カプ厨がていとくんに憑依転生しました   作:暗愚魯鈍

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お待たせしました。数学のテストで何故か107点をとった作者です(自慢)

さあ新章天使崇拝編スタートです、序盤は戦闘シーン皆無です(戦闘そのものはないとは言っていない)。今回は少し暗い描写あり、最初の方は原作の旧約17巻風です。最後ら辺は旧約12巻の数多さん戦を参考にしました

今回の章はインデックス達の出番が少なめかも…でもちゃんと出てくるから安心してくださいね。そしてこの章のラスボスキャラが強すぎる。いや単純な攻撃力なら自動書記とアウレオルス、ガブリエルの方が上ですが厄介性が今までと段違いな上対能力者殺しに特化されてるからな…魔改造し過ぎて誰だお前状態のあの人です

病理さん@(戦闘描写を)がんばらない


大抵漫画やらラノベの主人公は暗い過去を背負っている

天使はこの世界を愛している、その世界に住む人々が好きだった。だから天使は人々に救いの手を差し伸べた…この世界をより良くする為に天使は自らの力を使う

 

天使は救われぬ者すら救ってみせる、天使はどんな者にも無償の愛(アガペー)を与える。天使はその愛の返しを求めない、ただ無償の愛を与えた者達が幸せならそれでいいのだろう

 

天使は全てを救済する、それが天使の神命、それが彼の生きがいである。神が見捨てた存在だろうが決められた運命だろうがそれを壊して天使は彼等を救ってみせる

 

だがその全てを救う天使は一体誰が救ってくれるのだろうか(・・・・・・・・・・・・・)

 

天使ですら解決できない何かに襲われた時、または天使が救いを求める時、一体誰が天使を救うのだろうか?誰が天使の心の空白を満たすのだろうか

 

天使は多くの苦しみと苦痛を胸に抱えながらそれを隠して今日も人々を導く、だがそんな中でも天使の苦しみは消えない。天使は自分の行なっている事が正しいのか自信を持てない、単なる偽善かもしれない、寧ろ悪化されているだけかもしれない…そう思っている、何故なら誰かにそれを証明してもらう事など出来ないのだから

 

天使は心の中で涙を流す、その涙を止める者はいない、そして天使は等々悪魔に追い詰められてしまう。その悪魔は天使に虚言を吹き込み天使を堕天させようとし天使はその虚言に誘われるがまま深き闇に堕ちるかに見えた…

 

だがそんな天使の元に一人の少女が現れた、彼女は天使に救われた者にして天使に無償の愛を与える者。彼女は優しく微笑みながら天使に手を伸ばしたのだ…その者の名は……

 

 

 

 

銃撃音が鳴り響く、荒れ狂う銃弾、流れる血…そこはまさに戦場だった

 

「閃光弾を投げろオーソン!オラフとルルは射撃を続けろ!ナンシーとロッド、ヴェーラ、ケインズは射撃を中止!デニスとマイクは閃光弾で視界が塞がれた時に手榴弾を投げろ!」

 

その戦場で兵士達がある男の指示によって相手へと攻撃する、その男は木原数多。そしてこの兵士達は数多が率いる猟犬部隊(ハウンドドッグ)のメンバー達。彼らは学園都市に侵入して来た連中と交戦をしていた

 

「数多さん!何なんですかこいつらの兵器…いやあの仮面(・・)は!?」

 

「……チッ、第一位が危惧してた事が実際に起こっちまったみてえだな」

 

その侵入者達にはとある特徴があった、全員金と白で彩られ、縦の長さが顔の二倍以上ある異様な仮面を被っているのだ。その仮面には目や口のための穴は存在せず仮面全体が携帯電話のLEDデコレーションの様に発光し、複数の色の光で模様を描いていた。そしてその仮面には光でこう書かれていた「Equ.DarkMatter(・・・ ・・・・・・・・・・)」と

 

「……帰ってきやがったんだ、あのイカれ女が……クソッタレめ」

 

数多は吐き捨てる様に呟くと肩に担いだロケットランチャーからロケット弾を発射、それを仮面の男達は仮面の中心部から飴細工を伸ばしたかの様な不自然な広がり方をする生物的な翼を発生させロケット弾を斬り裂く

 

「撤退だテメェら!あの兵器には俺らじゃ敵わねえ!ここは引くぞ!」

 

「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」

 

数多達はこの男達には敵わないと見ると即座に逃げの一手を選択する、男達は仮面から発生させた翼で攻撃する、または銃を乱射し猟犬部隊を攻撃するが彼らはそれを躱して逃げ去っていく

 

「……撃ち方やめ」

 

「いいんですか?」

 

「クライアントの目的はあいつらの始末ではない。我々の目的は別にある…ここで無駄な時間を費やす暇はない」

 

「「「「了解」」」」

 

男達はそのまま仮面から発生させた翼を広げ空を飛び何処かへと飛び去っていく、それを確認した数多は携帯を取り出しある番号にかける

 

