垣根 帝督の朝は早い、朝6時に起きプリンターで昨日撮った携帯をプリントアウトし、その写真をアルバムに飾る、そのアルバムの数はもうすぐ3桁にいく程だ…
「ふふふ、どれもこれも至高の写真だ…毎朝アルバムを見てニヤけられるこの幸せ…たまんねえな」
ニヤニヤとアルバムを見ながら笑う垣根、アルバムを何冊も手に取りページをめくって上条が美琴にあーんして貰っている写真、食蜂がこけて上条が彼女の胸元に埋もれて倒れる写真、麦野が顔を真っ赤にして浜面に原子崩しを放ちながら追いかける写真やら一方通行が打ち止めを満々の笑みで抱っこしている写真を眺めている、なおいずれも盗撮である
「…おっと、思わず長い事読んでしまった…もう7時か…あいつらを起こさねえと」
ふと時計を見て長い時間読み漁ってしまったと呟きながら垣根はアルバムを片付ける、そして自室から出て隣の部屋の扉をコンコンと叩く
「おおい、氷華〜、朝だぞ起きろ〜」
垣根が何度もドアをノックするとズレ落ちた眼鏡をかけた少し茶色の混じった黒髪のストレートヘアに一房だけ束ねられた髪が特徴的な少女が目をこすりながら眠たそうな顔が扉を開けて現れる
「…おはようございます、兄さん」
「おはよ、俺はクロちゃん起こしてくるわ」
「うん、じゃあ私は朝ご飯作るね」
彼女の名前は
「むにゃむにゃ…夢は美味しい、です…食べて損はしない…情報…」
「あらら、幸せそうに寝やがってこいつ…」
長い銀髪に薄い合成繊維でできたワンピースに似た服を纏っているが半端下着が透けている少女…彼女の名前はフロイライン=クロイトゥーネ、何処と無く周囲から浮いている様に見え垣根と同じ人間には見えない…そんな彼女は抱き枕サイズに縮小した05を抱いて寝言を呟く…05は苦しそうに手足をバタつかせるが彼女は気にしない、そんな光景に和みながらも垣根はフロイラインを揺すって起こす
「むにゃ…てーとく?おはようなのです」
「おう、今氷華が飯作ってるから歯磨きしてテーブルについてろ」
「…ん」
寝ぼけ眼の彼女は目をこすりながら05を片手に抱いて洗面台へ向かう、05が「助けて」と手足をバタつかせるが垣根は無視してテーブルに座る、リモコンのスイッチを入れてテレビをつける
『先日 ロベルト大統領が補佐官のローズライン氏に対し「細かいこと言うなよ、そんなんだから独身なんだよ!30過ぎようとしてる癖に!」とセクハラ発言を行い、ローズライン氏が怒りの余り記者会見中にも関わらず膝蹴りをロベルト大統領に叩き込み、ロベルト大統領は鼻っ柱を叩き潰してしまいました、なおこの一件でローズライン氏は「セクハラ被害者を庇護する守護神」と称されセクハラ発言を行なったロベルト大統領の支持率アップへと繋がり…』
「…
セクハラ発言をして補佐官に鼻っ柱を叩き潰された大統領を見て垣根がアメリカは大丈夫かと心配する…するとひょこっとフロイラインが椅子に座り風斬が朝ご飯を持ってくる
「「「頂きます」」」
全員で頂きますをした後もぐもぐとご飯を食べ始める三人、味噌汁とかレタスとかミニレタスとか白米とか秋刀魚とかトリフ等の平凡な食事だ
「…トリフ美味しくない」
「え…?でも料理番組だと美味しいって言ってたよ?」
「庶民とは舌が違うんだよ、それよりしいたけ食おうぜ…あ、みさきちじゃねえぞ」
訂正トリフは平凡じゃなかった
「そう言えば兄さん、私昨日声かけられたんです」
「へぇ、よかったじゃん」
「はい、私に向かって手を振って笑いながら駆け寄ってきて…私も嬉しくなって手を振りながら駆け寄ったんです」
「良かったね」
風斬が笑顔で昨日声をかけられたと言うと垣根とフロイラインがもぐもぐしながら良かったねと頷く、風斬は話を続け笑みを浮かべながらニコニコと話す…だが最後にでも、と付け加え口を開く
「近づいて見たら全然知らない人で、私を通り抜けて行ったんです…手を振ってたのは私じゃなかったです、私は手を振る相手がいないのに手を振りながら駆け出しちゃったんです…え?その後ですか?相手がいないのに手を振りながら誰もいない所まで走りましたよ?」
「「………」」
