色々と暴走して書いた、でも後悔はしてない。反省はしてます。では今回も思い切り笑ってくれれば嬉しいです
同人誌には時々神作品がある
「今年もやって来たわよ、そうこの学園都市のビッグイベントである コミックコロセウム…略してコミムに!」
「「いや略し方」」
コミックコロセウム、略してコミム。その略し方はどうなのかとゴーグルこと誉望と猟虎がツッコミを入れた
「悪いわね皆、私の趣味につき合わせちゃって」
「いつもの事っスからね」
「でも何で殆ど会ったこともない私達にも頼んだんだよ?」
「だって貴方達に頼めば手伝ってくれそうだって思ったんだもの」
心理定規が手伝いとして呼んだのは誉望達だけでなくインデックス、ステイル、神裂、黒子、風斬、三馬鹿弟子も手伝いに呼ばれていた
「で、コミムでしたか?確か同人誌なるものを売るようですが…同人誌とはなんですか?」
「同人誌て言うのはね、今ではアニメやら漫画の二次創作を書いてある本…てイメージがあるけど本当は文学や俳句やらのオリジナル創作を書いていた本のことを言うの。それが廃れた後はアニメとか漫画の二次創作、果てはオリジナルを書かれた本の事を同人誌、て言うようになったのよ」
神裂が同人誌とは何かと尋ねると心理定規は分かりやすく説明する、それを聞いてへぇと魔術師組は関心を持ったように心理定規の話を聞いていた
「因みに私が書いた本は当然カップリング本、そして値段は……0円、つまりタダよ」
「え?タダなの?お金とか取るんじゃないの?」
「いいえ、取らないわ。そもそも同人誌ていうのは非営利的の強い少部数の商業誌の事を
「……君は聖女か何かかな?」
心理定規はこの本は全てタダだと言うとインデックスが目をパチクリさせる、心理定規は自分はカップリングの尊さを世の中に知らしめたいだけでお金はどうでもいいと真顔で言うとステイルは聖女か何かかとツッコむ
「ですがその考えは素晴らしいです。この本一冊一冊を作るのにお金を沢山使ったのでしょうに…一切の見返りを求めないとは」
「因みに今回のラインナップは大人気の当麻×美琴×操祈の同人誌「いちゃいちゃイマジンメンタルレールガン」に一方通行×打ち止めの「君の心にラストレータ」 麦野×浜面の「超能力者でも恋がしたい」 土御門兄妹の「血の繋がった兄妹同士の恋て萌えるよね」…そして最新のカップリングである削板×アリサの「根性番長の秘密の文通」 垣根×帆風の「メルヘンですが何か?」 エツァリ×スネークの「ストーカーだけど愛さえあれば関係ないよね!」 ヴィリアム×ヴィリアンの「王女がヤンデレで私の貞操を狙っているのである」 インデックス×ステイルの「君の為に僕は生きて死ぬ」 一方通行×エステルの「師匠との禁断の恋」 誉望×猟虎の「ゴーグル」 青ピ×蜜蟻の「ボクの本名は藍花悦やで」…そしてイギリスのとある人物に頼まれた騎士団長×神裂の「騎士団長は告らせたい」てタイトルの同人誌を何千部も持ってきたわ」
『多いな!』
神裂が素直にその考えは立派だと言い全員が頷きかけた直後、心理定規が持ってきた本のタイトルを全て言い全員が多い過ぎるとズッコケた
「いくらなんでも多過ぎるんだよ!どんなけカップリング本を書くのさ!?」
「私のカップリング本の数は常軌を逸してるわ」
「私の兄さんみたいに決め台詞を言わないでください!」
心理定規はドヤ顔で決め台詞を言い放ち風斬がそれを聞いて自分の義兄を連想する、やっぱりカプ厨の友達はカプ厨である
「でも意外と人気が高いのよ、全部タダとはいえ全部売り切れちゃうくらいなんだから」
「マジですの…ではどんな本なのか拝見させてもらいますの」
黒子がそんなに人気なら読んでみたいと上条達のカップリング本を手に取る、そしてページをめくり……涙を流した
「え!?なんで泣いてるのくろこ!?」
「……神ってる、この本…マジ神ってますの」
「な、泣くほどなのかい!?ちょっと僕達にも読ましてくれ」
ステイルは「いちゃいちゃイマジンメンタルレールガン」の本を手に取る、そしてページをめくる…そこにはエロいシーンなどなかった。ただ純粋にデートを楽しんでいる三人のカップルの姿が綺麗な絵で描かれていた
