そして今回と前回のテーマはずばり「とある以外とのコラボ」。てな訳で今回は第2弾、最後の少しだけコラボします。因みに前回のSAOと今回コラボするのは出版社繋がりです。SAOも面白いですけど今回コラボするのも面白いんですよねー…アニメ化してないけど(ボソッ)でもかなり人気があるので皆さんご存知だと思いますよ
今回はやや暴走気味…それでもオッケーならどうぞお読みください!
「最近カップリングが足りないぃぃぃ!」
「いきなりどうしましたの垣根さん?」
「その名もカップリング大作戦!学園都市中のカップル達から恋人未満親友以上の奴らのカップリングを撮りまくってやる!」
「……垣根さんは平常運転ですわね」
そう言って帆風は溜息を吐く、だが彼女は彼を止めたりしない。自分が言っても垣根は止まらないだろう。何故なら彼は垣根帝督なのだから
「でも都合よくカップリング写真が撮れるとは思えませんが…どうなさるおつもりで?」
「簡単さ、こいつを使わせてもらう」
「?こいつ?」
帆風が都合よくカップル達がイチャイチャするものかと呟くと垣根はニヤリと笑う、そして未元物質の義手である右手を崩し始め右肩から天使の姿をした竜を呼び出す
「あ、ドラちゃん」
「その略し方はやめなさい。某猫型ロボットを連想しちゃうから…こいつは知ってると思うが竜王の顎だ。だがこいつは他の竜王の顎とは違う
「違う…能力?」
ドラちゃんこと天使型竜王には幻想殺し以外の能力もあると垣根がドヤ顔で言うと帆風は首を傾げる
「そう、こいつは俺の
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
「ダサいですわね」
純愛空間という新能力の名前を聞いて帆風はシンプルに、単純にダサいなと思った。だが垣根と竜は満足げだった
「こいつの羽にカップリング対象を当てればどんな奴もカップリングを見せてくれる。例えそれがギルガメッシュだろうがゴジラだろうが関係ねえ。俺の竜王の顎…いやセルピヌスは世界を
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
能力は至ってシンプル、羽を当てた対象二人にカップリング現象を起こさせる。ただそれだけである。だがその能力の効果は何者にも抗えず、当たってしまえば怪獣王だろうがサーヴァントだろうが黄金バットだろうがなろう系主人公だろうが大満開友奈だろうがウルトラマンだろうが仮面ライダーだろうがコロンゾンだろうがエイワスだろうが関係ない。皆平等にカップリングを発生させる。それがこの能力なのだ
「これが
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
「……もうツッコミませんよ」
三対の翼を展開してドヤ顔をする垣根とセルピヌス、帆風はツッコむことをやめた
「さて、まずは実験台を探すか……お、いたいた」
垣根が発見したのはベンチに座っている誉望と猟虎。まるで猛禽類が獲物を見つけた様な顔になった垣根を見て帆風は被害者になるであろう誉望と猟虎に手を合わせた
「さあ行くぜ、セルピヌス!羽を飛ばすだ!」
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
「ドラちゃんはポ○モンですか?」
某トレーナーの様にセルピヌスに命令する垣根、セルピヌスは自分の羽を二枚誉望と猟虎に飛ばし二人の眉間に羽をが突き刺さる
「「痛ぁぁぁぁぁ!!!?」」
「……これなら何が起きるのでしょうか」
眉間に羽が突き刺さった事により痛みに悶える二人、そんな二人を哀れな目で見つめる帆風…だがピタッと二人の動きが止まり誉望と猟虎は肩と肩をくっつけ合う
「もう俺らが結婚して60年も経つスね、猟虎」
「そうですわね万化」
「……俺、猟虎と結婚出来て幸せっスよ」
「………わたくしもですわ」
「……お年寄りの夫婦?」
「いいねいいね!これはアレだ!結婚して幸せな日々が続いて老人になっても未だにその愛と情熱が燃えているて事ですね!?萌えるわぁ!!」
ーーーキュラアアァァァ〜♪ーーー
まるで老夫婦の様な会話をし始める誉望と猟虎、そののほほんとした幸せオーラに垣根とセルピヌスは身を悶えさせる、そして二人の眉間に突き刺さった羽は音を立てて崩れ始め正気に戻った二人はハッとした顔になる
「え?!なんスか今のは!?」
「は、はわわ…わたくしと誉望さんがけ、けけけけけけけ結婚…?それに名前呼び…はう」
「猟虎おおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!?」
猟虎はテンパりすぎて頭から煙を出して気絶する、どうやら二人が先程の様にのほほんとした光景を見せるのはまだ早い様だ
「さて!肩慣らしはこれくらいにして次のターゲットを探すぞ!」
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
「……はぁ」
そう言ってウキウキと次の獲物を探し始める垣根とセルピヌス、帆風はこれから先程の様な目に合う被害者達を哀れんだ
次に垣根がターゲットに選んだのはこの二人だ
「やっぱり牛乳は、ムサシノ牛乳だな!なあミイ」
「そうですよね、ムサシノ牛乳は世界一の美味しさですから」
「見つけ〜た♪」
ーーーキュラアアァァァ〜♪ーーー
「固法先輩、黒妻さん逃げてください」
黒子の先輩風紀委員である
「ほれ!
