カプ厨がていとくんに憑依転生しました   作:暗愚魯鈍

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ガブリエルさんがアウレオルスさんとか自動書記と比べると弱く見える?それは作者がうまく描写しきれてないだけです。それに上条さん達も魔術サイドの敵キャラに慣れてきたからですから仕方ないね…ガブリエルさん本当にごめんなさい

さて、今回で御使堕し編最終話です、これの後は2.3回くらいギャグを送ったら新しい敵キャラと戦う予定です



かくして天使は地に沈む

神戮、又の名を一掃という天使が扱う術式…かつて堕落した都市を火の矢の雨で焼き払った神話上の術式。ガブリエルはそれを天界に戻りたいという自分勝手な願いの為に発動し地上を焼こうとしていた

 

「…神戮か。神の力め…自分が天界へと帰還する為にかつて堕落した都市を焼き尽くした火矢の豪雨を放つ気か」

 

もうあの天使は神話の様な慈悲深き者ではない。単なる自分の勝手の為に大袈裟過ぎる術式を放とうとする天使にフィアンマは冷たい目を向ける

 

「ヤベェな、ガブリエルの野郎…発動範囲を範囲を絞てやがる…本当なら地球の半分を焦土にする神戮だが…凡そ2キロに狭める事によって発動時間を30分から30秒に早めたな!」

 

「な…!?30秒だと!あと30秒で光が落ちてくるのかよ!?」

 

ガブリエルは星の半分を焼き尽くす大魔術を範囲を大幅に狭める事により準備時間を短縮する、30分から30秒へ。そんな僅かな時間でここら一帯は焦土へと化すのだ、それを聞いて上条は冷や汗を流しながら上空を見上げる…幻想殺しでもあの魔法陣を消すことは叶わない、何せ魔法陣は成層圏にあるのだ、人の身では決して届かぬ…ロケットで宇宙へ行くにももう時間がない

 

「mjtmjpj断huyok罪uo」

 

死の雨が降り注ぐまで後20秒を切った、上条達はどうすればあの火の矢を防げるかと思考する、幻想殺しで全て打ち消す…数が多すぎて不可能だろう。一方通行の反射で防ぐ…そもそも反射できるか分からない。原子崩しや超電磁砲で相殺する…威力が違い過ぎる。削板の超すごいガードで防ぐ…流石にあれだけの絨毯爆撃は防ぎきれないだろう…そもそも自分達はあの火の雨を防げても2キロ範囲にいる人々は助けられない

 

「くそ…!どうすればいいんだよ!」

 

上条が悔しそうな声をあげ全員がどうすればいいのかと歯噛みする、そして刻一刻と絶望の時間は迫っていく、発射まで後10秒、9秒、8秒、7秒、6秒、5秒、4秒、3秒、2秒、1秒……0。空から幾千の火の矢の雨が降り注ぐ。一発一発がミサイル並みの威力を誇るその死の一撃は確実に地上へと迫る。上条達は悪足掻きでも構わないと能力を使って少しでも多くの火の雨を破壊しようとする…だが

 

「させねえぞ」

 

視界が白く染まった、それは覚醒した未元物質の翼。無機質な光を放つ未元物質が火の矢へと迫り火の矢に翼がぶつかり破壊していく。翼は少しの焦げ跡を残しつつも地上を焼き払おうとする火の矢を少しずつに、そして確実に減らしていき…地上を幾千の弾幕から無事守りきる

 

「zkvoksk嘘jmjmtjt!?」

 

ガブリエルは神戮を防ぐとは…!?と驚いた様な仕草をする、その無表情な顔に僅かな焦りを感じまた神戮を放とうと魔法陣に光をチャージし再使用しようとする。だが垣根の左目の白目部分が赤く変色する

 

多才能力(マルチスキル)発動」

 

そう呟いた直後、垣根は翼で空を叩き一方通行のベクトル操作で移動速度を引き上げる。そしてガブリエルに接近しガブリエルに天衣装着と一方通行の能力で強化した足で蹴りつける

 

「nluvwrvガァkvurkvzyyk!!?」

 

ガブリエルは蹴りつけられて一メートル程吹き飛ばされる、だが体勢を立て直し背中に生える水翼を何本も破裂させ天使の力が隅々まで行き渡った氷の刃片が弾丸の如く飛来する。それを垣根は翼を高速で動かし弾いていく

 

「bely倒tdkm!」

 

もうガブリエルは油断しない、この目の前の人間達は悪魔と同等の自身の敵だと見定める。天界へと帰還する為には最も障害になると判断しガブリエルは右手に氷で構成された剣を形成し右手で握る。そして翼を羽ばたかせ高速で垣根へと接近しその剣を振るう

 

「舐めんなよ」

 

垣根は冷静に未元物質で真っ白いロングソードを形成、氷の剣とロングソードをぶつけ合い火花が散る。お互いの剣は拮抗し垣根とガブリエルはお互いの目を睨み合う。天使の力が行き渡った剣と未元物質で構成された剣…そしてぶつかり合っていた二つの剣が離れると目にも止まらぬ速さで剣と剣が空中で何度もぶつかり合う

 

「llvykvhチッ!jkjy剣i術mvvv使kvu?」

 

「いや俺は剣術の達人じゃねえ。だが俺の知り合いにはブリュンヒルデやらねーちんみたいな剣士がいてな…そいつらの技術を電気信号として、脳に直接インストールしてるのさ。ま、ミコっちゃんとみさきちの能力がなけりゃ出来ない芸当だがな」

