実は僕遊園地とか苦手なんですよ、歩きたくないし行くなら水族館とか動物園ですね。で、此間ナガシマスパーランドに行ったんですが…皆と苦手な絶叫系に乗らされて…で、うっかり眼鏡外すの忘れててバイキングで眼鏡が吹き飛ばされそうになって必死に抑えてましたね…で、片手で手すり持って…あれは死ぬかと思った。みっともなく泣き叫んで皆に笑われて恥ずかしかったです。ナガシマスパーランドはマジで魔境
今回はそんな遊園地の話です。こんな遊園地はないです、最後ら辺はグダグダです、とあるのキャラじゃないのも出て来ます
遊園地は魔境、はっきりわかんだね
「遊園地に行こう」
インデックスは小萌の家で洗濯物をたたみながら神裂とステイルに遊園地に行こうと言った
「…いきなり何を言っているんだいインデックス」
「遊園地に行こうよ!」
「……遊園地とは機械がたくさんある娯楽施設の事ですか?」
「そうなんだよ、ていとくにチケット5枚渡されて明日の9時にとうま達と遊びに行く予定なんだよ。くろことひょうかも誘ったからステイル達も一緒に行くんだよ」
怪訝な顔をする二人にインデックスは垣根から貰ったというチケットを見せつける
「遊園地…ですか、からくり屋敷の現代版みたいなものでしょうか?」
「…名前だけ聞いたことがあって行った事はなかったからな…垣根帝督達や白井や風斬もいるのなら行ってみるとするか」
科学に未だ疎い二人は遊園地を現代版からくり屋敷だと考えており、どんな所か見てみたいと呟いた
「やった!あ〜早く明日にならないかな〜。そうだ!先に乗るアトラクションを携帯で検索するんだよ!」
「シスターちゃんは携帯をもうマスターしたんですねー」
「意外と簡単だったんだよ!メールから通話、きはんから教えて貰ったハッキングまでお手の物かも!」
(…今ハッキングて聞こえた気がしましたが気のせいですねー)
小萌が携帯を使いこなせる様になったのかと感心する、インデックスは鼻高にもうメールや通話、ハッキングまでお手の物だと無い胸を張る。なおハッキング技術は
「……僕らも携帯を買ってみるかい?」
「いえ…あの様な複雑なカラクリは…私はラノベを読むので間に合ってますから」
「僕はゲーム機なら扱えるんだけどね」
機械音痴な二人は携帯を自分達が買っても使いこなせるのかと真剣に考える。そんな二人を気にせずインデックスは携帯で乗りたい乗り物を調べる
「ふ〜ん、バイキングにフリーフォール、回転ブランコ…む!ジェットコースターなんて面白そうかも!うぅ!楽しみ過ぎて明日まで待ちきれないんだよ!」
インデックスは朗らかな笑顔で早く明日にならないかな〜とチラリチラリと壁時計をチラ見する…因みにこの時計はインデックス達が時計のない小萌の部屋に贈った物である
「という事で明日の朝の時間までキングクリムゾンなんだよ!」
「「まさかのキンクリ!?」」
「いやここでのセリフはキングクリムゾンではない……明日までの時間を…ゼロにする!」
「「
キングクリムゾン…じゃなかった、ゼロにする!…でもなく時間は流れ朝の9時。第六学区にある遊園地にて、インデックスはウキウキしながら垣根達が来るのを待ち合わせ場所で待っていた
「まだかな〜まだかな〜、早く遊園地に入りたいのに〜」
「楽しそうだねインデックス」
「勿論なんだよ!遊園地…楽しみで昨日はぐっすり眠れたぐらいだからね!」
「眠れなかったではなく、ちゃんと寝れたんですのね」
はしゃぐインデックスに風斬が笑う、インデックスは楽しみ過ぎてぐっすり寝れたと笑うと黒子がいや寝れたんかいとツッコミを入れる。そうこうしているうちに垣根達が五人の元にやってくる
