強いのは主人公やその仲間達だけじゃない、学園都市は天使なんかに絶対に負けない…そんなイメージで書きました。読みにくかったらすみません…なおシリアスで書きましたが少々ギャグ染みてますのでご注意を
浮遊要塞 Hanging Gardens of Babylonから天使が送り来られる数分前、垣根達は去鳴の怒涛のツッコミ(物理)から逃げ回っていた。その時にふと空を見上げ空に以前ロシアで見た浮遊要塞を見つけたのだ
「あれは……あの時の!」
「ッ!Hanging Gardens of Babylon!?」
上条が上里が乗って逃げたあの要塞だと目を見開き、去鳴も要塞を見て険しい顔をする
「あのクソ馬鹿お兄ちゃんめ…もうあの計画を実行したのか!」
「おい去鳴、何だその計画てのは」
「……さっき話そうとしてたんだけどね、君達がボケるから話せなかったんだよ」
白い目で麦野を見つつ去鳴はHanging Gardens of Babylonについて、そして上里の性格について話す
「クソ馬鹿お兄ちゃんの計画はまず捕らえたサーシャ=クロイツェフからガブリエルを召喚し、天界の門を開く事で天使達を召喚する…ミカエルとか聖書に記される天使達は呼び出せないけど無数の天使達は呼び出せる筈だよ」
「またガブリエルか…しつこい奴だな」
「天使達の戦闘能力は…まあ超能力者達からすれば雑魚同然だけど…数が多いんだ」
「……多いてどれぐらいなんだ?」
「多分億はいくんじゃないかな」
「億!?万とかじゃなくて億の単位かよ!」
サーシャを媒体としたオリジナルの術式でガブリエルを召喚し、そのガブリエルに天界の門を開かせ名も無き天使達を十僕として召喚する。その数は億と聞き上条は驚きを隠せない
「天使達は君達を殺す為ではなく、学園都市に住んでる人達を皆殺しにする為に召喚したんだよ」
「!?そんな!わたくし達ならばいざ知れず何故無関係な人々を巻き込むんですか!?」
「クソ馬鹿お兄ちゃん曰く魔神を匿ってる街に住んでる奴らも同罪、らしいよ」
「……そんな」
帆風が自分達なら上里の敵対者として狙われるのは分かる。だが無関係で魔術のことも何も知らない人々が狙われるのは理解できないと帆風が頭を振る
「それが今のお兄ちゃんだよ。魔神達に復讐出来るのなら何だってするんだよ」
「……なら俺達が上里の歪んだ幻想をぶち殺してやる!」
上条が自分に右手を握りしめそう宣言した、まさに次の瞬間太陽に照らされていた空が暗転し月が登る。世界は夜へと変化した。そして要塞の下面から無数の天使達が溢れ出てくる
「!?天使達!」
天使達が翼を広げ飛翔しながら学園都市へと侵入し街の至る所へ降り立った。そして五体の天使が垣根達の近くへと降り立ち手に持った武器を垣根達に向ける
『uoagl標o的nvorxv発yks見nlxj!』
「!?くっ、早速やって来たか!」
去鳴は急いでスポーツバックから野球バットを取り出して腕で砕く。外的御供で野球バットの力を付加し更に武器を破壊し力を高めようとした瞬間
「邪魔だ」
垣根の背から爆発的に展開された三対の翼の内2枚の羽が二体の天使へと迫る、その天使達は反応が遅れ一体は焼け爛れた様に身体が崩れ、もう一体は霧の様に蒸発し消えていた
「「「「afjnなvt!?」」」」
「は、ガブリエルと比べると…大した事ねえな」
驚愕する天使達だが垣根は右手から竜王の顎を出現させ、竜の咆哮を周囲に轟かせる
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
その咆哮を天使達が聴くと彼等の身体が下半身から徐々に塩へと変化していく、それはまるで堕落都市 ソドムに住んでいたロトの妻が決して振り返ってはならないという約束を破ってしまい塩の柱へとなった様に天使達は塩の彫刻と化してしまった