「……よお、幻生の爺さんか?」

 

『やあ、数多君。何の用かね?』

 

「ああ…今すぐ乱数や唯一、加群達を集めてくれ。あの女が…木原病理(・・・・)が帰ってきやがった」

 

 

 

朝8時、第七学区のとあるファミレスにて超能力者達は雑談を話して合っていた

 

「やっぱりファミレスでは鮭弁に限るにゃーん」

 

「唐揚げ定食美味いな!」

 

「コーヒー美味ェ」

 

「え!?スパリゾート安泰泉でスタンプ10個を集めると湯上りゲコ太が貰える!?第二十二学区に行かなきゃ!」

 

「あ、じゃあ私と美琴が一緒に行けばポイント2倍だから簡単に手に入るんじゃないぃ?」

 

「銭湯か…俺も行ってみようかな、でも寮監さんはそういうの厳しいから見つかったらヤバイんじゃないか?」

 

「コットンキャンディーソーダ最高!」

 

(安定のカオスですね)

 

唯一の常識人である帆風は超能力者の会話は安定して混沌と化していると内心で呟く

 

「しっかし明日から新学期か…夏休みも今日で終わりか」

 

「案外、短かった気がするわねぇ…ま、私達みたいに夏休みで死にかけた子達はいないでしょうけどねぇ」

 

「でしょうね、擬似魔神やら錬金術師、挙げ句の果てに天使ていう人外と夏休みに戦った人達なんて私達くらいよね」

 

上条が今日で夏休みが終わり明日から新学期かと呟く、食蜂と美琴がこの夏休みに濃い体験をしたのは自分達だけだろうと笑う

 

「10万3,000冊の魔道書を記憶してるインデックスに世界を言葉で歪めるアウレオルス、そして天界から堕ちてきたガブリエル…私らも随分オカルトに染まってきたもんだね」

 

「だな、しかし世界てのも広いんだな…学園都市の超能力者の力が通じない様な敵が沢山いるんだからな」

 

「だなァ…俺の反射が相手に跳ね返らねェわ、反射が破られるわ…魔術てのは本当に厄介だな」

 

麦野が科学サイドの自分達がいつの間にか魔術にドップリ浸かってると複雑な笑みを浮かべながら鮭弁の鮭を食う、削板も箸を止めて今までの敵の事を思い出す。一方通行もどの敵も自分の反射を突き破ってきたのを思い出し顔をしかめる

 

「いや、インデックスやアウレオルスも強いけどあいつらよりまだ強い奴いるぞ。存在自体が無限とかいうオティヌスとは一線を画す本当の魔神達、それに女狐ことコロンゾン、それにエイワスにエイワスを従える幼女とかまだまだ沢山いるぞ」

 

「なんですかその方々は…もう設定というか…色々とおかしくないですか?」

 

垣根がまだまだ強い敵は沢山いるぞとエイワスやコロンゾン、魔神といった強いとかそういった次元ではない敵の名前を言う。帆風は勝てる気がしないと半笑いしながら呟いた

 

「まあ、俺らは平凡な学生だったのにそんなオカルトに突っ込むなんてちょっと前までは想像出来なかったよな」

 

「いやいや、超能力者て時点で平凡な学生てのは無理があるでしょ先輩」

 

「そうよぉ、電撃を操る中学生とかビームぶっ放すおばさんとかの何処が平凡なのかしらぁ?」

 

「おい、さりげなくディスったな食蜂。後で食/蜂にしてやるからな」

 

上条が平凡な自分達がこんな漫画染みた出来事に関わるなんて、と呟くが美琴と食蜂は自分達の何処が平凡なのだと笑う

 

「ま、そう言っちまえばそうなんだけどさ…まだ超能力は科学で証明できると思ってたから気にしなかっただけだからな」

 

「ま、今日は夏休み最後の日なンだ…何も起きねェだろうな」

 

「そんな事よりこの後何処に行くんだ?」

 

「そうね…カラオケとかどうかにゃーん?」

 

上条がそう言って笑うと一方通行も苦笑する、削板がこの後何処へ行くと尋ね麦野がカラオケでも行くかと提案する

 

「あらぁ?紅茶を全部飲み切っちゃったわぁ…ドリンクバーで淹れてこなきゃ」

 

「あ、でしたらわたくしが淹れてきましょうか?わたくしも丁度ドリンクバーへ行こうとしていたので」

 

「いいの?潤子先輩優しい〜☆」

 

食蜂が紅茶を飲み切ってしまったと呟くと帆風が自分が紅茶を淹れてこようかと言う、食蜂は助かると言って自分のコップを帆風の元へと移動させる

 

「じゃあ、俺のも頼むわ。俺はコーラで」

 

「俺はコーヒーなァ」

 

「私はメロンソーダな」

 

「私はアップルジュースでお願いします」

 

「俺はトマトジュースで頼む!」

 