「もうネーミングセンスには突っ込みませんわ」
セルピヌスから放たれた恋の矢が二人の尻に突き刺さった
「「ああああぁぁぁぁぁ!!!」」
「うわぁ……」
凄惨な光景に思わず引き顔になる帆風…尻を抑えていた固法と黒妻だが暫くすると叫び声が止まり黒妻が固法から背を向け始める
「悪いなミイ、俺はこの馬鹿げた抗争を止めてくる」
「待って先輩!行っちゃダメ!あそこに行ったら先輩は……!」
「ああ、死ぬだろうな…だがよ、これ以上誰かを泣かせるわけにはいかねえんだ…分かってくれミイ」
「そんな……先輩」
(……あ、これ戦争映画でよくあるパターンですわ)
(成る程…そういう流れか!いいね!最高だね!)
まるで戦争物の恋物語の様な展開に垣根は目を輝かせて写真を撮りまくる、だが固法と黒妻のカップリングはまだ続く
「……もし生きて帰れたら俺は……いやこれ以上は何も言わねえ」
「先輩………」
「じゃあなミイ、必ず帰ってくる」
「先輩……先輩!!!」
(どうなるんですの…黒妻さんは死んでしまうのですか?それとも…)
(ヤベェ…続きが気になる!)
そう言って黒妻は遠くへと走り去ってしまう、そんな黒妻を見て固法は涙をこぼす。周囲の人達は「え?何が起こってるのコレ?」と不思議な目を向ける。帆風も急展開に胸をドキドキさせる
「……抗争が終わりを告げて2年、あの人は私の前に現れなかった…」
「……先輩、早く帰って来ないと私おばあちゃんになっちゃいますよ」
固法は青空を見上げながらそう呟く、帆風と垣根がごくっと唾を飲み込む。もしや黒妻は死んでしまったのかと…だがそんな彼女の背後にその人物はやって来た
「へぇ、おばあちゃんのミイか。それも見て見たい気がするな」
「!?………お帰り、なさい…先輩」
「ああ、ただいまミイ」
(うおおおお!!感動の再会シーンやでコレ!)
(…胸がキュンてなりましたわ)
最愛の人が生きて帰って来てくれたことを喜び抱きつく固法、それを見て涙を流す垣根とセルピヌス。帆風の胸はときめいていた…だが敢えて言おう、ここは公衆の場である。そして羽の効果がなくなれば…どうなるか御察しの通りである
「「…………///」」
(はいその羞恥の顔も頂きましたー!)
