そして強敵が何人も出現。神威混淆から大天使、そして理想送り…かつてないボスラッシュを前に学園都市の運命はいかに?
HsB-02に乗り込んだ垣根達はほんの数分足らずでHanging Gardens of Babylon間近へと接近していた
「もう直ぐあの建物の上空に着くぜい。速度を弱めるからいつでも飛び降りる用意をするんだにゃー」
「ロシアの時と同じですわね」
「そうだな、あの時はこの時の為の予行練習だったのかも知れねえな…お前ら俺に感謝しろよ」
『黙れ、殺すぞ』
(…これからお兄ちゃんと取り巻きバカ達と戦うのにこの緊張感のなさ…逆に尊敬するよ)
垣根はロシアでのスカイダイビング(パラシュートなし)での経験が活かせるなと和かに笑う、それに対し上条達は親指を下に突き立てて垣根を睨む。それを見て去鳴はため息を吐いた
「カウントダウン始めるぜい、1…今だにゃー!」
『カウント早えな!』
「知らないのにゃー?男は1と0だけ覚えてれば生きていけるんだにゃー」
「ていとくんが一番乗りだい!」
「わたくしも垣根さんに続きますわ」
垣根と帆風が一足早く扉から飛び降りる、二人共パラシュートなしでHanging Gardens of Babylonへと落下していく。それを見て唖然とする上条達
「!?ッ!クソ出遅れた!俺らも続くぞ!」
上条達も扉から落下していく、彼等はパラシュートありで飛び降りたのだが当然の如くそのパラシュートは開かなかった。去鳴の耳には「不幸だー!」と上条達の声が聞こえてきたが聞こえないフリをした
「あ、お嬢ちゃんのはちゃんとパラシュートが開く筈だにゃー」
「うん…ありがとう」
去鳴は土御門から渡されたパラシュートを背負いながら飛び降りる、パラシュートはちゃんと開いた。そして去鳴は自分より先に飛び降りた垣根達の様子を見る
「いやっほぉぉぉぉぉ!!俺今風になってるぅ!」
「ロシアでスカイダイビングをやっておいて良かったですね。前よりコツがつかめています」
『ぎぃやああああぁぁぁぁぁッ!!!目が、目が回るぅぅぅ!!』
「……超能力者て芸人の集まりなの?」
去鳴は超能力者は芸人集団じゃないかと内心で思いながらHanging Gardens of Babylonへと落下していく…それを遠目に土御門はHsB-02の扉を閉めそのままHanging Gardens of Babylonから離れ学園都市へと帰還する
無事Hanging Gardens of Babylonへと降り立った垣根達、上条達は地面へ激突し犬神家になっているが取り敢えず無事に侵入する事は出来た
『いや無事じゃねえよ!俺/私ら犬神家になってんだろうが!』
「じゃあ行くか」
「はい」
『無視すんなやゴラァ!』
「……緊張感ないなぁ、本当」
去鳴は超能力者を見てそう思った、油断や慢心だらけじゃないかと…そして去鳴が一歩踏み出そうとしたその瞬間、去鳴の頭部めがけて雪の矢が放たれた
「!?」
去鳴は拳でその矢を破壊する、外的御供でその矢の特性を吸収しつつ矢を放ったのが誰か理解する
「……
「はぁーい、そうですよー去鳴ちゃんー。いけませーんね。上里ちゃんを裏切るなんてー。これは死刑確定ですねー」
青いマフラーを巻いた白い短髪の少女 好応が弓矢を構えて建物の背後から現れる、好応だけでない。無数の少女達が垣根達の前に現れた
「