「あ、じゃあ俺はアレイスターが入ってたビーカーみたいな容れ物の中に淹れてた液体を頼む」

 

「「「「「「ねえよそんなドリンク」」」」」」

 

食蜂に続いて他の超能力者達もドリンクバーで自分達の飲み物淹れてきてと言う、自分のコップと超能力者7人のコップ…合わせて8個のコップを帆風はお盆に乗せてドリンクバーへと向かう

 

「えっと…コーラとコーヒー、アップルジュースにトマトジュース…後はメロンソーダと紅茶…わたくしはブドウジュースで…垣根さんの言っていた飲み物は…」

 

帆風はポチポチとボタンを押してドリンクをコップに淹れていく、そして全員の分を入れると盆を持って席に戻ろうとする

 

「てか垣根、お前帆風の気持ちにまだ気づいてないのかにゃーん?」

 

(?麦野さん?)

 

席に近づくと麦野が垣根に話しかける声が聞こえ、帆風は自分達が座っていた所の近くにあった柱に隠れ聞き耳をたてる

 

「あ?何の話だ?」

 

「…おィていとくン…流石に気づけよ」

 

「全くだな、あんなけの態度とっておいて気づかないとか…普通気づくだろ」

 

「「先輩/上条さんは黙ってくれませんか」」

 

「なして!?」

 

一方通行が気づかないのかと溜息を吐き上条が流石にあり得ないと呟く、だが彼女二人はこの件に関しては黙っててと言い上条が何でと叫ぶ

 

「?何の話だ?」

 

「いやお前も気づいてなかったのかよ…」

 

削板だけが何の話なのかと目をパチクリさせ麦野は気づいてなかったのかとツッコむ

 

(皆さん何を話しているのですか?わたくしの気持ち………は!まさか!?)

 

帆風は物陰で何の話だろうと思考し…もしや自分が垣根の事が好きだと言う事をバラそうとしているのではと考えつき顔を赤くする

 

「ほらほら、早く気づかないと答えをバラしちゃうぞ?早く答えろにゃーん」

 

(むむむむ麦野さん!?なに乙女の秘密バラそうとしてるんですか!?)

 

「このカプ厨さんは帆風先輩の気持ちに気付いた時どんな反応力をするのか見ものなんだゾ☆」

 

(完全にイジる気満々じゃないですか女王!は、早く席に戻ってこの会話を中断しないと…)

 

麦野と食蜂がニヤニヤと笑って帆風の秘密をバラそうとし帆風は止めなければと足を一歩前へ踏み出そうとしたその時、垣根が口を開いた

 

「……あ、もしかして縦ロールちゃんが俺の事好きだって事?」

 

「そうそう、それだよ……今なんて言った?」

 

「いやだから縦ロールちゃんが俺の事好きだって事だろ?んな事最初から気づいてたぞ」

 

「「「「「……え?」」」」」

 

(………ふぇ?)

 

垣根が帆風が自分の事が好きだと気づいていたと言うと超能力者達は動きを制止する、帆風も驚きのあまり固まってしまった。暫くたって超能力者は驚愕の顔になる

 

「え!?おま、気づいてたのか!?」

 

「当たり前だろ、あんな反応されて気づかない方がおかしいだろ…え?何?実は縦ロールちゃんは俺に惚れてませんとかそういう流れ?」

 

「いや違わねェけど!ていとくン気づいてたのかよ!?こういうの普通気づかねえもんじゃねェのか!?」

 

「いや気づくだろ普通…ラブコメの主人公じゃねえんだからさ…あれだけの反応をして気づかない奴がこの地球上の何処に……あ、当麻か」

 

「いやいや俺でも気づきますよ!?」

 

全員が気付いてたのかと叫びだし、垣根はあれで気づかないのがおかしいと呟く。あれで気づかないのは(原作の)上条だけだ

 

「いやお前ミコっちゃんとみさきちと付き合う前からフラグ立てぱなしじゃねえか。お前が付き合ったと聞いた時の女子の荒れっぷりときたら…芹亜の怒り狂った姿は流石に哀れんだわ」

 

「え!?嘘そうなの!?知らないんだけど!?てか雲川先輩も俺の事好きだったの!?」

 

「「ちょっと先輩/上条さん、一旦表に出ましょうか」」

 

「ひぃぃぃ!?我がエンジェル達の目がハイライトオフ!?」

 

垣根が二人と付き合う前からモテてたぞと教えると上条は嘘!?と驚く、それを聞いた美琴と食蜂はハイライトオフにして上条の襟首を掴む

 

「……え?潤子は帝督の事が好きだったのか?初耳だ」

 

「削板さんは馬鹿だから仕方ないわぁ」

 

「まあ、脳が筋肉で出来てるから仕方ないわね」

 

「だから彼女が出来ないんだにゃーん」

 

削板が帆風が垣根に惚れていたのかと驚き女性陣は気づかなかったのかと白い目で削板を見る

 

「…で、どうやって気づいたんだ?」

 

「いやさ、会う度に朗らかに笑うくらいなら好きて気づかないだろうけどさ…ちょっと褒めたり撫でるだけで顔を赤くしたり二人きりになると緊張してたりしたら流石に気づくだろ」

 

(わぁぁぁ!!バレてました!恥ずかしい!)