「ミ、ミイ?今のはきっと能力者の所為なんだ!おのれ能力者!」
「え、ええそうですね!おのれ能力者!」
能力が切れたことにより自分達が今までどんな事を公衆の面々でやっていたか理解し顔を赤くする二人。二人は大慌てで言い訳をするがふと気づく、黒妻のスキルアウトのメンバーである蛇谷が二人を呆然と見ていることに
「……」
「へ、へへへ蛇谷君!?ち、違うのよさっきのは…!」
「そ、そうだぞ蛇谷!さっきのはだな…!」
「……お二人ともお幸せに!」
「「いや話を聞いて!?」」
蛇谷はヤケにいい笑顔で幸せになってくれと親指を立てる、そして笑顔のまま二人の前から走り去ろうとし二人は慌てて追いかける。それを見届けた垣根はにっこり笑う
「さて次行こうか」
次のターゲットは公園にいたとある二人だ
「ほらマーク、もっといい声で啼けよ」
「ちょ!?ボスやめてくれませんか!?」
(……ドSがいますわ)
レイヴィニア=バードウェイが部下である恐らく30代前半の男性 マーク=スペースを四つん這いにさせ彼の尻に足を乗せていた。彼女の顔は嗜虐的で溢れ出るドSオーラを纏っていた
「実はレイヴィニアはマークさんみたいなおじ様系が好きでな。ああやってマークさんを虐めることで興奮してるんだぜ」
「うわぁ…ドSでおじさん好きとか…」
「そんなレイヴィニア達のカップリングを見せてもらおうじゃねえか」
垣根はそう言ってセルピヌスの羽根を発射する準備をする、だが流石はレイヴィニア。セルピヌスが羽を放つ前に垣根達の気配に気づく
「!?お兄ちゃ…垣根か、何をしようとしてるのか分からないが…逃げるか」
「ですね!」
「あ、逃げましたわ」
羽を放った直後にレイヴィニアとマークは一目散にその場から逃げ出す、普通ならば羽は二人に当たらずカップリングならず、となるであろう…だがそんな常識が通用しないのが垣根帝督である
「甘いぜ二人共、逃げても無駄だ。その羽は過去のお前らに当たる」
「「いやぁぁぁぁ!!?」」
「え!?さっきまでお二人がいた場所に羽が向かったらいつの間にか逃げた筈のお二人が戻って来て命中していますわ!?」
何を言っているか分からないだろうから説明しよう、羽は二人が先程までいた空閑に命中すると逃げた筈の二人がいきなり現れ二人の鼻に鼻フックの様に羽が突き刺さったのだ
「俺の羽からは決して逃れらねえ。逃げたとしても因果律を超え過去のお前らに羽を当てる。過去は未来、未来は過去。過去に当たれば未来にも当たる。ただそれだけだ」
「チート過ぎません!?」
つまりレイヴィニアとマークが少し前までいた空間に羽を突き刺すことにより因果律に作用し、過去の二人に羽を突き刺しそれを未来にまで影響を与え二人の未来を変える。それがこの羽の能力の一つだ。そしてマークは先程と同じ様に四つん這いになりレイヴィニアがマークの尻を踏みつける
「ほらほら!今どんな気持ちだ!?幼女に虐げられて興奮しているのかこの変態め!」
(…これはレイヴィニアさんのドSを満たす為のカップリング…?)
(いや違う…!マークさんを見ろ!)
靴をグリグリとマークの尻に食い込ませるレイヴィニア、そんな暴君の様な彼女にマークはムクッと起き上がって上からレイヴィニアを見下ろす
「なんだその目は?調教が足りんようだな、立場を分から「黙れ」!?」
レイヴィニアの言葉を遮ってマークがレイヴィニアを押し倒す、当然の部下の反抗に驚くレイヴィニアにマークは口を開く
「大人を舐めてると後悔しますよ?」
「……ッ!…ハッ!やって見ろよマーク。所詮お前など私の足元にも及ばないのだぞ?」
「……そうですか」
「え?おい何もしないのか?」
レイヴィニアはマークの低い声に怯えながらもやれるものならやって見ろと挑発する、マークはそんなレイヴィニアを黙って見つめた後彼女に何もせずに立ち上がり彼女は何もしないのかと尋ねる。それを聞いてマークが薄く笑う
「おや?何かして欲しかったのですか?」
「!?…は、腑抜けが…私に逆らえんだけだろうが」
「…そろそろ強がるのはお辞めになった方がいいですよボス」
「つ、強がってなど…「嘘ですね」!?」
強がるレイヴィニアにマークはまるで子供を見る目で彼女を見下ろす、その視線にドキッとするレイヴィニアの心情を知ってか知らずかマークは口を開く
「貴方はずっとこうなる事を期待していたのでしょう?私がいつか貴方に乱暴をする事を期待して」
「な、何を言う!?私はそんな事考えて…」
「では先程の顔はなんです?まるでおあずけをくらった子犬みたいな表情でしたよ」
「くぅ……」
自分に虐められるのを期待していたのではと言うマークに顔を若干赤くして狼狽するレイヴィニア、マークはそんな彼女の顎をクイとあげる
「そうそう、その顔の方が可愛らしいですよボス」
「!?な、何を言っているんだお前は//」
「素直になったらどうですボス?私に虐めてくださいと言えば虐めてあげますよ?」
「わ、私は虐めて欲しくなんかぁ…」
「はぁ……残念です」
「ぁ……」
マークはレイヴィニアの青い瞳を見つめたまま彼女自身が虐めて欲しいと言えばその願いを叶えると笑う、だがレイヴィニアが言葉を濁しているとマークは首を振って彼女の前から立ち去ろうとする…それを見た彼女は暫く恥とプライドどちらを取るか考え…マークの服の袖を掴む
「……ださい」
「……大きな声で言ってくださいボス」
「……い、虐めて、ください……///」
「ふ、とんだドMですねボスは…」
(キタコレ!これは主従逆転パターンや!ドSかと思わせて実はツンデレドM!表ではマークさんにキツく当たるドSお嬢様!そして裏では夜な夜なマークさんに首輪をつけられて四つん這いで散歩をさせられてるレイヴィニアを想像してしまった!)
