今度はヤケに猫撫で声の数多が漫画でよくある理科の実験を行おうとしていた、それを見た一方通行がは?と呟く
『はい!見事に上半身と下半身を切り分けましたよ!』
「ふ、フレンダ?」
人体切断マジックで見事上半身と下半身を切り離したのはマジシャンの姿をしたフレンダだった。いやこの場合はフレ/ンダか
『許してチョンマゲ!』
『いやそれチョンマゲじゃなくてちょび髭やがな!』
「……えぇ?ドリーにみーちゃん?い、一体全体なんなのこれぇ?」
お笑い番組でどつき漫才をしているちょび髭をつけたみーちゃんこと
『これで君もムキムキのマッチョメンだ!さあ、一緒にライ○ップしようぜ!』
「も、モツ鍋…?」
次に映ったのは筋肉を見せつけるポーズをしているモツ鍋こと横須賀、普段の彼なら絶対しない様な行動に削板が困惑した声を漏らす
『はっけよい、のこった!』
『『どすこい!』』
「え…誉望さんが行司で入鹿さんと猟虎さんがふんどし一丁で抱き合って…え?え?え?」
恐らく相撲の実況なのだろうが抱き合っているのが弓箭姉妹だったので、二人はほぼ半裸でその豊満な胸を大衆に晒してしまっている。しかも行司役は誉望だった
「あははは!マジかよ!マジで面白れえな!ていとくんお腹痛い!」
呆然とする帆風達だが垣根はテレビの映像を見て大笑いしていた、他にもお色気ニュースキャスターが親船最中だったり、某国大統領らが幼稚園児だったり、映像に映る街の中を歩く人々も何処かちぐはぐだったのだ…そうまるで世界中の人々の『
「「「「「「「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!?」」」」」」」
ザーーと波が上がっていって引いていく、寄せては返す波打ち際で上条達は体育館座りをしながら海を見て黄昏ていた。刀夜達は海の中に入ってキャッキャウフフしていた…脇毛と胸毛が丸見えで女物の水着を着ている駒場がそんな事をしているのを見るだけで吐きそうなので彼等は刀夜達の方を絶対に見ない様にしていた
「ヒャハー!夏だ!海だ!サーフィンだ!」
「お前よく平気でいられるよな」
垣根は平常運転でサーフボードを肩脇に挟んで笑っていた、それを見て麦野が馬鹿を見る目で垣根を見ていた
「いや、お前らも水着に着替えてるじゃねえか、泳ぐ気満々じゃねえか」
「まあな、てかお前は
上条達も泳ぐ気満々だろとツッコミを入れる垣根に上条はある方向に指を指す…そこには
ミサカ10031号「いやぁ!暑いな!こんな日はかき氷を食うにかぎるな!」
ミサカ19090号「俺女の子達をナンパしてくるぜ!」
ミサカ10777号「泳ぎまくるぞぉ!」
右を向いてもミサカ、左を向いてもミサカ、というかこの海には
「なんなのよこれ!この海岸のミサカ率高過ぎない!?しかも上半身を露わにしてるのよ!?お陰で目のあて場に困るわ!」
「いやそりゃあ中身が男だからしゃあねえだろ…それに妹達が多いのは妹達が2万人+4人(ドリー、ドリー妹、打ち止め、
美琴が多過ぎるだろ私の妹!と叫ぶが垣根は仕方ないと頷く、因みに上条と食蜂はほぼ半裸の妹達を見た瞬間鼻から愛が出てきました
「…マジで何なンだよ、この状況は…」
「わけがわからないよ…だにゃーん」
「…モツ鍋はおかしくなったのか?」
「入鹿さん達が半裸で相撲……あり得ませんわ」
全員がこの状況を理解できず頭を抱えて悩んでいた…その時自分達のよく知る声が聞こえてきた
「うにゃーっ!やっと見つけたんだぜーい!」
いきなり奇怪な男性の声の猫ボイスが聞こえてきた、全員が振り向く…そこには自分達がよく知る人物が立っていた
「……土御門?」
その人物の名は土御門元春、上条と一方通行の級友であり義妹に手を出すシスコン軍曹である…そして一番大事なのは彼の姿は詩菜や乙姫達の様に彼は上条達と同じで姿が変わっていないのだ
「お、ツッチーか、一緒に泳ぐか?」
「お断りしてきますぜい、今は俺っちの仕事が優先だからにゃー」
「仕事、ですか?」
垣根が一緒に泳ぐかと尋ねると土御門は苦笑しながら仕事優先だと言う、帆風は仕事とは何かと首を傾げると土御門は悪戯っぽく笑った
