はい、それは僕のことです、まあそんな下らない話は置いておくとして…今回は四大天使vsていとくん達です。結構無理矢理なところがありますが気にせず読んでください
後これは単なる愚痴ですが…昔感想を送ってくれた人達が最近感想を書いてくれなくて悲しい。まあ別に個人の自由だからいいんですけど…僕の作品がつまんなくなったのかな?とか思って…はっきり言いますと自分感想が来るたびやる気が増して描くのが早くなるんです(個人的主観)。無駄な話をしてすみませんでした
ロシアでは現在の時刻は午前九時過ぎ…まだ朝空が広がっている時間である。にもかかわらず夜空が広がり星が瞬いていた。明らかな異変。そんな大異変の中に一際目立つのが上空に佇む四体の天使…いや
「lnfsy殲oulz滅okt」
右手に剣を、左手に天秤を持つ炎の翼の悪魔の名は
「ayxyzl契nvslw約oklzo果qlm」
孔雀の様に広がる水晶の如き氷の翼が特徴的な悪魔
「ntogld『座』onv帰yntwqlm還yxvsoecj」
黒革の1メートル程の厚さと大きさを誇る本を持つ今にも崩れそうな土塊の翼を広げた悪魔
「xvld魔onv女ov最ont優vxv先ly抹ykt殺yk」
魚を模した杖を持ち背中には暴風の翼が生えた悪魔
「ふ、ふはは…凄い。凄いぞ……あの十字教最強の天使四体を私が…このニコライ=トルストイが意のままに操っているのか!」
とある雪原にニコライは立っていた。本当の拠点からでは上手く命令がしにくいと上里の仲間である絵恋から教わり仕方なしに外に出てきたニコライだが天気達の力を見て欲望に塗れた俗物的な笑みを浮かべていた。仮にも十字教徒であろう者がこの様な笑みをしてもいいのかと思うほどの笑みでニコライは口を開く
「感無量だ…これで私は無敵!上里翔流やその仲間達、イギリス清教の後ろ盾などもういらない!私と言う個人そのものが組織の様な存在なのだから!」
彼は慢心していた、四大天使を手に入れた自分は無敵だと。上里も上里勢力もイギリス清教もローラ=スチュワートの協力も必要ない。四大天使だけで自分は学園都市やイギリス清教、ローマ正教に並ぶ組織の枠組みになったのだからと
「これで私はロシア成教を…いや!世界すらも牛耳れる!」
ニコライは自分には誰も勝てないと笑った。そして同時刻。彼の
「onv死ynv!」
「ハ、俺を舐めてンのか?」
ミカエルが剣を振るう、それを翼でガードする一方通行。黒い翼が棍棒の様に振り落とされそれをミカエルが天秤を掲げ天秤は右への傾く。翼が不自然に軌道を曲げ右へと逸れてしまい攻撃はミカエルには当たらなかった
「ァ?攻撃を逸らしやがったのか?」
天秤には攻撃を逸らす力があるらしい、そう判断した一方通行は天秤を警戒しつつもミカエルの右手の剣を危険視する。あれは自分の反射でも逸らし切れず自分の身体が切断される可能性すら感じる…あの剣は黒い翼で防ぐか回避しなければと判断する
「lnt戒oazuq!」
ミカエルがノイズのかかった声を上げると一方通行に向かって音速で飛来し剣で斬り裂こうとする、一方通行は黒い翼を盾にして防御。もう一つの翼でミカエルを攻撃するが天秤により軌道を逸らされる
「cno悪okt排aorl除oamdfe!」
一方通行から距離を取ってミカエルは剣に炎を宿す。その炎はミカエルの象徴たる元素 火。あらゆる存在概念を焼き尽くす炎である。それを剣に宿し一方通行へと一閃、盾代わりになっていた黒い翼が剣に斬られるも一方通行は剣を回避する。そして雪原が縦に切り裂かれ行きを一瞬で蒸発させロシアの深い雪の大地は汚らしい土の大地へと変わった
