カプ厨がていとくんに憑依転生しました   作:暗愚魯鈍

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今回は青ピ君がメイン、多分ここだけの限定オリジナルのカップリングが出ると思います(原作での接点が一切なし、ほぼ強引)

さて今回は青ピ君のネット上で囁かれるあの説を取り入れています…まあ実を言うと青ピ君て本当はこの小説のレギュラーキャラになる予定だったんですよ…でもキャラが九人になるから青ピ君は外れたんです…青ピ君ごめんね、でも作者は青髪ピアス君大好きです


イルカと言う名のイルカショーですが何か?

「ねえ、青ピの本名て知らない?」

 

事の始まりは昼休みの時間に吹寄の言った一言だった

 

「いきなりどうした吹寄?」

 

「あいつの本名て私達知らないわけじゃない、それて友達としてどうなのかと思って」

 

「確かににゃー、俺もあいつか超弩級のド変態て事しか知らないぜい」

 

「俺も性癖まみれのドMオタクて事しか知らないんだよな…」

 

「あいつが救ェね程の変態て事は誰でも知ってる事だろうが」

 

「そうなのよね、私も変態で少しキモいて事しか知らないわ」

 

何気に酷い悪口を言い合う四人、この場に青ピがいたら涙を流しているだろう

 

「……で、あいつの名前でなんなの?」

 

「?いや青ピの本名は青髪ピアス……は!?」

 

「…気づいた様ね上条」

 

「?どう言うことかにゃー?」

 

「なンの話なンだよ…俺らにも分かるよう教えてくれ」

 

吹寄が青ピの名前はなんだっけと尋ねると上条は無意識的に青ピと呼んでしまい何かに気づいた顔をする、土御門と一方通行は何の事かわからず首を傾げる

 

「…土御門、あいつの名前をフルネームで言ってみなさい」

 

「青ピのフルネーム?青髪ピアス……は!?」

 

「…成る程、そォ言う事か」

 

土御門と一方通行は漸く吹寄と上条が何の事を言っているのか理解し顔を強張らせる

 

「そうよ。私でもあいつの事を青髪ピアスて呼んでしまうの…でもそれはあだ名みたいなもの…なのに私達はそれをさも名前の様に言っている」

 

「つまり…どういうことだってばよ?」

 

「分からない?私達はあいつの名前を青髪ピアスだの錯覚していたのよ!」

 

「「「ナ、ナンダッテー!?」」」

 

吹寄が今まで自分達は青ピの本名を知らなかったんだと叫ぶと上条と土御門、一方通行は驚愕する、その驚きっぷりは背後に落雷が落ちる幻影と幻聴が聴こえる程だ

 

「確かに俺も青ピの本名を知らねえな…カミやんは知ってるか?」

 

「いや俺も知らねえぞ…でも小萌先生なら知ってるんじゃないか?」

 

「だな、小萌てんてーなら知ってるだろ」

 

「甘いわよ上条に一方通行、ショートホームルームの時間を思い出してみなさい」

 

上条と一方通行が小萌先生なら知ってるんじゃ…と言うが吹寄は首を振って否定しショートホームルームを思い出せと言い二人は今朝のショートホームルームを思い出す

 

 

『じゃあ出席取るのですよー、青髪ピアスちゃん!』

 

『はーい!ここにおるで小萌先生!』

 

『そんな事言わなくても分かってるのですよー、じゃあ次は…』

 

 

「……先生も青髪ピアス呼び……だと?」

 

「……もう青髪ピアスが本名なんじゃないかしら」

 

(ま、俺も一方通行て名前みたいに呼ばれてるが…それは俺の能力名なンだよなァ)

 

上条が先生も本名を言ってなかったなと今更ながら気づく、吹寄は青髪ピアスが名前なのではと呟く

 

「…これは調べてみる必要があるな、友達の本名を知らないなんて恥ずかしいぜい」

 

「同感ね、これは早急にあいつの名前を知る必要があるわ」

 

「だな、何としても青ピの秘密の名前を探ってみようぜ」

 

「最悪拷問してでも吐かせてやンよ」

 