 

「lkgyuv理jo解mvatjw不jvdjvhiv」

 

「まあ、これも使い勝手が悪くてな…あんまり長時間使うと俺の人格に悪影響が及ぶからな…後で剣術に関する情報を消しとかねえとな」

 

垣根は剣術など習っていない、なのにここまでの剣さばきが出来るのは脳に神裂等の剣術の達人の剣術を経験レベルで獲得しているのだ、ようは学習装置(テスタメント)と同じやり方で脳に直接情報を書き込んでいるのだ、超電磁砲と心理掌握の能力があってこそ実現したのだと垣根が言う。ガブリエルはどうでもいいとばかりに剣を横に振るい垣根はロングソードで受け止める

 

「rvk油断jvxvr」

 

瞬間水翼が何本も砕け破片が垣根に降り注ぐ、垣根は白い翼を高速で動かす事で刃片を破壊していくが撃ち漏らしがあったのか垣根へとその刃片が向かう。だが一方通行の反射で水翼の刃片が明後日の方へと跳ね返される…だがガブリエルは気にせずこの隙に神戮を再使用しようとする…直後ガブリエルの身体に何発も超電磁砲が命中する

 

「iiuvkvxv何yyuv!?」

 

「どう?私の新必殺技…連続して何発も超電磁砲を放つ技…そうね、さしずめ斉射超電磁砲(バルカンレールガン)とでも言いましょうか」

 

散弾超電磁砲では垣根に当たる可能性もあるので美琴は連続して超電磁砲を放つ斉射超電磁砲をガブリエルに向けて放ったのだ、流石のガブリエルも今のは効いたのか垣根から距離を取り超電磁砲を危険視する、そして麦野が0次元の極点を使いガブリエルの背後へと出現しガブリエルはその気配に気づくが麦野はガンマンの様な早撃ちでガブリエルの肉体に原子崩しを命中させる

 

「グ!woyvvxi!!」

 

ガブリエルは麦野を切り裂こうと剣を振るうが麦野は0次元の極点で消える、更に一方通行の海水を巻き込み高速で水が螺旋状に回転するウォーターカッターと化した竜巻がガブリエルに放たれガブリエルは水を操ってその竜巻を消す。だが削板が遠距離からすごいパーンチを放ちガブリエルは水翼を盾にしてすごいパーンチを防ぐ

 

「ocvur原s石lvr!」

 

ガブリエルは水翼を高速で振り下ろす、引き裂かれる空気は風の拳と化し荒れ狂い衝撃波と塔の如き翼が超能力者を襲うが翼は上条が右手に触れる事で無効化する。それ自体はガブリエルは構わない、これは時間稼ぎなのだから、ガブリエルは翼を広げる

 

「vnvvokr距bvnlultno離lv」

 

一旦距離を置き自分の攻撃が届かない場所で神戮を何度も放てばいつかは死ぬ、そう考えたガブリエルは高速でその場から離れようとする。その驚異的な速さのせいでガブリエルが飛行する姿は青い流星の様だった、美琴と麦野は超電磁砲や原子崩しを放ってガブリエルに攻撃を当てようとするがガブリエルはそれを凄まじい速さで回避する、ガブリエルは神戮を再使用しようと意識を頭上の魔法陣に傾きかけたその時

 

「なんだ、こんな程度の速さしかだせねえのか…速さが足りねえな」

 

「luvaな!?」

 

真横から声が聞こえガブリエルが慌てて振り向く、そこにはガブリエルと並行して飛行する垣根の姿が。ガブリエルは更にスピードを上げる、だが垣根も更にスピードを加速させ逃げるガブリエルを追いかける、青い流星と白い流星が夜空をかける。二つの流星はぶつかり合いながらも距離をとったり追いついたりを繰り返す

 

「fouvk迎qvuvn!」

 

ガブリエルは何十本も生える水翼の翼を何本も砕きその刃片を垣根に向けて放つ、垣根は翼を広げながら一回転し無数の白く輝く未元物質の羽を放ち複雑に絡み合った航跡を描き未元物質の羽はミサイルの様に目標へと飛翔する。水翼の刃片と羽はぶつかり合いその天使の力が行き渡った氷を羽が砕く、更にファンネルが如く羽の先から光弾を放ち刃片を破壊する、そして無数もの鋭き羽がガブリエルに迫りガブリエルは何度も刃片をばら撒いたり翼を横に振るい叩き落とすが次々と飛翔する未元物質の羽を捌ききれずにガブリエルの身体に着弾する

 

「qrynvk許touv!」

 

ガブリエルは許さないとばかりに何本も翼を伸ばし垣根の身体を穿とうとする、垣根はそれをジグザグに飛行する事で避け一度静止し底で翼で空気を思い切り叩きつける事で烈風をガブリエルへと放つ、ガブリエルはそれを海水を操ってそれにぶつける事で防御、だが一瞬の隙を見計らって垣根は座標移動でガブリエルの背後へと移動し一方通行の能力で強化した翼を全力で横に振るいガブリエルを海浜へと吹き飛ばす

 

「slkioなbok!?」

 