「………あ、これは神ってる。主が舞い降りてるよこの作品」
「………尊い」
「……アーメン」
ステイルが真顔でこの作品には神の加護がついてるわとこぼし、神裂とインデックスは両手を合わせ神に感謝の一言を告げた
「すみません…同人誌というとエロい事しか書いてないかと思ってました…でもこの作品は違いますの…これは何というか……好き」
「語彙力が崩壊するほど…ああ、でもなんだろうこの作品…読んでると胸が苦しくなってくる」
「ふ、これが私の同人誌よ…エロなど不要、カップリングの尊さでハートを射抜く」
彼女の本にはエロだとかそういうシーンは全くない。なのに引き込まれるほどの尊さがそこにあった。その本を読んで全員が涙を流した
「こ、これは……!俺と猟虎の日常での俺らがまだした事がないデートが書かれている!?」
「は、はわわわ!垣根さんと帆風さんの作品…笑いありのギャグかと思わせて…最後でどんでん返しのラブストーリーでした!」
「な!?騎士団長が告るんじゃなくて神裂さんが告った!?まさかの展開!?」
「「俺はオマエが好きなンだよ!」…普段とのギャップがまた…エステルと打ち止め、両方のカップリングもいいですの!」
「エツァリさんがカッコいい…だと?」
各々がカップリング本を読んでいる中、心理定規は会場の自分が出店する本を売る場所に辿り着きテーブルを置いたり商品を置いたりと一人で淡々とこなしていた
「ふぅ…こんな感じかしらね。今回はいい場所に当たったし沢山のお客さんが来るから頑張らなくちゃね」
そう独り言を呟く心理定規の前にゾロゾロととある集団がやって来る
「おお、心理定規じゃねえか。久しぶりなのよな」
「あら、貴方達もやっぱり来たのね」
(ん?何処かで聞き覚えが…まあ気のせいでしょうね)
その声の主を神裂は何処かで聞いた事があるような…と思うがまあ気のせいだろうと削板とアリサのカップリング本を読む…するとポンポンと神裂の肩を誰かが叩いた
「あの……もしかして
「え?」
神裂が後ろを向くとそこに立っていたのは自分がかつて所属していた「天草式十字凄教」の仲間の一人のショートヘアーの少女 五和だった
「な、
「いやそれはこっちのセリフなのよな女教皇…まさか女教皇も同人誌を?」
「いや私は心理定規さんのお手伝いに…て、今女教皇
天草式とまさかこんな所で再開するとはと驚く神裂、それを見て心理定規が神裂の横に立つ
「あら同人サークル「天草式」の皆さんと知り合いなの?」
「ど、同人サークル?」
「ええそうよ、彼等は同人誌を書くサークルの一つ。五年前に突如としてこの業界に降り立った異端児…それが天草式よ」
「えぇ!?天草式が同人サークル!?私が抜けた後に何があったんです!?」
いつの間にか同人サークルになっていた天草式に神裂が訳がわからないよと頭を抱える、そんな彼女に建宮が苦笑しながら口を開く
「いや〜、なんか驚かせてすまないのよな。実は俺達同人サークルデビューをしまして…これは俺達天草式のマイベストフレンドである垣根帝督からの「お前ら同人誌描けば?」の一言から始まり…今に至るのよ」
「貴方ですか垣根帝督!?」
天草式がおかしくなった原因は垣根かと神裂が叫ぶ、やっぱり垣根は頭がおかしいやとインデックスは再認識した
「でも売れ行きはいいんですよ!心理定規さんと違ってお金はとりますけどギリギリまで安くしてますし…あ、もし良かったら女教皇も読んでください」
「ど、どうも…」
五和が神裂に本を手渡す、神裂はそれを受け取ってタイトルを見る…タイトル名は「ドタパタ天草式 参」と書かれていた
「壱と弐は!?てかなんですこのコメディ感溢れる名前は!?」
「これは我ら天草式をモチーフにした笑いあり、涙ありのマンガなのよな。これは天草式と呼ばれる秘密結社が数年前に姿を消したリーダー カンザキを主人公のタテミヤとイツワ、そして愉快な仲間達が探しに行く話なよよな」
「ふむ、絵と内容は悪くはなさそうだね。うん、普通に面白いと思うよ」