(……アレ?何故わたくしは何故こんなにも興奮を…?)
顔を真っ赤に染め上げ虐めてくださいと呟くレイヴィニア、それを見てマークが微笑む…そんな光景を写真に撮る垣根にそれを見てときめく帆風…そして恋の矢の効果が切れレイヴィニアとマークは正気に戻り自分が何を言ったか理解したレイヴィニアは怒りと羞恥で染めマークの尻をぶっ叩く
「何をさせるか貴様ぁ!」
「すみませーん!」
吹き飛ばされるマーク、垣根と帆風はレイヴィニアの怒りがこちらに向く前に走り去って逃げた
「全くお兄ちゃ…垣根め!次会ったら覚えていろ!…さて、随分勝手な事を言ってくれたなぁマーク」
「ひ、ひぃ!?(私はあんなセリフを言うつもりはなかったんですよ!?全部垣根さんの所為です!)」
「覚悟はいいな、なら死ね」
「お、お助けぇぇぇ!!!」
レイヴィニアは杖をマークに向けマークは自らの死を覚悟する…だがいつまで経っても攻撃が来ないので不思議に思ってマークは目を開けてみる。レイヴィニアは顔を赤くしながらマークかれ目を逸らしていた
「な、なあ……い、虐めてくれないのか…?//」
「え、えぇ……」
赤い顔で虐めないの?と涙目で呟くレイヴィニア、そんなドSお嬢様の反応にマークは困惑した
お次のターゲットは上条と美琴、食蜂…ではなくそんな彼らをストーキングしているある二人
「おー、いい表情ですねー」
「お姉様のあんな顔は中々見れませんねー、とミサカは写真を撮ります」
ストーカップルであるスネークことミサカ17600号とアステカの魔術師エツァリ。このストーカップルのカップリングを見ようと垣根は羽根を発射させようとする
「さて…今まで恋の矢Ⅰと恋の矢Ⅱを見せた…これから見せるのは恋の矢IIIだ」
「IIIもあるのですね…で、羽根を放たないのですか?」
「いやもう放ったぞ」
「え?」
帆風は慌ててエツァリ達を見るが彼らに羽は突き刺さっていない…どう言うことかと帆風が首を捻ねった直後二人の首元に羽が突き刺さる
「「あぅ!?」」
「え!?いきなり刺さった!?」
「俺があいつらに羽を放ったのは現代じゃねえ、10秒先の未来…つまり今だ」
「未来攻撃も出来るんですの!?」
つまりそれは回避不可の攻撃、未来に攻撃を仕掛けるのだからそれを防ぐ手段はない
「もうそれチートてレベルじゃないですわよ…なろうでもないです」
「安心しろ、セルピヌスが未来攻撃や過去への干渉が出来るのはカップリングだけだ。つまりカップリングを起こす事しか出来ない攻撃て事だ」
「無駄に凄い能力なのに……それを戦闘に活かそうとしてくださいよ」
なおこの攻撃はカップリングを起こす事しか出来ない。そしてエツァリはいつの間にか花束を両手に持っておりそれを17600号に向ける
「好きです、結婚を前提に付き合ってください」
「……本気で言っているのですか?とミサカは問いかけます」
「ええ、自分は貴方を愛しています」
「……ミサカはクローンなのですよ?とミサカは薄く笑います」
「それがどうしたんですか?自分は貴方が好きなんです」
「…それはお姉様の代わり…としてですか?とミサカは皮肉げに笑います」
そう言って17600号は皮肉げに笑う、自分は御坂美琴のクローンなのだ。13万ほどで作れる動く肉塊、エツァリは自分を美琴の代わりとしてしか見ていないと皮肉げに呟くが
「いいえ、違います。自分は御坂さんよりも、貴方が好きなんです」
「……無理して嘘をつかなくてもいいんですよ、とミサカは悲しげな「嘘ではありません」!?」
その強い言葉に反応してエツァリの顔を見る17600号、彼の顔は真剣そのものだった。彼は口を開いて言葉を綴る
「御坂さんの代わりなんかじゃない、自分は貴方と言う一人の『人間』が好きなんです。クローンとかそんなの関係ない。自分は貴方が好きなんです」
「……貴方は馬鹿なのですか?とミサカは問いかけます」
「馬鹿でも構いません、貴方と一緒に居られるなら」
「……訂正します、貴方は大馬鹿野郎です。とミサカは涙を流しながら貴方に抱きつきます」