 

「それに俺だけお前らと扱いが少し違ったからな、恋する乙女だってバレバレ」

 

(いやぁぁぁ!それ以上言わないでくださいまし!)

 

垣根の言葉が帆風の胸に刺さる、顔を両手で塞ぎたくても盆を持っている為塞げず顔を羞恥で真っ赤にしていく帆風

 

「ならなんで付き合わないのよ…下品に聞こえるかもだけど…帆風の身体て中学生とは思えねえスタイルの良さだろ?ああいうの好みじゃねえの?」

 

「そうよぉ、それにアレだけのボインボイン…男なら揉みほぐしたい欲情に駆られる筈なんだゾ」

 

「それは一理あるわね、私も操祈の胸を揉みほぐしたいし」

 

「俺は美琴のちっぱいでも操祈のデカパイでもバッチコイです」

 

麦野がああいう女子が男子の好みだろと呟き食蜂がいやらしい手つきで胸を揉みたくないのかと尋ねる、その質問に対し美琴と上条はキリッとした顔で「自分達は揉みたいです」と言い垣根は冷たい目を二人に向けた

 

「もしかしてていとくンてホモ…」

 

「俺はホモじゃねえ。ま、カップリングとしてならBLでも百合でも構わねえがな。だが俺はホモじゃねえ」

 

「いやそれでも十分アウトだと思う」

 

一方通行がもしや垣根はホモかと言うが垣根は自分はホモではない、だがカップリングとしてならBLや百合も受け入れると言っている時点でアウトだと上条は思った

 

「ならなんで潤子と付き合わねえんだ?まさか帝督の好みじゃないとか?」

 

「いやそうでもないさ、寧ろドストライクな」

 

(!ど、ドストライク!?わたくしが!?)

 

削板の問いに垣根は好み中の好みと笑って返すと帆風は目を見開く

 

「てかさ、あんだけのわがままボディを俺の体に押し付けてきたりして興奮しねえわけねえじゃん、お化け屋敷の時とか内心ドキドキしてたしな。後水着とか着物とか似合ってたし…あれ程可愛い子は学園都市でも少ねえからな」

 

(…今までの努力は全て無駄ではなかったのですね)

 

「ママ〜なんであの人泣いてるの?」

 

「あれが青春なのよ、しっかり目に焼き付けておきなさい」

 

垣根はいつもドキドキしてたし海に行った時の水着とか夏祭りの着物は最高だったと呟くと帆風は努力してよかったと涙をこぼす

 

「それにこの中の女子じゃ唯一異性として見られるからな」

 

「?それはどういう事かしらぁ?」

 

「いやだってさ…みさきちとミコっちゃんは当麻の嫁だし、むぎのんは浜ちゃんの嫁だろ?手を出せるわけないじゃん」

 

「だだだだだ誰が誰の嫁だって!?巫山戯た事言ってんじゃねえぞカプ厨が!」

 

彼氏持ちの美琴や食蜂、浜面が好きな麦野は恋愛の対象外なので帆風しか異性として見ていないと呟く垣根、それを聞いて帆風は両手が塞がれていなければガッツポーズを取りそうだった

 

「ならさっさと付き合っちまえよ、そして俺らが毎日それを弄ってやるからさ」

 

「……無理だな」

 

「は?何言ってやがンだていとくン。さっきまで好みだのドストライクて言ってたじゃねェか」

 

「無理だよ、俺じゃあ彼女に釣り合わない(・・・・・・・・・)

 

(……?垣根さんがわたくしと釣り合わない?わたくしが垣根さんと釣り合わないではなくて?)

 

上条がさっさと付き合えと言うが垣根は首を振る、自分では彼女と釣り合わないと言って…その言葉に帆風は疑問に思った

 

「は?お前が帆風と釣り合わねえだ?いやいや…十分過ぎるだろ?お前は超能力者の第一位だ。言い方は悪いかもしれねえが帆風は大能力者だ…寧ろ帆風が釣り合ってない気がするんだが…でもまあ私的にはレベルの差なんて関係ないがな」

 

「…そうじゃねえよ…俺に問題があるからだよ」

 

「それて…垣根さんがカプ厨だからとか?いいじゃないカプ厨が恋したって」

 

「……違えな、全然違えよ」

 

麦野が不可解そうな顔をし美琴がカプ厨だからかと尋ねるが垣根は首を振るばかり、垣根のそんな態度に超能力者達は若干ムカムカする

 

「いいから早くその理由を言えよ」

 