褐色肌の妙齢の黒髪の女 愛燐、傘を持った大学生くらいの青髪の女 傘厘、占い師風な服装をした茶髪の少女 鎖仁、不気味な笑顔を浮かべている小学生ほどの歳のグレー髪の少女 賑多、鍬と藁を両手に持った赤髪の幼女 牧納、二十代後半であろう道場服を着た緑髪の女 姪龍、ランドセルを背負い槍を持った黄色の髪の少女 雷矛、男を惑わす色香を放ったピンク色の髪の大人 燐堕……他にも様々な年齢の女達が現れる。その数 50
「てな訳でー、死んでくれるとありがたいでーす」
「上にゃんに仇なす奴らはぶち殺だにゃーん♪」
「死になよ、その骸を私の傘置きにしてやる」
「私の占いは百発百中…貴方達が負ける確率は…100パーセントよ」
「うへへへへ〜♪」
「グチャグチャにしてウチの牧場の家畜達の餌にしてあげるよ!」
「我の
「あはは!雷矛強いんだもん!上里さんの為に雷矛頑張るんだもん!」
「パンがないならパンツを食べればいいじゃない」
「……チッ、面倒な魔術師ばかりか…仕方ない、お兄ちゃんや府蘭みたいな幹部クラスまでは体力温存したかったけどやるしかな…」
この場にいる上里勢力の女達の実力は
「ここは俺に任せな」
「!?いやいくら超能力者の第一位でもこの数は不利だよ!?」
「安心しろよ、だって今月の星座俺の星座が一番運勢が悪いて書いてあったから」
「いや何一つ安心できないよ!?てか悪かったらダメじゃん!」
垣根は翼を展開しながらカキネネットワークに接続し
「ではー。死んでもらいまーす!」
「アタシらに一人で挑もうとかマジ愚策にゃーん、まあいいにゃ、ここがお前の墓場だにゃー!」
「私の番傘で死ね!」
「貴方達の敗北は運命なのよ!」
「うへへ〜!」
「馬の餌がいい?それとも牛の餌?どちらか選べ!」
「
「雷矛の槍でモズの早贄みたいに串刺しになっちゃえ!」
「お前のパンツは何色だ?」
武器を構えながら襲いかかる女達、それに対し垣根は不敵な笑みを浮かべる
「
「ですぅぅぅぅぅぅーーーッ!?」
「
「へにゃぁぁぁぁぁ!!?」
「
「いぎゃぁぁあ!?傘で、傘で防げない!?」
「
「うへへ!!?」
「
「あれぇぇぇぇぇ?!?予想大外れぇ!?」
「
「
「
「うそーん!?」
「
「パンツぅ!?」
「あーもう、めんどくせえ…爆発オチで終わらすか」
「「「爆発オチなんてサイテー!!?」」」
一分もかからなかった、多才能力で発動した数々の超能力で好応達を蹴散らす。そして残りのモブ達は未元物質の爆発で吹き飛ばし全員犬神家にした
「…………」
「流石垣根さんですわ」
「……チート過ぎンだろ」
「「「「「ないわー、瞬殺とかないわー」」」」」
何も言えない去鳴にドン引きする一方通行達、帆風のみ垣根無双を見て微笑んでいた
「友情、努力、勝利…それを具現化した男が俺なのさ」
『何処がだよ!』
兎に角上里勢力の半数は垣根の力で一瞬で撃破したのだ、これで残りは50人弱だ
「でもまだ安心は出来ないよ、ほぼ大半の取り巻きバカはこいつらと同じ雑魚だけど……府蘭、琉華、暮亜、冥亜だけは別格だよ。以前戦った宛那や獲冴と同格の実力者だからね」
「じゃあその四人だけには注意しねえとな、後は雑魚だから軽く蹴散らせばいいか」
府蘭、琉華、暮亜、冥亜だけは他の上里勢力の女達とは格が違うと警告する去鳴。垣根達は頷きながらHanging Gardens of Babylonの建物の中に入る
「おっと!残念だけどここから先はこの
「邪魔だ退け!」
「夢厨ちゃん様の出番ここでしゅーりょー!?」
黒いキャミソールに猫耳をつけた桃色の髪の少女がここは通さない と、強者感を出すが垣根の未元物質の翼を横に振るって夢厨は吹き飛ばされて壁に埋まった
「まさか夢厨を一撃とはな…だがこの捕食女王
「へいへーい♪このコスプレ少女