「おまたせー、待った?」
「!やっと来たんだね!でも構わないんだよ!さあ!早く遊園地に入ろんだよ!」
垣根達が遊園地の入り口前にやって来るとインデックスは早く行こうと入り口へ向けて駆け出す、それを見た垣根達も笑いながら入り口前でチケットを見せて遊園地の中に入る
「あれが観覧車か…一番高い所から落ちたら絶対死ぬね」
「…大迷路ですか…ギリシャのクレタ島のミノスの神話を再現しているのでしょうか?」
「わあぁぁぁ!見た事ない物ばっかりなんだよ!これが最新テクノロジー!」
キラキラと目を輝かせながら遊園地のアトラクションを見るインデックスとは対照的に神裂とステイルはどうしても魔術視点でアトラクションを見てしまったり、事故らないか心配していた
「で、何から乗るんだ?コーヒーカップとかメリーゴーランド、もしくは観覧車か?」
「ううん、私が最初に乗りたいのは…バイキングかな!」
「え?バイキングて…あの「なんて日だ!」の芸人さんの事か?」
「それはバイきんぐだね、私が言ってるのは海賊船型の大型ブランコの事だよ」
「分かってるよ、今のはジョークだよジョーク」
上条が何に乗りたいと尋ねるとインデックスはバイキングに乗りたいと笑う、垣根は笑みを浮かべてバイキングがある所へ案内する
「これが学園都市のバイキングだ…どうだ凄え大きいだろ?」
「これが学園都市のバイキング…楽しみなんだよ!」
バイキングに辿り着いた垣根達はバイキングに乗り込んで安全バーを下げて乗り込む、左側には超能力者達が右側にはインデックス達が乗っており彼ら以外に客はいない
『それでは動きますよ』
「わぁい楽しみ楽しみ〜♪」
「こ、怖くなってきたね…君達は怖くないのか?」
「べ、別に怖くなどありません。聖人である私がこれしきで…」
「あはは…少し怖いですね」
「空間移動をミスるよりは怖くないですの」
ウキウキなインデックスを見て笑う四人、上条達も久しぶりに乗るなーと浮かれる。そして船が動き出し右に向けて大きく進む
「おお!?これ凄いな!いきなりこんな高さとか…見てみろよ皆!窓のないビルが見るぞ!」
「け、結構高いわねぇ…空が普段より近く感じるわぁ」
削板が興奮して声を大きくする、食蜂は流石に怖いと呟く…勢いよく船が左側へと戻り浮遊感が彼らを襲い上条達は驚きの叫びをあげるが垣根は心地好さそうに風を感じていた
「垣根さん平気なんですか?」
「まあな、俺は能力で空飛ぶからこう言うのに耐性あるからな。それに万が一事故が起こっても未元物質があれば身を守れるからな」
帆風が平気な顔をする垣根に平気なのかと問いかける、垣根は普段から能力で空を飛んでいるから怖くないと言い万が一が起こっても未元物質で身を守れるから怖くないと呟く
「俺も能力のお陰で落ちたくらいじゃあ死なねェからな」
「私も0次元の極点で逃げられるから怖くないにゃーん」
「根性だせば空も歩けるから怖くない!」
(…いや私は精神操作しか出来ないから地面から落ちたら死んじゃうわよ)
(上条さんも咄嗟の事態に対応できるか不安だな…)
(いやいや先輩はまだいいでしょ、私なんか条件が揃わないと飛べないんだから)
全員(約三名を除く)能力のお陰でこれくらいの高さから落ちても死ぬわけないと呟く、そもそも超能力者達はこんな作り物の恐怖よりももっと怖いもの(自動書記、アウレオルス、ガブリエル)を知っている為か全く怖がらない。黒子と風斬もキャー、キャーと言ってはいるが楽しそうに笑っているので二人も平気そうだ…だが、インデックス達三人はというと…
「あはは!凄いんだよ!見て見てステイル!もう傾斜角度150度は越えたかも!空がこんなに近いんだよ!」