「……どンなけ威力高ェンだよ」
剣は大地へと当たっていない、単なる剣を振るった斬撃波と余波の炎で大地が裂け雪が溶けたのだ…その恐るべき威力に流石の一方通行も冷や汗を流す。だがこの程度で諦めるわけがない
「イイねえ、やり甲斐があるってもンだ。雑魚じゃ話になンねェからよ」
「blrzk死lnty!」
「ギャハハ、学園都市にいた頃じゃ俺に攻撃を当てられる奴なンざていとくンと上条だけかと思ってたが…世界てのは本当に広いなァ…だけどよ」
翼を広げ突進して来るミカエルに対し一方通行は右手を向ける、そしてゆっくりと右手を下へ下げるとミカエルの動きがガクン止まり下へと落ちようとしていた。慌てて一方通行の正体不明のベクトルから逃れるミカエルを見て一方通行は口を開く
「お前が俺に勝てるとでも思ってンのか?」
そう言って明らかな挑発の笑みを浮かべる一方通行、それを見てミカエルは剣を握りしめ一方通行を八つ裂きにする為に接近し一方通行は笑って黒い翼を横に振るう
「すごいパーンチ!」
「jynak防lmw御ugl」
削板は空中で凄いパーンチを放ちそれをウリエルは光の壁で防ぐ。そしてウリエルは自分の周囲に光の球を形成しそこから光線を放つ。ファンネルの如く空中を自在に動く光球から放たれる無数の光線、それを削板は赤青黄色のカラフルな爆発を背負って防ぐ
「okd森urblmfk羅lksy」
そして今度は荒れ狂う暴風が、天より落ちる落雷が、降り注ぐ雹の雨が削板を狙う。これに対し削板はその身一つで全ての攻撃を受ける
「効かーーん!!!」
落雷が直撃し感電しても、雹の雨が削板の身体を殴打しても、暴風が削板の皮膚を裂いても削板は顔色一つ変えない
「根性があればなんでも出来る!血が出ても止まるし拳はもっと強くなる!これが俺の能力…いや根性だぁぁぁ!!!」
彼の能力である原石は自分だけの現実を根性の思い込みで強化している。ウリエルは本をペラペラとめくり削板の心に攻撃を仕掛け廃人にしようとするが…
「む?精神系の力か?だがそんな小細工は俺には通用せんぞ!」
「……lks馬onlsy鹿lxs?」
その攻撃を削板は難なく跳ね除けてしまった、流石のウリエルも目を見開いて驚く。だが攻撃の手を緩める事はなく絶えず光球から光線が幾度なく発射される、それを削板は拳に蜃気楼の様な謎の波動を拳に纏う
「これが根性だ、根性があればどんな攻撃も効かねえしどんなに硬くても砕ける。それが根性て奴だ。お前にはそれがあんのか?なら見せてみろ…俺とお前の根性…どっちが上かな」
「ynlty消nlbyyrt」
「て、おい!?そこは真っ向から戦う流れだろ!逃げるなこの根性なしが!」
ウリエルは付き合ってられないとばかりに上空へと飛翔、それを根性なしと叫ぶがウリエルは気にせず上へと上がり本があるページを開き天に巨大な雷が形成される
「……プラズマか?」
これぞエデンの園の門を守る炎の剣、それは稲妻である。侵入する者を滅ぼす滅の剣は雷光の如き速さで削板へと放たれる。削板はおろかロシアのほぼ全土を焦土と化す一撃だ。それに対し削板がとった行動は…
「電気か…美琴や潤子も電気を使うよな…ん?まてよ?二人が使えるのなら俺も使えるかも知れねえな」
自分も電気を扱えるのでは?と考えた削板は自らの手を合わせそこから電気を帯びる。それを見て彼は笑った
「よっしゃあ…やれば出来んじゃねえか。やっぱ根性は偉大だな」
空気中の粒子が励起してプラズマ状態にして削板の拳がそれを纏う、本人も初めての試しだが上手くいった様だ