四人は互いに見つめあった頷く、全ては名前を知らない友達の名前を知る為に…彼らはそう言って教室に戻ってきた青ピに詰め寄る

 

「丁度いいところで来たな青ピくゥン」

 

「ん?なんなん?ボクに何か用?」

 

「お前の名前を教えるんだにゃー」

 

青ピは何事かと首を傾げる、土御門が名前を教えてくれと言うと青ピは戸惑った様に口を開く

 

「え?ボクの名前は藍花悦(あいはなえつ)やで、確か入学初日にカミやん達に教えた筈なんやけど…覚えとらんかったん?」

 

「「「「…………」」」」

 

青ピが呆気なく自分の名前を教える、と言うか彼は入学初日に上条達に名前を教えていた。その事実に上条達は固まった、その場には気まずい空気が流れたのだった

 

 

 

「「てな訳で俺達は青ピの名前を忘れてただけだったん(ン)だよ」」

 

上条は笑いながら今日起こった出来事の顛末を垣根達に話す、その話を聞いて垣根達は笑いもしなかった

 

「…友達の名前を忘れるとか最低だにゃーん」

 

「友達の名前はしっかり覚えないとダメだぞ!」」

 

「「でもそんな先輩/上条さんが大好き」」

 

麦野と削板に友達の名前くらい覚えておけと言われしまう上条、だがそんな上条を美琴と食蜂は可愛いと思っていた

 

「いやさ、俺らは青ピの名前は秘匿されていて俺達はそれを知ろうと探っていたら裏の世界に足を踏み入れてしまい、謎の組織と対立するかと思ってたのに余りにも呆気ない終わり方で驚いたんだよ」

 

「なんだその厨二病みたいな展開は…」

 

「てっきりこんな展開になると思ったんだけどなー」

 

 

『カミジョウ、貴様はここで死ぬーのだ!』

 

 

上条の脳裏には自分に鉄砲を向ける黒いマントとパンツ以外何も衣服を着ていない仮面をつけた男の姿が過る

 

「いやその人誰ですか先輩」

 

「悪の組織のボスだ」

 

「雑魚力溢れる悪の組織のボスねぇ」

 

「……ま、そんな事よりも実は俺この一件である事に気付いてな」

 

上条は青ピに関して何か気づいたことがあると呟き垣根以外が首を傾げる

 

「気づいた事……ですか?」

 

「ああ、名前は単純に忘れてただけなんだが…よく考えれば俺達てあいつのプライベートとか知らなくね?」

 

「そう言われてみれば俺も青髪の生活とか全く知らないな」

 

「あいつが変態て事ぐらいしか知らねにゃーん」

 

上条が青ピのプライベートは全く知らないと呟くと垣根を除いた全員が確かに…と頷く

 

「なあお前らは青ピの秘密とか知らねえのか?どんな些細な事でもいいから。例えば幼女を誘拐しかけたとか道端で女子高校生に蹴られて「ありがとうございます!」て叫んでたり、幼女に踏まれてハァハァ興奮してたりでもいいから」

 

「上条さんは普段から青ピさんをどの様な目で見ているのですか?」

 

「?青ピはド変態だろ?」

 

「………否定はしませんわ」

 

上条はどんな事でもいいから教えてくれと言うと全員が必死に青ピに関する事を思い出そうとする、そんな中垣根が口を開いた

 

「俺は知ってるけど」

 

「……え?」

 

「俺は青ピのプライベートとか知ってるぞ」

 

垣根があいつのプライベートなら知っていると呟くと全員が垣根を見つめる

 

「マジで知ってるのかよ垣根?」

 

「当たり前だ、俺は滞空回線で学園都市のほぼ全ての人間のプライベートを監視してる男だぞ、お前らが学園都市にいる限りお前らにプライベートなんざねえ」

 

「問題発言が聞こえた気がするけど…まあいいわ、青ピさんについて知ってるのね」

 

垣根は学園都市にいる限り滞空回線で上条達の私生活やら学校生活、自宅でのあんな事やこんな事も丸裸だと笑う。全員思った、こいつ悪意がない分ストーカーよりもタチ悪いな

 