凄まじい激突音と共に海浜に出来たクレーターに倒れこむガブリエル、ガブリエルは何とか空中に浮かぶが海浜にやってきたガブリエルを待ち構えていたのは原子崩しの雨に連射される超電磁砲、すごいパーンチの連打、超電磁砲並みのスピードで放たれる小石等の攻撃の雨あられだった

 

「lkv防vbybrkr御yvjvn!」

 

ガブリエルは水翼を盾にして原子崩しや超電磁砲を防ぐ、小石は剣を振るい破壊しすごいパーンチは身体を動かして回避する。そんなガブリエルの頭上に帆風が現れ大きく拳を振るう

 

「q愚劣rw」

 

ガブリエルは愚かと嘲笑うかの様に拳を振るう、人間と天使では単純な握力も違う。そう思ってガブリエルと帆風の拳が激突した瞬間、又しても帆風の頭に鈍い痛みが走る

 

「くぅ……!(またこの痛み…これは本当に何なんでしょうか…?)」

 

帆風が頭の中でこの痛みは何なのだと考え始めた瞬間、ガブリエルは奇声をあげる

 

「lklvvryyuvylrnalvusovulnljblvvivギィgllvャonql!?」

 

「!?」

 

それは痛みに喚く悲鳴や苦しみ悶える絶叫に聞こえた、ガブリエルは持っていた剣を落とし両手で頭を抱える。帆風は地面に着地しながらも何が起こったのかとガブリエルを呆然と見上げる、ガブリエルは頭を抱えながら身体を激しく動かす、その度に背中から生えた水翼が海浜を傷つけるが超能力者達はそれを避ける

 

「ガ…yollkvyurt!」

 

ガブリエルは痛みを振り払うと先程よりも遥かに巨大な氷の剣を形成し帆風へと振り下ろす、帆風は後ろへとジャンプをして躱しガブリエルから距離をとる。ガブリエルは氷の剣を突き上げ帆風を肉塊にしようとするが上条が間に割って入り右手でそれを無効化し氷の剣は単なる海水に戻る

 

「lockloクソvnvz!」

 

ガブリエルは水翼を何本も上条に振り下ろすが上条はそれを回避しながら水翼に触れ数を減らしていく、ガブリエルも海水を更に取り込み翼の補充を行う。美琴と麦野は支援の為に原子崩しと超電磁砲を放つ…それをガブリエルは水翼を横に薙ぎ払う事で防ぐ

 

「中々タフね……ならアレをお見舞いしてあげるわ…操祈!」

 

「待ってたわよぉ!」

 

操祈がリモコンを美琴に向ける、美琴はコインを指で弾き落下してきたコインを弾く、操祈は水分操作でコインの表面を水分の格子模様で覆う、放たれたるは液状被覆超電磁砲(リキッドプルーフレールガン)。ガブリエルは何十本も生えている水翼を全て盾の代わりにし液状被覆超電磁砲を防ごうとするがバキバキと水翼が液状被覆超電磁砲で砕かれてしまう、それを見たガブリエルは両手で液状被覆超電磁砲を押さえつける…フィアンマはこれを聖なる右で軽く受け止めていたが超能力者の中でも随一の破壊力を誇るそれは大天使といえど直撃すれば不味いと判断したらしい…ガブリエルの両手で押さえつけられたコインは煙を立てながらようやく止まる

 

「leykgチtykッcbl」

 

だがガブリエルも無傷ではなく天使の手は痛々しい程の傷を負っていた、ガブリエルは瞬く間に水翼を補充し直し攻撃を再開する…そんな光景をずっと黙って見ていた刀夜は自分の近くにいた土御門に問いかけた

 

「……なあ、あの怪物は何なんだ?なんで当麻があんな化け物と戦っている?」

 

「……あれは天使て奴だ、あいつをほっとくと世界が滅びるかもしれない。だからカミやんは…あんたらの息子は仲間と共に戦ってるんだよ」

 

「……それは…当麻じゃなきゃダメなのか?」

 

「……どういう意味だ?」

 

土御門が上条は世界を守る為天使と戦っていると教えると刀夜は震える声で何故息子が…と呟いた

 

「当麻じゃ…息子じゃなきゃダメなのか?見てみろあの化け物を!朝から夜にしたり火の雨を降らしたり!変な翼で攻撃したり!そんな人なんか容易く殺してしまう力を持った怪物と何故当麻が戦わなければならない!」

 

「……刀夜さん」

 

「答えてくれ!なんで当麻は…いや当麻だけじゃない!彼等はあんな怪物と戦ってるんだ!?何故子供達が怪物と戦っている!?当麻達は強制的にやられているのか?!」

 

刀夜は土御門の肩を掴む、何故上条達の様な子供があんな怪物と戦わねばならないのかと。詩菜が刀夜を見つめる…刀夜の言葉は止まらない

 

「彼等が超能力者という学園都市の強い能力者だからか!?だからあんな危険な目に遭っているのか!?なら私が当麻を不幸にさせない様に学園都市に預けた事も間違っていたのか?!」

 

「………」

 

「何で大人が戦わない!子供にやらせる事ではないだろう!なのに何故当麻達が…「そこまでにしろ上条刀夜」な!?」

 

刀夜は必死に訴える、自分が学園都市に預けたからこうなったのかと。あんな危険な目は子供に合わせるべきではないと…黙り込む土御門の襟首を掴もうとした直後土御門が何の感情もない声をあげ刀夜は土御門の顔を凝視する

 