「行くぜ……スーパーウルトラメガエレクトロオーバードライヴマグネチックライトニングすごいパーンチ!!」
プラズマを纏った拳がウリエルの放ったプラズマと激突。光が瞬き空気が破裂し爆音が空に響く、プラズマ同士の激突により衝撃破が発生しウリエルもその爆風を喰らう…そしてウリエルが油断した瞬間削板が音速の二倍で迫り拳をウリエルの顔面に叩き込む
「oblblsガlnlgljoァjovwg!?」
地面へと激突するウリエル、四枚の翼を広げてウリエルを見下ろす削板。ウリエルは怒りの咆哮を上げて土塊の翼を乱暴に羽ばたかせ空へと舞い戻っていく
暴風の翼を纏った悪魔 ラファエルは風の刃を飛ばし麦野の原子崩しと撃ち合っていた。原子崩しを暴風の壁で防ぎ、自身の風の羽は原子崩しの壁で防御される。ラファエルは杖を振るうと台風の如き風圧と全てを薙ぎ払う暴風が放たれ麦野は0次元の極点で回避する
「tkobi滅obles殺nvgl」
「チッ、何言ってんのか全然わかんねえんだよ木偶人形!」
万を超える原子崩しが全方位からラファエルを狙う、ラファエルの視界全てを閃光で覆い尽くし逃げ道を塞ぐ。だがラファエルは焦る事なく杖を振るいそよ風が周囲一帯に吹く…それだけで原子崩しが霧散していく
(風で原子崩しを…電子を乱した?)
麦野が今の現象の事を考えていると再びラファエルが杖を振るう、そして麦野の近くに心地よい風が吹き目の前のラファエルの姿がいきなり消えて彼女の背後にラファエルが現れる
「な!?」
杖を振るい下ろすラファエルに対し麦野は原子崩しの剣でそれを防ぐ、今のは風が吹く場所に転移する術式か何かだろう
「vlazbu風yk」
「天使の術式てやつか…いや今は悪魔…面倒だから天使でいいか」
風が吹く、荒れ狂う鎌鼬が麦野の身体を裂こうと迫る。麦野は0次元の極点で移転してそれを避け翠光の翼がラファエルを焼き切ろうと真横に振り下ろされる。それに対しラファエルは自らの杖でそこ翼を受け止める
「ynvok愚royk愚vnobvy愚ynv」
「笑いやがって…余裕なのも今の内だかんな」
馬鹿にする様な笑みを浮かべるラファエル、麦野はそれに怒りつつも自分の翼を受け止める杖に驚いていた
「あの杖…天使の武器なだけあって簡単には壊せねえ様だな…」
あの杖はそう簡単には壊せない、それを本能で理解した麦野は原子崩しを数百も放ちラファエルはそれを風の盾でガード。ラファエルは杖の先から暴風を発生させ麦野はそれを原子崩しの壁で防ぐ
「キリがねえな。たく、厄介な奴を呼びやがったなニコライてクソ野郎は…しかもこいつと親父強さの奴が四体…頭痛くなってきた」
麦野は一体だけでもこの強さなのに同じくらい強い奴が後三体もいるのかと頭を抱える
「……ま、考えても仕方ねえ。さっさと倒して次に行くか」
「ynlno愚bynslsok行goblvr」
「……前の御使堕しとは比べ物にならない純度の
「まあ、皆さん翼持ちですからね…それに垣根さんが虚数学区を展開している影響でほんの僅かですが弱体化しているのも要因の一つかと」
そんな会話をしながら二人はガブリエルが放った数百数千の氷の刃を翼で、拳で弾いている。ガブリエルは背中の氷の翼を意図的に分解し氷の破片を持って二人を排除しようとするが二人はそれをもろともしない
「nvo範ylk定lnb下on準vmn了ono
夜空が瞬く、半径一キロの領域に降り注ぐ数千万の破壊の礫。火の矢の豪雨が大地を焼き尽くさんばかりに落ちる、神話を再現するその一撃は普通ならば防げない…そう
「邪魔だ!」
「消えてください!」