「で、何が知りたいんだ?青ピの彼女?あいつの趣味?あいつの能力?なんでも聞きな」

 

「……え、ちょっと待ってよていとくン。今彼女て言わなかったか?」

 

「言ったがどうかしたか?」

 

「…それだとまるで青ピの野郎と付き合ってる女性がいる風に聞こえるにゃーん」

 

「いやあいつ彼女いるけど」

 

「「「「「「」」」」」」

 

垣根が青ピは彼女がいるんだと言うと全員があり得ねーと言う顔をする、彼らにとって青ピに彼女ができるなど地球が明日滅ぶよりも信じがたい事なのだ

 

「う、嘘だろあの青ピが?青ピだぞ?嘘だろ、嘘でしょ、嘘なんでしょの三段活用だぜ」

 

「なンだと…となるとバカルテットの中で唯一彼女がいないのは俺だけ…だとォ?」

 

「…青ピのクセに生意気だにゃーん、今度締め上げる」

 

「…嘘は良くないと思うの、だって私なら青ピさんだけはないわ」

 

「同感、私も青ピさんだけはないんだゾ」

 

「わたくしも丁重にお断りしますわ」

 

「……女性陣からの扱いが不遇過ぎる、ドンマイ青ピ」

 

上条と一方通行が驚き麦野は今度あったらぶん殴ると拳をポキポキし始める、常盤台の三人は青ピと付き合うなんて余程の変わり者とサラリと青ピを酷評する

 

「なんなら見に行くか?あいつ今日はバイト休みだし彼女とデートに行くらしいからな。因みに場所は第十五学区の天体水球(セレストアクアリウム)だ」

 

「…何故垣根さんは詳しく知ってますの?」

 

「俺はカプ厨だからな、これくらいは知ってて当然だ」

 

ならデートを見に行こうと携帯片手に絶対カップリング写真を撮る気満々の垣根がそう提案する、帆風は何故そこまで知っているのかと尋ねると垣根はカプ厨として当然とキメ顔をした

 

 

第十五学区のガラス張りの高層ビル…その中にある巨大水族館 天体水球。水棲生物の観察よりもデートスポットとしての人気が高い、近年では垣根やアレイスター、メイザース、レイヴィニア達の趣味嗜好によりラギアクルスやらカイオーガ、大海獣、時空破壊神ゼガン、ダガーラ、グッピー等が飼育されている

 

「ん〜愛愉ちゃんこうへんなー、少し早く着きすぎたかもなしれんな〜」

 

青ピは学生服のまま携帯で時間を確認し早く来すぎたかと呟く

 

「青ピのクセにデートなんて…今度学校で会ったらしばいてやる」

 

「リア充しやがって…青/ピにしたやろうか」

 

「チッ…リア充がァ…死ね」

 

「お前らて青ピに何か恨みがあるの?」

 

「お静かに…誰か来ましたわよ」

 

垣根達は影から青ピを観察していた、因みに隠れているつもりだが電柱の背後に八人が隠れ首を縦一列に並べてひょっこりと顔を出しているので怪しさたっぷりである、現に子供は垣根達を指差し何人か警備員を呼ぼうとしたが食蜂が心理掌握で洗脳する事で事なきを得た

 

「お〜い!」

 

「お、愛愉ちゃんこっちやでー!」

 

「ごめん青ピ君、待った?」

 

「いいや今来たところやで」

 

やって来たのは綿菓子のようなふわっとしたチョコレート色の髪に美しい脚線美を持つ足が特徴的な女の子…少女を見た上条はえ?と声を漏らした

 

「…ん?あいつ…蜜蟻か?」

 

「確かにあの人は蜜蟻さんねぇ」

 

「?知り合いなの?」

 

美琴が上条と食蜂に知り合いかと尋ねる、すると二人ではなく帆風が代わりに説明する

 

「彼女は蜜蟻 愛愉(みつあり あゆ)、わたくしと女王が昔所属していた研究施設の先輩でして…確か上条さんと同じ高校でしたよね」

 