「「お願いだから早く止まってぇぇ!」」
インデックスは楽しそうに笑っていた、逆に神裂とステイルは目から涙を流しながら早く止まれと叫ぶ
「……インデックスちゃんは楽しんでますね」
「逆にステイルとねーちんは凄え怖がってるな」
帆風は楽しそうにしているインデックスを見て微笑み、垣根は怖がり過ぎだろとステイルと神裂を見て笑う
「あははは!凄いんだよ!もう少しで一回転するんじゃないかな!」
「いやそれはないよインデックス、バイキングはが一回転するなんて…」
一回転するのではと興奮するインデックスに風斬がそれを否定する…が、その直後船が上へと突き進み風斬の目に映ったのは地面だった
「……へ?」
「……ま、まさか…」
風斬がふと横を見る、バイキングが空中で停止している、黒子がこの後起こる展開を予想し顔を固める。そして勢いよく進み凄まじい浮遊感とGが彼らを襲う
「おおお!?本当に一回転したんだよ!」
「「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
「お〜、これは流石に怖えな。ゾクゾクする」
「いやそんなレベルじゃないですよこれ!?扇風機みたいにブルンブルンて回転するんですけど!?」
インデックスは楽しいと大笑いする、そして情けなくインデックスにしがみつくステイルと神裂。垣根も少しばかり恐怖を覚えたのか頬を引きずるがそんなレベルじゃないと帆風はしっかりと手すりを握る
「……なあ、安全バーが外れたんだけど…」
「どうしてここで発揮しちゃうの先輩の不幸!?」
「いや不幸てレベルじゃないでしょ!確実に死ぬレベルよぉ!?」
「てかこれ私らも地上に真っ逆さまコースじゃねえか!」
「セキュリティーどうなってンだよ!」
「皆!手すりに掴まれ!根性で耐えきるんだ!」
「というか誰ですかこんなバイキング作ったのは!?」
「あ、このバイキング作ったのはマリアンだぜ。マリアンがオティちゃんが作った設計図を元に作ったらしい」
「「「「「お前の仕業か痴女ぉぉぉ!!」」」」」
上条の安全バーが勝手に上がり全員が騒ぎ出す、これも全てこのバイキングを考えたオティヌスの所為である
「バイキングサイコーなんだよ!」
「「誰か助けてぇぇぇぇ!」」
インデックスは最高の笑顔で笑い、魔術師二人は神に自分達の無事を祈った
「「(チーン)」」
「返事がない、ただの屍みてェだな」
「おお、ステイルと火織よ死んでしまうとは 情けないにゃーん」
「酷えなお前ら…少しは心配しろよ」
一方通行と麦野はステイルと神裂が死んでいるていで某ゲームの有名なセリフを呟く、それを聞いた垣根は二人は死んでないと呟いた
「でもあのバイキングは神裂達じゃなくてもキツイだろ…」
「全くねぇ…まさか一回転するなんて…しかも安全バーも外れるし…飛んだスリル力を味わっんだゾ」
上条と食蜂も流石にあのバイキングはないわ〜と引いていた、
「学園都市て凄いね!もっと沢山遊ぶんだよ!」
「ま、待ってくださいインデックス…そ、そろそろお腹空きませんか?何か食べてからでも…」
次のアトラクションに行こうとするインデックスに神裂が食べてから行こうと食事に誘う、神裂とステイルも垣根程ではないが絶叫系で体力を消費し長時間休憩したいのでここで食事に誘い時間をかけて休もうと考えたのだが
「別にお腹空いてないからいいんだよ!それより今はアトラクション優先かも!」
「「な、なん……だと?」」
((((((((あ、あの暴食魔神シスターことインデックスが食事を断った!?明日は隕石の雨でも降るのか!?))))))))
