いらなかった才能   作:へたくそ

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1時間目  神島 優斗

世の中、いろんな才能がある。

料理の才能、運動の才能、勉強の才能、ゲームの才能そして

 

 

 

 

 

 

『殺しの才能』

 

 

 

 

 

 

 

 

3年E組、通称ENDのE組。私立椚ヶ丘中学校で最底辺の扱いを受けている人間が入れられるクラス。

今のE組ではおかしな環境ができあがっている。それは先生(ターゲット)生徒(アサシン)

この二つがこの教室では異様な形で成り立っているのだ。

 

 

 

 

殺先「皆さんおはようございます。それではこれからHRを始めます。日直の人は号令を。」

 

渚「起立!!」

 

 

渚が号令をかけると同時に全員が立つ。ただし、ただの起立ではない。起立と同時にクラス全員が銃を構え銃口を殺せんせーに向ける

 

 

渚「気をつけ!」

 

 

 

完璧に標準を合わせる。そして

 

 

 

渚「礼!!!」

 

 

 

全員一斉発砲、25人が殺せんせーに対先生用BB弾を放つ。

しかし殺せんせーは清々しい顔で躱す。速度はマッハ20、そのせいで殺せんせーが3人に見える。

 

 

 

殺先「皆さん元気で何よりです。発砲したままで結構なので欠席を取ります。磯貝くん」

 

磯貝「は、はい!」

 

殺先「すいません、銃声の中なのでもう少し大きな声で。」

 

磯貝「はいっ!!」

 

 

--------------

 

 

殺先「素晴らしい!!遅刻欠席者なし!これは大変すばらしいことですよ皆さん!だがしかし、今日も命中者はゼロですか。殺せるといいですね、卒業までに。ぬるふっふっふっふ。あぁ、そうそう。今日は転校生がいるのでした。」

 

岡島「先生!転校生とはもしや女子ですか!」

 

殺先「残念、男子ですよ。」

 

岡島「そんなぁ~…」

 

中村「せんせー早く転校生紹介してよ~!」

 

殺先「それもそうですね、それでは入ってきてください神島(かみしま)くん」

 

 

 

殺せんせーが呼ぶと一人の男子が入ってくる。髪と目は真っ白で、優しい雰囲気が印象的な好青年だ。

身長も170㎝ほどで体つきも細くはないが、何となく細いという印象がある。

 

 

 

神島「皆さん初めまして。神島 優斗(かみしま ゆうと)です。事情は烏間先生から聞いています。これからよろしくお願いします。殺せんせー」

 

殺先「ぬるふっふっふ。初対面でなんともいい殺意を向けてきますね君は。楽しみにしてますよ」

 

神島「それで先生、僕の席はどこに「ゆーくん!!」うわ!え、君は誰だい!?」

 

全員「倉橋(さん)!?!?!」

 

神島「倉橋??もしかして、ひなちゃん??」

 

倉橋「そうだよ!!今までどこにいたの!?なんで連絡してくれなかったの!?ずっと探してたんだよ!?」

 

神島「ご、ごめん。それは後で話すからとりあえず離れてくれないかな??」

 

 

 

どうやら二人で知り合いなようだ。

いきなり抱き着いてきた倉橋に戸惑っている神島は苦笑いで提案するが

 

 

 

倉橋「いや、離れない…」

 

 

 

神島の胸に顔をむずめ、震えた声で答える。それに気づいた神島は苦笑いをやめ、仕方ない感じでしかし優しい笑顔で倉橋の頭を撫でる

 

 

 

神島「相変わらず甘えん坊だね、ひなちゃんは」

 

倉橋「そんなことないもん…」

 

 

 

 

 

 

全員「「「なんなんだこの展開は…」」」

 

 

 

転校生が来た瞬間に展開された激アマのラブコメにクラス全員のツッコミが一致した

 

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