未元物質の翼が何百メートルも伸び、音速以上の速さで火の矢に刺突を繰り返し一突きで消滅させていく。帆風が宿したメタトロンの光の杭が火の矢と激突し対消滅を起こす。それにより神戮は全て防がれてしまう
「benvsv第njgo二lvs破。mek撃leo準備ln開lrt始ln。『一掃』再ynl投lm下nlで三十秒」
「チッ、面倒くせえ野郎だ…おい当麻。お前らはニコライをとっ捕まえてこい」
「え?でも居場所が…」
「それならもう特定済みだ…あいつはここからそう遠くない場所にいる」
再び神戮を落とそうとするガブリエルにうんざりした顔をする垣根、垣根はここの近くにニコライがいると呟いて上条達に捕まえさせにいく
「……私達は手を貸さなくていいの?」
「ハ、俺を舐めてないかミコっちゃん?俺は学園都市の第一位だぞ?」
「それもそうねぇ、でも潤子先輩は気をつけてね」
「お気遣い痛み入りますわ女王」
垣根は三人に探索魔術で特定したニコライの居場所を教えると三人はニコライを捕まえに走り出す、それを見届けた垣根と帆風はガブリエルが再び放った火の矢の迎撃を開始する
床が…いや部屋全体が揺れる。
「……苦戦している様だな。まあ彼の手腕では当然だが」
「そうどすなぁ、全くニコライはんは獲冴はんや宛那はん達以上に使えん駒やわぁ」
「そろそろ潮時とちゃいます?この要塞を地上に浮上させた方が…」
「いやまだ早い…ニコライが倒されてからコレを地上へと出そう」
「上里はんがそう言うなら…ウチは構いまへんよ」
絵恋はニッコリと笑う、そして上里の部屋から出て行く…そして扉が閉まる音がした後また扉が開く音がし上里が振り向くとそこには彼の義妹が立っていた
「……調子はどうかなお兄ちゃん」
「
「いや特に、お兄ちゃんの様子を見に来ただけだよ」
「そうか、なら出て行ってくれ。ぼくは今こう見えても忙しいんだ。どうやって学園都市を倒すか考えてるところでね」
「……分かったよ」
去鳴に割と冷たい態度で部屋から出て行く様に言って上里はパソコンの画面に映る天使と超能力者の戦闘に目を移す、そんな
「……勘違い馬鹿お兄ちゃんめ」
ニコライは不満げだった、自分の最強にして最高の手駒である四大天使達が超能力者達を倒せず苦戦している事が腹立たしかった
「くそ!早く倒せ!お前達は主が創生した最強の天使達なのだろう!早くあのガキ共を殺せ!」
ニコライは手に持った赤青黄緑の四色の杖を振るってガブリエル達に指示を送る。だが天使達の攻撃を防ぐ超能力者達を見てニコライは歯軋りする
「なんだこの醜態は!?聖書に名を記されし天使達があんな餓鬼に…!?上里め!不良品をつかまされたのか?!」
自分の思い通りにならないとなればそれをすぐに
「お前がニコライ=トルストイか」
「!?だ、誰だ!?」
そこに立っていたのは上条と美琴、食蜂。三人はニコライを睨みながらゆっくりと足を進めニコライに近づく
「このオッさんが黒幕……はぁ、なんかやる気が失せたわ」
「同感、ワンちゃんが化けてた方がまだ威厳力があって黒幕感があったけど…本物は小物なのねぇ」
「だ、黙っていればいい気になって…許さんぞ!来い!ミカエル!ガブリエル!ラファエル!ウリエル!こいつらを殺せ!」
美琴と食蜂がこんな奴が黒幕かとため息を吐く、それにキレたニコライは杖を掲げて四大天使をここに向かわせ上条達を殺そうとするが…天使達は来ない
「な!?」
「当然だろ、一方通行達と今そいつらは戦ってるんだぞ…来れるわけねえじゃねえか」
「ぐぬぬ…使えん木偶人形めがぁ!」