「…皆今失礼な事考えたでしょ」
遊びを優先するから食べたくないと言うインデックスに魔術師は驚きのあまり固まる、超能力者達もあり得ねーと呆然とした目でインデックスを見てインデックスはそんな彼等をジト目で見る
「じゃあ次はお化け屋敷に行こうよ!」
「お化け屋敷ね…確かあっちだな」
インデックスがお化け屋敷に行きたいと言うと垣根が地図を取り出してお化け屋敷に向かって歩いく。暫くして洋館風の建物に辿り着いた
「い、インパクトありますね…和風じゃなくて洋風ですか」
帆風はお化け屋敷である洋館を見てリアルだなと萎縮する、そんな帆風を見て麦野が口を開いた
「…怖いのかにゃーん?」
「!?べ、別に怖くないですよ!?全然怖くなんかありません!」
「いや潤子先輩足震えてますよ…地面に亀裂が入るぐらい」
「生まれたての子鹿よりも震えてるわねぇ…」
怖がってなんかないと帆風は誤魔化すが足がガクガクと震えていた、それも地面に亀裂が入る程に
「さて、どんなお化けがいるのかな〜」
「幽霊ですか…これなら怖くないですね」
「全くだ…これくらいにビビる魔術師なんていないよ」
「さっきまで絶叫マシンで泣き叫んでた人達のセリフとは思えませんの」
ウキウキと洋館に入っていくインデックス、ステイルと神裂はオカルト関係だから余裕余裕と笑みを浮かべる、他の者も洋館へと足を運ぶ
「な、中は暗いんですね…」
「そりゃあお化け屋敷だからな…て、なんで縦ロールちゃんは俺の袖掴んでるの?」
「…道に迷わない為です」
ビクビクと周囲を見渡しながら垣根の服の袖を掴む帆風、少しの物音が聞こえるだけでビクンと震える帆風を垣根は面白いなーと思いつつ洋館の内装を見る、破れた絵画やら蜘蛛の巣が所々に貼ってある。薄暗い廊下に倒れた蝋燭台や割れた皿、ボロボロのカーテン…本当にいかにもな場所だった
「やぁん〜上条さん私怖い〜」
「助けて先輩!私これ苦手なの」
「…ふ、俺に任せな…俺の右手でお化けていうふざけた幻想をブチ殺してやる!」
あからさまな棒読みのセリフで怖がる美琴と食蜂は上条の背中に抱きつく、上条は背中に柔らかいものが当たってるなーと感じながらキリッとした顔になっていた
「!い、今何かいませんでしたか?」
「いや気のせいだろ…ビビりすぎだって縦ロールちゃんは」
「び、ビビてなどいませ…」
若干涙目の帆風は物音一つでビクビクしており垣根にビビり過ぎだと笑われる、帆風はビビっていないと反論しようとしたその時首元にこんにゃくがピタッとくっつき彼女の首元に冷たい人の肌に触れた様な感触が襲う
「ふぇ!?」
「見た目は洋館なのにここだけ和服テイスト」
まさかの洋館でこんにゃくかよと風斬がツッコミを入れる、帆風はこんにゃくが首元に当たった事により驚き咄嗟に垣根の手に抱きつく。その時ポヨンと彼女の胸が垣根の腕に触れた。
「縦ロールちゃん、当たってる当たってる」
「え?………あ!す、すすすみません!」
「いや別にいいよ、柔らかかったし」
「おい垣根…それはセクハラ……ん?なあ、廊下の奥に誰かいないか?」
垣根が当たっていると教えると帆風は顔を赤くして慌てて離れる、上条がセクハラだぞとツッコミを入れようとすると廊下の奥に誰かいる事に気づく、そしてその人物がゆっくりと全員の前にその姿を現わす
「やあ!僕、ミッ…」
「元いた場所に帰りやがれェ!」
某夢の国のネズミがいたが一方通行が全力で蹴り飛ばす、取り敢えずお化け屋敷に何故あのネズミがいたのだろうか?…だがこのお化け屋敷(?)の恐怖はまだ終わらない
「ハァハァ…ショタはいないかしら?この真っ赤なランドセルを背負ってみない?」
「ショタコンは元いた場所へ帰りやがれ!」
「ハァハァ…御坂さん、僕にNTRて見ませんか」
「「「死ね
途中でランドセルを片手に持った
「なンだあのオ○Q擬き」
「いやエリ○ベス擬きじゃね?」
その某オバケ族の大食いや某天然パーマ侍のズラじゃない人の側近の様な姿をした謎の人物に麦野と一方通行が色々(著作権的な意味で)不味くないかと囁く、そしてその人物は勢いよくジャンプし自分の服を両手で掴む。垣根は何が起こるか察して帆風の両目を手で塞ぐ