上条がキレ気味に早くその理由とやらを言えと呟く、帆風もその答えが気になって必死に耳をたてる

 

「縦ロールちゃんは光の世界の住人だ…闇の世界に生きる俺とじゃダメんだよ」

 

「…闇の世界?何厨二染みた事言ってんだこのクソメルヘンは…」

 

「今みたいに友達として仲良く駄弁るくらいならいいかもしれねえ…だが深い所まで来たら…危ねえだろ」

 

「いやだから何の話をしてるんだよ」

 

闇の世界の住人である自分と光の世界の住人である帆風とでは一緒になれないと呟く垣根、麦野と上条が怪訝な顔をしていると垣根は口を再び開いた

 

「なあ…俺が死体の山が出来るくらい人を殺してきた(・・・・・・・)…て、言ったらどうする?」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

(……え?)

 

垣根が自分が人を殺してきたと呟く、それだけで周囲の温度が変わる。まるで南極にいるかのような冷ややかな空気に彼らの鳥肌が立つ

 

「…俺は人間のクズだ、人殺しなんかが穢れを知らねえ彼女と釣り合う訳ねえだろ…てか、光の世界の住人であるお前らと一緒にいるのもおこがましいくらいなんだぜ?」

 

「……垣根」

 

「俺みたいな外道があんな子と付き合えるわけねえだろ…俺が住んでる世界に踏み込んだら最後…生きて帰れねえんたからな」

 

(………)

 

垣根が普段とか違う表情…機械の様な無表情で人殺しの自分が彼女と付き合えるわけがないと冷たく笑う、それはまるで自分を卑下している様な笑いだった

 

「……な、なあ…垣根は…」

 

上条が何か言おうとした時、垣根は先程の無表情さから一転していつもの様な笑みを浮かべる

 

「……なんてな!嘘だよばーか、まんまと引っかかってやがんの!俺が人殺しに見えるかての!何だよその顔!本気にすんなって!」

 

垣根は冗談だと言って笑い、真剣に考えるなよと笑う…上条達は一旦顔を固め…そしてすぐに騙されたと怒る

 

「テメェ…!騙しやがったな!」

 

「いい度胸してんじゃねえかていとくン!」

 

「ははは、騙される方が悪いのさ!」

 

麦野と一方通行が怒るが垣根はただ笑うだけ、騙された方が悪いのだと垣根はほざいた

 

「ま、俺が縦ロールちゃんと付き合わねえのは俺がまだ色恋沙汰に興味がないだけだ。てか俺は恋とかした事ねえからな」

 

「……チャラいホストみたいなカッコしてる癖にか」

 

「酷え言い方だな…ま、否定はしねえがな。それにアレだ、中途半端に付き合った方が縦ロールちゃんに悪いだろ?そういう事だよ」

 

垣根が自分はまだ恋愛に興味がないと言うとチャラ男ぽいのに意外だなと一方通行が呟く。だが彼らは内心安心していた、先程の言動は冗談だと知って安心していた

 

(…そうですよね、垣根さんが人殺しだなんてするわけがないじゃないですか…)

 

帆風も内心で安堵する、自分の憧れで好きな人が人殺しな訳がないと。だが同時に思い出す…それは以前才人工房(クローンドリー)が潰れた時に聞いた噂だ…その才人工房の責任者であった蠢動俊三が何者かによって殺害されたと言う噂だ…帆風は一瞬まさかと考えるがその考えを頭を振って無くし笑みを浮かべて席に戻る

 

「皆さん、ドリンク持ってきましたよ…あ、垣根さんこれ「アレイスター汁たっぷり 生命維持装置の液体ジュース」です」

 

「「「「「「本当にあったの!?」」」」」」

 

「お、ありがとな縦ロールちゃん」

 

帆風が垣根達にドリンクを配る、垣根は帆風に笑いかけ帆風も笑う。先程の話は嘘などだと帆風は信じていた、何故なら目の前で優しく笑う彼が人殺しには見えないからだ

 

 

 

ファミレスを出た垣根達は次に何処に行こうか話し合っていた

 

「ここはカラオケに行って歌いに行こうぜ、俺『翼をください』を歌いたいから」

 

「いや垣根は既に翼持ってるだろ…」

 

「翼を広げてジュディ・オングの『魅せられて』を歌うかと思ったぜ…昔よくカーテンでやってたよなァ」

 

「いやカラオケよりもボーリングに行きたいにゃーん」

 

「いやゲームセンターに行きましょうよ、ゲコ太のガチャガチャついでに引きに行くから」

 

「いやいやここは温泉でも行って心も体も癒すべきなんだゾ☆」

 

「よし!夏休みの最後は皆で学園都市を一周するか!」

 

「わたくしは皆さんと一緒なら何処でもいいです…あ、わたくし少し飲み物を買ってくるので少々お待ちを…」

 