ニコライは先程まで最強と呼んでいた天使達を木偶人形扱いし、それを聞いた上条はもうお前の言葉など聞きたくないと拳を握って走り出す
「!ま、待て!私はニコライ=トルストイだぞ!?ロシア成教の司教でこの世界を統べる王になる…」
ニコライの言葉の途中で上条は顔面に拳を叩き込む、ニコライの歯が何本か折れて地面に落ちる。彼の唇の端が切れて口から血が流れる。情けない声を上げて雪に倒れるニコライ、彼が手放した杖が雪に落ちる
「……これか」
上条が右手で杖に触れガラスが砕けた様な音と共に杖は色褪せ砕け散った。これでニコライの命令を天使達は聞かない…安堵した上条達だがニコライはニヤリと笑った
「馬鹿め、それが破壊されれば天使達は言う事を聞かず世界を滅茶苦茶にするぞ。貴様達の所為で世界が滅ぶのだ!」
「……滅びねえよ」
「……なに?」
ニコライの妄言を上条は切り捨てる、そんな事はないと断言する上条になにを…とニコライが歪んだ顔を向ける
「垣根達は天使なんかに負けないからさ」
ミカエルの剣が一方通行の首を狙って横薙ぎに振るわれる。それを一方通行は翼で防御しながら片方の翼から羽を飛ばしミカエルは天秤でそれをガードする
「onlチッsync!」
「くそ…渋とい奴だな」
一方通行もミカエルも実力は互角…いやミカエルの方が若干上回っていた、その為決着がつかない…ラファエルと麦野、削板とウリエルも似たり寄ったりだった
「だぁ!しつこ過ぎるだろ!もう台所の悪魔以上のしつこさだな、お前ら天使てのは!」
「lky辱onvy許ykl」
「超すごいパーンチ!」
「ynlo渋ykl!」
麦野の極太の原子崩しがラファエルへと放たれラファエルは杖を振るい暴嵐を巻き起こす、万物を穿つ
「ykt『一掃』nl再okv投lkg下lky」
降り注ぐ滅びの雨、その礫を破壊するべく帆風はメタトロンの杭を虚空から出現させ破壊し垣根は未元物質の羽を飛ばしたり烈風や白いカブトムシ達の砲撃で滅びの雨からロシアの大地を守る
「以前よりも強い上に前より仲間が少ないから少しキツイな…まあ潤子ちゃんがいるから平気だけど」
「そう言ってくれると嬉しいですわ」
垣根の虚数学区の展開で弱体化させても未だに猛威を振るうガブリエルに流石の垣根と帆風も冷や汗を流す、それに御使堕しで出現した時よりも遥かに強くなっている…恐らくこの夜空…つまりガブリエル達に有利な星空になっている事以外にも前は四大元素の歪みの影響でガブリエルはミカエルのフォーマットと混ざり合っていた所為で弱体化していた…だが今は理由は分からないがガブリエルは純粋な状態…何の混ざりがない水の天使の力で構成されていた
「……こりゃニコライじゃなくて誰かの差し金だな。誰かがガブリエル達のフォーマットを一時的に元に戻したみてえだな」
「成る程……純粋な状態に戻ったから強くなったのですね…」
「ああ、歪みがなくなったから本来の強さに戻った…てのもあるがこの中で一番強いのはガブリエルだろうな。何せ自分の属性強化の為に夜にしてんだからな」
「成る程…つまりガブリエルに関しては夜だから強くなっている……と言う事ですね」
ニコライではない誰かがガブリエル達の歪みを正し本来の『座』に戻した。垣根は心底余計な事をしたもんだと苛立った顔をする
「せめて妖精化みたいに弱体化出来ればいいんだけどな…あいつらの天使の力の総量を減らしたりとか」
「……総量を……減らす?」
「ああ、俺の虚数学区でも力が全然減らねえからもう少し弱体化すればアー君が楽だからな」
「……弱体化、総量を減らす…そうですわ、