「ハイ!!!!」
「「「きゃああああ!!」」」
「「「「「「へ、変態だぁぁぁ!!!」」」」」」
「な、なんて立派なマンモスなんだ…ま、負けた…」
「サービスだ、見とけ」
その男は自らの陰部を露出する、それを見た黒子と風斬、神裂が悲鳴をあげステイルはその男のマンモス(意味深)を見て崩れ落ちる、上条達は変態だと叫ぶ、陰部を見せつけている男…サービスマンは清々しい笑顔で空中に静止していたがインデックスがサービスマンの背後に現れる
「竜王の殺息(物理)」
「ぎゃ!!!!」
インデックスはサービスマンに竜王の殺息(ジャーマンブレス)を放ちサービスマンを床に叩きつける。サービスマンを地に叩き落とした後インデックスは冷ややかな目で一言
「私の友達に手を出すんじゃないんだよ」
「このインデックスさん超カッケー」
「あの垣根さん…何がどうなってるんですか?」
垣根がこのインデックスはカッコいいと呟く、帆風は両目が塞がれているのでサービスマンの汚染は防がれた
「なんだ今の音…て!サービスマン先輩!?」
「!は、浜面!?」
奥から出てきたのはふんどし一丁でひょっとこの面を被った浜面、麦野が何故ここにと叫ぶが浜面は気にせずサービスマンに駆け寄る
「どうしたんですか先輩!?」
「ふ、ミスっちまった…まさかサービスが効かない相手が…いる……なんて…」
「おい!しっかりしろよ先輩!あんたがここで死んだらサービスはどうなるんだよ!世界中があんたを待っているんだろ!?」
「……浜面、お前が後を引き継いでくれ」
「な、何言ってんだよ!サービスはあんたしか出来ねえだろ!」
「……お前なら出来る…後は…まかせ……た」
「先輩!?……先輩!!!」
「なんですのこの茶番は」
後の事は任せたとクールに笑うサービスマン、そしてガクッと浜面の手からサービスマンの手が床に落ちる…浜面は涙を流した。そんな茶番を一同は何だこれという感じで見ていた
「「あ、この先進めば出口です」」
「教えてくれるんだね」
浜面と何事もなかったかの様にムクリと起き上がるサービスマンにこの先出口ですと教えられる。一同はこの場を後にして出口へと進む…
「うぅ…お化け屋敷てやっぱり怖いです」
「いや怖がる要素力あったかしらぁ?」
「確かに怖かったな…ディ○ニーにボ○ボボ…著作権で訴えられねえか怖くなって来た」
「それは本当に怖いやつね」
垣根はこのお化け屋敷が訴えられないか心配し美琴がそれはお化けよりも怖いと頷く、そんな彼らの背後から誰かが声をかけてきた
「よお、垣根じゃないの」
「「うん?」」
背後から声が聞こえ神裂達はその声の人物の方へと振り返る…背後にいたのは彼女の服装は全身真黄色であり遠目から見るとバナナに見える変な服装に顔面にピアスをつけドギツイメイクをした顔だ
「「うわ!?妖怪!?」」
「誰が妖怪よ」
妖怪と言われたその女性は不快そうに眉をひそめる
「お、ヴェントじゃん」
「帝督の知り合いか?」
「ああ、前方のヴェント…フィアンマやテッラと同じ神の右席のメンバーだよ」
彼女の名は前方のヴェント、神の右席の一人にして唯一の紅一点。
「え?前方のバナナ?」
「誰がバナナよ、確かにバナナぽい服装だけども」
「違うわよぉ美琴、前方の弁当さんよ」
「惜しいな、前方のヴェントだ。弁当じゃない」
「で、その後方のテッアンマさんは何しにここに?」
「お前覚える気ないだろ」
美琴と食蜂、上条がバナナ、弁当、テッアンマと間違えて名前を言い、ヴェントは殴ってもいいかなこいつら…と内心思う
「私はこの遊園地の安全性を確かめにきたのよ」
「安全性?」
「そう…安全性、いくら安全て言われてても事故は起こるかもしれない…それの安全性を個人的にチェックしてんのよ。因みに私は神の右席であると同時にローマ正教 遊園地安全課の課長でもある…ま、私しかいないんだけどね」
「成る程…だがなンでローマ正教のオマエが態々遊園地のアトラクションの安全性を確かめてンだ」