「この大型トラックでお前らをぶっ潰す!」
「ハンマー投げ選手
「よくも私の鎖仁を倒してくれたわね!姉であるこの私が相手になるわ!」
「この殺人パティシエである
「わらわがいる限りここは通さんぞ!」
「ウ"ウゥゥ!汚い匂いだぞ…上里様の敵め!噛み殺してやる!」
黄色と黒のゴスロリを着た少女 瑛魅と超機動少女カナミンのコスプレをした少女 織雛、大型トラックに乗った少女
「いいぜモブABC以下略達!お前らが徒党を組めば俺らに勝てると思ってんなら…先ずはその幻想をぶち殺す!」
「悪ィがここから先は一方通行だ!モブ共は元いた場所に帰りやがれェ!」
「モブの癖に長え台詞喋りやがって!モブはモブらしく「イーイー」言ってろ!ショッカーポジが!」
「邪魔よ!そしてモブのくせに数が多いのよ!ヤケに個性的だけどいきなりだから覚えにくし!」
「名前もヤケに痛々しいしぃなんかダサいわぁ!キャラ付け力高過ぎよぉ!出直して来なさい!」
「根性!」
『ぐげぇぇぇぇッ!?私達の出番これで終わりとか酷くない!?』
上条が
「……あれぇ?目がおかしくなったのかなぁ?一応そこら辺の魔術師なんか目じゃない程強い取り巻きバカ達が壁や床にめり込んでる…あはは、眼科行こうかな」
去鳴はもう目の前の光景が信じられず、軽く現実逃避をし始める。彼女の目は死にかけていた
「コホン。さて、気を取り直して…クソ馬鹿お兄ちゃんがHanging Gardens of Babylonの何処にいるか教えるね」
「ああ、そういえばノリで来たわいいものの何処にいるか分かんなかったからちょうど良かったぜ」
「ノリって…もうツッコむのもめんどくさいや。お兄ちゃんがいるのはHanging Gardens of Babylonの最下層。つまりこの建物の一番下のエリアだよ」
去鳴はHanging Gardens of Babylonの最下層に上里がいると教える
「成る程…つまり下まで行けばいいんですのね」
「でも最下層に降りるまで全速力で行っても十五分はかかるよ?当然エレベーターやらエスカレーターなんかはない。歩き続けるしか辿り着く方法は…」
「いえご安心を、ショートカットする方法がございますので」
「へ?ショートカット……」
最下層まで辿り着くのに十五分はかかる、そう去鳴は言うが帆風は近道があると微笑む。それに去鳴が何か言おうとしたところで帆風は自らの拳を床へと叩きつけ床に大穴を開ける
「これでショートカット出来ますわ」
「「「「「「「」」」」」」」
「流石だな潤子ちゃん、これで早く上里の野郎の所まで行けるな」
「えへへ、垣根さんに褒められると嬉しくて体がくすぐったいですね」
まさかの力技に開いた口が塞がらない去鳴達、垣根は一切気にせず帆風の事を褒めると彼女は頬を赤くしながら照れ隠しの為一足早くに大穴へと飛び込みそれに垣根も続く
「……もうどうにでもなれ」
去鳴も後に続き上条達も穴から飛び降りる。飛び降りた先でも帆風はまた床に穴を開け垣根と共にその穴に飛び込んでいく
「…確かにこれだと早くクソ馬鹿お兄ちゃんの所に辿り着けそうだね」
「だな…まあ余計な体力を使わないんだから結果オーライじゃね?」
「……そうなんだろうけどさ…なんかラストダンジョンを通らずにラスボスに挑むみたいでなんか嫌じゃん」
去鳴はそう言いつつも穴から飛び降りて次の階層へと進む、今は私事よりも上里を止める事が優先だと理解しているのだろう
「では次の階層に行きますわよ」
帆風がそう言って拳を振り上げまた床に穴を開けようとしたその瞬間、垣根が帆風の身体に抱きつく