垣根が弱体化出来ればいいのにと呟くと帆風は少し思考する、そしていい案を思いついたと言わんばかりに笑う、彼女は大きく息を吸い込みメタトロンを解除し新たな天使を降ろす…その天使の名は
「lnl天使vky力xvnoy!?!」
「ーーーー!?」
天使は物質的な肉体は持たない、天使とは天使の力の塊だ。そのガブリエルを構成する天使の力が一気に薄らいだ。そう帆風の天使崇拝は天使そのものをその身に降ろす天使専用の神降ろし。ガブリエルの天使の力をその身に降ろす事など容易、水属性の「
「……成る程、ざっくり言えばアックアの真似か」
原作において神の右席であるアックアは自分の力全てを失う事でその身にガブリエルの半分以上の天使の力を詰め込んだ…それでも精一杯だったのに彼女は滝の様に汗をかくだけで済んでいる…それを見て垣根は笑った
「……凄えよ、俺でもそんな事出来ねえてのに…」
天使崇拝だからこそできた事、かつて神の力の身体に魂が入り込んだ彼女だから出来た事だろう…降ろす対象が顕現し抵抗しているからか通常の半分程度しか天使の力を発揮出来ないが…
「これで…星の位置を……ズラします!」
天体制御を発動しガブリエルが自分の属性強化の為に夜空にした天空を元の朝空に戻してしまう、その為折角強化した属性が弱まりガブリエルの大威力を誇る大規模破壊術式 神戮も発動できなくなってしまった
「yuvo力lsonoがsag!?」
「kafg抜nvxz馬vno!?」
「wuojf理解vnlsybvo能kremj!?」
だがそれだけではない、火、水、風、土、四属性はそれぞれ力の端を担っていると同時に他の全ての属性に影響を与える…つまり水を司るガブリエルでも火や風を扱う事は理論上可能なのだ。そしてガブリエルは月を司る天使、月とは古代では魔術の源とされた、故にガブリエルは天使の中でも魔術に長けている、だからミカエル達の召喚が可能だったのだ。そしてミカエル達の属性強化も自分を強化する事で彼らの強化も担っていた…だがその強化も星空が変わった事で終わっている。ミカエル達は先程よりも総量の二割ほどの天使の力を喪失してしまった
「……理屈は分かンねえがチャンスみたいだな」
「そう見たいだにゃーん」
「正々堂々じゃねえのが残念だが…こっちも負けられないからな」
三人は今がチャンスだと理解する、天使達はこれしきで自分達が負けるものかと自分達の武器を一方通行達に向け攻撃を放とうとする
「「「vwole殲nvt滅ykvy!」」」
力が弱まった?だからどうした。彼らは四大天使だ、いくら弱体化したとはいえ並みの魔術師なら抗えず国をも滅ぼせる戦闘力を誇る、いくら弱まったとしても天使達は負けない。特にミカエルは天使の中でも最強の強さを誇る…ミカエルは悪魔の王すら断ち切る剣を掲げ一方通行を斬り伏せようとし…
「
「nvxl何nlktvysl!?」
ミカエルの力が大幅に減った、帆風が天使崇拝でミカエルの天使の力を宿したからだ。ミカエルの全てを斬り伏せる剣の力が目に見えて弱まっていく…驚愕に染まるミカエルだが彼の胴体に黒い翼が直撃する
「kvuvzガjncafgァxvysl!?」
「おィ、俺を無視していいのか天使様?」
ミカエルは地上へと叩き落とされる、それを笑いながら見下ろす一方通行…それはまるで天使が悪魔を天空から見下ろしている様にミカエルは思えた
「nvsy屈vnljt辱koxsy絶tlysy許yuv!!」
ミカエルは炎の翼を広げ音速を超えた速度で一方通行へと接近し剣を振るう、それに対し一方通行も黒い翼を全力で振るいミカエルの剣とぶつけようとする。両者ともその速度は音速を超えていた、そしてミカエルの剣と黒い棍棒の様な羽が激突し…ミカエルの剣は叩き折れた