「ああ、友達だよ。美琴と操祈と付き合う前はボーリングとかによく誘われてたけど最近は会ってなくてさ…まさか青ピと付き合ってたとは……まさか弱みを握られてんのか?」

 

「お前どんなけ青ピを信用してねえんだよ」

 

帆風が蜜蟻について簡単に教える、上条は最近会ってなかったけど青ピと付き合っていたのかと驚く

 

「お、あいつら水族館に入っていくな…俺らも後を追うぞ」

 

「行くぞ17600号、エツァリ」

 

「「OK」」

 

「……あれ?ナチュラルに知らない人がいますわ」

 

垣根は青ピ達が建物の中に入ったのを見るとスネークとお粥を引き連れて建物に入って行く、帆風はいつの間にかと思ったが垣根の知り合いは変人ばかりなのであまり気にしなかった

 

 

「わあ…見て青ピ君アザラシ可愛いよ」

 

「せやな〜でもあのラッコちゃんもキュートやで」

 

「あ、でもペンギンも可愛いね」

 

「確かにペンギンもキュートやなあ…でも愛愉ちゃんの方が何倍も可愛いで」

 

「もう青ピ君たら……」

 

アザラシとかペンギンがいるコーナーで楽しそうにしている青ピ達、ペンギンが可愛いと呟く蜜蟻に青ピは君の方が可愛いと言い彼女は頬を赤く染める

 

「……殴りたいあの笑顔」

 

「同感なんだゾ」

 

「今すぐここでミンチにしてやろうか」

 

「まあ恋愛は人それぞれだしいいんじゃないか…しまったな、俺もアリサを連れて来ればよかった!」

 

青ピのそんな行動を見て美琴と食蜂は焼き豚にしてやろうかと呟き麦野もミンチか・く・て・い・ね状態だった。削板は彼女(アリサ)を連れて来ればよかったと後悔する

 

「わぁ〜アシカもいますよ垣根さん」

 

「ここは結構揃ってるからな〜あっちは深海魚コーナーだけど見に行くか?」

 

「…師匠このミミズみたいに細長いお魚さんはなんて魚ですか?とミサカは問いかけます」

 

「な!?なんて卑猥な魚を置いてるんですかここは…!」

 

「…お前らも水族館デートしてんじゃねえよ」

 

垣根と帆風は楽しく水族館デートじみた雰囲気を出しエツァリはチンアナゴを見て卑猥だと目を閉じる、それを見て訝しむ17600号…上条は青ピのこと忘れんなよと溜息を吐く

 

「でも色んな魚がいるんだな…今度美琴と操祈のデート場所で来てみるか……て、ん?あれは……嘘だろ!?」

 

上条がここをデートの場所に選ぼうかと考える、そしてある生き物を発見してしまう

 

「お、おい大変だお前ら!凄い生き物がいたぞ!」

 

「あ?なンだよ、ゴジラでもいたのか?」

 

「いやゴジラじゃねえけど…凄いビックネームな奴だ!」

 

「?ビックネーム?一体どんな生き物だ?」

 

上条が指差した方向を全員が見る…指をさした場所にいたのは4本の触手が蠢く単眼の生物…その姿はまさに触手神…その生物の名前は……

 

「クウウウゥゥゥゥ!」

 

「「「「「「イ、イリス?!」」」」」」

 

「もう学園都市てなんでもありだな」

 

「だ、誰かガメラを呼んできてください!」

 

そう邪神イリス、 平成ガメラ三部作の3に登場したラスボスである。イリスの出現に大慌てする上条達、垣根も何でもありだなこの世界と白い目になり帆風はロリコン・ショタコンで有名な亀に助けを求める

 

「クウウウゥゥゥゥ!」

 

イリスに勝てるのかと上条達が考えているとイリスの両手がイリスの頭を鷲掴みする、そしてゆっくりと首を持ち上げた(・・・・・・・)

 

「イリスかと思ったか?残念、俺様だ」

 

「何やってんのフィアンマ」

 