「これで一丁上がり、てな」
ーーーキュラアアァァァ〜!ーーー
「……チート過ぎしょ」
垣根の余りの桁違いな能力と強さに若干引き気味な去鳴、帆風はそれが垣根帝督なのだとポンポンと肩を叩く
「さて…俺らはさっさとあの要塞に乗り込んで上里の野郎をぶん殴ってやるか…べ、別にハーレム築いてるからそれが羨ましいとかていとくん思ってないんだからね!勘違いしないでよね!」
「なンだそのツンデレみたいな言い方は…まあハーレム築いてる様なクソ野郎はぶん殴らねェとな」
「俺も殴るぞ!複数の女と恋人関係にあるなんて言語道断だ!漢なら生涯一人の女を愛するべきだ!」
「私もハーレム野郎はムカつくにゃーん。だから強めに殴るか」
垣根、一方通行、削板、麦野が「ハーレム野郎はブチ殺し!」と息巻いていた。多分この人達は純情なのだろう
「その通りだぜ、ハーレム築いてる様な最低クソ野郎なんかに俺達は負けない!」
「「「「いやお前もハーレムを築いてるだろ!この最低クソ野郎!」」」」
「ゲボォ!?」
「「先輩/上条さん!?」」
(あ、そう言えば忘れがちですけど上条さんも女王と御坂さんと付き合ってる最低クソ野郎でしたわ)
(……もうやだこの超能力者)
上条が腕をポキポキさせながらハーレムを築いてる最低クソ野郎をぶん殴ると決意する、そして四人にお前も上里と同じだよと蹴りを入れられた
「ちょっと何すんのよアンタ達!先輩はハーレムを築いてるんじゃないの!私達がダブルヒロインなの!」
「ハーレム築いてる様な最低ビチクソ野郎と上条さんを一緒にして欲しくないんだゾ!」
「いやうちのお兄ちゃんはそもそもハーレム築いてないし、誰にも好感抱いてないし、どちらかといえば義妹でツンデレキャラという私がお兄ちゃんのメインヒロイン…て、そんな事はどうでもいいんだった」
去鳴は思わずツッコもうとするがなんとか堪える、今はそんな事をしている暇などない
「分かってるの?今天使達が学園都市を襲ってるんだよ?人間なんて天使からしたら虫けら同然。蹴散らさせるのが天地の定め…早く助けに行った方が「いや大丈夫だ」…は?」
「学園都市は天使なんかに負けるほどヤワじゃねえ…この超能力者第一位の垣根帝督が保証してやる…それに俺らしか上里のクソ野郎を倒せねえんだ…雑魚の相手は他の奴らに任せる」
「ちょ……本気!?天使相手に人間なんかが勝てるわけないじゃん!正気じゃないよ!」
去鳴は人間
「だから言ってんだろ、学園都市を舐めるなて」
垣根はそうはっきりと言い放った、そう天使程度ではこの街をどうにかする事など出来ないのだから
天使の剣が佐天と初春の身体を両断する…まさにその瞬間、剣を握る腕にヒュンという音が響き細長い看板が天使の腕の一部を押しのけて割り込むように出現し天使の腕は剣を持ったまま地面に落ちた
「notyなxosf?」
天使は何が起こったのかと思考を巡らせようとした矢先、トンと肉を裂く音と共に首元に紙切れが一枚出現する。同時に天使の首が重力に従って地面に落ち佐天と初春の足元を転がる
「間一髪でしたの」
「!し、白井さん!」
ヒュンと空気を裂く音と共に二人の背後に現れたのは黒子だ、佐天は今の現象が黒子の
「ありがとうございます白井さん!本当にもう死ぬかと思いましたよ!大好き!愛してます!」
「むぐぅ!?ちょ、佐天さん今はそんな巫山戯ている場合ではありませんの!」
「とか言って興奮してるんでしょ、白井さんはクソレズですから」
「……じゃあ初春は今後絶対に助けませんわ」
「……きゃー、たすけてくれてありがとうございますしらいさーん。だいちゅき、あいしてる」