「nlulytluty!?」
「あばよ」
ミカエルは二つに裂かれた、腹部が抉り取られた様に消滅し剣の残骸と共に地上へと落ちていく…それは彼が倒した
「……ま、帆風がいなけりゃ負けてたかもな…そんなけお前は強かったて事だ。悪く思うなよ」
「vxvydag倒vulz」
「ハッ……ガンマン気取りか」
ラファエルは自身の周囲にいくつもの渦巻く風を携える。それは全てを斬り裂き穿つ風の弾丸だ。それをガンマンの様に構えてラファエルは麦野を狙う。麦野は自分の周囲に普通よりも威力を高めた数十発の原子崩しを携える…上空に風が吹く…ガンマンの如く構える二人…そして自身の敵めがけてラファエルは風の弾丸を、麦野は原子崩しを放つ
「「…………」」
風が吹く、二人は攻撃を放った後も自分の敵を見据え睨み合う…だがそれも長くは続かない
「………ッ!」
「bcvoニィynvt」
麦野の服が裂けそこから赤いシミが広がり始める…自分の攻撃が当たったのだとラファエルは確信しニヤリと笑いトドメを刺そうとし…バラバラと彼の四肢が地上へと落下した
「………nvnなvnv?」
「……終わりだな」
何が起こったとラファエルが考えた時には時すでに遅し、数万を超える原子崩しが全方位から放たれラファエルはその光に飲み込まれ消えていった
「私は相手に鉄砲を向けられても相手より早く原子崩しを撃つ自信がある…まあ早撃ちで私に勝てるとは思わない事にゃーん」
麦野はそう戯けてもういないラファエルに告げた
念動砲弾がウリエルへと放たれる、ウリエルは光の壁を作り攻撃から身を守りつつ火の玉を削板へと放つ。削板はそれをその身で耐えつつ拳を握りしめ念動砲弾を放つ
「すごいパーンチ!」
「oklwクッoj!」
削板はウリエルの攻撃を根性で能力を高めて防御する、そして根性を入れて念動砲弾の威力を上げる。ウリエルは距離を保ちながら本のページをめくり様々な魔術を放つ、だが削板には何のダメージもない
「遠くから攻撃してばっかりだな!お前には根性がないのか!?」
「kyxt舐kvzj!」
ウリエルは本を消し自分の近距離最強の武器である炎の聖剣を手に取る、そして土塊の翼を広げ削板へと音速以上の速度で迫る
「お、自分から向かってくるか…よし!ならこれからは
ウリエルの炎の聖剣と削板の謎の蜃気楼を纏った拳が激突する。袈裟斬りの様に削板に斬りかかる、それを拳で弾く削板。今度は唐竹割りの様に両手で剣を握り破壊力を高めて放つ、それを白刃取りする削板
「やるな!さっきは根性なしと言って悪かった!お前は中々根性があるな!」
「nvkv巫nvg山bvt戯klt!」
削板はウリエルを褒めるがウリエルには舐めているようにしか見えない、力を入れ削板を脳天から真っ二つにしたいウリエルだが削板は聖剣を両手で挟んだままウリエルの腹部に蹴りを入れる
「すごいキック!」
「nvxvjグnvt!?」
吹き飛ばされるもウリエルは土塊の翼を広げ空中で静止する、そして削板は挟んだままのウリエルの聖剣を投げ捨て拳を構える
「これが最後の一撃だ…耐えられるもんなら耐えてみやがれ」
「nvuvt舐uvkt舐nyksァntァkァァkvj!」
ウリエルの怒りの叫びが空に響く、翼を広げ突進するウリエル…だがその動きを削板は見切っていた
「ハイパーエキセントリックウルトラグレートギガエクストリーム…もっかいハイパーぁぁぁすごいパーンチ!!!」