イリスの正体はイリスの着ぐるみを着たフィアンマだった

 

「はい!と言う事で毎度お馴染みのネタで登場した俺様だが……まずお前らに一つ言うことがある!」

 

フィアンマはイリスの着ぐるみを脱いだフィアンマが真面目な顔になり上条達に話しかける

 

「蜂蜜食べよ〜」

 

「「「うん食べるー!」」」

 

「迷いなく行った!?」

 

フィアンマが笑顔で蜂蜜を取り出すと上条と美琴、食蜂が笑みを浮かべながらフィアンマから蜂蜜を貰う。それを見て麦野が行くのかとツッコミを入れた

 

「「「「いただきます!」」」」

 

ペロッとフィアンマ達は自分の指に蜂蜜をつけその指を口の中に入れる、その瞬間驚いた表情にフィアンマはなりめを見開いてお互いの顔を一瞥し…また蜂蜜がついた指を舐める…そしてまた驚いた表情になり互いの顔を見合わせる…そしてまた指を舐める

 

「いやその表情は何だよ!美味しいか不味いのか分かんねえんだよ!」

 

「「「「……ビミョー」」」」

 

麦野が美味しいのか不味いのかと尋ねると上条達は微妙な味と呟く、そして蜂蜜を食べ終わった後フィアンマが顔を歪める

 

「馬鹿め!引っかかったな!その蜂蜜は毒なんだよ!」

 

「「「な、何だって!?」」」

 

「自分の身体を見てみるといい」

 

「くっ、毒なんて卑怯だぞ…て、あれ?何ともないぞ」

 

「そうだ、お前らの身体は何ともない…それは何故だと思う?」

 

フィアンマがその蜂蜜は毒だと笑う、驚く上条達だが身体には何の異常もない。それを訝しむ上条達にフィアンマが腕を組んで口を開ける

 

「それはお前達の母親が健康な身体に産んでくれたからだ」

 

「「「!」」」

 

「そんな立派な身体にしてもらった事に感謝するがいい、お前達の母親が、そして養ってくれた父親がいなければ今のお前達はいないのだ…感謝するといい」

 

「「「うぅ…お母さん…お父さん!産んでくれてありがとう!」」」

 

(なんだこの茶番)

 

フィアンマが両親に感謝しろと言うと泣きながら両親に感謝する上条達、垣根は何だこれと思った

 

「さあ!お父さんとお母さんに感謝の歌を歌おう!」

 

「「「うん!」」」

 

「さあ垣根達もご一緒に!」

 

「「「「「歌わねえよ」」」」」

 

フィアンマはマイクを取り出し感謝の歌を歌おうと叫ぶ、それに同意しマイクを受け取る上条達…もはやカオスだった。因みに四人の目は♪の様な形になっていた

 

「「「「あー母さーん父さーん♪」」」」

 

「ヤイ♪ヤイ♪」

 

「何故か出て来たサービスマン!?」

 

フィアンマ達が歌うとそれに合わせていつの間にか現れたサービスマンが衣服をめくり上げて陰部を露出しては服を戻しまた露出を繰り返す

 

「「「「あー感謝してーます♪」」」」

 

「ヤイ♪ヤイ♪」

 

「きゃああああああああ!!!!」

 

今度は尻を垣根達に向けて陰部を露出するサービスマン、それを見て麦野が叫んだ。なお帆風は垣根に目を塞がれている為何も見えない。そしてサービスマンは一方通行へと近づき彼の頭に自分の服をめくってかぶせ自分の陰部を目の前で見せつける

 

「思う存分……見てね♡」

 

「オラァ!!!!」

 

「とあセラ!?」

 

一方通行はベクトルで強化した拳でサービスマンの顔面を殴った、吹き飛ばされるサービスマン…それを見た麦野が一方通行に両手の親指を立てる

 

「一方通行ナイス」

 

「ふ…中々の歌唱力だったぞ。流石超能力者(レベル5)だ」

 

「へ、お前も凄かったぜフィアンマ」

 

「あんた意外と良い奴じゃない」

 

「また今度皆でカラオケでも行きましょう」

 