「……ぶん殴られたいんですの?」
棒読みで挑発する初春に青筋をピクピクさせながら今度絶対に殴ると黒子は決意する、そして今だに空から舞い降りる天使達を一瞥する
「…学園都市はいつからメルヘンランドになりましたの?」
「超能力者 第一位もびっくりな光景ですね」
黒子はそう軽口を呟きながらも鉄矢を構えいつでも天使を倒せる様に身構える、剣を構えた天使達が黒子達に迫る
「佐天さん、初春…貴方達は早くここから逃げるんですの」
「!そ、それって白井さんが私達の囮になるって事ですか!?」
「そうですの、わたくしは風紀委員…いえ風紀委員である前に二人の友達ですの。大事な友達をこんな得体の知れない化け物に殺されるなんて絶対に許しませんの…ですからお行きなさい。絶対に二人を守ってみせますので」
「……白井さん」
黒子は自分が囮になっている間に早く逃げろと二人に言う、それを聞いた佐天と初春は黒子を黙って見つめたのち覚悟を決めた顔で佐天は近くに偶然に落ちていた金属バットを、初春はパソコンを起動させる
「!?二人とも何を……」
「水臭いですよ白井さん!友達を置いて行けるわけないじゃないですか!私も力を貸しますよ!」
「周囲の警備ロボのコントロールを奪いました。これで非力な私でも活躍できますよ!」
「……全く貴方達は…危なくなったら下がるんですのよ!」
天使の群れにバット一本で殴りかかる佐天と瞬間移動を駆使する黒子。初春はパソコンをカチャカチャさせながら警備ロボを天使達にぶつけていく…こうして天使達への少女達のささやかな
「兎に角撃ちまくるじゃん!子供達が安全な場所まで避難し終わるまで全力であの化け物共を食い止めるんじゃん!」
『了解!』
黄泉川率いる
「せ、先輩〜全然効いてませんよ〜」
「構わん!兎に角撃ち続けるじゃん!」
鉄装が弱音を吐くがそれをかき消す様に黄泉川が叫ぶ、警備員達は一丸となって天使達に銃弾の雨を当て続ける。才郷も杉山も城南も亀山も佐久も手塩も必死に天使に弾丸を当てる…だが天使達はそれを気にせず剣先から電撃を放ち警備員達を盾ごと吹き飛ばしていく
「くっ!?本当に……あいつらは何者なんだ!生体兵器かアンドロイド…いやそんな類ではないことは分かるが…何なんだあれは!?」
「……分からないじゃん、でも似た様なものは見た事がある…あの機械の中に入れられていた生徒の死体…あれと同じ雰囲気じゃん」
「た、確かあの…上部からは
「ああ、でもあれはそれだけでは説明がつかないと私は思ってた…あの天使みたいな奴らはその説明できない部分と一緒な感じがするじゃん」
以前イサク=ローゼンタールが棺桶のプロトタイプに入れていた死体を思い出す黄泉川。それが魔術とは彼女は知らないが天使を見てそれを思い出す…だが何の解決策にもならない
『nrntv断k罪nvxot!!』
天使達が剣を頭上へと掲げ空に巨大な紅蓮の神槍を形成しようとする。それはローマ正教の最終兵器であるグレゴリオの聖歌隊と全く同じでありながらその威力は桁違いだ。何せ天使と人間では扱う力が違う…あの神槍は火の天使の力で構成された学園都市の一区を消し炭にする程の火力を秘める
「……終わりか」
警備員の誰かがそう呟いた、誰もがあの槍に焼き尽くされ死ぬのだと自らが死ぬビジョンを頭の中で思い描く…だが彼等が死ぬ事はなかった
「そう簡単に死ぬと思うな、お前らは学園都市の治安を守る大人達なのだろう?」
空中でドーム状の光の爆発が起きた。その爆発に巻き込まれ形成寸前だった紅蓮の神槍は搔き消える…唖然とした顔をする警備員の前に一人の金髪の少女が歩いてやってくる
「全くそんな顔をするなよ、まあいいか。私がお前達の助っ人にやって来てやったぞ。感謝しろ」
「……子供?」