ドタパタ天草式、タテミヤとイツワというダブル主人公が仲間達と共に行方不明になったリーダー カンザキを探すストーリーである。王道的ながらもギャグが入ったこの作品は学園都市では今少し話題のプチブレイク中なのだ
「まさか女教皇がいるとは思わなかったが今年こそ勝つのは俺らなのよな」
「今年こそ勝たせてもらいます」
「ふふ、負けないわよ」
(……何この雰囲気)
ビリリと視線をぶつけ火花を散らし合う天草式と心理定規。完全にバトル物展開じゃんとインデックスはツッコミざるを得なかった
「よしお前ら!頑張って女教皇達に勝つぞ!」
『応!!』
「いや私は別に貴方方の敵というわけでは…て、誰も聞いていない…」
天草式は負けてなるものかとテキパキと作業を始める、神裂は変な事になったと溜息を吐く
「ふふ、今年もやる気いっぱいの様ですね天草式の皆さんに心理定規さん…ですが今回は私達が勝ちますよ」
「!?お前達は…!?」
(またややこしいのが出て来た)
そう発言したのはラクロス部のユニホームの様な服を着たスカートから悪魔の尻尾の様な物を生やした中学生くらいの黒髪の少女だ。その後ろにも同じ服を着た少女が三人立っている
「貴方達は…同人サークル「新たなる光」のレッサーにベイロープ、ランシス、フロリス」
「新たなる光…イギリスの結社予備軍ですね」
「何でこの会場には魔術関係者が多いんだ」
またしても魔術関係者かと神裂とステイルが頭を抱える、何故学園都市はこうも侵入しやすいのか
「今回の同人誌は自信作です、そうそれがこの「東京ニャンダフル・ザ・ワンコ 其の五」です!」
「東京ニャンダフル・ザ・ワンコ?」
「新たなる光が書いている非擬人化の動物物語よ。犬猫達がのほほんと暮らす日常生活を描いた物語で動物達は決して人語を話さず鳴き声だけで話す…しかも犬猫だけでなくマッコウクジラからライオンまで出てくるわ」
「人気あるんですの?」
「一部のマニアと子供達には大人気よ」
東京ニャンダフル・ザ・ワンコ。東京都を舞台とした犬猫達の日常を描いた作品で犬猫だけでなく何故かマッコウクジラからライオンまで出てくる動物系漫画でよくある人語を話す動物が出て来ない珍しい作品だ
「カップリング?ギャグコメディ?そんなものはもう古い、時代は癒しです。そう今はアニマルセラピーの時代!この本で貴方の疲れを癒してみませんか?」
「今ならウチらの看板ペットである「スフィンクス」の肉球を触れるよー」
「そしてスフィンクスの絵が描かれた缶バッチもオマケについてくるわ」
「てなわけで買ってください」
「にゃー(へい、そこの可愛いシスターちゃん。肉球触ってみる?)」
レッサーが本を掲げて時代はアニマルセラピーだと笑う、ランシスは両手でスフィンクスという三毛猫のオスを抱えベイロープがその猫の絵が描かれた缶バッチを見せる。フロリスが棒読みで買ってくれと呟くとスフィンクスは可愛らしくにゃーと鳴き声をあげる
「くっ!何だその可愛い猫は…そんな猫がいたら思わず買ってしまうだろ!」
「あの猫…なんか私が先に見つけていたら同じ名前をつけて飼ってたかもしれないんだよ」
ステイルはスフィンクスの可愛さに思わず本を買いそうになってしまう、それを神裂は七天七刀をフルスイングさせる事で事なきを得た
「今回もいい同人誌ね。でも勝つのは私よ。今年もナンバーワン コミムチャンピオンに選ばれるわ」
「それはこっちのセリフよな。今年こそ俺達天草式がナンバーワン コミムチャンピオンになるのよ」
「それはこっちのセリフです。ナンバーワン コミムチャンピオンの栄光はは私達新たなる光が手に入れ、私達の存在を知らしめ英国に観光客を呼び寄せます」
「……ねえ白井さん、ナンバーワン コミムチャンピオンて何かな?」
「きっと一番凄い馬鹿て意味ですの」
ナンバーワン コミムチャンピオンとは、コミムで一番同人誌が売れた人のみ与えられる名誉ある称号なのだ
「因みに私は3年連続 ナンバーワン コミムチャンピオンよ」
「だがその伝説も今日まで…この天草式がナンバーワン コミムチャンピオンなのよ!」
「イギリス魂を見せてやりましょうベイロープ!ランシス!フロリス!」
「「「おー!」」」