そんなサービスマンのサービス(意味深)が終わると同時にフィアンマ達も歌い終わった様でお互いに握手をしていた

 

「で、ここで何してんのフィアンマ?」

 

「ああ、俺様が以前観覧車を壊したせいでここでタダ働きをしていてな…今日はイリスの着ぐるみを着ている」

 

「まだそのネタ引きずってんのかよ」

 

フィアンマは以前インデックスと共に壊した観覧車の弁償でここでタダ働きしていた

 

「因みに俺様がイリスの着ぐるみを着ていたのはイリスが朱雀をモチーフにしているからだ、何せイリスとミカエルが司る方位は南だからな。因みに朱雀もミカエルも火と関連すると言う共通点もある」

 

「へーそうなんだー…てか詳しいなお前」

 

「特撮は男のロマンだ、て脳幹の奴が言っていたぞ。では俺様は次の仕事があるので失礼するぞ、後ここのイルカショーは凄いぞ、ぜひ見てみるといい」

 

フィアンマはそう言い終わるとイリスの着ぐるみを再び着用し垣根達に手を振りながら去って行く

 

「垣根さん、青ピさん達がイルカショーに行こうとしてますよ」

 

「早く追いかけましょう、とミサカは提案します」

 

「そうか、皆行くぞ」

 

エツァリと17600号が青ピ達がイルカショーのコーナーへ行こうとしていると言うと垣根達は慌てて青ピ達を尾行する

 

 

「本日はイルカショーへようこそ!俺様がイルカショーのお兄さんだ!」

 

「またしてもフィアンマ」

 

イルカショーのお兄さんはフィアンマだった、フィアンマはホイッスルを鳴らしイルカ達を呼び出す

 

「この五体のイルカちゃんが皆さんに芸を見せてくれます!」

 

フィアンマがそう言って呼び出したのはホオジロザメ、シャチ、マンボウ、リュウグウノツカイ、ダイオウイカだった

 

「イルカいねえじゃねえか!これじゃ【イルカいないでショー】じゃねえか!」

 

「イルカがいないのにイルカショーて…」

 

イルカがいねえじゃんと叫ぶ垣根にイルカショーて何だっけと考える帆風…観客もイルカはいないのかと残念がっていた

 

「ではまずはイルカちゃん達と触れ合いタイムです、ではそこのカップルとそちらのカップルさんこちらへ来てください!」

 

「へ?ボクら?」

 

「やったわね青ピ君」

 

(ナイスフィアンマ)

 

フィアンマが青ピ達に手を向けこっちに来てイルカ達と触れ合おうと言う、垣根はカップリング写真を撮るチャンスと携帯を構える

 

「ではイルカちゃんの頭をなでなでしてあげてください」

 

「…あのお兄さん?これイルカちゃうねん、ホオジロザメやん」

 

「小さい事は気にするな、ほら早く撫でろ」

 

「嘘やろ……」

 

フィアンマが早く撫でてやれと脅すと青ピは渋々ホオジロザメの頭を撫でようとする…もしかしたら人に慣れていて甘えん坊なのかもしれないと青ピがホオジロザメにそんな幻想を抱き…撫でようとした腕をその幻想ごとパクリと喰われた

 

『案の定喰べられちゃった!』

 

「あ、青ピ君!?」

 

ですよねー!と叫ぶ垣根達に悲鳴をあげる蜜蟻、観客達もヤバいんじゃねこれと悲鳴をあげ始めフィアンマが聖なる右を使おうとすると青ピが喰われていない方の腕でそれを制する

 

「物騒な事はせんでええで、この子はただ怖がっとるだけなんや」

 

「……青ピ君」

 

「ほら、君も怖がらんでええで…ほら怖くない怖くない」

 

青ピはホオジロザメの頭部を左手で撫でる…怖くないと呟きながらホオジロザメを撫で続ける

 