「魔術師としての仕事のことだぜい、この異変…アレイスターは『
「……おい、ちょっと待てよ土御門…お前今魔術師て言ったか?」
「ああ、そうだぜい。そういやカミやん達には言ってなかったな、実は土御門さんは魔術師だったんだぜい…簡単に言うと学園都市に送り込まれた魔術サイドのスパイて奴だにゃー。ま、本当は学園都市に魔術サイドの情報を流してる二重スパイでもあるんだけどな」
「……いきなりの新事実に頭が追いつかない」
土御門は自分は魔術師だとバラすと全員がその言葉の意味を理解するのに暫くかかった。確かに学園都市の中にはオティヌスやメイザースといった魔術師はいたが…まさか級友が魔術師だとは思ってもいなかった
「でも超能力者は魔術を使えない筈じゃ…使ったらたしか血管が破裂して…」
「ああ、その点は心配要らないにゃー、俺っちは
「?どォ言う事だ?」
美琴が三沢塾での出来事を思い出しながらそう呟くと土御門は自分は超能力者ではないからその心配はないと笑う
「実は俺が中学生の頃必要悪の教会から学園都市のスパイとしてやって来たんだが…いきなりアレイスターと先輩に捕まっちゃってにゃー、拷問されるかと思ったんだが能力開発をしない代わりに学園都市のスパイになれて言われて契約させられたんだぜい」
「……つまり、元春は能力を開発しない代わりに必要悪の教会を裏切って学園都市のスパイになったて事か?」
「まあ、その通りだにゃー。いやぁ最初は裏があるかと思ったけど凄いホワイト企業だったぜい、俺が能力者ていう偽の情報を作ってくれたのは勿論、給料も貰えるし、その他特典も盛り沢山なんだぜい」
学園都市のスパイとして働く代わりに能力開発を受けていないので魔術を使っても問題ないと笑う土御門、そして彼は少し真剣な顔になるとコホンと息を吐く
「まあ、そんな事は今は置いておくとして…今はこの事件、御使堕しについて話すぞ」
「御使堕し?」
「そうだ、この人々の入れ替わりの事件は魔術を使った人為的な事件なんだよ、アレイスターはこの事件の事を御使堕しと名付けた後俺をその調査に向かわせたんだぜい」
土御門はこの御使堕しを解決する為にやって来たのだと言うと全員が成る程と頷く
「まあ、カミやん達にはなんでこんな事が起こったのかさっぱりだろうから専門家に変わってもらうにゃー」
「専門家?」
土御門は携帯を取り出すとポチポチとボタンを押して誰かと通話を開始する、繋がったのかスピーカーモードにしてその声の主を垣根達に聞こえる様にする
『あ、もしもし…聞こえてるかなていとく達?』
「…インデックスちゃん?」
『そうなんだよ、これから私が御使堕しについて話すからよく聴いて欲しいんだよ」
電話の相手はインデックス、インデックスはこれから自分が御使堕しについて話すと言うと一息ついてから話し始める
『まず、この御使堕しの詳しい術式や構成は不明なんだけど効果は分かってるんだよ…これは
「……専門用語が俺らに分かるとでも?」
『あ、ごめん。まあ簡単に言うとビリヤードとか椅子取りゲームみたいなものでね、天使の魂が人間の体に入って、元いた体の魂はビリヤードの玉の様に弾かれて他の人の体に入る、で、また追い出された他の魂が他の体に入ってその体の魂がまた他の体に移って…それの繰り返しが今の現況を引き起こしたんだよ』
「……難しくて分かんないわねぇ」
インデックスが御使堕しについて説明するが垣根以外は難し過ぎて理解できない
『まあ、これは三次元的な事じゃなくて抽象概念上だから座標的には精神は動かないんだよ、でもていとく達みたいに術を防いだ人間からは今の現状の通りに見えるんだよ。でも他の人は違和感を感じない…だからていとく達がおかしいと思ってる事も誰も気にしないんだね』
「だから駒場が乙姫になっても気づかれなかったのか…納得」
「因みに俺は術を使って防いでカミやん達みたいにそのちぐはぐに気づいてるんだぜい、因みに俺は他の人から見たらトマス=プラチナバーグに見えるらしい」
『所で1つ疑問なんだけど…とうまなら幻想殺しでこの御使堕しの影響を防げるだろうけど…なんでていとく達は無事なの?』