「子供扱いするな。私は一応この街の理事長…トップの一人なんだぞ」
彼女の名はレイヴィニア=バードウェイ、明け色の陽射しのボスである魔術師にして学園都市の理事長が一人。彼女はクルクルと杖を回しながら光の爆発を発生させ天使達を虫けらの様に殲滅していく…12歳の少女が起こすその惨劇に目を丸くする黄泉川達
「…能力者か?」
「違うな、私は魔術師だよ」
「ま、魔術……?」
「詳しい説明はこの戦いが終わったらしてやる…マーク」
「はい」
レイヴィニアは杖を玩びながらニヤニヤと悪どい笑みを浮かべる、横で見ていたマークは流石ドSだと内心で呟く
「天使と戦うとはな…ふふふ、ヤコブにでもなった気分だ」
「残念ながらカマエルはいませんがね…さて私も死ぬ気で頑張りますか…そうでもしないと天使相手に私の実力では死にますからね」
「何お前は死なないさ、お前は私の下僕兼ペットなんだからな…まだまだイジメ足りないからなぁ」
「……このドSめ」
マークは天使達に勝ってもレイヴィニアに椅子代わりにされるし、負けたら死あるのみとなんの罰ゲームだよと泣きそうになっていた。そんなマークを見て興奮のあまり顔を赤く染めて嗜虐的な笑みを浮かべるレイヴィニア。そして杖をくるりと掌で回転させながら彼女は自らや
「Regunm771…さあ来いよ天使。人間の可能性てやつを見せてやろう」
天使達に挑んでいるのは何も警備員だけではない、この街のはぐれ者とされるスキルアウト…その中の一グループである駒場率いるスキルアウト達は天使相手に銃や能力ではなく拳で挑みかかっていた
「はぁ!せいや!とう!来いよ化け物!剣なんか捨ててかかって来い!」
「……浜面無双だな」
「にゃー、カッコいいー」
ドラゴンライダーを着用した浜面はその強化れた肉体で正拳突きを天使の腹に命中させ吹き飛ばす、次は蹴りを天使の頭部に当て天使の首からゴキッと嫌な音が響く。そして天使達に囲まれればバイクに乗って突撃をする…そんな行動を繰り返していた
「はっ!悪いが俺はこんな所でくたばらねえぜ!蛇谷!ムサシノ牛乳だ!」
「へい!」
黒妻はその鍛え抜かれた鋼の如き肉体で天使達を殴る蹴るのラッシュを繰り出していた。だが浜面と近い駆動鎧で強化をしていない彼には当然疲労が出る…だがムサシノ牛乳を飲めば回復する。何故ならムサシノ牛乳は偉大だからだ
「うおおおお!!!根性!根性!こぉぉぉんじょぉぉぉぉぉぉううううう!!!オラオラどうした怪物が!もうくたばってんのか!?そんなんじゃ第七位どころかこの内臓潰しの横須賀も倒せねえぞ!」
「……もうこいつ絶対に人間やめてるだろ」
横須賀のパンチをモロに喰らえばたったの一発で天使の身体を貫通し天使達は
「くそ、数が多過ぎるぜ!これじゃあ何体倒してもキリがねえ!」
浜面が回し蹴りで天使の首をあらぬ方へと曲げ天使はそのまま地面に倒れる。だが一向に数が減る様子はなく寧ろ空から舞い降りる数の方が圧倒的に多い
「済まねえな浜面…ここから抜け出せたら隠し家に垣根から貰ったマジモンの武器が取ってこれるんだがこの数じゃあ抜け出せねえ」
「いいんだよ半蔵。この化け物には銃なんか効く保証はねえんだ。なら俺の拳で倒すまでだ!」
浜面はそう拳を握りながら宣言する、武器に頼るな己の拳を信じろ…そう浜面が心の中で呟いた直後だった
「何熱くなってるんですか浜面。少年漫画の主人公ですか?」
「暑苦しくてたまんねぇな」
「まあそれが浜面らしいて訳よ」
「私はそんなはまずらを応援してる」
「!?お前ら!?」
空から絹旗が拳を振り上げ
「助太刀に来ましたよ浜面」
「お前ら…俺達の為に……やっぱり持つべきものは大切な
「……流石、浜面の友だな」
「よし!大能力者が助けてくれるんだ!