「…よく考えたら私兄さんとクロちゃんや一部の人以外に見えないんでした…ふふふ、忘れてました」
空気が一変して重くなる、風斬は笑っているが目が死んでいる、垣根とフロイラインの箸が止まる、ふふふと壊れた機械の様に声を漏らす風斬
(……ヤベェ、ネガティブモードになりかけてやがる…)
「………」
「な!?クロちゃん滅茶苦茶早くご飯食べてる!?逃げる気か!くそ!もっとよく噛んで食べなさい!」
「……ご馳走様」
垣根が厄介な状況になったなと内心思う中フロイラインは高速でご飯を食べ終わり手を合わせた後ソファーに寝転んで眠り始める
「分かってるんです、私みたいな見えてるのか見えてないのかはっきりしない系少女に友達のとの文字もないって…ぼっちな私には家に引きこもってるのが一番だったんです…あははは…」
「……朝から義妹の愚痴を聞かされるとは…不幸だ」
壊れたラジカセの如く何度も同じ内容を話す彼女の話を元に戻るまで黙って聞き続ける垣根、ハイテンションな彼が珍しく項垂れた瞬間だった
「…ふ、まさか一時間も愚痴を聞かされるとはな…
約一時間もネガティブモードの風斬の話を聞かされた垣根はぐったりとフロイラインの横でソファーにもたれかかっていた、因みに風斬は外に出かけて行った、また心に傷を負わないか心配だ
「さて、また写真を撮りに行くか…最近当麻とかみさきち、ミコっちゃんばっかりだから他に行くか」
「……捕まらないの?」
「大丈夫だ、バレなければ犯罪じゃない」
「……いや多分バレてる」
携帯片手にまた盗撮してくるかと笑う垣根に捕まらないのと純粋な疑問をぶつけるフロイライン、どっちらかと言えば風斬が言った方がいいセリフを言う垣根にいや、バレてるからね?とフロイラインは突っ込んだ
「あ、冷蔵庫に昼飯入ってるからチンしろよ、後怪しい人を家に入れるなよ」
「ん、大丈夫…てーとく行ってらっしゃい」
垣根は玄関でフロイラインに注意した後、扉を開いて外へ出る、垣根は未元物質の翼を展開し空へと飛翔する
「ねえ初春、私昨日さ御坂さんが頭にゴーグルみたいなのつけてサバゲーやってるのを見ちゃったんだよ」
「見間違いじゃないですか?御坂さんサバゲーなんてしなさそうですよ」
「え〜?まあ確かにしなさそうだけど…あれはどっからどう見ても御坂さんに見えたんだけどなぁ…」
佐天と初春が他愛ない話を歩きながら話す、すると初春の花をかたどった髪飾りの一つが頭から落ちてコロコロと転がる
「あ!
「いや佐天さんそれ私じゃないです!髪飾りです!と言うか今何と書いて初春て読みました!?」
「あはは、ごめんごめん…て!そんな事場合じゃなかった!拾わなきゃ!」
佐天が初春(髪飾り)が落ちた!と言うと初春が花飾りが本体じゃない!と怒る、てへ☆とゴチンと頭に拳をぶつけ舌を出す佐天だったが早く花飾りを拾わなきゃと花飾りを拾おうとするが花飾りはコロコロと転がり二人から遠ざかっていく…だがその花飾りを見知らぬ少女が拾ってくれた
「あああああの……」
「(うわぁ…凄くどもってる…)あ…ありがとうございます」
「いやぁ…初春を拾って…あ、間違えた花飾りを拾ってくれてありがとうございますお姉さん」
「いいいいえ…当然の事をしたまでです…」
黒いツーサイドアップの髪の高校生くらいの少女がどもりながらも初春に花飾りを差し出す…初春は凄くどもってると驚きながらも花飾りを受け取り頭部につける
「もう初春、これからは本体を落とすんじゃないよ」
「だから本体じゃないですてば…」
「……ででではわたくし
「あ!ちょっと待って下さい!」
佐天がこれから
「な、何でしょうか…?」
「いえ、お名前を聞いておこうかと…あ、私佐天 涙子です、こっちが初春です」
「わ、わたくしは
佐天が名前を尋ねると彼女は猟虎と名乗り、自分の横を見る…丸でそこにいない誰かを紹介しようとするかの様に…だが彼女は横を向いた瞬間に固まってしまいどうしたのかと佐天達が首を傾げると彼女は身体を震えさせ涙目になりながらワナワナと呟く
「よ、誉望さんがいません!?誉望さぁん!?何処ですか!?誉望さぁぁん!」
((な、泣き出した!?))