「それはな、俺が嫌な予感を昨日の夜感じて予め未元物質の素粒子を他の奴らにばら撒いておいたんだよ、多分それで防げたんだろ」
『成る程、納得したんだよ』
インデックスが少しずつ科学の言葉を交えて説明すると上条達はなんとなく御使堕しを理解していく…垣根が未元物質のお陰で自分達は術にかかっていないと言うとインデックスは納得したと呟く
「そういえば生命の樹は以前教えてくれたから理解できるのですが…天使てあの翼が生えたあの?」
『うん、正確には天の使いではなく主の使いなんだけど…本来は天界て場所にいるんだよ…因みに天国と地獄ていうのは科学で言うと赤外線と紫外線みたいなもので例えばじゅんこの横に悪魔がいてもじゅんこはそれに気づかない…つまり人間に感じ取れない領域にいるのが天使やら悪魔て事だね』
「成る程…で、こんな馬鹿げた術式をかけたのは何処のどいつだにゃーん?」
麦野がこんな事した馬鹿は誰だと聞くとインデックスが何か言おうとするが別の声が聞こえた
『実はその御使堕しの発生源の中心部は…おかしい事に君達のすぐ近くだったんだ』
「ステイルか?てか俺らの近くてどういう事だ?」
『1つ言えるのは…犯人は君達の近くにいるてことさ』
「!…つまり、ここら一帯に犯人がいるて事か」
ステイルが御使堕しの発動の中心部は垣根達の近くだというと上条がここら一帯に犯人が…と呟く
『その可能性が高いでしょう、心当たりはありませんか?怪しい人物を見たとか』
「いや、ねェな」
神裂の声が電話から聞こえると彼女は犯人に目星はないかと尋ねる、一方通行はないと答えるが垣根が口を開く
「俺はこの御使堕しを発動させた犯人を知ってるぜ」
「「「「「「「!?」」」」」」」
『!本当なのていとく!?』
「マジかにゃー…?先輩て仕事が早いんだぜい」
垣根が犯人を知っていると呟くと全員が驚く、土御門は流石先輩と感心していた
『それで誰なのかなその犯人は!すぐにとっちめれば事件は解決だよ!』
「だが…そうもいかねえんだよな、その犯人はこの御使堕しを発動した事に
『え?気づいていない?』
インデックスが事件解決だー!と喜ぶが垣根は自体はそう簡単ではないと首を振る、それを聞いてインデックスはどういう事かと疑問に思う、そして垣根は口を開いた
「その犯人は…
「………は?父、さん…?」
『……それはどういう事なのです垣根帝督』
「口で言うよりもメールで画像を見せた方が早いな…お前ら携帯で持ってる?」
『うん、持ってるよ…あ、メールアドレスを今から教えるからそこに画像を添付して』
犯人は上条刀夜だと言うと上条がえ?と言う目で垣根を見る、全員がその言葉を聞いて固まっていたがインデックスは言葉を続ける、そしてインデックスがメールアドレスを教えると垣根はそこへ画像を送る
「お、おいていとくン、なンの画像を送ったンだよ」
「これだよ」
垣根が見せたのは巣箱のついた檜の木や赤いポスト、亀や虎、鳥、龍の玩具…どれも上条の自宅にあった置物だ
『……成る程、そう言う事だったんだね…こんな偶然があるなんて…なんて不幸なんだよ』
「ど、どう言う事だよインデックス?」
『とうま、この家はね、一種の神殿とかしてるんだよ、そして置かれた置物達は魔法陣…そうだね、
インデックスは上条の家は一種の神殿とかしており、この置物が御使堕しを発動させる魔法陣と化していると言う
「…成る程、風水博士である俺でも理解できないな…このオカルトグッズやらお守り達がこれだけあれば相乗効果で御使堕しを起こしたのか…まるで天然のダイヤモンドだぜい」
『そうなんだよ!この魔法陣は素晴らし過ぎるんだよ!こんなの偶然なんかで出来る代物じゃない!……ごめん、ちょっと興奮し過ぎたんだよ』
「…で、それを解く方法はあるのか?」
土御門とインデックスが偶然とは考えれない魔法陣に関心を寄せる、垣根が一応解除の仕方を尋ねるとインデックスは即座に答える
『解くにはとうまのお家を破壊するしかないんだけど…これは出来ないんだよね』
『確かに…それは不可能だな』
『同意します』
「え?なんで先輩の家を破壊するのが無理なの?」