そう言って彼女は涙を流しながらエツァリに抱きつく、エツァリも17600号を抱きしめる…そんな二人を優しく包み込むように彼らの周囲には雪が降っていた
「……ヤバイ、尊すぎて泣けてきた」
「…何で雪が降っているのか気になりますが…涙が止まりませんわ」
ーーーキュラアアァァァ〜!(泣)ーーー
その二人の声に垣根と帆風、全アステカが泣いた。そして効果が切れると17600号は無表情な顔を真っ赤に染め急いでエツァリから離れる
「す、すすすすみません!何故か分かりませんがこの様な失礼をしてしまい申し訳ありません!とミサカは土下座をします!」
「いえ、平気ですよ17600号さん」
「な、何故師匠は平気な顔をしているのですか?とミサカは顔を赤くしながら問いかけます」
土下座をする17600号ににこやかなスマイルを向けるエツァリ、彼女は何故平気なのかと問いかけるとエツァリは笑って答える
「だって本当に事ですからね、貴方が好きと言うことは」
「え?今なんと…とミサカは…」
「自分は貴方が好きです、そう言ったのですよ」
「………えええええ!!?」
(急展開キタコレ!)
(…どうしましょう、何故か興奮しているわたくしがいますわ)
いきなりの告白に慌てた顔(無表情)をする17600号、エツァリは彼女の両手を握って彼女のハイライトのない瞳を見つめる
「もしよければ…自分と付き合ってくれませんか?」
「え?あ……え?えぅと、その…ええっと…」
「……ダメ、ですか?」
「いえこちらこそ喜んで!不束者ですがミサカでよければ!とミサカは混乱しながらOKを出します!」
「……どうやら俺はまた一つ、この世界に
「垣根さん……」
「ん?どうした潤子ちゃん?」
垣根が自分の蒔いた種のおかげでカップルが出来たと誇らしげな顔をしている中、帆風は真剣な顔を垣根へと向け口を開く
「カップリングて……いいですね」
「………ふ、ようこそこちら側の世界へ」
ーーーキュラアアァァァ〜♪ーーー
帆風はカプ厨に目覚めた、垣根は新たな同士に手を差し伸べる。それを祝福するかの様にセルピヌスはコーラスの様な咆哮を響かせた
「さてお次のターゲットは…!」
「あちらの方達です!」
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
もう完全にノリノリな垣根と帆風、セルピヌスが次のターゲットに選んだのは少し小太りな少年と常盤台の制服を着たウェーブのかかった栗毛の髪の少女だ
「はい!今回のターゲットは常盤台の一年生
「わぁ!見事に釣り合わないお二人ですわね!でもそこがいいと思います!」
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
マックスでハイテンションな二人と一匹が自分達のデートを監視しているとは知らずに笑いながら歩く馬場と湾内、そんな二人を垣根達とは別に後を追う二人の少女がいた
「湾内さん、ファイトですわ」
「中々お似合いの二人ですわ」
友達のデートを心配してついて来た泡浮と婚后がいた。そんな状況にも関わらず垣根は関係なしとばかりにセルピヌスの羽を放つ…そしてなんやかんやで羽は二人の背中に命中した
「「痛っ」」
「わ〜いつの間にか刺さってました〜でももう驚きませんよ?」
「これはなんかそう、まあ〜パーとしてグニャとして…あれだ…グワッ!とまるみをつけて刺したんだよ」
それは説明できない力だった。あやふやな力でこう羽をグワーンと飛ばし訳の分からない力で突き刺す、そんな感じの力だった。そして効果が現れたのか馬場が何処かへと走り去り湾内が近くの電信柱の前に立つ。そんな彼女を取り囲む様に六人ほどの不良が登場する
「へへへ、ネーチャン可愛いねー。俺らと三輪車でドライブしない?」
「こ、困ります…わたくしはこれから用事が…」
「まあまあ、お堅い事を言わず俺らと行こうぜ!」
(これは過去の再現?成る程二人の馴れ初めを再現してるのか!)