「質問に答えよう、あれは強制じゃない。上条当麻達の自分達の意思だ、誰からの命令でもねえあいつらが進んでやってるだけだ」

 

「…な、んで…なんでそんな危険な目を…」

 

「簡単だ、守りたいからだよ」

 

「……守る?」

 

土御門はあれは彼等自身の意思でやっていると答えると刀夜は何故…とこぼす、それに対し土御門は守りたいからだと言うと詩菜がポツリと呟く

 

「上条当麻を学園都市に預けたあんたらと同じだよ、あんたらは上条当麻を…くそったれな町から人々から守りたかったんだろ?例え最愛の息子が遠くに行くと知っていても…あんたらは上条当麻を…カミやんを守りたかった。それと同じだ」

 

「同じ…だと?」

 

「そうだ、誰かを守りたいと言う気持ちがあるから人は戦える…誰かを守りたいから戦う、あんただって同じだろ?守るべき何かを守る…シンプルな答えだ」

 

土御門は刀夜と詩菜がかつて理不尽な暴力を振るう世界から上条を学園都市に送る事で守ろうとしたのと同じと言うと二人は目を見開いて上条を見る、水翼のカケラが服を裂き皮膚から血が少し溢れる…他の者も怪我を負っているが誰一人ガブリエルに対し恐怖心はない…誰を守る為にガブリエルを倒す。その意思しか彼等にはなかった

 

「……カッコいいよなあんたらの息子は…俺はカミやんの前では絶対に言わないんだが…あいつと友達になれてよかったにゃー」

 

「…自慢にしていいと思うぞ、あんな人間は俺様でも数える程しか見た事がない…あれこそがヒーローと呼ぶに相応しいのだろうな」

 

土御門がそう言って笑う、フィアンマもいい息子を持ったなと二人を見て笑う。刀夜と詩菜はもう一度上条を見る…彼の守るべき者の中には当然自分達も含まれているだろう…二人を守る為に上条は決死の覚悟でガブリエルと戦っている…そう考えた二人は息を大きく吸い込んで上条へ向けて叫んだ

 

「「負けるな!当麻/当麻さん!」」

 

 

その声は上条に届いた、上条はその声を聞いて頬を緩めた

 

(分かってるよ、負けるわけねえだろうが…親が目の前で見てるんだから!)

 

上条はガブリエルへと一歩前を踏み込みながら目の前の天使へと駆け出す、ガブリエルはノイズのかかった声をあげながら水翼のカケラを飛ばしたり翼を伸ばす、海水を操り海からウォーターカッターに似た極細の水柱を放つ。それらの迎撃を上条は右手や幻想片影を駆使して防ぎガブリエルの元へと辿り着く、そしてその右手を固く握り締めガブリエルの顔面に幻想殺しを叩き込む

 

「lafurzガlnoxvksアァbtyvbvlvks!!!?」

 

ガブリエルは消滅こそしないが派手に殴り飛ばされゴロゴロと地面を転がる、そして隙だらけになったガブリエルに美琴は全力の超電磁砲を、麦野は原子崩しを、一方通行はプラズマを、削板は超すごいパーンチを、垣根は6枚の翼の先端から光線を放ちガブリエルに命中させガブリエルの絶叫が響く

 

「eoliofodアアyvvtlorvァokj!?!?!?」

 

ガブリエルを中心とした大爆発が起こる、パラパラと散る水翼の刃片…全員が思ったこれでガブリエルは完全に沈黙したと…全員が安堵しかけたその瞬間フィアンマが叫ぶ

 

「まだだ!まだ終わっていない!」

 

「「「「「「「「!?」」」」」」」」

 

全員が驚いた顔で爆発が起きた場所を見ようとした瞬間…空から無数の火炎の豪雨が降り注いだ

 

「な…!?俺達がお前を追い詰めている間に再使用する様に仕掛けていたのか!?」

 

垣根は気づく、ガブリエルは垣根達に攻撃される間に魔法陣に再使用の指示を出していたのだと…時間はかかったが先程よりも遥かに多い火の雨が垣根へと降り注ぐ…先程の様に垣根でも防ぎきれるかどうか分からない程に

 

「クソッタレが…!お前らも何とかして神戮を迎撃しろ!」

 

麦野は拡散支援半導体を大量に空へと投げ飛ばし一つ一つに原子崩しを当てて無数の原子崩しが火の雨の迎撃に放たれる、美琴は散弾超電磁砲を何発も上空に放つ、一方通行は風を操って大気の壁をわだつみ周辺に張る。削板も謎の爆発を起こし上空で起こしその爆発を背負いながら火の雨を防ごうとする。垣根も何重に未元物質の壁を張り神戮を防ごうとする…だが火の雨は原子崩しと超電磁砲を打ち破り一方通行と削板が張った超すごいガードと大気の壁を突き破り未元物質の壁も何百、何千、何億と火の雨をぶつける事で破壊し数百程の火の雨が垣根達を焼き払おうとする

 

「させるか!」

 

垣根は麦野や美琴よりも遥かに高威力の原子崩しや超電磁砲を放ち防ぎきれなかった火の雨を相殺しようとする、だがそれでも撃ち漏らした火の矢の雨が地面に着弾し超能力者達はその風圧により吹き飛ばされる

 

「lnvxv攻tyu続drjlvz行zj」

 