インデックスは上条の家を破壊すれば御使堕しは解除されるがそれは出来ないとステイル達と共に呟く、美琴は何故かと聞くと三人は口を揃えて呟いた
『『『思い出が詰まった大切な家を壊す事なんて出来ない!』』』
「「「「「「「「凄くまともな考え?!」」」」」」」」
(まあ確かにそれが普通なんだにゃー)
刀夜と詩菜にとって思い出が詰まっている家を破壊できないよと叫ぶ魔術師達にズコッーとコケる超能力者達、土御門はまあそれが普通だと頷く
『とうまの父親と母親にとってその家はとうまとの思い出が詰まってる筈なんだよ、そんな家を壊すなんて悪魔の所業かも』
『それに家を壊しては親御さんは新しい家ができるまで何処で暮らせばいいのですか?それに新しい家を作ればいいという問題ではありません』
『だから家を壊す事は出来ない、それが人として普通の考えだからね…それにインデックスの恩人の実家を壊すなんて…僕等には出来ない』
「いや確かに正論だけども!」
正論を呟く魔術師達にならどうやって解決するんだと叫ぶ上条、そんな上条にインデックスはある事を伝える
『まあ家を破壊する以外の解除法を私達も考えてみるから待ってて欲しいんだよ、もし見つからなかったら残念だけど家を破壊するしかないけどね』
「…まあ、仕方ねえよな。父さんと母さんには俺からなんとか言っておくから安心してくれ」
『そっか。早く私達も見つけてみるね、私達も早くこの状況を解決しないと困るからね』
「?何に困るんですか?」
インデックスが早く解決しないとと自分達も困ると呟くと帆風が何故かと尋ねる、そして魔術師達は口を揃えてこう言った
『『『御使堕しのせいでこもえ/小萌さんの容姿が脂汗ギタギタの太ったハゲのオッさんの姿になってるんです、見てると辛いんです、しかも彼女の普段の生活自体がオッさん臭いのでもう完全にオッさんなんです。だから早く元の姿に戻したいんです』』』
「「「「「「「「あ、うん…」」」」」」」」
『じゃあ私達は御使堕しの解除法を探すから…また分かったら連絡するね』
泣きそうな声で呟いた魔術師達に超能力者達は複雑な気持ちになった、そして通話が終わり土御門が携帯を懐にしまう
「……因みに舞夏は英国の女王 エリザードて言う婆さんの姿になってるんだ…想像してくれよ、七十は過ぎているであろう婆さんがメイド服着てくるくる回ってるんだぞ…凄いシュールだろ」
「「「「「「「「……ドンマイ」」」」」」」」
土御門が自分の義妹は婆さんなんだと遠い目で呟く、超能力者は哀れみの目で土御門を見る
「ま、カミやん達は解除法が分かるまで海で泳ぐなり遊ぶなりしてていいと思うんだぜい…じゃ俺も自分なりに御使堕しについて調べてみるぜい」
土御門はそう言って手を振りながら何処かへ歩いていく、土御門は遊んでいてもいいと言ったが超能力者はただ呆然とその場に立ち尽くしていた
時は進んで夜の8時頃、わだつみの一階で帆風達はテレビを黙って見続けていた
『ふ!スーパーメルヘンショット!』
『にゃー!流石だにゃー先輩!』
『な!?中々やるな垣根君!』
『お兄さん卓球上手いね!』
『あらあら、皆楽しそうね』
二階から卓球をやっている垣根達の声が聞こえてくる。それを聞いた上条達ははぁ〜と溜息を吐く
「…なんであそこまで普通でいられんだよ垣根の奴」
「馬鹿だからじゃない?」
「しっかし、天使が墜ちてくるとは世も末だな〜」
「まあ、今回もなンとかなるだろ…ていとくンがなンとかしてくれるだろ」
「そうですわね、垣根さんならなんとかしてくれますわ」
そんな会話を進める超能力者達…そんな彼等を
「……エンゼルさま、エンゼルさま、今回のイケニエはあの子供達でよいのですか?」
不健康なほど瘦せぎすの中年男は小学生の様な高い声で狂気が混じった声を漏らす、右手には奇妙な形のナイフ、左手には傷だらけの木の板…ナイフの先端で木の板に傷を…いな文字を書き殴る、その右腕は彼の意思とは無関係に動いていた
「エンゼルさま。それでは、今日もエンゼルさまを信じます。エンゼルさまに従って彼等をイケニエに捧げましょう」