彼女は遊園地のアトラクションの安全性を確かめていると呟くと一方通行が何故と尋ねる。それを聞くと彼女は顔をしかめて答えた
「…昔、弟と遊園地のジェットコースターの試運転に乗った事があんのよ…その時、安全て言われてたジェットコースターが事故って私達は空中から地面に叩きつけられたのよ」
「!…まさか」
「しかも運が悪い事に私と弟の血液型はBのRh-…この後は言わなくても分かるんじゃない?」
「…まさか、あんたの弟は…」
「そう……だから私は弟の悲劇を繰り返さない為に安全性を確かめる、私の弟みたいな被害者を出さない為に」
ヴェントの話を聞いて帆風達はその弟は輸血ができなくて死んだのだと察する、ヴェントが遠い目で弟の様な被害者を出さない為にこうして世界各地の遊園地を回っていると呟くと上条達はいい話だと涙を流しかけたその瞬間
「因みに私の弟は無事助かったがその後乗り物恐怖症になって自宅に引きこもってるわ」
「「「「「「「「「「「いや生きてるんかい!」」」」」」」」」」」
「だから私は最初は科学が憎かった、弟を引きこもりのニートにした科学が嫌いだった」
「それ科学関係なくね?」
だが弟は生きていた、死んでないのかよと垣根以外がコケる
「まあ、でも後から科学が全部悪い訳じゃないて垣根のお陰で気づいてね。こうして安全性を確かめようと考えたわけ」
「…因みに弟さんは引きこもって何年くらいなんだにゃーん?」
「もう10年は引きこもり生活を満喫してるわね…早く引きこもりやめて働いてくれないかしら」
「た、大変なんですね」
ヴェントは早く部屋から出てこないかなと溜息を吐くと彼女はそのまま出口へと向かう
「じゃあねー、私はジェットコースターの安全性を確かめに行くから」
「おう、じゃあな」
「あ、後ろを確認した方がいいわよ」
「?後ろ?」
ヴェントが後ろを見ろよと言うと垣根達は言われた通り、背後を振り向く…そこにいたのは…
「マシュマロ〜!」
「「「「「なんかいるぅ!?」」」」」
「モノホンの
「誰かゴーストバスターズ呼んでこい!」
(全然怖くないですよ)
(私は幽霊みたいな存在だから全然怖くないや)
(なんでしょうこのマスコットキャラは…可愛いじゃないですか)
(こいつを魔女狩りの王で焼いて食いたいな)
(ま、マシュマロなんだよ…ジュルリ)
マシュマロマンが垣根達の背後に立っており超能力者達が悲鳴をあげる、インデックスは美味しそうと涎を垂らす
「マシュマロ〜!」
「は…亡霊共が…これでも食らっちゃいなさい」
襲い来るマシュマロマンにヴェントは懐からある物を取り出す…それはルンバだった
「悪霊退散!」
「マシュマロ〜!?」
「ええ!?ルンバでお化けを吸い込んだ!?」
なんとヴェントがルンバを掲げるとマシュマロマンはルンバに吸い込まれ始めた、帆風達がそれを見て驚く
「これはロシア成教が作った「吸い取ルンバ」。悪霊を吸い込んでくれる優れものの霊装よ。何と今ならたったの五千円。しかも普通のルンバと同じく掃除も出来るわ」
「いやそれ単なるルンバじゃ…そして安いですね」
吸い取ルンバという霊装を見せつけるヴェントに帆風がツッコミを入れる。そしてヴェントはマシュマロマンを吸い込み終えるとその場から立ち去っていった
「さて〜次は何処に行こうかな〜?」
お化け屋敷を出た一行は次に何処へ向かうか話し合っていた
「インデックスは何か乗りたいものはない?」
「そうだね…あ!じゃああれに乗りたいんだよ!」
「なんですの?」
「ジェットコースターに乗りたいんだよ!」
「「」」
(ねーちんとステイル終了のお知らせ)
風斬に何に乗りたいと聞かれインデックスはジェットコースターと答える、その答えを聞いた瞬間真っ白になる魔術師二人…この場にいた全員は「ああ、こいつら死んだな」と察した
学園都市の遊園地が誇る世界最大のジェットコースター
「おお…凄えな、流石の俺でもこのジェットコースターは怖いな」
「……僕は彼女の為なら地獄にもついていく…そう決めたんだ…だから逃げない」
「……私、生きて帰れたら天草式の皆に会いに行きます…」