「大丈夫やボクは守備範囲は広いんや…ボクぁ落下型ヒロインのみならず、義姉義妹義母義娘双子未亡人先輩後輩同級生女教師幼なじみお嬢様金髪黒髪茶髪銀髪ロングヘアセミロングショートヘアボブ縦ロールストレートツインテールポニーテールお下げ三つ編み二つ縛りウェーブくせっ毛アホ毛セーラーブレザー体操服柔道着弓道着保母さん看護婦さん

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「何言ってんだあいつ」

 

青ピは自分の守備範囲を舐めるな、ホオジロザメなど擬人化して萌えっ子に脳内変換すれば痛くないと叫ぶ…それを聞いて上条は何言ってんだこいつ?と冷たい目を向ける

 

「そうやこの子はホオジロザメやない…スク水ツンデレオレっ娘なんや!そう思えば…この痛みも快楽へと変わる!」

 

「!?(なんだこの人間…私の噛みつきを喰らっても泣き喚かないだと…あ、あり得ん!)」

 

「ほら可愛いでホオジロザメちゃん!」

 

そう言いながらホオジロザメを撫で続ける青ピ、ホオジロザメが驚いた様な顔をし次第にホオジロザメの噛みつきが緩んでいく

 

「……(可愛い…か、私には無縁の言葉だと思っていたが…面白い男だ)」

 

「…心開いてくれたみたいやな」

 

「大丈夫青ピ君?!」

 

ホオジロザメは噛みつきをやめ青ピから離れていく…蜜蟻は大丈夫かと尋ね青ピは大丈夫だと笑う

 

「…これが命がけの触れ合い…か、では他にやりたい人はいるか?」

 

(((絶対にやりたかねえ)))

 

その後シャチが火の輪をくぐったりダイオウイカがお手玉したりホオジロザメが空中でバク転を三回繰り返したり、リュウグウノツカイがフィアンマのマフラーになったりフィアンマがマンボウをサーフィンボードの代わりにするなど様々な芸があったがどれも地味だった

 

 

 

「いやぁ楽しかったなあ愛愉ちゃん」

 

「ええ、とっても楽しかったわ」

 

デートの帰り道、青ピと蜜蟻が笑いながら歩いている、それを遠くから尾行して見ている垣根達

 

「…なんだ青ピは愛愉の弱みとか握ってるとかじゃなかったのか」

 

「でも愛愉さんが青ピ如きと付き合ってる理由がわからないわねぇ…だって青ピさんよ?」

 

「だからお前ら青ピに恨みあんの?」

 

上条が弱みを握っているわけではないのだと安堵し食蜂は何故青ピなんかと付き合っているのかと首を捻る

 

「……ねえ覚えてる?一年前のあの日の事」

 

「…覚えてるで」

 

(あれ?回想に入りそうな展開になって来ましたわ)

 

蜜蟻が唐突に昔の事を覚えているかと尋ね青ピが頷く

 

「あの日自暴自棄になってた私を青ピ君が慰めてくれたんだよね」

 

「まあ可愛い女の子が泣いとったら助けるのが男の性て奴やからな…たく、カミやんたら酷いわ。フラグ乱立させておいて彼女作ったらカミやんに惚れてた女の子達がどうなるかも考えてないやなんて」

 

(……え?惚れてた?)

 

上条は青ピと蜜蟻の話を聞いて固まった

 

「一年前上条君が第五位としいたけ女…食蜂操祈と付き合ったて聞いて自暴自棄になってた時に青ピ君が止めてなかったら私達は付き合ってなかったと思うのよね」

 

「でもあの時は驚いたわ、なんせ身体中にダイナマイト巻いてカミやん家に突撃してカミやんと無理心中しようとしとったんやからな」

 

(え、なにそれ怖い)

 

蜜蟻はあの時ダイナマイトを全身に巻きつけて特攻しようとしていた所を止められなければ付き合っていなかったと青ピに笑って話す、だが上条は全く笑えなかった

 

「つまり…あの二人が付き合う原因を作ったのは…上条のフラグ体質の所為だったのかにゃーん」

 

「え!?上条さんのせいなんでせうか!?てか愛愉て俺の事好きだったの!?」

 