男はナイフを舌で舐める、そしてナイフを床下を走る太い電気ケーブルへと突き立てる。その瞬間ブツン、とわだつみから全ての電気が消えた
「……停電でしょうか?」
帆風がそう呟く、わだつみは入り口が大きく解放されており月明かりが差し込んでいるので真っ黒と言うほどではない…帆風が店主に何かあったのかと聞きに行く為に立ち上がったその瞬間、ガスン!とナイフの刃が帆風の先程まで足があった部分から床を貫通して突き出ていた
「!?」
帆風はその場から大きく跳ねて遠ざかる、他の全員も即座に立ち上がる。そして床が音を立てて破れ床下から一人の男が現れた。その男は血走って狂った眼に剥がれた爪、内出血で青黒くなった手に露出したグジュグジュになった黒い肉片…その姿は嫌悪を誘う姿そのもの
「ひ、!?」
食蜂が悲鳴をあげる、他の全員もその醜い外見に目を見開く…月明かりでその男の全体像がはっきり見える…美琴がその男を見て叫んだ
「!まさかこいつ…朝のニュースで言ってた脱獄したていう殺人犯の
「……ぎビぃ」
この男は脱獄死刑囚の火野神作、彼は獣のような声を発したかと思うとニヤリと笑う。普段なら火野の様な一般人は彼等の敵ではない…だが暗闇、火野の異形な姿、突然の事態による混乱により演算が上手く出来ない…火野はそんな事は知らないが彼はナイフで上条達を殺そうとする…全員が慌てて動くが既に火野のナイフは美琴に狙いを定めていた、そのまま美琴はナイフによって切り裂かれる…筈だった
「いかんな、婦女子に刃物を向けるなど、大の男が実に情けないな」
「ぎィ!?」
この場の雰囲気に似合わないやけに落ち着いた声が上条達の耳に聞こえた、その瞬間火野は見えない力に吹き飛ばされたかの様に後ろへと吹き飛び床を転がる、火野はすぐに立ち上がり何が起こったと血走った目で周囲を見渡す、そんな彼に先程の声が聞こえた
「成る程、二重人格者の場合は『中身が2つ』あると判断されるのか…貴様はエンゼルさまという共存している人格の身体と入れ替わっているがエンゼルさまもお前も同じ外見だから入れ替わっていても入れ替わっていない様に見えるのか」
背後から声が聞こえ火野が振り向くとそこに一人の青年が立っていた、青年は赤を基調とした服を着た細い身体にセミロングの髪と目の色は赤、まさに赤男と表現するしかない青年だった。火野は青年を睨むと突進しナイフを彼へと降り下げる
「甘いな、この程度で俺様が死ぬと思うのか?」
「ギビィ!?」
斬りかかった火野だが、青年は蜃気楼の様に消えていき最初からそこにいなかったかの様に消えてなくなる、火野は目を見開くが彼の背後にはその青年が立っていた
「単純な火の魔術による幻覚だ、まあ一般人には魔術の事は分からんとは思うがね」
青年はそう言うと手刀で火野の後頭部と首の間を叩き火野の意識を一瞬で刈り取った、ドサリと倒れる殺人犯にそれを一瞬で倒した青年、超能力者達は何が起こったのか理解できなかった
「さて、次は起きた時に暴れたり逃げ出さない様に縄で縛っておくか…おいお前達、縄がどこにあるか知らんか?」
青年は火野がちゃんと気絶しているか確認すると縄があるか知らないかと上条達に尋ねる、だが上条達が何も喋らなかったので青年は不機嫌そうな顔をする
「……いかんなぁ、初対面とはいえ命の恩人に感謝の一言もないのか?失礼な奴らだな」
「あ、あんたは誰だ?」
上条が青年に何者かと尋ねると青年は軽く笑みを浮かべる
「俺様はフィアンマ。神の右席の一人 右方のフィアンマだ」
まさかのフィアンマさん、左方に続いて右方まで…おいおいガブリエル終わったわ(ドンマイ)。超能力者に神の右席最強の男…ガブリエル終了のお知らせ
ガブリエル「jtmjptjgtmjum被mujwkw!(私は御使堕しの被害者だ!)」
そして人気投票で第2位を取ったことがある火野神作さんがモブとしてご登場です。あの人アニメではぶられて可哀想ですよね…そしてこの作品でもフィアンマさんに倒されるという…誰か火野さんを活躍させてあげてください。因みに彼がミコっちゃんを襲ったのは彼女がその時の人気投票の第一位だったからです、なおていとくんは二十七位でした
次回はバトル描写があります、次回もお楽しみに