熱い、熱血漫画かと思うほどの炎のオーラが背景として浮かび上がるほどだ。たかが同人誌でここまで熱くなれるのかとインデックスはすげーと思った
「で、そのなんとかチャンピオンになったら何がもらえるの?」
「?いやないけど」
「……え?」
「その称号が貰えるだけで何も賞品とかないわよ、ただ皆その称号の為に頑張ってるのよ」
「そうよな、寧ろ賞品なぞ不要なのよ。俺達はナンバーワン コミムチャンピオンの称号が目的。そしてその称号を手に入る事で…女教皇が帰ってきても恥ずかしくない様にしておくのよ」
「いやそんな称号に何の意味が…まあでも来週辺りに天草式に帰ろうと思ってましたが…」
「私達はナンバーワン コミムチャンピオンを取ることでイギリスにはこんな同人作家がいると知らしめイギリスまで私達の本を買いに来てもらう事が目的です…そしてイギリスの良さをもっと広める…これで私達の懐もイギリスの懐も暖かくなる!まさに一石二鳥!」
「……私にはよく分からない世界なんだよ」
変人ばっかりだな、そうインデックスは思ったのだった。そんなこんなでコミムでの仁義なき同人誌売りが開始されるのだった
「はいはい、「いちゃいちゃイマジンメンタルレールガン」と「君の瞳にラストレータ」ね。大事に読んでね」
「えーと、「メルヘンですが何か?」と「師匠との禁断の恋」だね。ひょうか持ってきて」
「うん、これとこれだね」
「浦上!対馬!ドタバタ天草式の壱と弐を持って来てくれ!」
「はい!」
「分かったわ」
「さあさあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい!東京ニャンダフル・ザ・ワンコを買うと今ならうちのマスコットであるスフィンクスの肉球を三分間触り放題とスフィンクスの缶バッチがオマケについてきますよ!そして…フロリスが脱ぎます!」
「脱がねえよ馬鹿!」
「にゃー(ほら触んなさい。優しくしてね)」
コミムが始まって一時間が経過し、心理定規と天草式、新たなる光の同人誌は飛ぶ様に売れる。流石はチャンピオン候補なだけはある
「ねえショタの本はないのかしら!?え?それならフレンダ×加納の「彼氏はショタてわけよ!」があるですって?それは十八禁かしら?」
「ステイル君、ちょっとこのショタコンを消し炭にしてくれる?」
「了解した」
「ショタァァァァァァ!!!?」
「はぁはぁ…み、御坂さんのエッチい本があると聞いて……て、これ全部非エロじゃないですか!脱がないんですか!?」
「神裂さんお願い」
「七閃!」
「うぎゃあああああ!!?」
約2名変人がいたが
「ふう…結構売れてるスね」
「もうあれだけあった本がなくなってます」
誉望と猟虎が驚くほどに本は圧倒と言う間に売れてしまい、残り数はあと僅かとなっていた。天草式と新たなる光も似た様な感じだ
「ここまでは前回と同じ…でも最後まで油断しないわよ」
「ご注文は「騎士団長は告らせたい」でよろしいですの?」
「なんの!ここからが俺達の本当の戦いよな!五和、浦上、対馬、牛深、香焼、諫早、野母崎!天草式に古くから伝えられる人を引き寄せるフォーメーションをするのよな!」
『了解!』
「まだまだですよ!スフィンクスの肉球触り放題の時間を三分から五分に延長します!更にフロリスとランシス、ベイロープのスク水写真までつけちゃいますよ!」
「「「ざけんな!!」」」
「にゃーん(やれやれ猫使いが荒いぜレッサーちゃん)」
そしてすぐに同人誌は全て売り切れほぼ同時に三チームの本は完売した
「ふぅ…疲れたわ」
「…さ、流石に大変だったのよな」
「あ、暑いです……」
心理定規、建宮、レッサーは流石に疲れたのかぐでーとして机に倒れてだらーとする
「お疲れ様なんだよメジャーハート。はいお水」
「お疲れ様です建宮斎字、天草式の皆に的確な指示を送る手腕…お見事でした。流石は教皇代理です」
「にゃー(ご褒美に頬ずりをしてあげよう)」
インデックスが心理定規に水を渡し神裂が見事なチームプレイを実行した建宮を褒める、スフィンクスがゴロニャーンとレッサーに頬ずりする