(成る程…と言うかあの不良さん達は何処から現れたのですか?)
湾内は男達に怯え男達は無理矢理湾内を連れて行こうとする…そんな不良達の前に馬場が現れた
「待てい!」
「あぁん?なんだこの豚は?」
「豚ではない……ポークと呼べ!」
「いやポークは豚だろ!」
「まあ細かい事はいい…彼女を離さないと酷い目に遭うぞ」
「あ?舐めとんのかこの豚は?ワイら怒らせたらどうなるか教えたらぁ!」
決めポーズを取る馬場に不良達は何故か持っていた鉄パイプを握りしめながら馬場へと走る、そんな不良達を見て馬場が不敵に笑う
「奥義 ひき逃げアタック」
「「「「「「ぎゃぁぁぁぁ!?」」」」」」
いつの間にか馬場は大型トラックに乗り込んでそのトラックで不良達を踏み潰した。紙の様にペラペラになった不良達は突風に飛ばされていく。そしてトラックから降りた馬場は湾内に近づく
「大丈夫ですかお嬢さん?」
「え、ええ…助けていただきありがとうございます…あのお名前は……」
「名乗る程の者ではありません…単なる通りすがりの豚こと馬場芳郎です」
顔を赤くしながらも馬場の名前を訪ねる湾内、彼は名乗るほどの者ではないといいながらも名前をちゃっかりと名乗る
「……は!わたくし達の最初の出会いを何故か分かりませんが再現してしまいましたわ!?」
「おや本当だ……あの時の不良も何故かここに来ていたし…今のは一体?」
「何が何だか分かりませんが…婚后さん!写真は撮りましたか?」
「完璧ですわ、湾内さんの恥じらい顔はちゃんとカメラに収めましたわ」
何が起こったのかと周囲を見渡す湾内と馬場、そして湾内の写真が撮れてホクホク顔の泡浮と婚后、垣根と帆風はそれを見届けた後さらなるカップリングを求めその場を去った
次に辿り着いたのは窓のないビル、次のターゲットは学園都市の統括理事長 アレイスター=クロウリーだ
「お次は学園都市の一番のお偉いさんですか!でもどうやって窓のないビルに入るおつもりなんですか?」
「入る必要はない、生きているのなら、神様だってカップリングにして見せる」
垣根はそう言うとセルピヌスに羽を発射させる、その羽は物理的質量を持たず窓のないビルの外壁をすり抜け中へと入っていく
「はぁ、子育てとは大変なのだな。赤ん坊のおむつの履き替えやら食事やら…ローズは大変だったと今更ながら理解した」
その頃アレイスターはリリスの子育てを頑張っていた、リリスが復活してから何年も経ち何故かずっと赤ん坊のままのリリスの世話をしているわけだが…この変態オヤジ、未だに子育てになれないのである
「はぁ…こんな時にローズがいてくれれば…ローズはいい女だった。料理は美味いし私の様な変人でも受け入れてくれたし…それに夜の相手も上手かったな。私の尻の穴に棒をねじ込んでSMプレイを嗜ん…」
そう卑猥な独り言を呟いていたアレイスターの尻の穴にセルピヌスの羽が奥まで突き刺さった
「そうこんな感じぃぃぃぃ!!!?」
アレイスターは激しい痛みのせいで大きく飛び跳ね尻を両手で抑えながら床に転がる
「尻が…!尻が…!二つに割れてしまうぅぅ!!」
『あら、それは元からじゃない』
「それはそうだ!……え?」
尻が二つに割れると叫ぶアレイスターに何者かが彼に声をかけアレイスターが固まる、その声には聞き覚えがあった。急いで背後を振り向くとそこにはとある女性が立っていた…その女性を見てアレイスターは口を開く
「………ローズ?」
自分の妻の名前を呟く、その一言を聞いたその女性…ローズはにこりと夫に微笑むと花弁が散る様に光となって消えた。それはまるでアレイスターを元気づける様に彼は思った。先程の光景は夢か幻か…アレイスターにはどちらでもよかった
「……ふ、さてこれくらいでへこたれる訳にはいかんな」
『お父さんお父さん、早くご飯ご飯〜と代筆中』
「はいはい、すぐ行くから待っていろ」
そう彼は呟いて娘に食事を届ける為に立ち上がる、そしてもう一度ローズがいた場所を見つめ微笑んだ後リリスへの元へと向かった
「ふ、先程放った恋の矢Ⅳは生と死すら覆す。カップリング対象が死んでる?なら逆に考えるんだ。蘇らせればいい…てな。まあ一時的なもんで大した能力じゃねえがな」
「いや死者蘇生の能力とか前代未聞ですからね?」
帆風はどうしてこの人はそんな凄い力をカップリングというしょうもない事に使うんだろうと疑問に思った。それだけの力があれば世界征服とか余裕そうなのにと心の中で思うが逆にこういう馬鹿が持っていた方が世界が平和になるのかも知れないと帆風は納得した