更にガブリエルは神戮を天から落とし木々を焼き払い地を穿ちこの世を焦土と化そうとする。超能力者達は必死に能力を使って攻撃を防ぐ、垣根は翼で火の雨を止めようとするがガブリエルが水翼を伸ばしたり海水を超高速で弾丸の様に放つ為それを防ぐので他に手が回らない…天空から降り注ぐ神戮に全員が苦戦する。まともに喰らえば超能力者ですら一撃で屠る死の一撃が豪雨の様に降り注ぎ彼等はそのを防ぐのに必死だった、そして撃ち漏らした火の矢が刀夜達の元へと向かい刀夜達を焼き尽くそうと迫る

 

「……ふん」

 

フィアンマが聖なる右を出してそれを防ごうとする…だがそれより先に上条が一方通行のベクトル操作で強化された足で跳躍、火の矢に右手で触れ火の矢を打ち消した

 

「二人共大丈夫か!」

 

「あ、ああ…お前のお陰で怪我はないよ」

 

「そうか…ごめんな、こんな面倒事に巻き込んで…でも安心してくれ…あの天使を倒して元の日常に二人を戻してやるから」

 

「当麻さん…」

 

「だからもう少しだけ待っててくれ…すぐに全部終わらせてやる!」

 

両親の心配をする上条に二人は何ともないと答える、ガブリエルは水翼を弾丸の如き速さで伸ばす。それを上条は右手で触れて単なる海水に戻す。上条はガブリエルを倒して両親を魔術の世界から元の日常に戻すと言うとガブリエルに向けて超電磁砲を放つ、ガブリエルはそれを剣で弾く、瞬間ガブリエルに啓示が降った

 

「o理llvvy解j……lnvg殺ly」

 

ガブリエルは漸く誰が御使堕しを発動させた術者か理解した、神の力は『神の伝令』という役割を持つことから特に情報の送受信に長けている。そしてガブリエルは啓示という形で誰が犯人か分かったのだ…犯人はそこにいる人物(刀夜)だと。だが同時に気づく、彼は世界中の人の姿が入れ替わっている事に気づいていない…つまり術者ではあるがこの御使堕しを起こしたのは偶然なのだと理解した

 

「loovo殺oyvjyut天slkt帰vyj」

 

だがそれがどうした(・・・・・・・・・)。そんなのは些細な事に過ぎない、自分が天界に帰れるのなら刀夜を殺す、例え罪がなくとも刀夜を殺せば天界に帰れるのならガブリエルは刀夜を殺す事に迷いはない。ガブリエルは翼を羽ばたかせ刀夜の元へと迫る、上条とフィアンマ、土御門がガブリエルから刀夜を守ろうと動くが突如地面から突き出した氷柱に三人は吹き飛ばされる

 

「がぁ!?」

 

「がは……!」

 

「な…!?」

 

上条は削板の原石の力で無傷だったがそれでも一メートル程吹き飛ばされてしまった。土御門は口から血を吐き出し地面に倒れ、フィアンマは無事受け身をとったが刀夜と詩菜から距離が離れてしまった、このままだは聖なる右を出す前にガブリエルに刀夜が殺されてしまう。超能力者達も何とか止めようと動くが間に合わない

 

「刀夜さん!」

 

「……!」

 

詩菜が夫の名を叫ぶ、刀夜はこれから起こる出来事を理解し目を瞑る…そしてガブリエルは無情にも刀夜の身体を裂く……ことはできなかった

 

「ふざ……けんな!」

 

「aなlous!?lyus」

 

上条は全力で駆け出し一方通行のベクトル操作で脚力を強化し一メートルの距離を一瞬で縮めガブリエルの顔面をその右手で殴りつける、ガブリエルは吹き飛ばされ刀夜を狙っていた剣の軌道が逸れ、刀夜の真横の地面に氷の剣が突き刺さる。ガブリエルを殴り飛ばした上条は怒りの目でガブリエルを睨む

 

「ざけんじゃねえぞガブリエル…!テメェの勝手なんかで父さんは殺させねえぞ…!」

 

「lyyxtl!?!」

 

「と、当麻…?」

 

上条はかつてないほどの怒りで溢れていた、その怒りを肌で感じたガブリエルは恐怖した。上条は怒っていた、天界に帰りたいが為に自分の父親を殺そうとするガブリエルに、こんな天使ごときに父親は殺させない。刀夜は自分の前に目の前の天使(怪物)に怒る上条を見て驚いていた

 

「いいぜガブリエル…テメェが父さんを殺してでも天界(元いた場所)に帰りたいてのなら…まずはそのつまんねえ幻想をブチ殺す!」

 

「kylvs怖tyykt!?hvyqldoj来yoksl!!」

 

ゆっくりとガブリエルに歩み寄る上条にガブリエルは感情などない筈なのに恐怖を感じた、それ程までの恐ろしい何か(・・)が上条から溢れているようにガブリエルは感じていたのだ…ガブリエルは来るなと言わんばかりに翼を広げ空へと飛翔、もう刀夜の事などどうでもいい…この場から逃げようと考えた直後白き翼によりガブリエルの青き水の翼は全て砕かれた

 

「tboksj何!?」

 

「俺を忘れてんじゃねえよばーか」

 

驚くガブリエルに垣根は頭上からガブリエルを見下ろす、ガブリエルはそれがまるで自分が堕天したかの様に感じた。上条は一歩ずつ確実にガブリエルに迫る…ガブリエルは神戮を数十発だけでも振り下ろし上条達を足止めしその隙に逃げようと考える