「お、お姉さん!落ち着いて下さい!」
「な、泣かないで下さい!」
泣きながら誰かに呼びかける猟虎に佐天と初春が必死で泣き止む様に体を揺する、どう見ても高校生と言うか年上に見えないその行動に中1である彼女らの方が年上のお姉さんに見えてしまう
「いやぁ猟虎お待たせ…て、猟虎!?どうしたっスか!?」
「!誰か知り合いが来て…て!頭に土星の輪っかが!?」
そんな子供の様に泣きじゃくる彼女をに声をかけたのは頭に土星の輪っかの様なゴーグルをつけた少年…佐天がゴーグルに驚くがゴーグルの彼は猟虎にどうかしたのかと心配しながら尋ねる
「うぅ…誉望さん?ど、何処行ってたんですかぁ?」
「い、いやさっき飲み物買ってくるて言ったじゃないっスか…」
「……え?そんなの聞いてませんよ?」
「……ちゃんと人の話は聞けスよ…」
泣くのをやめた猟虎が誉望と呼んだゴーグルの少年を涙目で何処へ行っていたのかと尋ねると、彼は飲み物を買いに行ったとコーヒーの缶を見せつける、要は猟虎が彼の話をちゃんと聞いておらず、それを勝手にいなくなったと勘違いした彼女が泣き出しただけだった
「……あの〜貴方がこの人の彼氏さんですか?」
「ああ、そうっスけど…おたくら誰っスか?」
「あ…この人に髪飾りを拾ってもらって、その後泣き出されて…」
「あぁ〜、猟虎がご迷惑を…こいつ、すぐ泣き出す癖があって…」
誉望が自分の彼女がご迷惑をかけたと頭を下げる、ようやく泣き止んだ彼女は誉望の背中に隠れる…定位置なのかほっこりと彼女は落ち着いた顔で誉望の背中にもたれかかる
「(ペットみたいな人ですね)すみませんデートの邪魔をしてしまって…」
「大丈夫っスよ、元はと言えばちゃんと声をかけなかった俺が悪いんスから…ほら猟虎行くっスよ」
「あ…はい、誉望さん…あの…これからはもっと大きな声で言ってくださいね…そうでないとわたくし誉望さんがわたくしを見捨ててしまったのかと勘違いしてしまうので…」
誉望がデートの続きをしようと佐天達から遠ざかろうとすると猟虎が誉望の服の裾を掴む、そして彼女は上目遣いで誉望にちゃんと声をかけないと捨てられたと勘違いしてしまうと目をウルウルさせながら言う、誉望がドキッと顔を赤くする…と、その場にシャッター音が響き佐天がクルリと顔を音が聞こえた所へ向けると
「…あぁ誉弓はいいわね…猟虎ちゃんの年上に見えない幼さと誉望さんの大人さがいい感じに引き出されてる…そんな写真ね…今度彼に見せなきゃ」
(なんかいつか前の
何か呟きながらデジカメで写真を撮る少女が背後におり佐天がこんな光景を前に見たと驚く、その少女の外見は14歳程、小柄で華奢な体つきに赤いドレスを着たホステスの様な少女はデジカメで誉望と猟虎を撮影する、すると誉望が少女の存在に気づく
「め、
「え?「あああああの……」の所からよ」
「「最初から!?」」
「あ、あの…心理定規さん…その写真は消してもらえませんか…恥ずかしくて…」
彼女の名前は心理定規、誉望達の知り合いである人物と同じ雰囲気を出す彼女は最初からいたと告げると佐天達が驚く、猟虎がどもりながらもその写真は消してくれと頼み込む
「嫌よ、カップリング写真は一枚足りとも消す気はないわ。折角の二人の愛の瞬間よ?永久保存しなきゃ、そしてまた二人の同人誌を描いてコミケに頒布しなきゃ」
「いや小恥ずかしいで消して下さい!そして勝手に同人誌を描かないで下さい!」
「いいじゃない、私は彼と同じでこういう写真を撮るのが好きなの、そしてカップルの同人誌を描く事が私の生きがいなの、それに私の能力て他人に対して置いている心理的な距離を識別する、て能力なんだからカップリングに便利じゃない、因みに誉望さん達の距離単位は30…「付き合ったばかりの瑞々しい初心なカップル」て言う距離ね…」