「いやこれアトラクションですからね?なんで戦場に行く兵士みたいな覚悟決めてるんですの?」
ステイルは覚悟を決め戦場に行く兵士の様な顔つきになる、神裂も揺るぎない目で生きて帰れたら昔の仲間に会いに行くと呟く、内容だけならかっこいいが単純にジェットコースターに乗るだけである
「さてジェットコースターにレッツラゴーなんだよ!」
「ええい!女は度胸、男は愛嬌です!行きますよステイル!」
「神裂、男は度胸、女は愛嬌だよ」
「私達も続きますよ風斬さん」
「うん!」
そして五人は駆け出す、そして彼らはジェットコースターに飛び乗った…のではなく観覧車に乗り込んだ
「「「「「「アイエエエ!?カンランシャ!?カンランシャナンデ!?」」」」」」
「あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!あいつらがジェットコースターに行くのかと思ったらいつの間にか横の観覧車に走って行ってたんだ…ジェットコースターに乗るをやめて観覧車に乗りに行ったとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ…何だったんだ今のは?」
「わけがわからないよ」
「ドーモ、インデックス=サン。フィアンマだ」
「「いやそれ中の人繋がり!」」
「と言うか貴方誰ですの!?」
「あ、兄さんの知り合いの人」
「…神の右席のフィアンマ=サンだね」
某忍者死すべし慈悲はないの様な言い方をするフィアンマに神裂とステイルは声しか合ってないだろと叫ぶ、インデックスがフィアンマを見据えながら彼の名前を呟く
「ようこそバトルカンランシャへ…この観覧車では常に強者同士が戦いをゴンドラの中で繰り広げるバトルステージだ…お前達はこの俺様に勝てるかな?」
(私達が知ってる観覧車じゃない!?)
「ふ、やってやるんだよ…こちとら魔力が完全に戻って擬似魔神とか言われてるインなんとかさんなんだよ」
「ほう…少しは楽しめそうだ…このゴンドラが一周するまでお前達は俺様の前で立っていられるかな?」
フィアンマはこのバトルカンランシャは戦いの場…この自分に勝てるかと問いかけるとインデックスは不敵に笑う…今まさにここで魔術師同士の仁義なき闘いが繰り広げられるのであった
「ちょ!?待ってください二人共!こんな狭い場所で闘えばどうなるか…」
「ちょ!?インデックス!?竜王の殺息はこんな場所で使ったら…!」
「え?なんですのあの変な紋章と巨大な腕は…」
「はわわ…こ、こんな所でそんなものを使ったら……」
インデックスが聖ジョージの聖域を展開しそこから竜王の殺息を放とうとし、フィアンマも聖なる右を振るおうとする…だが忘れてはいけない、ここはゴンドラ、狭い場所である…こんな場所でそんな力を振るえばどうなるのであろうか?答えは勿論…
ーーードカーン!ーーー
インデックス達とフィアンマが乗っているゴンドラが大爆発を起こす、それを見た垣根はこう呟いた
「爆発オチなんてサイテー」
「いや言ってる場合ですか!?」
その観覧車で起こった爆発はその日のニュースになる程だった。なおインデックス達は無事で頭がアフロになるだけでそれ以外に損傷はなかった
「右方のフィアンマ、君が爆破した観覧車の修理代として一千万程払ってもらいたいのだが」
「待て!確かに俺様にも非がある!だが何故インデックスはこの場にいない!?あいつも一緒に破壊したのだが!?」
「彼女はか弱い乙女だから仕方ないのだよ」
「男女差別だ!理不尽過ぎるぞ!弁護士を呼べ裁判に訴えてやる!」
なお、窓のないビルでこんな会話があったとかなかったとか
こんなの遊園地じゃねえ…ごめんなさい、作者は遊園地あんまり行ったことがないんです。因みに作者は今日グランドゴルフで三年の部一位を取りました。チームが全員サボって自分一人なのに優勝しました。でも一年と二年に完敗しました…関係ない事を言ってすみません
次回はアウレオルスさんがメインです、バチカンでの彼と姫神さんのその後がわかる回にしたいです
次回もお楽しみに