「しゃあ心強え仲間が力を貸してくれんだ、俺らも頑張らねえとな蛇谷!」
「だが大能力者よりも俺が多くの怪物を倒すぞ!根性だぁぁぁ!!!」
((((いや浜面/はまずらが死んだら麦野が怒り狂うだろうからそれを阻止する為に来ただけなんだけど…まあいいか))))
スキルアウトと大能力者、互いに協力し合って天使達と光線を開始するのだった
『学舎の園』、常盤台中学や枝垂桜学園を含めた5つのお嬢様学校が共同運営する場所だ。当然ここも天使達の襲撃に遭っていた。ほぼ全員が強能力者と言っても女子、異形の化け物を前に逃げ惑うしかない…だが一部の生徒は臆せず立ち向かう
「ここで逃げては名家の名折れ!この婚后光子がお相手いたしますわ!」
婚后が天使達の身体に触れ、触れた箇所に噴出点を生み出し空の向こう遥か彼方まで吹き飛ばす。四方八方から剣を掲げて刺し殺そうとして来た天使達に対しては地面に触れる事で地面に噴出点を作り出しその周囲にいた天使達を吹き飛ばす
「はぁ…現実に天使とか本当にいるんですねぇ…ああ、こいつら見てるとあの
入鹿は軍用懐中電灯の光を収束させた光の剣 小烏丸で天使をバッサバッサと斬り裂いていく、光剣を手に持った剣士は次々に襲い掛かる天使達を切断、弓を構え矢を射ろうとする天使達は右眼の義眼からのレーザーで頭部に穴を開け撃ち落としていく
「ふぅ…中々やりますね婚后さん」
「弓箭先輩こそ…ですがあまりにも数が多すぎますわね」
「本当です…ああ、でも見てるだけであのクソ第一位を思い出す…まあその殺意でまだ頑張れそうですが」
「そ、そうですか…(どれだけ第一位を嫌っているのでしょう…)」
そう二人が軽口を言い合っていた時だ、天使の一体が未だ逃げ切っていない常盤台の一年に狙いを定め矢を射り、その矢が少女の頭を穿とうとする
「「!?」」
間に合わない、そう二人が思った時。その矢を誰かが掴み取った
「ふ……間に合いましたね」
「……海原…光貴」
そう変態スモーカーこと海原がその矢をキャッチしたのだ。矢を射った天使は第二射を放とうとするも天使の頭を貫通する様にコルク抜きが出現し天使は地面へと落下する
「待たしちゃったかしら?」
「貴方は…結標淡希」
結標が入鹿の横に座標移動で現れ入鹿に笑いかける、助けに現れた海原と結標に入鹿は感謝の目を向けて……
「不法侵入ですよ貴方達…」
「こんな時に言います?それに僕は日課の御坂さんの観察…偶々ここに立ち寄っただけですよ」
「私は白井さんが落としたハンカチを届けに来ただけよ」
「結標さんはいいです、そこのストーカーは後で警備員行きです」
ジト目で海原と結標を見る入鹿、取り敢えず海原はムショにぶち込もう、入鹿はそう思った。まあ、この天使達から生き延びたら、だが
『ふ、僕を忘れてたりしないかな?』
「!?ば、馬場さん!」
空から一体の機械…
『泡浮ちゃんと湾内ちゃんから話は聞いたよ、微力ながら力を貸そうじゃないか』
『さあ馬場君、私が作ったT:MTを使いこなしてみたまえ!』
『博士ー、私にもT:MTみたいな機械を貸してくださいよ』
『査楽、君はラジコンで遊んでいなさい』
『辛辣!?』
T:MTが鎌を振り上げて天使の一体を両断する。結標の座標移動で天使達の身体に物体を転移させ肉を引き裂く、婚后も入鹿も負けじと天使達を攻撃する
「kvnv舐nlty!!」
「!?婚后さん!」