「うぅ…恥ずかしい事を大声で言わないで下さいぃ…」
心理定規は消す気はないと無邪気に笑う、更に自分の能力を使って猟虎が更に赤面する、それを見た佐天と初春は「あ、
「それに貴方達も彼に毎回カップリング写真を撮られてるんでしょう?なら私もいいじゃない」
「確かにそうっスけど…あの人デートの最中に必ず湧いて出るから嫌なんスよ」
「おい、ゴーグル君俺をGみたいな扱いにするな、俺Gは苦手なんだぞ」
「いやG扱いはしてないス…て、垣根さん!?」
心理定規が垣根のお陰で猟虎と付き合えたんだろと言うと誉望は頷くが、毎回デートやらで当然の如く現れるのが苦手だと呟くと垣根が横に現れて文句を言い誉望達が驚く
「さ、さっきまではいなかったのに…いつの間にここにいたんですか…?」
「カップリングある所に俺あり、カップリングの気配を察知してここまでやってきた」
「もはや超能力の域ですね…変人恐るべし」
佐天がいつも何ここにと尋ねると垣根はカップリングの気配がしてここまで導かれたと笑顔で答える、もはやその察知力は超能力なのではと初春がこぼす
「久しぶりね帝督、さっきいい誉弓の写真が撮れたわよ」
「お!心理定規ちゃんお久、え〜どれどれ?あ〜上目遣い猟虎ちゃんに顔真っ赤ゴーグル君か…最高だな、後で現像してくれる?」
「了解したわ、中々いい写真でしょ」
「おい!その写真消せって言ってるだろこのカプ厨共!」
心理定規が垣根に歩み寄ると先程撮った写真を垣根に見せ垣根が口笛を吹く、後で現像して渡してくれと軽く言うと心理定規が笑って頷く、誉望は話聞けよこのカプ厨がぁ!と叫ぶ
「だが…まだまだ青いな心理定規ちゃん、俺の至高の誉弓の一枚を見せてやるよ」
「…何ですて?」
「いやもうやめてくれません?恥ずかしいんで…」
だがまだまだだと垣根が首を横に振り自分の携帯を取り出しある写真を見せようとする、誉望がやめてと呟くが二人は無視する、そして垣根が画面に写したのは……何処か夜景が見える場所で口づけを交わす顔を真っ赤にした猟虎と誉望
「ちょっと待ってぇぇぇ!!その写真どうやって撮ったんスか!?」
「あ?多才能力で姿を透明化させる能力使って姿を隠して未元物質で空飛んで空から撮ったに決まってるだろ」
「能力の無駄遣い!」
誉望がどうやってその写真を撮ったのかと叫ぶと垣根は未元物質や多才能力を駆使してバレない様に写真を撮った(盗撮)のだと告げ、佐天が能力を無駄な事に使ってるなこの第一位と内心で呆れる
「…………///」
「猟虎!?恥ずかしさの余り頭から湯気を出して涙目になってるんですけど!?どうしてくれるんっスか!?」
「「笑えばいいと思うよ」」
「笑えるかぁぁぁぁ!!」
猟虎はあの時の写真を撮られていたのかと恥ずかしさの余り顔を湯気が出る程真っ赤にし、誉望が猟虎の肩を揺さぶりながらどうしてくれんだと叫ぶと二人は親指を立てて笑えと笑顔で言い誉望は笑える訳ねえだろとツッコミを入れる
「…彼氏さん大変だなぁ…」
「…ですね…あれ?」
佐天が苦笑して大変だな〜と誉望に労いの言葉をかけ初春がそれに同意する…が、ふと初春が何かに気づく、初春が見たのは何人かの男達が路地裏で一人の女の子を囲んでいる光景だった
「ねえねえ君、俺達と一緒に楽しい事しない?」
「いえ…あの…」
「うわぁ…絵に描いたような不良と絡まれる少女…て、あの人重福さんじゃないですか?」
「え?あ、本当だ…」
不良三人に絡まれていたのはパッツン気味の前髪を左右非対称に長めに伸ばしたお団子頭の少女
「あ?また不良か?…しゃあねえな、俺が「大丈夫だよ垣根お兄ちゃん」…那由多ちゃん?」