ガヤガヤと8人が何処へ行くだと話し合っていると帆風は自動販売機へと飲み物を買いに行く為垣根達から離れる…そして自動販売機に近づいた後、近くに誰もいないのを帆風は確認し…自動販売機に頭をぶつけた

 

「うぅ…まさかバレてたなんて…まあ、バレる様やってたつもりはありますけど…気づいてたならもっと反応してもいいじゃないですか…」

 

ブツブツと自動販売機に頭をぶつけながら顔を赤くして呟く帆風、だがふとぶつけるのをやめて帆風は真剣な顔になる

 

「ですが垣根さんのあの時の顔は一体…とても演技には見えませんでしたし…」

 

帆風はファミレスでの垣根が話していた時の顔を思い出す、機械の様な無表情な顔…普段の彼からは想像できない表情だった…いや、もしやアレが本来の彼の顔ではないのか?自分は垣根の事を知らなかっただけではないかと帆風が考える

 

「いえいえ!垣根さんに限ってそんな…あれは単なる冗談に決まってますわ……でも、もし本当なら……」

 

帆風があの話は冗談に決まっていると自分に言い聞かせる様に呟く、だがもしその話が真実ならとまた考え始めたその時

 

「あの〜すみません、お嬢さん」

 

「!?は、はい!」

 

背後から声が聞こえ帆風が急いで振り返る、そこにいたのは車椅子に乗った緑のパジャマを着た老婆だった。老婆に声をかけられた帆風は困惑しつつも老婆に話しかける

 

「あの…何か用でしょうか?」

 

「ええ、すみませんが道案内を頼めますかね?多層旅館という所に行きたいのですが」

 

「多層旅館ですか…分かりました。でも女王…友人と一緒にいるのでその人達も付いてきますがよろしいですか」

 

「いいですよ、優しいお嬢さんで助かりました…後厚かましいのですが車椅子を引いてくれませんか」

 

その老婆は多層旅館まで案内してくれと言うと帆風は戸惑いながらも頷く、老婆は車椅子も引いてくれと言うと帆風は戸惑いなく車椅子のグリップを握り垣根達の所へ老婆を連れて向かう…彼女はその行為こそが過ちの一つだと今は知らなかった

 

「あ、潤子先輩早かった…て、誰ですかそのお婆さん?」

 

「えっとですね…このお婆さんは多層旅館に行きたいらしいのですが道が分からない様なので案内してあげようかと…少し道草になりますけどいいですか?」

 

「お、人助けか。なら手伝うぜ、年寄りは大切にしないとだしな」

 

「おや、優しいんですね」

 

美琴がそのお婆さんは誰かと尋ね、帆風が少し道草をしていいかと言うと削板が人助けは大切だと笑う…だが垣根は表情を死滅させて掌にカブトムシを創造する、そのカブトムシの能力は座標移動。その能力で帆風を一瞬で自分の横に空間転移させる

 

「……え?」

 

帆風は戸惑った顔をする、何故座標移動を使って自分を移動させたのかと。全員が垣根を見つめるが垣根は老婆を冷たい目で見つめると背中かれ一翼の未元物質の純白の羽を出現させそれを槍の様に老婆に突き刺そうとし…老婆はその一撃を神業的なドラテクで高速で回避する

 

「……え?」

 

帆風は何が起こったのか理解できない、何故垣根が老婆を攻撃したのかがだ…そして垣根は口を開く

 

「…もうその面を剥がせよ、その顔が変装だってことくらいバレてんだよクソ女」

 

「………はぁ、この程度の変装ではバレてしまいますか……まあ、でも……」

 

氷の様な冷たい垣根の一言に全員が驚く、そしてその老婆はやはりこの変装ではダメだったかと息を漏らす…直後老婆の顔にヒビが入る。そしてヒビが顔全体に広がっていきボロボロと皮膚が落ちる…そして彼女の本来の顔が露わになる

 

「ば・れ・て・し・ま・っ・て・は、仕方ありませーん!」

 

長髪の茶髪に白いリボンで結び、目の周りが黒い女性が狂気の笑みを浮かべる。それを見た上条達は戦慄する

 

「相変わらずネジが五、六本抜けてやがるな」

 

「酷いですねー、これでも病理さんは帝督ちゃんの能力を開発した…いわば恩人なんですよー?その態度はないんじゃないんですか?」

 

「ほざけクソ女、テメェが恩人な訳ねーだろ」

 

冷徹な顔で病理を罵る垣根、それを聞いて薄く笑う病理…この場一体の空気が冷たく変質したかの様な感覚に上条達は固まる

 

「か、垣根さん?この人は…」

 

「こいつは木原病理(きはらびょうり)、俺の能力開発者にして…イかれたクソ女だ」

 

「木原…?木原くンと同じ?」

 

「数多ちゃんみたいな木原である事をやめた偽善者と同列にしないでくれますか、ぶっちゃけマジでイラつきまーす」

 

木原と聞いて一方通行が反応するが病理は数多と同列にするのはやめろと笑いながら呟く

 