 

「そんな事させませんわ」

 

「rlot!?」

 

「何故だか分かりませんが…貴方とわたくしが身体と身体を接触させると不可思議な現象が起こります…それを利用して貴方の行動を妨害します」

 

だが帆風がガブリエルへと駆け出しガブリエルの顔面に天衣装着の肉体強化で極限まで強化された拳をぶつける。瞬間今まで以上の激痛が帆風を襲い彼女は片目を瞑ってしまう

 

「ガavoアアjdtjォtyyォvqtlojsbgvlysォcomkrtgoytjokslkzyklyzwllmegjmkujykily!!!!?!!???!!?????!!!」

 

ガブリエルは口からこの世の者とは思えない様な悲鳴に似たノイズが響く。前とは比べ物にならない程の大音量の叫びに全員は思わず耳を塞いでしまう…だが上条は耳を塞がずそのままガブリエルへと踏み込む。一歩一歩ガブリエルへと近づく事に上条は自分の右手から溢れんばかりの力が湧いているのを理解していた…使い方は自然と分かっていた

 

「……行くぞ」

 

上条がそう呟いた瞬間右手に異変が起こる、右手からオーラが溢れ右手を包み込む…そしてアウレオルスの時に現れた竜が再び顕現する

 

ーーーグギィガアアアアァァァ!ーーー

 

「lncblobja竜avrk!?」

 

上条の右手から具現化したのは竜王の顎(ドラゴンストライク)。竜は咆哮をあげガブリエルへとその獰猛な牙を向けガブリエルは竜を見て恐怖する、これは自分の…いやあらゆる魔術の天敵だと理解する。ガブリエルは逃げようとするが身体が思う様に動かない

 

ーーーグギィガアアアアァァァ!ーーー

 

「畜lnvj…生svkvtoa………畜生gonvlty!!!」

 

迫る竜の口にガブリエルは悔しそうにノイズを喚き散らす、竜王はその顎を大きく開きガブリエルを噛み砕かんとする。哀れな天使は水翼を竜王へと伸ばす、だが近づいた瞬間に水翼は粉々に砕け散ってしまい竜王の顎がガブリエルの身体にかぶりついた

 

「嫌ablkcyejotxlsvnlkgsoeadejttgjlus!!!?」

 

ガブリエルの大絶叫が海に響く、竜王のその牙はゆっくりとされど確実にガブリエルの天使の力で構成された肉体を滅ぼしていく…ガブリエルは肉体がこの世から完全に消滅するまでの間、ガブリエルは竜王の牙にその肉体を蝕まれる痛みに耐える事になるだろう

 

ーーーグギィガアアアアァァァ!ーーー

 

「cwok私okslhg堕lnajowtluy天jobvobv!?否loyvgl天yn界hlglplj全alm使kyul堕okv…」

 

ガブリエルは最後に何か呟きながら竜王の顎にその肉体を噛み砕かれ上半身と下半身に身体が別れた。二つに分けられた肉体はゆっくりと光の粒子となって虚空へと消えていく…神の力(ガブリエル)は皮肉ながら悪魔の象徴とされる竜に破れる事により自分が望んでいた天界(元いた場所)へ帰還した。空に現れていた魔法陣が消え去り夜空も消えていき元の時間帯であった朝方に戻っていき月の代わりに太陽が垣根達を照らす。御使堕しによる容姿と魂の入れ違いも解ける。詩菜の容姿が美鈴から元の詩菜の容姿に戻る

 

「……終わったな」

 

フィアンマが誰にいうでもなく呟く、堕ちてきたガブリエルが元の位階に戻った事により全ての魂が元の位置へと戻るだろう…フィアンマは傷ついた超能力者達を自分の右手の力で癒してやろうとゆっくりと彼らの元へ歩き始める

 

 

 

「じゃあな父さん、母さん。大覇星祭も来てくれよ」

 

「ああ、分かっているさ…父さんもその日だけは有給を取れる様にしてあるからな」

 

「その時に持っていくお弁当は何がいいですか当麻さん?」

 

御使堕しの解決から半日が立った、垣根達はフィアンマの聖なる右で身体の傷を癒してもらった後海を思い切り楽しんだ、途中で上条と美琴、食蜂がメガロドンに食べられそうになったり、削板がスカイダイビング(酸素ボンベなし)で潜れるところまで潜りその途中でシーサーペントと戦ったり、麦野がクラーケンをボコボコにしてイカ焼きにして皆と一緒に食べたり、帆風が海を泳いでいたら化け鯨が彼女の隣に寄り添う様に泳いでいたり、一方通行が浮き輪でプカプカと浮いていたらアマビエに浮き輪に穴を開けられて溺れかけたり、垣根が一本釣りでネッシーを釣り上げたりしたが特に問題はなかった。そして学園都市からの迎えの車が来る時間になったので上条達が帰る用意を整え上条が両親に別れの挨拶をしていた

 

「えー?もう帰ちゃうのお兄ちゃん?まだ遊び足りなかったのにぃ〜」

 

「悪いな、また今度来れたら美琴と操祈と一緒に遊んでやるから許してくれ」

 

「じゃあ許す!」

 