不良達に気づいた垣根はまた自分が助けるかと一歩踏み出そうとした所でそれを止める声が聞こえ振り返る、そこに立っていたのは金髪ツインテールの赤いランドセルを背負った小学生の少女…右腕には風紀委員の腕章が嵌められている
「お兄ちゃんが出なくても大丈夫、ここから先は風紀委員の仕事だから」
彼女の名前は
「え!?あんな小さな子が風紀委員!?と、止めないと…」
「いや安心しろ佐天さん、那由多ちゃんは強いから」
「(何で年上なのにさん付けなんでしょう?)いやでも小学生ですよ?危険じゃあ」
佐天と初春があの子が危ないと助けに行こうとするが垣根が片腕で制する、那由多は不良達に近づくと腕章を見せつける
「風紀委員です、すぐさまその人から離れなさい、抵抗すれば痛み目を見る事になりますがよろしいですか?」
「あ?なんだこのガキは…俺達は忙しいんだガキはガキらしくそこら辺で遊んでろ!」
「…はぁ、忠告はしました…後悔しても知りませんよ?」
「何だとこのガキ!おいお前らこいつやっちまおうぜ!」
不良達は小学生が風紀委員だとと鼻で笑い相手にしない、那由他は溜息を吐きトンファーを構え後悔しても知らないと吐き捨てる、その態度に不良達かカチンときてしまい掌から炎やら雷、風を生み出す…全員能力者らしい
「…全員
「は!トンファーだぁ?そんな玩具でどうにかなると「トンファーキック!」ひでぶ!?」
「「け、蹴ったぁ!?」」
那由他が相手の能力の強度を一瞬で理解する、だが脳幹に身体を改造され唯一から体術を習い垣根からトンファーの扱い方を覚えさせられた自分なら勝てると断言し、不良の一人が笑おうとするが那由他の
「トンファービーム!トンファーフラッシュ!トンファー百烈脚!」
「「「トンファー使って…ギィヤアアァァ!!?」」」
「目からビームが出た!?それに目が光った!?足技凄い!?でもトンファー使ってない!?」
「これがトンファー流、地獄に落ちても忘れるな」
那由他は右目からビームを出し、右目から閃光が光ったり百烈脚を繰り出して不良を攻撃する、重福は那由他の行動一つ一つにツッコミを入れる、やはりトンファーは使わない
「いやお前トンファー使えよ!」
「?何でトンファー流がトンファーを使うの?」
「初春、私もう訳がわからないよ」
「奇遇ですね佐天さん、私もわけわかめです」
不良が常識的なツッコミを入れるも那由他は何故トンファーを使うのかと首を傾げる、不良はもうヤケクソだと炎や電撃、風を飛ばすが那由他はそれを
「な、何なんだこいつ…だが今ならトンファーがねえぞ!まあなくても使わねえけどな!」
「そうだな!武器がない今がチャンスだ!武器は使ってねえけど!」
「!危ない!」
武器(使ってない)がなくなった今がチャンスだと不良達が那由他に迫る、重福が危ないと叫ぶ…すると那由他は右腕を突き出す
「トンファーロケットパンチ!」
「ひでぶ!?」
「ま、マジ○ガーZ!?もはやトンファーどころか人間ができる技じゃねえ!?」
ロケットパンチに吹き飛ばされる不良、那由他はとある事故がきっかけで全身の七割を義体…つまりサイボーグにしているサイボーグ少女なのだ。つまり右目からビームやらフラッシュを行えたのもこのお陰、因みにロケットパンチは脳幹の趣味である(本人曰くロケットパンチは男のロマン)。しかも右腕の義手はロケットパンチが放てるだけでなくその先にも秘密武器を搭載されている…それこそが…
「じゃあトドメ、このAIM拡散力場の力をエネルギーに変えて発射するこの光線銃でフィニッシュ」
「それもうコブラのサ○コガン…」