削板の目の前にまで接近したウリエルを襲ったのは凄まじいほどの正体不明のエネルギーを纏った削板の拳だった。その拳はウリエルの顔面へと放たれ頭部を柔らかい木の実を潰す様にグシャと潰しその余波で雲が衝撃で吹き飛ばされる
「……俺の勝ちだ」
ピクピクとウリエルの身体が動き腕が削板の体へと伸び指先が動く…だが光の粒子となってウリエルは完全に消滅し削板は自分の勝ちだと笑った
「馬kvgv鹿gfdb……神kvy如kyvj者nt…神kvsvnso薬ksy…神krys火nvj…悪夢nvy」
ガブリエルは自分と同格の力を持つミカエル達がやられた事が信じられなかった。これは悪い夢だと言いたげに消滅した仲間がいた場所に視線を動かす
「……さて俺らも片付けますか」
「ですわね」
「!?」
だがガブリエルは忘れていた、自分も化け物を相手にしているのだと。白い天使の様な翼を広げる垣根にガブリエルと同じ天使を降ろす帆風…更にはミカエル達を倒した超能力者まで来てしまってはガブリエルに勝ち目はない…そう判断したガブリエルは氷の翼を広げ空へと飛翔する
「逃げる気か」
ガブリエルは自我のないロボットの様なものだ、故に形成不利となれば逃げる。ただ逃げるだけではない。南極の氷を全て溶かし自分の属性強化に使う…そう考えているのだ。そうすれば垣根達にも勝てると信じて…その自分の行いのせいで世界が滅びようがガブリエルの知った事ではない。ガブリエルの目的は自分本来の『座』に戻る事、その為なら何をしてもいい…そう御使堕しの様に…
「ま、逃す気はねえけどな…行くぞ潤子ちゃん」
「ええ……
だが二人がガブリエルを逃がす訳がない。垣根の未元物質の翼が垣根から分離し帆風の右腕へと巻きつき翼の先端が重なり合い槍の様な形状となる。そして帆風はサンダルフォンを降ろす。以前病理を倒したあの技をガブリエルに放つ気だ。天使の力と未元物質、ことなるエネルギーが混じり合い融合し凄まじいエネルギーが誕生する
「nvvtなuglvtyr……」
「終わりです」
莫大なエネルギーの塊である純白の槍がガブリエルを貫いた。直後槍から純白の光がガブリエルを飲み込みガブリエルの身体を崩壊させていく
「kihrjまた…人kvso負nvt……」
その一言と共にガブリエルは消滅、元の位相 へと消え去った
「……これで終わりです」
「……だな」
一方通行と削板、麦野が雪原へと降り立ち翼を消す、垣根も敵がいなくなったからか力を抜き帆風もホッと息を吐き出す
「これで後はニコライのクソ野郎をとっ捕まえるだけだな」
上条達が侵入した軍事施設…正確にはその地下にある
「……絵恋」
「はいな」
「もうニコライには用はない……要塞を
絵恋にそう言った後上里は扉を開けてどこかに行こうとする、それを絵恋が首を傾げて声をかける
「何処へ行く気どす?」
「
そう言って上里は地上へと向かう、絵恋は軽く手を振って上里を見送る…そんな絵恋と上里を去鳴は複雑な顔で見ていた
案外呆気なかったなガブリエル達…これは彼らが弱いのではなく作者の実力不足です。本当にすみません…でも一応弱体化させましたし、ミカエルなんか特に弱体化させられてた…つまりそうでもしないと苦戦しちゃうからなんですよね…流石は十字教の天使、特にミカエルはクソ強いのでこうでもしないと倒せないから仕方ないね
ガブリエルが他の天使達を召喚できたのは自分の属性を強化する夜に変えたからと召喚に有利な星の配置にした事、そして上里達の儀式でガブリエルから別のフォーマット(ミカエルのテレズマ)が取り除かれていたことが理由です。劇中では説明し切れませんでしたのでここで解説しました
さて次回は上里が動き出す?ロシア編の最後をお楽しみに