「!?」
天使が剣を婚后へと振り下ろす、婚后はそれに気づくが自分ではそれを防ぐことは出来ないと直感で理解し目を瞑りかけた…その瞬間
「ふん!」
「zegctyガno!?」
寮監がドロップキックを天使に喰らわせ天使を5メートルほど吹き飛ばす、寮監は拳を強く握りしめ天使達の顔を殴って頭を吹き飛ばしていく
「……私の生徒に手を出さないで貰おうか」
寮監の姿が消えた、そしていつの間にか天使の首を両手に持っていた。首をなくした天使の身体はその事に気づくのに数秒かかり自分が倒されたと気づいた途端光となって消滅した
「…化け物相手なら生徒と近い加減する必要はあるまい…覚悟しろ化け物共。ここが貴様らの終端と知れ」
(((……寮監て、一体何者なんだ?)))
寮監は規格外だった
「「やっぱり俺らには無理だぁぁぁ!!」」
ウートガルザロキと乱数は天使達から逃げ惑っていた、二人は幻術使い、人相手なら厄介極まりないが所詮効くのは人…天使にはカビを使った幻覚も魔術による幻覚も通用しない
「あいつらぁ…!俺達を囮にしやがって!俺はスマートなやり方しか出来ないてのに!」
「その通りだぜくそったれ!俺らみたいなひ弱な男子にこんな仕事させんなっての!」
天使相手では何も役に立たないウートガルザロキと乱数は必死に逃げる、だが二人はあまり運動が得意な方ではない…もう既に天使に追いつかれる瞬前だ
「シギン!お前の『助言』で助けてくれ!」
『諦めろ、と助言しよう』
「ざけんな!」
「は、そんな女に聞いたって無駄だぜウート君。こんな時は科学の文明に聞くのさ!ヘイ!Siri!」
「乱数君も巫山戯てんだろ!」
シギンもSiriも役に立たない、そして天使の剣が彼らへと迫る
「うわあぁぁぁぁぁ!!!?こんな所で終わりとか笑えなさ過ぎるだろ!」
「ヘイ!Siri!?ヘイお尻!?」
もうダメだと二人が諦めかけたその時
「ミョォォォォォォォォォォォルニィィィィィーーーーール!!!」
10本のアーク溶断ブレードが天使達を一瞬で消し炭にする。そして金髪の少年が華麗な着地を決める
「よう!囮ご苦労様だなウート君、乱数ちゃん」
「は、はは……流石グレムリンNo.2。天使を一撃かよ…」
「やっぱり凄えわ魔術師て」
二人はヘナヘナと力を抜いて地面に倒れる、そんな二人に那由多とブリュンヒルデがやって来る
「乱数おじさん、ウートさん大丈夫?」
「無事か二人共」
「おう…何とか無事だぜ」
ウートガルザロキが二人にそう言って笑いかける、他の木原も魔術師達も続々と二人の近くに謝る
「ほ、ほ、ほ…このポイントまでよく引き寄せてくれたね二人共」
「まあでも大の男が悲鳴上げて逃げてる姿はシュールだったよ」
「五月蝿えぞ幻生のジーさんにマリアン」
茶化すように幻生とマリアンが笑っていたが乱数が五月蝿えと一蹴する
「さて…オティヌスも脳幹ちゃんもいねえが…俺らだけで頑張りますか」
「鞠亜や私の生徒を守る為に…全力でいかせて貰おう」
「さて面倒ですが…やりますか」
「学園都市を守る…それが我々の使命だ」
トールはアーク溶解ブレードを、加群は勝利の剣を、唯一はサンプル=ショゴスを、ブリュンヒルデはクレイモアを構える
「行くよ円周ちゃん!私のトンファー流で道を切り開く!」
「うん、うん。分かってるよ、上条お兄ちゃん。こういう時、『上条当麻』ならこう言うんだよね…「まずはその幻想をぶち殺す!」」