「さて恋の矢の最後の技 恋の矢Ⅴの能力を教えてやろう」
「最後の能力…どんな能力ですの?」
「ふ、聞いて驚け!世界線を越える能力だ!」
「……つまり?」
「ざっくり言うと並行世界、別世界、異次元…ありとあらゆる世界線を越えその世界に行ける能力て事さ」
「うわチートですね」
最後の恋の矢の能力はまさかの世界移動能力と聞き帆風が目を丸くする。というかもはやカップリング関係なしである
「これで別世界に行ってその世界でカップリング写真が撮れる、て訳さ」
「流石垣根さんですわ」
いな、こんな御大層な力もカップリングにしか使わないのがこの馬鹿である。二人はそう言うとセルピヌスから羽根を毟り取り自分の首元に突き刺す…それと同時にこの世界から二人が消えた
この世界には勇者がいる、彼女達はバーテックスと呼ばれる怪物からこの世界を守っている。その勇者の一人でもある
「くっそ……旋刃盤が…!」
「タマっち先輩……!」
「安心しろあんず…!タマが絶対に守ってみせるからな!」
球子は己が武器である旋刃盤を盾にしてスコーピオン・バーテックスの針を防ぐ…だが徐々に亀裂が入りもう破壊される瞬前だった。二人は死を覚悟して目を瞑る…だがいつまで立っても痛みは襲ってこない…疑問に思って二人が目を開ける…そして二人が目にした光景は……
「いやぁ〜いい海老が手に入ったぺ」
「海老フライにするぺ」
「「ええ!?バーテックスを揚げてる!?」」
垣根と帆風がスコーピオン・バーテックスを巨大な鍋で揚げていた。海老フライならぬバーテックスフライである。それを見て驚く球子と杏
「ちょ…何してるんだ!?てか誰!?」
「ていとくんです」
「帆風潤子と申します…あ、よかったら食べますか?」
「……あ、これ美味しいよタマっち先輩!」
「何食べてるんだあんず!?……あ、本当だ。美味いなこれ。こりゃタマらん」
バーテックスフライは意外としゃりしゃりしてて美味しかった by土居球子&伊予島杏
「お〜い無事か珠子、杏……てバーテックスが揚げられている!?」
「うわぁ〜、美味しそうだね!」
「食べちゃダメよ高嶋さん」
いつの間にか彼女らの仲間の勇者
「どうだ、お前らもこれ食わねえか?美味えぞ」
「む…美味いな意外と…そうかバーテックスは揚げ物にすれば美味しくなるのか…て、お前逹は誰だ?」
「わたくし逹並行世界から来ました。わたくしは帆風潤子、こちらの方が垣根帝督と申します」
「へぇ…潤子ちゃんとていとくんかぁ。私は友奈。よろしくね」
「……郡千景よ、本当に美味しいわね」
「え?そんなに美味しい?そっか…それなら」
もぐもぐと戦闘中なのに揚げ物を食べ始める勇者逹、それを聞いて嬉しく思った垣根はハチマキを巻いて屋台を設置する
「ここで俺はうどん屋を開く!」
「「「「「揚げ物屋じゃなくて!?」」」」」
「俺に常識は通じねえ…それにお客さんも来たしな」
「あ、本当です。オープン初日からこんなにもお客さんが来るなんて…流石垣根さんですわ」
「え?お客さん…?」
友奈がこんな所にお客さんが来るのかな?と思い背後を見ると後ろから無数の星屑が襲来していた
「「「「「いやお客さんじゃなくて敵!」」」」」
「でもあいつら金持ってなさそうだな…無銭飲食はお断りだ」
「ではわたくしがお引き取りして来ますね」
敵じゃんと叫ぶ勇者逹に対し垣根は客じゃないのかとそっぽを向く、そして帆風が星屑逹を追い返す為にトコトコと星屑逹の元へと歩き始める
「ダメだ!バーテックス逹に近づ……」
「
若葉は帆風を止めようとしたその直後、帆風はその身にガブリエルを宿し天体制御で夜へと変え、空高くに地平線の果てまで覆う巨大な魔法陣を展開する
「「「「「……へ?」」」」」
「『神戮』発動ですわ」
直後空から星屑逹に向けて火の矢の豪雨が降り注いだ。一発一発が星屑逹を容易く屠る威力を込められておりその数億を遥かに超える。その一撃により四国へ攻め入っていた星屑及びバーテックス逹は全滅した。ついでに世界各地にいた星屑逹も殲滅しておいた
「ふぅ…無銭飲食はダメ絶対、ですよね皆さん」
「「「「「ア、ハイ」」」」」
勇者逹は思った、「あ、この人デタラメだ」と。垣根はバーテックスフライをうどんの中に入れバーテックスうどんを作っていた
「あ、そうだ。写真撮っていい?今時百合カップルはなかなか見なくてさ…そこの百合カップルさん」
「た、タマ逹はカップルなんかじゃ…」
「カップルじゃなくて姉妹です」
「あんず!?」
(わぁ、アンちゃん積極的〜!)