「で、なんでここにやって来た?殺されてえのか?」

 

「殺すぅ?いやいや、まさか帝督ちゃん…私を殺せるとでも?貴方の能力を開発したのは誰か忘れてしまったんですか?」

 

「煩えよ、あの頃(・・・)とは違うんだよ。一思いに殺してやるから感謝してあの世で悔い改めやがれ」

 

殺すと言った垣根に超能力者達が驚きの目で垣根を見張る、その顔は怒りと憎しみで染め上げられていた。だが病理はヘラヘラと笑うのみ…そして垣根は六翼を展開しその内の一枚を高速で振るう、当然の如く車椅子は高速で移動し攻撃を避ける

 

「うーん、車椅子の武装は帝督ちゃんには効かなそうなので…楽して勝つと言うのを『諦め』て肉弾戦で肩をつけましょう」

 

病理はそう言うとよっこらしょと呟いて車椅子から立ち上がる、車椅子に乗っていたから歩けないと思い込んでいたがそれは嘘だった様だ

 

「相変わらずの嘘の塊だなテメェは…」

 

「病理さんは楽したいんです、皆さんだって仮病して学校を休みたい時があるでしょう?それと同じなのです」

 

ニコニコと笑う病理に表情の死滅した垣根、対照的な二人は暫し見つめ合う、そして垣根が6枚の翼を弓の様に引きしぼり病理へと伸ばす、それに対し病理は一歩も動かない…そしてその未元物質の六翼は爆発(・・)し病理に届く事はなかった

 

「……何?」

 

垣根は爆発を起こした未元物質を見て驚き、もう一度未元物質の翼を再構築して病理へと向けようとする…だがその前に一瞬で病理が垣根へと肉薄し垣根の横腹に蹴りを叩き込む

 

「がぁ!?」

 

轟!と衝撃が走り垣根が建物の壁へと激突する、呆気にとられる帆風達を他所に病理は更なる一撃を加えようとする…が、垣根が激突した壁から六翼の白い翼が生え病理を狙う。病理はそれを軽々と避ける

 

「流石にこれくらいでは気絶しませんかー」

 

「ごほっ……かはっ…何だ今のは…どうやって俺の未元物質を爆発させやがった?」

 

垣根は血反吐を吐きながら自分の未元物質をどうやって爆破したのかと問いかける。未元物質はこの世の物質ではない、故にそう簡単には破壊されない…なのに未元物質は爆発した…それを疑問に思う垣根だが病理は笑うのみ

 

「分からないんですか〜?ううん、困りましたねー。帝督ちゃんなら理解が早いと思ったのに…でも残念ながらネ・タ・バ・レ・はお預けなのでーす」

 

病理が無邪気かつ狂気の笑みを浮かべる、話す事など何もないと言いたげで垣根に接近すると足を蹴り上げようとする。垣根は翼を盾にしようとするが足に触れた途端足と翼が爆発を起こし垣根は衝撃で飛ばされる

 

「が…!?」

 

「あらあら…足がなくなってしまいました…でもすぐに治るんですけどね(・・・・・・・・)

 

病理が何故かなくなった右足を見つめるが即座になくなっていた右足の断面から白い何かが溢れ出てきてその白い何かが右足となる。その異形な光景に超能力者達は戦慄する

 

「お、肉体再生(オートリバース)…?いやあれは…」

 

削板が肉体再生かと呟くがそんなものではないと理解していた、あれは全員がよく知る超能力だと

 

「まさか…テメェ…未元物質による人体の修復を…」

 

「YES、セオリーを気にしてたら『木原』なんて名乗れません。踏み込んでこその『木原』、前人未到の闇を切り拓いてこその『木原』ですしね☆」

 

垣根はまさか…と何か言おうとするが先に病理が答える、そして彼女は更に口を開く

 

「それに何人か人間(モルモット)を捕まえて未元物質の人体移植を行った結果自我の崩壊を防げる様になりましたしねー。まあ何人か壊れてしまいましたが……科学の発展には犠牲は付き物です。仕方ないと割り切って『諦め』ましょう」

 

病理は未元物質をノーリスクで使う為に実験を重ね遂に完成したと笑う、その過程で何人死のうが彼女には関係ないのだろう

 

「さて、そろそろ計画を実行したいので…暫くおねんねの時間ですよ帝督ちゃん」

 

病理がそういうが早いか垣根の腹を未元物質で改造した右手で殴りつける、垣根は血反吐を吐きながら地面を転がりそのまま気を失う

 

「垣根!?テメェ…!」

 

「おやおや、お友達の皆さんはお怒りなのですか?怖いですねー…でも私には時間がないので…ちゃちゃと終わらせちゃいますー」

 

垣根を痛めつけた病理を睨む上条達だが病理はそれを見ても余裕の笑みを崩さない…そして彼女の背中から漆黒の三対の翼(・・・・・・・)が出現した

 

