こっちはサブみたいな感じでやっていくので更新遅くなると思います。
あくまでメインはSCPだからね!
あとオリキャラ成分がかなり多いのでそういうのはちょっと…ってひとはブラウザバックすることをオススメします。
では本編どうぞー。
こんにちは、パチュリー・ノーレッジよ。
今日も紅茶を啜りながら本を読むことに勤しんでいるわ。本は良い。世界が広がるから私は好き。
ガッシャ───ン!!
…小悪魔の「きゃーッ!!」という悲鳴と共にカップの割れる音が響く。
何事かと見に行くと、案の定小悪魔がカップをひっくり返して紅茶まみれになっていた。
「また絨毯のシワに足を引っ掻けたの?全くどんくさいんだから」
「ち、違うんですパチュリー様!本棚で音がするからゴキブリかなと思って見てみたら、小さな人がいて…私びっくりして、つい!!」
「妖精なんじゃないの?そういえば寒いわね…チルノでもいるのかしら」
「妖精より小さかったですよ?!へ…へっくしっ!!プルプル…」
「わかった。その妖精さんの正体を突き止めてくるから貴女はその紅茶まみれの服を着替えてきなさい」
少女探索中…
図書館内を探してみたけど小悪魔が言う小さな人は見当たらなかった。
小悪魔あの子、転けたことを誤魔化すためにあんなことを言ったんじゃないでしょうね…?
私はもといた机に戻った。
「…」
いたわ。本当に小さい。
小ささにも驚いたけど、着ている服にもっと驚いた。
カラーリングこそ違うけど、リボンの付いたナイトキャップにネグリジェ、そしてガウン。
多少の違いはあるけれどほぼ私と同じだった。
そんな色違いの小さな子は本の上で寝ていた。
眠り薬が無くなっているから、きっと飲んじゃったのね。
起こすのも悪いから私はそっと自分のベッドで寝かせてあげた。
Now reading…
あっれー…??
どこいったんだろ?確かここに置いてたはずだけど?
ビナーさん、エミィちゃんどこいったか知らね?
…知らない?ああそう。
っかしーなー…もう一回探すか。うー、こういうとき部屋散らかってると困るんだよなぁー。
え…無い…。
嘘だろそんなの困るよ?え?他の人形があるからいいじゃないって??
バカ野郎エミィじゃないとだめなんだよ!他の人形じゃ洋服作る気にならない!!
はぁ~……もう寝よ………俺の癒しがぁ…グスン。
ぁ…頭なでなでしてくれんの……ありがとうビナーさん…。
Now reading…
「あら?男性なんて珍しい。とりわけ貴方みたいに健康的に焼けた肌の男性は」
境界をくぐった時金髪の女性が声をかけた。
マスターが"紫"と呼んでいる女性だ。
…確かマスターはこの女性が好きだったな。
少し複雑だ。
「焼けた訳ではありませんよ。ビナーはもとから肌が黒いのです」
「ふふっ、行儀のいい子だこと。貴方もあちらの世界から忘れ去られたの?」
「いいえ。少しこちらに流れ込んだものを回収に参りました」
「…流れ込んだもの?」
途端に紫の表情が険しくなった。
そして何かを思い出すと、ビナーに聞いた。
「紅魔館のほうでみたピンクの目をした小さい子かしら?」
「紅魔館…ですか。はい、ありがとうございます。
ではビナーはここで…」
「待ちなさいドラゴンくん」
「…えっ?」
…この人、透視能力があるなんて聞いてないぞ?
紫はくすくす笑って、下の方を指差した。
今日は新月。上着から竜の尻尾が顔を出していた。
恥ずかしさのあまりビナーは後ろを手で隠した。
ますます紫は笑った。
「その体じゃ人里を歩けないでしょう?それにここから紅魔館までは飛ばないと何日もかかるわよ?貴方は飛べるの?」
ビナーは首を横に振った。
「あらあら、その異形でどうやって紅魔館に行こうとしたのかしら…ふふ、もうそんな困った顔しないでちょうだい。
気に入ったわ。その女の子を回収するまでしばらく私のところにいなさいな。スキマで紅魔館まで最速よ?」
「…ではお言葉に甘えて」
ちなみに小さい子の身長は27cmです。針妙丸とどっちが小さいんだろう…(´・ω・`)