右腕に内蔵されていた光線銃にエネルギーが溜まっていく、因みにこれも脳幹の趣味…もとい兵器である、不良は那由他の背後に葉巻を咥えたゴールデンリトリバーが立っている幻覚が見える
『サイ○ガンは……男のロマンだよ』
光線銃からエネルギーが放たれ不良が立つ地面に被弾。ドーン、と音を立てて爆発が起こり不良がクルクルと回転しながら吹き飛ばされた、不良を殲滅した那由他は右腕とトンファーを拾って倒れている不良達に手錠をかけていく、重福は何が何だか訳がわからないと言った顔をしている
「…風紀委員て凄いね(棒)」
「違いますよ!?風紀委員はあんな事しませんよ!?」
「うわ幼女つよい」
佐天が風紀委員て凄いな〜と棒読みでいい初春が風紀委員はあんな事しないと叫ぶ、黒子でもここまではしないだろう、心理定規は最近の幼女はたくましいなと写真を撮りながら呟く
「……行くっスよ猟虎…付き合ってられないス」
「……はい」
誉望はもうこれ以上ここにいると被害がこっちにも及びそうだからと猟虎の手を掴んでこの場から立ち去る、誉望に手を引かれていった猟虎は嬉しそうに赤面していた
「いやぁトンファー流を面白半分に教えたら…唯一先生の元祖木原神拳+脳幹ちゃんの男のロマン改造が組み合わさってとんだ強者になっちゃたな〜」
因みに那由他がトンファー流を覚えたり唯一から体術を教わったりAIM拡散力場制御義体に脳幹の改造を加えさせた原因は垣根である、彼女の暴走ぷりは大抵は垣根の所為である
「さてと、仕事が早く終わったし木山先生と枝先ちゃん達に会いに行こうかな」
那由他は不良達を連行し終わったら友達とその先生に会いに行くかと笑う、彼女は心理定規とカップリングについて話し合っている垣根を見て笑う、彼があの時
「…今の私があるのも全部垣根お兄ちゃんのお陰だよ。ありがとうね」
彼女はそう言って笑って不良を担いでその場から去って行った……因みに今回心理定規がコミケに出す同人誌は誉弓と垣根からの要望の上琴食で決まった、後日垣根は上条達に説教を受けることになるのは別の話である
「……やっぱり誰も話しかけてこない…友達が欲しい」
その頃の風斬は公園のブランコを一人ゆらしながら黄昏ていた、やはり今日も誰にも話しかけられる事はなかった…彼女に友達が出来る日は遠い
那由多ちゃんは結構好きなキャラですね。ま、縦ロールちゃんが一番ですが
ここでキャラ紹介の時間です
心理定規…朱に交われば赤くなるのと同じでていとくんに影響されてカプ厨に、自分で書いた同人誌をコミケで売っている(なお被害者は誉望君と猟虎ちゃん、上条さん達)
誉望 万化…リア充。ていとくんの友達、原作と違って下克上を挑んでない、常識人
弓箭 猟虎…怖がり、子供の時から性格が一切変化してない、妹(入鹿ちゃん)か誉望君の背中で常に怯えてる人。自分をぼっちだと思い込んでる残念な人
木原 那由多…トンファー流、おふざけでていとくんが教えたトンファー流を使いこなしてる逸材、なおメインは唯一直伝の木原神拳(おいトンファー使えよ)
風斬 氷華…ていとくんの義妹、猟虎ちゃんの上をいくぼっち、上条さん達とは知り合ってない(ていとくんが上条さんに触れたら死ぬと考えている為合わせてもらえない、ていとくんはシスコン)
フロイライン=クロイトゥーネ…ペット枠、よくあるとあるの幼女枠、05を抱き枕がわりにする、妹みたいな扱いだが実際はていとくんより年上
…以上です、猟虎ちゃんは内部進化がていとくんに破壊されたので入鹿ちゃんと離れ離れにならなかった様ですが未だビビリは治らず…原作ではゴーグル君をパシリ呼ばわりしてた?そんなの知らないね、レベルで誉望君に依存してる少女…もはや誰だお前レベル、まあ那由多ちゃんもですが…
次回は…セロリ登場