(私も高嶋さんを性的な意味で食べたい)
(おい)
垣根が百合カップルの写真を撮ってもいいかと尋ねる、それに対し球子はカップルじゃないと否定するが杏は真顔でカップルではなく姉妹ですと笑い球子は赤面した
「いいね、最高だね!あ〜赤面顔とか癒されるんじゃ〜」
「撮るな撮るな!てかお前らは何をしに来たんだ!?」
「カップリングを求めてここまで来ました」
そうドヤ顔でパシャパシャと百合カップル逹の写真を携帯に収める垣根、そんな時帆風が持っていた携帯が鳴り響き帆風は電話に出る
「はい、こちらうどん屋です…あ、はいご注文承りました」
「ん?出前の依頼か?」
「はい、天の神という方と神樹様という方がバーテックスフライを食べたいと注文が入りました」
「「「「「何考えてるの神様逹!?」」」」」
「んじゃ、出前行って来まーす」
「わたくしも出前に行ってまいりますわ」
垣根はそう言って三対の翼を展開し高天原にいる天の神の所へ、帆風は神樹様の所へダッシュする
「……結局あいつら何者だったんだ?」
球子の問いには誰も答えなかった
その後バーテックスフライを食べた天の神はその美味しさに舌鼓を打ち、自分でも最高の揚げ物を作る為に毎日スコーピオン・バーテックスを揚げては試食しているらしい。その所為で食あたりを起こし天に召された
神樹様はバーテックスフライを食べたと同時にその美味しさのあまりに散華してしまい、その散華と共に放出された力で世界は元の世界へと再生させ枯れ果て崩壊したその体は石油となった
その後の勇者逹はうどんを食べて余生を過ごした、そしてタマっち先輩とあんずんは姉妹の様に幸せに暮らしました。そして死ぬ時も一緒に仲良く天に召されましたとさ、めでたしめでたし
「ところでいつになったら元の世界に帰れるのですか?」
「……帰り方が分からないて言ったらどうする潤子ちゃん」
「……垣根さんの馬鹿」
その後二人はちゃんと帰れました
のわゆアニメ化しねえかなー、というわけで今回のコラボは勇者であるシリーズの「乃木若葉は勇者である」でした。作者は妄想で時々「上条さんがもしのわゆやわすゆの世界にいたらどうフラグを立てるのかなー」て想像しちゃうんですよ。絶対上条さんのことだから死亡キャラに生存フラグと恋愛フラグを立てるぞ(確信)
ていとくんの竜王の顎の新能力はあの天使型のドラゴンの原作での能力が羽を突き刺す事による洗脳をカップリング発生能力に変えるだけの力に置き換えただけです。因みにセルピヌスという名前はメソアメリカの神話に登場する竜天使 カンヘルの創造主から
最初はもはや準レギュラーのゴーグル君と猟虎ちゃん、次に固法先輩と黒妻さん、そしてレイヴァニアちゃんとマークさん、まさかの湾内さんと馬場君。まさかのローズさんと再会(?)したアレイスターにコラボでタマあん(ただし要素はほぼゼロ)…もはやカオス
次回は大覇星祭なので頑張って書くぞー!次回もお楽しみに!