「後は誰がナンバーワン コミムチャンピオンに選ばれるかね…まあ私に決まってるけど」
「寝言は寝てから言うのよな。ナンバーワン コミムチャンピオンは俺達なのよ。そしてそれを取って漸く胸を張って女教皇が帰ってきてくれるのよ」
(……やっぱり明日辺りに天草式に帰りましょう。そして全員学園都市に呼びましょう。うん、それがいいです)
「何言ってるんですか、こっちにはスフィンクスや脱ぎ要員のランシスがいるんです…勝つのは私達ですよ」
「なんで私ばっかりなんだよ!お前が脱げよ!」
全員がそうやってのほほんとしていた時だった
「ブヒィ、今日も沢山売れたんだな…これで暫く遊んで暮らせるんだな」
ブヒブヒと鼻息を荒くして呟く豚としか言い表せない…いや豚と呼ぶのも本物の豚に失礼な贅肉まみれの男を見てステイルが口に咥えていた煙草を落とす
「……なんだいあの体重200キロは超えてそうな肉ダルマは…?」
「確かあいつの名前は
「まあ簡単に言えば同人ゴロとか同人イナゴて奴なのよ。俺達と違ってオリジナル作品を書かず二次創作ばかりに手を出しいかがわしい本を売って儲ける…はっきり言ってああいう奴は好きじゃないのよな」
「それに作品に対する愛がないですしね。あ〜やだやだ。ああいった輩が一番レッサーちゃんは嫌いなんです」
心理定規達からの評価は散々で嫌悪感マックスな目で蝗を見る、インデックス達もそれを聞いてあまりいい顔はしない
「ブヒィ!今日は寿司特上に焼肉なんだな!やっぱり同人誌はサイコーなんだな!原作者からアイデアパクって利益は独り占め!サイコーなんだな!」
「……あんな大人にはなりたかねーですの」
黒子が氷点下の様な冷たい目を蝗に向ける
「で、でもいくら原作愛がないとはいえあれだけ売れるて事は一種の才能ですよ!」
「まあ、世の中結局はお金が一番大事だし…考えは人それぞれだしね」
五和があれも一種の才能だとその場の空気を変えようとしベイロープもそれに同調する、心理定規達は納得がいかないが我慢するかと思ったその直後
「いやぁ原作者様々なんだな!オリジナル作品とか考えるのや書くのは面倒くさいしその点二次創作ならキャラとか考える必要はないし…それに口調とか違ってもエロかったら問題なし!エロければ客も買ってくれるんだから本当に同人誌を売るのってチョロいんだな!楽に稼げるし…これなら一生働かなくても生活できるんだな!」
「「「(ブチィ!)」」」
(あ、逆鱗に触れたんだよ)
蝗が言ったセリフが彼女らの逆鱗に触れた。もう怒りを通り過ぎて悟りを開きかけな心理定規達の顔を見た一同は石化した様に動けなくなる
「……やる?」
「やるのよな」
「やっちゃいますか」
心理定規は腕をポキポキ鳴らす、建宮とレッサーはフランベルジェと鉄の手袋を取り出す、そして心理定規がゆっくりと蝗に向かって歩き出す
「ねえそこの貴方」
「ん?……むほぅ!?か、可愛いんだな!も、もしかして僕に惚れたのかな!?」
(うわぁ…女子に話しかけられる=惚れられたに繋げるて…気持ち悪いです)
(まだインデックスさんを見て鼻を伸ばしてるししょーの方がマシです)
(あの豚、豚の丸焼きにしていい?)
顔を赤くしてブヒブヒ言う蝗を見てメアリエ達がドン引きする、そして心理定規はニッコリ笑って蝗の人体の下半身にある急所に思い切りハイヒールで蹴りつけた
「同人誌馬鹿にしてるんじゃないわよキッーク!」
「ブヒィィィィィィ!!!?」
『ぅ!?』
『うわぁ……』
その光景を見て男性陣は自分の息子を両手で隠した。それを見た女性陣もドン引きしハイヒール越しに嫌な感触がした心理定規は露骨に嫌悪感で染まった顔をする
「きゃああああ!誰か助けて!この豚が私のお尻を触ってきたの!」
「ブヒ!?」
(嘘だ、思い切り嘘なんだよ!)
心理定規は大声で蝗に尻を触られたと叫ぶ、それを見てインデックスは冤罪じゃんと内心ツッコむ
「なんて最低な野郎なのよ!俺達はちゃんとその現場を見たぞ!この変態め!」
「レッサーちゃんの目は節穴じゃないんですよ!この豚野郎!」
(いやどう考えても節穴だよ!てかこれもうリンチだよね!?いいの!?)