「へぁ!?か、かかか垣根さん!?こんな皆様の前で堂々と襲われるのは恥ずか……!」
帆風が顔を赤くしてそう呟くが垣根は彼女に抱きついたまま未元物質の翼を展開、それを繭状に閉じると同時に青白い光線から自分と帆風を守った
「!?こ、この光線は!?」
「………来たか」
驚きの声を上げる帆風、垣根は未元物質の翼を広げ襲撃者
銀髪に紫の眼を持つ古代ローマの服装であるトーガを着た少女
オレンジがかったボサボサの長い髪に白いセーターと極端に長い真っ赤なプリーツスカートを着た少女
服装は背中の大きく開いたエプロンに似た白いワンピースに、両足がガーターベルト付きの白いストッキングと地味だが黒髪に南国に生えていそうな巨大な華が左右の側頭部に咲いており、背中一面も色とりどりの花弁が咲き乱れる少女
白装束で額の三角布をハート型に切り取ったいかにも幽霊な雰囲気を…いな正真正銘の幽霊な長身の少女
無線機を大量に詰めたリュックを背負いながら首筋に自前のインプラントをぶち込んで、 巨大風船片手に年中無休で遊覧飛行している未確認パジャマ少女
黒バラをデザインにした眼帯をつけたカトラスとマスケット銃で武装し、海賊帽子にミニスカートという海賊を模した服装の少女
以前倒した筈の二人と新たなる刺客が四人…計六人の少女達が垣根達の前に立ち塞がる
「そんな…暮亜達は兎も角、獲冴に宛那まで!?捕まってた筈なんじゃ…」
「五月蝿えよ裏切り者、対象の義妹のくせに魔神側に寝返りやがって…ここで死ね」
会話など不要と宛那以外の全員は懐からある物体…そう
「……またこの姿になるとはな」
「いいねぇ、力が漲ってきた!さああの時のリベンジマッチと行こうぜ麦野沈利!」
「上里さんに楯突く人達は……駆除します」
「上里君は私を助けてくれた恩人なの…その恩人を害する貴方達は絶対に許さない」
「そうなのです、そう言うわけで私達が相手になるです」
「まあそんな訳で死ぬ覚悟をしてね」
宛那達は全員が古代エジプトの服装に似た姿となり、圧倒的な魔力をその身体に宿す。その圧倒的なパワーとプレッシャーに上条達は飲み込まれかける、それ程までに神威混淆の本領を発揮した宛那達が強いと本能で理解しているからだ…宛那の時ですら苦戦したのに宛那と同格が五人もいる…だがあの頃の自分達とは違う、そう自分に勇気付けて上条達は一歩前に出る
「根性入れ直すぞ」
「…やはり貴様の相手は私…か」
削板は両手で自分の頬を叩き根性を入れ直しながら翼を展開する、宛那は闇の鎌を構えながら削板との間合いを詰める
「さああの時の屈辱…何十倍にして返してやるよ」
「ほざいてろ、もう一度返り討ちにしてやんよ」
獲冴は天満大自在天神を背後に出現させ黄金の翼を展開する、対して麦野は緑の翼を出現させ笑みを浮かべる
「……覚悟は…いいよなァ?俺もお前らの下らねェ復讐ごっこに付き合わされンのも我慢の限界なンでなァ」
「そちらこそどうなのです?私達に殺される覚悟は出来ましたか?と言うわけでミメティックプレデターやっちゃうのです」
ミメティックプレデターと呼ばれる府蘭の細胞質の怪物の群れが一方通行に襲いかかる。それぞれの個体はワチェットの息子であるホルスやレトの息子と娘であるアポロンとアルテミスの力を持つ隼や狼、熊となって一方通行に襲いかかる。それに対し一方通行はニヤリと笑って黒い翼を顕現させる
「わたくしの相手は貴方ですか…幽霊とは物理攻撃が効かなそうですわね」
「そう、私は貴方の攻撃なんか効かない…でも私の攻撃は貴方に届く…つまり私無双て事ね」