「……『
「この超電磁砲の力を模した最新式
「………」
「何か喋った方がいいよ
「ほほほ。我が主人オティヌス様の為にこのロキ、骨を粉にして働きましょう!」
「…なあ、ヨルムンガンド。俺らの出番で何気にこれが初めてじゃね?」
「言うなよフェンリル。悲しくなるじゃねえか」
「……頑張る」
那由多、円周、幻生、テレスティーナ、投擲の槌、シギン、ロキ、ヨルムンガンド、フェンリル、ヘルも目の前の天使の集団を屠る為に己が魔術を起動させる…そして天使達が襲いかかる…その瞬間
「では一番槍はミサカ達が貰いますね、とミサカは宣言してみます」
『!?』
銃弾が天使達を襲う、そして四体の天使が一瞬で分解された
「派手なパーティだな、俺らも混ぜてくれ。俺の月のウサギが火を噴くぜ」
「この画像をyo○tubeに上げたら再生回数上がるかな?」
「トチトリ、テクパトル…真面目にやれ」
「お待たせしましたトールさん達」
「待たせたな…と、ミサカは有名な決め台詞を言います」
エツァリ率いるアステカ魔術師四人と
『おっと、僕らも忘れちゃ困るね。ねえ蛭魅』
『そうだねお兄ちゃん』
空からミサイルが降り注ぎ天使達はそれを剣で斬り裂く、だが見えない力で天使達は雑巾絞るの様に握り潰され消滅する。一瞬で天使を撃破した三体の機体は建物の屋上へと降り立つ
「……あれは窮奇に混沌、饕餮!ナンバーズの悪霊の三体を取り組んだ棺桶!?じゃあ今の声は…!」
『はぁーい、待ってなかったと思うけど僕らも助けに来たよー』
『ふふふ、こんな時もあろうかと密かに回収しておいた窮奇に混沌、饕餮の三体が役立つ日が来たみたいだねお兄ちゃん!』
窮奇、混沌、饕餮…何も超能力者並みの出力を持つ兵器が天使達の前に立ち塞がったのだ
『あ、君達は別の場所に助けに行った方がいいんじゃないかな。うん』
『ここは私とお兄ちゃんに任せて他の場所に行って学園都市の皆を助けに行って!』
幹比古と蛭魅がここは
「……その方が効率がいいな。ここは任せたぞ菱形兄妹」
『任せといて!エステルっちとの共同開発で完成した棺桶…イサクには悪用されたけど今度こそ本来の目的の為に使うんだ!』
『かかって来なよ天使、僕と蛭魅…そしてエステルの叡智の結晶の力を見せてやる』
ーーー目標、捕捉、仕留メマス。
ーーーターゲット捕捉。
ーーー窮奇、混沌トノ視覚共有完了。
全員が各自に学園都市に襲来した天使達の撃退へと向かう、天使達は追おうとするが三体が立ち塞がる
『さあやっちゃえ窮奇、混沌、饕餮!天使なんか蹴散らしちゃえ!』
『nltyn排nxl除ngafnxz!』
「皆〜!落ち着いてください!焦らずに逃げてください!決して他の人を押さないでください!」
アリサは街中で逃げ惑う人々に避難指示を出す、彼女のお陰で人々は徐々に落ち着きを取り戻していく…襲いかかる天使達はレディリーが2丁拳銃で撃ち落としていく
「ディダロスとシャットアウラはアリサのことを頼むわ!私はここを食い止める!」
「分かった!」
「……さて、天使達?親子三人の楽しい食事を邪魔した罪は重いわよ?死になさい」
とはいえ、その親子の食事をストーキングしていたレディリーが言えた義理ではない。レディリーは2丁拳銃を構えて天使達のこめかみに弾丸を撃ち続ける
「先生、ここは私達にお任せください」