乙姫は不満げだったがまた今度彼女連れで遊んでやるというと機嫌を直す、そして遠くから来た時と同じグリフォンドライバーがやって来て垣根達の近くで止まる、そして運転席の扉が開き中から現れたのは行きと同じ運転手の木原唯一…ではなかった

 

「いやっほー。学園都市からやって来た木原乱数ちゃんだぜ!」

 

「…乱数さんか」

 

「久しぶりだな垣根、唯一の奴に変わって迎えに来てやったぜ」

 

運転手は額にはゴーグルをつけモーションキャプチャースーツのような服を着た男 木原乱数、唯一の代わりに来たという彼は和かな顔で垣根に手を振る

 

「唯一先生が来るて聞いてたんだけどな…何かあったのか?」

 

「あー…それがな、唯一の奴が脳幹さんを強姦しようとしてさ…テレスティーナに捕まって今刑務所にいるんだよ」

 

「……唯一先生はブレないな、これで何回目だっけ?」

 

「確か…85回目じゃね?」

 

唯一は脳幹に逆レ○プしかけて今はムショにぶち込まれているらしく代わりに乱数が来たのかと納得する垣根。帆風はそれでいいのかと思った

 

「じゃ早く乗れやガキ共ー、俺も忙しいんでな。早く帰って研究の続きをしてえんだからよー」

 

「分かってる、では当麻の親父さんと奥さん、この三つ日間お世話になりました」

 

「ああ、また遊びに来てくれても構わんよ」

 

「では当麻さんをよろしくお願いしますね」

 

乱数が早く乗れーと運転席の扉を閉めながら言う、垣根が上条夫妻に頭を下げると帆風達も頭を下げる。上条夫妻は息子をよろしく頼むと笑うと彼等はグリフォンドライバーに乗り込む

 

「なあ、母さん」

 

「なんでしょう刀夜さん?」

 

「学園都市に当麻を預けて本当に良かったな…あいつが幸せそうでなによりだ」

 

「……そうですね」

 

(あれ?もしかして私空気?)

 

上条を学園都市に預けたのは間違いではなかったと笑う二人、乙姫は自分は空気だとショボくれた

 

 

 

(……父さん、母さん…俺学園都市に来て本当に良かったと思ってる…学園都市に来たお陰で友達も出来たし可愛い彼女が二人も出来た…全部父さんと母さんが学園都市に行く様に勧めてくれたお陰だ…)

 

上条は車に揺られながら心の中で両親に感謝する、学園都市に来たお陰で友達も出来たし彼女も出来た、生活は充実してるし退屈もしない…時々面倒事はあるがそれも思い出の一つだ

 

(俺さ…普段から不幸だ、不幸だて言ってるけどさ…俺は学園都市に来てからしあわせなんだよ。でも学園都市に来る前から幸せだった事があるんだ…それは…父さんと母さんの子供だった事…それが俺の最初の幸せなんだ)

 

上条は壁を見つめる、この車には窓はないので景色を見る事は出来ない。だが上条は壁を見つめながら微笑んだ

 

 

 

(……さて、ミーシャが言っていた俺が当麻と同じ入れ替わっていない件についてだが…成る程ね。そう言う事か)

 

垣根はソファーにもたれながら薄く笑っていた、ミーシャが言っていた自分が上条と同じ姿が入れ替わっていないという情報を今までずっと考えていた垣根だが今漸くその答えに気づいたのだ

 

(まさかこんなに運がいいとはな…狙ってできる事じゃねえ…だがこれはラッキーだ、こいつ(・・・)を使えば原典の汚染も防げる…なら有効に使ってやろうじゃねえか)

 

垣根はそう内心で笑いながら自身の右手(・・)を見つめる、右手の奥から1匹の竜の咆哮が垣根の耳に届いた気がした

 

(俺も強くなったな、完全掌握した未元物質に加えどんな超能力の複製も可能。更に原石や聖人、ワルキューレの再現すら可能になった…それに加えこの()と以前第十九学区で手に入れておいた10万3,000冊の魔道書の記憶のコピー…これがあれば俺は更に強くなれる…そしたら俺はあいつを殺せる(・・・・・・・)!)

 

垣根はそう思考しながら嗜虐的な笑みを浮かべる、脳裏に思い出したのは憎き仇…あの緑のパジャマを着た車椅子に乗った女だ。思い出しただけで垣根は顔を歪め笑みを深くする

 

(待ってろよーーーー。あいつらの仇は絶対にとってみせる)

 

 

ズキンと頭に痛みが走り帆風は頭を抑える、ガブリエルと接触してからこの調子だ…昔に彼女が苦しめられていた群発頭痛の様な痛みに帆風は顔をしかめる

 

(なんなんですのこの痛みは…あの天使と接触してから…いいえ、フィアンマさんと戦った時も…わたくしの身体に何が起こってますの?)