冥亜はそう笑いながら自分の身体を巨大化させる。そうこれはヒトダマの様に発光する『香炉』と呼ばれる小型ドローンから匂いの配合を変え巨大化したのだ。しかもゼウスの変身能力によりドンドン姿が肥大化し巨人と比喩なしに呼べるぐらいの巨体と化す。それに対し帆風は臆せず拳を構える…その身に宿すは
「で、残った貴方達が私達の相手ですか?まあ私達が勝つのは明白ですけど」
「それに5対2の方がどれだけ絶望的な力を持ってるか伝わりやすいしね」
「舐めてるわねこいつら…さっさと片付けて上里の所に行きましょう先輩」
「そうだゾ、この自意識過剰系女子共をぶっ倒すんだゾ」
「よし!ここは俺の竜王の顎で…」
琉華と暮亜に対し去鳴を入れた五人がかりで倒そうと考える上条達…だが垣根が上条の肩を掴む
「ここは俺一人で充分だ、当麻とミコっちゃん、みさきち、サロメルは上里のクソ野郎を倒しにいけ」
「!?何言ってるんだ垣根!さっきは雑魚共だったから良かったけど今回の敵は訳が違う!あの宛那と同格の強さを持った奴らが二人もいるんだぞ!?」
「おいおい当麻…俺を誰だと思ってやがる?俺は学園都市の超能力者の第一位 垣根帝督だぞ?二人がかりでも負ける気がしねえよ…俺を信じろ」
垣根は自分を信じて先を行け、と笑いかける。上条達は何か言おうとするがその前に一方通行達の声が聞こえる
「そゥだ!早く行きやがれェ上条!お前があのハーレムクソ野郎をぶっ飛ばしてこい!」
「このハーレムクソ野郎のシンパ売女共は私らが倒す!お前はクソ野郎をぶん殴るだにゃーん!」
「お前らで根性なしに喝を入れてこい!お前達なら出来る筈だ!何せお前らは俺が認めた根性の持ち主だからな!」
「早く行ってください女王達!ここはわたくし達に…お任せ下さい!」
仲間達の声が聞こえる、その声を聞いて上条は暫し目を瞑り…右手の拳を握り締める
「分かった、絶対に俺が上里の野郎を倒してくる…だから絶対に負けるなよ垣根!皆!」
「誰に言ってやがる三下ァ!この俺が負けるわけねェだろ!」
「私の心配をするなんざ100年早いんだよ!それよりも自分の心配をしとけ!もし倒せなかったら焼肉奢れよ!」
「おう!絶対に負けないから安心して行ってこい当麻!」
「わたくし達なら大丈夫ですわ、こんな所で負ける筈がありませんから」
「てな訳で行ってこい、もし負けたらお前らの恥ずかしい画像学園都市にばら撒くからな」
上条達は上里がいる場所目指して駆け出す、獲冴達は行かせるものかと攻撃を行おうとするも垣根達に妨害されてしまった
「お前らの相手は俺達だ…せいぜい楽しませてくれよ?」
「上等です、貴方達を駆除して上里君の贋作である上条当麻を殺しに行きます」
「ハッ、言ったなこの妖怪花女!」
上条達がもう見えなくなった所で垣根達
同時刻、学園都市上空に1匹の天使が襲来した
「alnvo『座』nvkty帰slk還cegv」
その天使の名は
「k天orbc界nv門nvy天使boo招lxlar来d」
学園都市に新たな天使が招来する、名もなき無銘の天使達…
『rqslbged殺kglvuyz』
「よ、誉望さん……!」
「な、なんなんスかあの化け物は……!」
「……見た目通りに私達を助けに来た天使…て、訳じゃないでしょうね」
心理定規達はガブリエル達を襲い来る天使達を撃退しつつ逃げながら空を見上げ呟いた。あの怪物達は今自分達が相手をしている化け物とは比べ物にならないと直感で気づく
「vna皆klny殺rkivkigl」
ガブリエルがノイズがかかった声を放つ、それは無機質ながらも聴く者に恐怖を齎す…正にその姿は死の天使。