建宮とレッサーがフランベルジェと鉄の手袋でボカスカと蝗を殴る、インデックスはもうこれいじめだと思った
「じゃあトドメの……ロケットランチャー」
「ブヒィィ!?死んじゃうんだな!それ死んじゃうんだな!?やめてください!なんでもしますから!お願いします!」
「じゃあもう二度と愛のない同人誌を描かないて誓うか?」
「破ったら鉄の手袋で貴方のその粗末な○○○をもぎもぎフルーツですよ?」
「ひぃぃぃぃ!!分かったんだな!もう二度と同人誌は書かないから許してほしいんだな!」
ロケットランチャーを取り出した心理定規を見て蝗が土下座する、建宮とレッサーが武器を向けながらもう二度と同人誌を書くなと脅すと頭を床に擦り付けながら描かないと宣言する蝗…それを聞いて心理定規達は笑みを浮かべて口を開く
「「「ラブ&ピース!」」」
「どこがですの!?」
「明らかに武器と力で脅したんだよ!」
黒子とインデックスのツッコミが会場内に響いた
『え〜では今年のナンバーワン コミムチャンピオンを発表したいと思います!』
コミムも終わりの時を迎え、今年のナンバーワン コミムチャンピオンを知らせるべく金髪オールバックに黒いスーツを着てサングラスをかけたちょび髭のナイスミドルな司会者がマイクを持って叫ぶ
(まあぶっちぎりで私の優勝でしょうね)
(勝つのは俺達なのよな)
(イギリスの為…負けられません!)
(……この台詞だけ聞けばスポ根マンガに見えるんだよ)
腕組みをしながら自分達の勝利を確信する心理定規、建宮、レッサー…そして司会者がナンバーワン コミムチャンピオンの名を告げる
『今年のナンバーワン コミムチャンピオンはアレイスター=クロウリーさんです!』
「ナンバーワン コミムチャンピオンの称号…とったどー!」
「「「予想外過ぎるダークホース!?」」」
まさかのアレイスターだった
『いやぁ、凄くエロかったです。絵も綺麗だし何より愛を感じましたねー。因みにこの同人誌の主人公の縦ロールの少女とホストみたいな格好をした主人公の先輩てモデルはいるんですか?』
「勿論だ、我が友と友に恋心を抱く少女をモチーフにしている…まあ私がその二人に「さっさと付き合ってエロい事しろよ」て妄想を膨らませて描いただけなんだがね」
『成る程、しかしこのヒロインの○○○のシーンとか清楚なお嬢様なのに△△△しちゃったりする所とかエロ過ぎるでしょ!特に××××してるシーンとかもう私の息子が起き上がっちゃいますよ!思わず前屈みです!』
「まあ仕方ないだろう……何せ男は…みんなエロいからな」
「「「………」」」
(…し、死んでる)
アレイスターは自分の知り合いを同人誌のキャラにしてエロい事をさせていた。インデックスはそれにドン引きしながらも隣で真っ白になって燃え尽きている心理定規達を見る
『では今年のコミムは終わりです!また来年もお楽しみに!』
「そうだな、次はミナとメイザースの本や脳幹と唯一君の本を描くのもありだな」
これでコミムは心理定規達の心に傷を残して終わりを告げたのだった。その後暫く心理定規達はエロに負けたショックで抜け殻のような状態になるのだが…冥土帰しがなんとかしてくれた
後日、自分達の同人誌を勝手に描いた事を知った垣根と帆風が窓のないビルに乗り込んでアレイスターをボコボコにした
アレイスターさんは史実でもド変態クソ野郎だから親友とその親友に恋心抱く少女の同人誌描いてても違和感ない。だってあの人男性器の表現だけで3桁いく官能小説書いたり自分の精液を入れたフラスコを見せびらかせる人だから…
天草式と新たなる光の面々はていとくんの所為で同人サークルと化した。何やってんだこいつら。そしてスフィンクスは何故か新たなる光のペットに…
インデックス「私のスフィンクスが!?」
オティヌス「私の天敵が!?」
さて次回はキャラ崩壊マックスな展開、加群せんせーの怪しげな薬で縦ロールちゃん達が大暴走!?な展開にしたいです
感想乞食みたいですが…感想をくれたらやる気が上がるので感想をくれると嬉しいな(インデックスボイス)次回もお楽しみに!