上条が初めて知ったと頭を抱えて驚く…すると両肩にポンと誰かな手が触れ上条がびくりと震える、そして恐る恐る背後を振り向くとそこにはにっこり笑顔の美琴と食蜂の姿が

 

「「ちょっと向こうでO☆HA☆NA☆SIしましょう」」

 

「」

 

上条は彼女二人に引きずれて行った、その後向こうの方から上条の叫び声と電撃が唸る音、ムチの音が響いたが垣根達は気にしない事にした

 

「私上条君の事が初めて出会った時から好きだったんだけど…今は青ピ君の方が大好きよ」

 

「カミやんより好きとか嬉しいわ、まあでも愛愉ちゃんが惚れるのはわかるで。カミやんはフラグ体質なのは腹立つけどええ奴やし優しいし一応料理はできるし…ボクなんかが勝てる要素一つもないわ」

 

「そんな事ないわよ、青ピ君はオタクで変態でドMの大能力者だし。インパクトだけなら上条君に劣ってないわ」

 

「……フォローになってないで」

 

蜜蟻は青ピのいい所を言うが全くいい所ではないと青ピが突っ込む、蜜蟻は冗談だとにこやかに笑った

 

「さて、俺はカップリング写真が取れて満足できたし帰るとするか、これ以上の尾行はあいつらの邪魔になるしな」

 

「いや尾行している時点でアウトでは?まあ、わたくしもそろそろ門限ですので失礼いたしますわ」

 

「俺も帰ってコーヒー飲むか」

 

「私も家で鮭弁食うわ」

 

「俺は今から学園都市を5周してから帰って寝る!じゃあな皆!」

 

これ以上の尾行は野暮だなと垣根が言うと彼は踵を返して立ち去ってしまう、帆風達も青ピの秘密が知れたからもう満足と家や寮への帰り道を歩き始める

 

(お、ていとくん達は帰ったみたいやな。全く人のデートを覗き見するなんて悪趣味やでほんま…普段ならイルカショーの時点でキスぐらいしとったのに…ほんまお邪魔虫やったわ)

 

なお青ピは垣根達がいる事を最初から気づいていた、それでも彼らに構わなかったのは自分の彼女を見せつける機会だと思ったからだろうか

 

「なあ愛愉ちゃん」

 

「何、青ピ君?」

 

「ボクと付きおうて良かったと思ってる?」

 

「?当然じゃない、そんな当たり前な事聞いてどうしたの?」

 

「いやなんもない、変な事聞いてごめんな」

 

青ピが蜜蟻に自分と付き合えて良かったかと尋ねると彼女は微笑んで頷いた。それを見て安心したように笑う青ピ

 

(カミやん、君のフラグ体質はこれからも続くと思うけど今の彼女二人を一途に想うてあげてな。ボクから言えるのはそれだけや、女の子一人だけでも恋愛は難しいのにカミやんは二人もいるんや…頑張りいや)

 

青ピはそう内心で上条を応援しながら愛愉と肩を寄せた…本来の歴史ならば超能力者の第六位となる少年はこの世界では彼女持ちのリア充だった

 

 

「ねえ、先輩のフラグ体質て何なの?何でそんなにフラグを乱立させるの?ねえ?」

 

「もしかして今でもフラグを立ててるんじゃないでしょうねぇ…もしそうなら……頼むから私達を犯罪者にさせないでねぇ」

 

(彼女二人の愛がグラヴィティ……でも可愛いから凄く嬉しい、やっぱり俺は幸せだー)

 

なおその応援されている少年は絶賛不幸中(幸福中)だった

 

 

 

 

 

 

 

 




こんな水族館はないわ(断言)。フィアンマさんは笑いも戦闘もいける扱いやすいキャラ、はっきりわかるね。ミコっちゃんとみさきちはヤンデレ(かどうかはわからない)、上条さんは原作よりある意味幸せ

さて次回から漸くエステルちゃん登場、とあセラのアニメも始まったしこれからエステルちゃんが出て来るSS増えるかな?まあとあセラはあまり読んでないのでうまく書けるか不安ですが頑張ります!

では次回もお楽しみに!
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