「俺らの先生に手ェ出そうとしてんじゃねえぞ怪物が!」
第十三学区の病院に襲来した天使達だが狙った相手が悪かった、理事長の一人 薬味の護衛である恋査28号と29号が垣根の未元物質を発動した為天使達は成すすべなく返り討ちにされたのだった
「あははは!そんな鈍い動きでボクを捕まえられるとでも思っとるんか?」
青ピはバレリーナの様にクルクルと回転しながら高速で天使の攻撃を掻い潜る。しかも両腕に蜜蟻を抱えた状態でだ
「目ぇ回したりせえへんか愛愉ちゃん?」
「だ、大丈夫よ青ピ君…うぇ」
「もう大分グロッキーやな…しゃあない、早いとこ何処かに隠れやんとな」
「ご、ごめんなさい…」
「ええって、彼女に振り回されるのが彼氏の務めや…あ、この場合はボクが振り回しとんのか」
そう会話しながらも天使から逃げ続ける青ピ、その速度と不規則な動きで完全に天使から逃れる二人…もし上条達がこの場にいたらこう思うだろう…「お前本当に何者なんだよ」と
他の場所でも天使達の暴虐を許すまいと
「……流石学園都市に住んでる奴らは肝が違うな…さて、これなら暫くは大丈夫だろ。ならさっさと元凶を叩いて終わらせるとしようぜ」
垣根は多才能力で発動した
「問題はどうやってあそこまで行くかだな。…飛ぶか」
「いや上条さん達は飛べないでですの事よ?」
「なンで飛べねェンだよ…役立たずが」
「翼ぐらいだせにゃーん」
「根性出せば翼は生えるぞ!」
「「「いや普通無理だよ」」」
どうやってHanging Gardens of Babylonまで行くか悩む垣根達…そんな時、空からプロペラ音が鳴り響く
「困ってるかにゃーカミやん」
「!?そ、その声は……」
「そう、困った時の土御門さんですたい」
超音速ステルス爆撃機 HsB-02の扉を開けて土御門がそう笑い返す、土御門は縄ばしごを投げこれに乗れと言いたげにする
「このHsB-02であの建物まで送っててやるにゃー。さあ早く登るんだぜい」
「流石ツッチー!義妹に手を出す男は行動力が早いぜ!」
「……それは褒めてるのかにゃー?」
HsB-02に垣根達が乗り込むとHsB-02は時速7000キロの速度でHanging Gardens of Babylonへと接近する
「学園都市を甘く見過ぎだな上里、お前が考えてる以上に…学園都市は弱くねえぞ」
「……天使達では相手にならないか……絵恋」
「はいな」
上里は天使達が蹴散らされていく様子を見ても顔色を一切変えない
「ガブリエル…ミーシャ=クロイツェフを出現させろ。そして
「分かりましたえ上里はん」
そう言って通信機を取り出して上里勢力の少女達に命令を伝えていく絵恋。上里はパソコンの画像に映る人々の必死の抵抗を見ながら呟いた
「それが無駄な抵抗だと今に分かるさ、それを受け入れるか受け入れないかはきみ達次第だけどね」
天使達は強い…でも学園都市の皆も強いぞ!なお、これが十字教徒だったら全滅してる(旧約4巻だと十字教徒は天使に勝てないのだとか)。まあ学園都市は科学と超能力の街だから関係ないよね!それでも銃弾は効かないというチート性能だけども
さあ次回は突入空中要塞!四人の上里勢力の女の子が今までラスボス格だった神威混淆を纏って大暴れしたり、三度のガブリエルが襲来したりと大荒れな模様…ぶっちゃけ書き切れるか不安だけど…なるべく早く書きますぞい!
次回もお楽しみに!