 

帆風はこの痛みはなんなとかと考える、フィアンマはこの痛みの原因について知っていそうだったが…

 

(まさか…この痛みは…単なる頭痛ではなく…魔術に関係する何か?しかしインデックスちゃんは超能力者が魔術を使うと血管が破裂すると…ではこれはいったい?それにあの時頭に流れ込んできた知識は…)

 

「潤子先輩〜冷蔵庫に入ってるお茶取ってくれないかしらぁ」

 

「!は、はい!ただいまお持ちします女王!」

 

そう考えていた所で食蜂が帆風を呼ぶ声が聞こえたので帆風は思考をやめ食蜂の元へと向かう

 

 

 

「やあ、こうやって会話をするのは何年ぶりだろうなアレイスター」

 

『確か1年半ぶりではないかな右方のフィアンマ。で、何の用かね?こう見えても私は忙しいのだが』

 

「すまんな、だがなるべく早く終わらせる」

 

フィアンマは海浜を歩きながら携帯電話でアレイスターと通話をしていた、フィアンマは普段から浮かべている笑みを消すと真剣な声色でアレイスターに質問する

 

「で、お前は垣根に内緒で一体何を考えているアレイスター=クロウリー?」

 

『……はて、何のことやら』

 

「嘘はいかんな、俺様は気づいているぞ。お前…御使堕しを利用しただろう。たった一人の人物に能力開発を行う為だけにな」

 

『……』

 

フィアンマの問にアレイスターは沈黙で返す、それが答えだと理解したフィアンマは更に質問を続ける

 

「一体全体お前は何を考えている?空になった大天使の肉体にとある人物の魂を入れて何がしたいんだ」

 

『…簡単に言えば…恋する乙女の背中を押してあげる…みたいなものだよ。知っているだろう?私はカプ厨だと…親友と親友に好意を寄せる人物をくっつけたいだけだよ』

 

「……は、その恋愛の手助けの為に貴様は天界にいる天使全てを悪魔に堕天させたのか(・・・・・・・・・・・・・・・)…全く、信じられんな…そんな小っぽけな事に天使を悪魔に変えるなど…」

 

アレイスターは恋愛の手助けの様なものだと笑いフィアンマはそれだけの為に天使を悪魔に変えたのかと溜息を吐く

 

『どうせ構わんだろう、天使が悪魔になった所で役割は変わらん。どうせ魔術師達や十字教の信徒達は自分達が信仰する天使が全て悪魔に変わったとしても気付くことないだろう』

 

「…だろうな、だが天界に悪魔がいるのは中々シュールだぞ?しかもガブリエルやらミカエルも堕天してしまうなど…最近のラノベでもそんな展開はありえんぞ…」

 

『ガブリエルが不具合を起こした事により連鎖的に他の天使も狂い出す…聖書の神は涙目だろうな。何せ自分が作った天使が全て自分の言う事を聞かぬ悪魔になったのだから…は、ざまーみろばーか』

 

「子供かお前は……はぁ、マタイとテッラの奴に何と言えばいいのだ…あいつらは熱心な信徒だから天使が悪魔になったと聞いたら失神するぞ…やれやれ気が重い」

 

アレイスターは子供の様に笑う、それを聞いたフィアンマは重々しく息を吐く

 

『では、私は失礼させてもらおう』

 

「ああ、時間を取らせて悪かったな」

 

通話を切ったフィアンマは懐に携帯をしまうと空を見上げる、綺麗な夕焼けがフィアンマの目に映った

 

「…まあ、アレイスターは垣根の事を友と思っているから垣根を悪い様には扱わないだろう…そこだけは信用できる男だからな。だがアレイスターめ、一体何を考えているのやら」

 

フィアンマはバチカンに久しぶりに帰るかと考えながら聖なる右を右肩から生やす。そして去り際にこう呟いた

 

「天界、そして人間界を巻き込んだ全体論の超能力(・・・・・・・)の能力開発か…アレイスターめ、垣根に続き第二の天使を生み出す気か?」

 

彼はそう呟くと聖なる右を振るいその場から姿を消した

 

 

 




ガブリエル戦…呆気なかったかな?他のボスの方々と比べると弱く感じる…そんなつもりはないのに…期待していた方々はすみません。まああんまりチートじみてると勝ち目がなくなっちゃいますから…

そして上条さんの右手の竜ですが…もしかしたら上条さんの右手が竜の姿になったのは詩菜さんの旧姓(だと思われる)竜神の影響があるかもしれませんね…ほら、言霊でいう概念が日本にありますし…上条さんの真名と神浄討魔だから詩菜さんの真名が上条さんに入り込んで幻想殺しの姿が竜になったんじゃないかと推察、つまり上条さんのお父さんとお母さんが刀夜さんと詩菜さんじゃなかったら竜王の顎はもしかしたら違う形になってたかもしれませんね…まあ、これはあくまで推測ですが…

さて御使堕し編の次は作者オリジナル『天使崇拝編』でございます。どんな内容なのか下を見ればわかります


「テメェだけは俺が殺してやる、絶対にな」
未元物質(ダークマター)』 超能力者第一位ーーーー垣根帝督


『帝督ちゃんにはここで全てを『諦め』て貰いましょう』
『謎の科学者』垣根帝督の因縁の相手ーーーー車椅子に乗った女


『分かってたんです…わたくしなんて…垣根さんの何の役に立たないて事くらい!』
天衣装着(ランペイジドレス)』常盤台の大能力者ーーーー帆風潤子


『私はここで死ぬ訳にはいかない、私が生きるのを望んでいる者達がいるのでな』
『木原一族のヒーロー』優しき教師ーーーー木原加群


垣根の過去の因縁の相手が学園都市に帰還する、彼女の魔の手が垣根を襲い全ては彼女の計画通りに進んでいく。その時帆風は…


てな感じな物語を2、3話後に送りたいなーて思ってます。まあ上記の内容と少し変わるかもしれないけど許してください

次回もお楽しみに!
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