『『『tjlko堕n落bo都市goj壊sjaad滅hg』』』
ガブリエルが、智天使が、座天使が、天使が学園都市を襲う。いくらレイヴィニアやトール、窮奇達が強かろうが所詮個々の強さでしかない。ガブリエルの総数は億を超え倒しても倒しても湧いてくる…これが真の絶望。今までの戦いは前座に過ぎない…これからが本当の絶望の幕開けなのだ
琉華の元々の能力はブードゥー教の神格 十字路に住まい、交通や扉、境界や運命などを司る特別な神 レグバ=アティボンを師事した能力だ。レグバ=アティボンはあらゆる儀式、あらゆる時間に存在すると定義しその応用で主観時間を制御している…それがテフヌト=アルテミスの強化により時間を自在に操り月の弓矢を操る能力へと変化している
暮亜の能力は原石で植物を操る能力だ。更にその影響で細胞の性質がほとんど植物のものにまで変質し首だけになっても活動できるほどの生命力を持っている。更に藻類や生塗りの「接合」を凶悪に拡大させ金属やプラスチック…つまり現代兵器すら取り込みその性質を利用しミサイルやチェーンソーを構築、挙句は彼女のイメージで新しいモノにも昇華できるという性能を持つその原石はイシス=デメーテルにより更に強化されていた
「弾速を加速、対象の動きを低速、植物の成長及び動きを加速、対象の能力の速度を低速」
琉華の時間操作の能力により暮亜の原石で形成する植物の形成スピードを早めその動きを加速させる。更に琉華が持つ銀色に輝くアルテミスの弓と化したマスケット銃から放つ魔弾の弾速を加速させる。それとは真逆に垣根の動きを遅くし垣根が放つ未元物質の羽の動きを鈍くする
「私がこの葡萄の樹に接合させたのは地対地ミサイルとガトリングガン…つまり地対地ミサイルの威力を秘めた爆発を起こす葡萄の実をガトリング砲の様に放つて事です」
暮亜の説明した通り、彼女の両肩から生えた一対の葡萄の樹からガトリング砲の様に実が放たれそれが地面にぶつかる度に大爆発を起こす…琉華の加速によりその実が瞬く間に実を実らせまた実を飛ばす
「は、強えな…だが、その程度じゃあ俺には勝てねえよ」
垣根は琉華が放った青白い魔弾を翼で避ける、低速でスピードが遅くなっているというのに魔弾を避け続け背後から軌道を変えて迫る魔弾を翼で殴りつける事で搔き消す。暮亜は
「…やはりわたくしの拳…と言うより物理攻撃全般や魔術は効かないようですわね」
「そう、幽霊である私に貴方の攻撃は届かない。でも私の攻撃は貴方に届く…つまり私の勝ちは揺るがないということ」
帆風が何度も冥亜を殴りつけるも彼女の拳は空を切るばかり、ラジエルの魔術攻撃も身体を透き通るばかり…そう幽霊である冥亜にはありとあらゆる攻撃が通用しないのだから
「ほら、この様に私の攻撃は当たりますよ」
冥亜は右手からは灼熱の太陽光線を、左手からは雷霆を放ち帆風はそれを紙一重で躱す
「……拳も魔術も通用しない相手…どうやって倒したらいいのでしょうか」
帆風はどうやれば冥亜を倒せばいいのか今までの経験と知識をフル回転させる、そんな彼女を嘲笑う様に冥亜は拳を振り下ろした
「オラオラ、どうしたよ麦野沈利!?あの時みたいに私を倒すんじゃなかったのか!?」
「……煩えな」
天満大自在天神が放った雷撃を麦野が軌道を逸らす、獲冴はあの時よりも遥かに上回る数の雷撃を放ちそれを防ぐ事しかしない麦野を見て笑みを浮かべる。あの時の屈辱を返すチャンスだと獲冴は確信した
「行くのですホルス達、アポロンとアルテミス達。ゴーゴーなのです」
太陽の如く輝く右眼に月の様に静かに輝く左眼を持つ鳥 太陽神 ホルスを模した怪物に黄金の毛並みを持つ狼…