「「「「「「「な……!」」」」」」」

 

それは垣根とは対照的だった、垣根の翼が白ならこれは黒、垣根の翼は白鳥等の鳥の様な翼で美しかったがこれは蝙蝠等の飛膜の様な翼で醜かった。形は違うのに何故か未元物質を連想させるその謎の翼を出現させた病理は笑う

 

「というか、第一位を軽々と倒した私に第二位以下如きが勝てると思ってたんですかー?」

 

直後、原始的な音と少年少女達の決死の叫びが周囲に轟く。だが勝敗は既に決まっていた

 

 

 

あれは勝負ではなかった、一方的な蹂躙と言った方が正確かもしれない。対能力者様に構成された漆黒の翼に手も足も出なかった超能力者達は気を失い地面に倒れ臥す、病理はそんな超能力者達を見てため息を吐く

 

「えぇ〜?弱過ぎませんか〜?全く…楽勝過ぎますよ超能力者(レベル5)

 

病理は弱過ぎると唇に手を当てて笑う、とんだ期待外れだった。彼等は病理を前にしても怒気はあっても殺意はなかった…つまり殺す気は無かったのだろう

 

「はぁ〜とんだ甘ちゃんですねー、第四位や第三位は人を殺す事など躊躇いのない人間だと思ったのですが…帝督ちゃんの所為ですかねー?まあいいでしょう。楽に勝てるのはいい事なのです」

 

病理は車椅子に座ると鼻歌を歌う、そして鼻歌を口遊みながら倒れ伏した帆風へと近寄る。帆風は気絶しておらず全身の痛みに耐えながら病理を睨む

 

「すみませんが私に必要なのは帝督ちゃん以外の超能力者なので貴方は必要ないんですよねー、でも見逃していい理由にはならないので残念ですが殺しましょう。大能力者を殺すのは残念ですが…仕方ないと割り切る形で『諦め』て殺しましょう」

 

「くっ……」

 

口では残念と笑いながらも笑みを浮かべる病理、彼女は漆黒の翼を死神の鎌の様に帆風に振り下ろそうとする

 

「さようならお姫様」

 

病理が翼を振るい下ろそうとしたその時、光り輝く剣が飛来し病理はそれを翼で弾く

 

「!?…誰です」

 

病理はそれを弾くと自分に攻撃を仕掛けた者達の方をジロリと睨む…そこに立っていたのは…インデックスだった、傍らには神裂とステイル、黒子、風斬が病理を睨みながら立っていた

 

「私の友達に何をしてるのかな?」

 

(…魔術師が3人に能力者が1人、それに虚数学区の鍵まで…魔術師が相手とは面倒臭いですねー。面倒なので戦うのは『諦め』て逃げるとしましょう)

 

インデックスは病理を睨みながら友達に手を出すなら許さないと睨みつけ掌から淡い光を出現させる、それを見た病理は魔術師と戦うのは面倒臭いと考え口を開く

 

「形態参照 クラーケン」

 

病理がクラーケンと呟くと病理の足が音を立てて変わっていく…そして彼女の足は二本足から不気味な程に真っ白な触手の十本足へと変貌する。その異形の足で上条達6人を搦めとると残りの足で車椅子を絡めとり車椅子が落ちない様にして背中の翼をはためかせ空へと飛び上がる

 

「ではこれで私は失敬しましょう…あ、帝督ちゃんにこう伝えておいてください、早く私の所に来てくださいねー、さもないと…この子達がどうなるか分かりませんよー…てね」

 

病理はインデックス達に垣根の伝言を伝えると翼を羽ばたかせて空へと飛翔する。インデックス達は攻撃しようかと考えるが下手に手を出せば上条達にも危害が加わると考え攻撃できない、上条達は触手に掴まれながら病理と共に空へと消えていった

 

「み、な…さん……」

 

「じゅんこ!?」

 

帆風は空へと手を伸ばす…届かないと知っていても仲間に向けて手を伸ばす…だがその途中で気を失いパタリと倒れる。インデックス達の叫ぶ声が聞こえるが帆風にはそれは届かない

 

 

 

これより始まるのは狂った科学者による禁忌の実験、そしてとある少年の復讐劇、無力な少女の涙。八月三十一日…それは最悪の夏休み最後の日…これはその序章に過ぎない

 

 

 

 




病理さん強い(白目)、そして謎の翼の正体とは?そしてどうやって未元物質を爆破したのか?簡単に言えば木原神拳の病理さんバージョンですね。そしていい所で現れるインデックスさんマジ(ステイル君の)ヒロイン

某ヒゲ兄弟に出てくる毎度毎度連れ去られる姫みたいに病理さんに連れ去られたていとくんと縦ロールちゃんを除いた超能力者達…今度から彼等のことをピンチ姫と呼びましょう

さあ、こんな病理さん(魔改造)にていとくんは勝てるのか?そして彼女の計画とは?次回もお楽しみに!
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