「こンな程度かオマエの玩具わよォ」
「……ほざけです」
小馬鹿にする様に笑みを浮かべる一方通行に苛立った府蘭は更に怪物達を生み出していく。それを何度も翼を横に振るう事により一掃していく一方通行…そんな行動が何度も繰り返される
「……またお前と戦うことになるとはな宛那」
「私もだよ削板軍覇…貴様に倒され色々と思うことがあったが…上里君を見たら、どうしても逆らえないんだ…」
「…………」
「私は弱くズルい女だな。これが間違っていると知りながらも…貴様風にいうなら根性なしだな」
宛那の鎌と削板の拳がぶつかる、それだけで削板には分かる。宛那が今どんな感情で鎌を振るっているのか…悩み、後悔…複雑な感情が渦巻いているのが分かる
「……ああ、そうだなお前は根性なしだよ。だがお前はまだそれがおかしいて思ってる時点でまだ他の奴よりはまともだ」
「…………」
「だが俺はお前を止めるぞ、俺も守りたいものがあるからな」
「……ふ、実に…貴様らしい言葉だ」
鎌と拳が激突を繰り返す、二人の静かで激しい戦いはまだ終わらない
上条達は最下層へと辿り着き、広い大部屋へと足を踏み入れる…そこにその少年は立っていた
「やあ、やっぱりぼくの相手はきみか…そんな予感はしてたよ」
上里翔流、上条の右手
「去鳴…きみは頭が少し狂っているがぼくの妹だと思っていたとのに…血が繋がっていなくても本当の兄妹の様だと思っていたのに、本当に………残念だ」
「……クソ馬鹿お兄ちゃんが、何でこんな間違った事が正しい事だと思ってるんだよ…何の罪もないパンピーを殺して…本当に変わったねお兄ちゃん」
上里は
「……だがそれも全て魔神の所為だ、ぼく達を狂わしたのも皆魔神の所為だ…だから魔神を殺して平穏を取り戻す」
「魔神を全滅させて理想送りが消滅しても周りの取り巻きバカが元に戻る保証はどこにもないじゃん…ううん、寧ろ理想送りだって…」
「試して見たら分かる事だ。去鳴、これはぼくの為だけじゃない。お前や皆の為なんだ。だからぼくは魔神や魔神に協力する者を新天地に送るか殺さなくちゃいけない」
「……聞く耳を持たない……か、もういいよ。私からはもう何も言う事はないっしょ」
上里に何を言っても彼は信念を曲げないだろう。去鳴は踵を返して上条の後ろへと下がる
「私はお兄ちゃんの味方、だからアンタ達と協力して戦う事は出来ない…私に出来るのはここまで。後はアンタ達の好きにしてよ」
「……ああ、ここからは俺の好きにさせてもらう」
上条はそう簡潔に言うと美琴と食蜂と共に眼前の上里を睨む
(
上里翔流は垣根や上条達と同じくヒーローなのだろう、でなければ上里勢力の少女達に好かれる理由がない
(だけどあいつは筋違いな復讐の所為で自分を……方向性を見失ってる)
そんなものはヒーローとは言わない、去鳴のあの悲しげな表情を見た上条はもう既に決意を固めていた
(去鳴がお兄ちゃんて呼んでた頃の優しい頃のあいつに戻してやる!俺が、俺達が上里翔流の歪んだ
彼は自分の右手を力強く握りしめた、彼の力の根源たる
「………」
対する上里も幻想殺しの対である
「「………行くぞ」」
直後、二人のヒーローが駆け出した。そのヒーロー達はお互いに右手を前へと突き出し必殺の拳を相手へと向ける
果たして勝つのは幻想殺しか理想送りか?そしてていとくん達の勝負の行方はいかに?次回で行けるところまで行けたらいいなと思ってます
やっぱり感想が貰えるとやる気とモチベーションが上がりますね。これからも応援よろしくお願いします!
次回もお楽しみに!