実は先日アカウントロックによって一部のキャラが消えてしまいました。バックアップを取ってあるため被害は少なかったのですが・・。それを含めて今後の方針について少しばかり・・
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追記
投稿時に書き上がっていなかった後半部分を追加しました
王帝月ノ宮戦の翌日。今日は朝練はなく少し遅め(といっても授業までかなりじかんはあるが)に水瀬は登校していた。だかその表情は何処か暗い。それもそうだろう。先日の試合、水瀬はずっとベンチにいた。友紀の策のために必要なかったとはいえやはり自身の力不足と考えてしまう。
「あ、水瀬!!おはよー!!」
その水瀬に友紀が声をかけてくる。それを見た瞬間、水瀬を始めまばらに登校していた皆が慌て始める。最早学校全体で承知の事実となっている友紀の遅刻癖。友紀が来た以上遅刻ギリギリということになる。皆急ぎながらそれぞれ時計を見た瞬間すぐにゆっくりとし始める。ただ、友紀が遅刻しなかっただけだからだ。
「水瀬、何か悩んでるの?」
「・・友紀・・私って力不足なのかな?」
試合で自分がずっとベンチにいたことを相談する水瀬。それを聞いた友紀は少し悩んだ後、じゃあと口を開く。
「『アイスグランド』覚えてみない?」
放課後
「新しい必殺技ァ?!」
友紀が告げたその言葉に皆が驚く。またまた珍しく遅刻しなかった友紀が部室に来た瞬間告げたのは新しい必殺技を身に付けなければ雷門は勝てないと言うことだ。
「・・皆考えてみて?王帝月ノ宮にボクたちの必殺技って通用した?」
ゴッドハンド→ほとんど通用せず、威力軽減でやっと止められる
ファイアトルネード→あっさり止められる。
ダークトルネード→打ってはないが多分王家の盾は破れない
「・・舞崎先輩の言うとうり俺たちの技は何一つ通用してません。それも対戦相手は優勝候補の一角。帝国に通用するかどうか・・」
「なるほど!!それで新しい必殺技ってわけか!!」
「そういうこと、それで新しい必殺技なんだけど・・」
そう言って何枚かの紙を取り出す。それを見た瞬間円堂が声を上げて驚く。
「あー!!それじいちゃんのノート!!」
そう言ってノートを取り出し何処かのページを開く。そこには友紀の持つ紙と全く同じ汚い字でいろんな事が書かれていた。
「・・全く同じだ・・でも何で・・」
「拾った」
そんな適当な・・。皆がその言葉を飲み込む。
「・・で、どんな技を習得するんだ?」
「・・『イナズマ落とし』と『イナズマ1号』。これに書かれているのはこの二つだね。全く読めないけど・・」
「・・えっと・・イナズマ落としは『ビョーンとしてズバーン』イナズマ1号は『ギューンとしてズバーン』」
「擬音を使うなよ・・」
・・というかそもそもギューンとビョーンくらいしか変わらないとか色々と突っ込みどころはあるがそれは置いといて・・
「とにかくキャプテンが合いそうな人を選んでその必殺技、他は自由に練習!!」
「えっとねアイスグランドは上手くイメージするんだ。氷の上を滑る自分をね」
それぞれが別れて特訓するなか友紀は水瀬にアイスグランドを教えていた。
「・・こ、こう?」
水瀬も真似をしてみるも全く出来ない。
「・・まぁゆっくりすればいいと思うよ・・あれよりはましだから・・」
友紀が見た先では古島と黒牙が何かの練習をしていた。
「・・良いですか古島先輩。まずは闇の力をその身に感じるんです」
「こうか?」
「違います・・こうです」
謎のポーズを何度も取る二人。あれで一応ダークトルネードの練習らしいが・・ 。
「・・でも黒牙はあれでダークトルネードを身につけた・・キャプテンもあんな適当な紙で必殺技を身につけて、友紀は戦術の皇帝に勝っちゃうし・・私は皆と比べて才能なんて・・」
「・・ボクに才能なんてないよ・・」
水瀬の言葉を聞き暗い表情を浮かべる友紀。その表情に何も言い出せなくなる水瀬。
「皆!!一旦部室に集まって!!」
そこに木野がやって来て集合をかける。結局何も言えず水瀬は友紀と共に部室へと戻っていった。
「・・えー次の対戦相手は綺羅星学園に決まりました。昔欧米の貴族が作った学校で当時の男女別学がそのまま残った珍しい学校ですね。対戦するのはその男子生徒の方ですね」
音無が提示した綺羅星のデータを見る皆。王帝月ノ宮と比べるとそこまで強くなく実力としては今の雷門と同等かそれ以下。そこまで苦戦はしないだろう。
「ちょうどいいね、次の試合までは新必殺技の練習!!綺羅星で試そう!!」
同じ頃綺羅星学園
「レン、次の試合、雷門だとよ」
「雷門?あの弱小かい?」
「ああ、だが王帝月ノ宮に勝ったそうだぜ」
「イヴ、どんなチームにも弱点はある。例えば・・彼女とかね」
雷門サッカー部室
すでにこの日の部活は終わり皆が帰ったのだが友紀は1人パソコンであることを調べていた。
「・・やっぱり・・あの事はニュースにもなってない・・」
野坂に伝えられた可憐花の参加。それについて調べていた。友紀の記憶が正しければ可憐花はある出来事で参加出来なかったはず。しかしどう調べてもその出来事は出てこない。誰かが揉み消した、それもなぜーー
いくら考え、調べても結論は出ない。結局その日はそのまま部室へと泊まる事となった。
の日
友紀は先日と同様に水瀬にアイスグランドを教えていた。だが全く形にはならず苦戦していた。
「うーん・・何がダメなんだろう・・」
「・・でも何か友紀の動きを見てたら何かイメージが出てくるというか・・」
「お、ならアイスグランドじゃなくてその技の練習をしようよ!!」
友紀に言われイメージとして出てきた技の構えを取る水瀬。基本的な動きだけだがそれを見た友紀が驚く。
「・・え・・その動き・・」
「・・・えっと友紀の動きって何処か踊っているように見えるから・・友紀?」
何かブツブツとものを言いながら何かを考え込む友紀。
「あ、ごめんごめん・・ってあれ?」
気が付くと校門の方が騒がしくなっていた。様子を見に行こうとすると黒牙が謎のポーズをとる古島を置いて近付いてきた。
「あ、黒牙!!アレなんなの?」
「よく分からないですけど何か神の顔?を持つ人が来たとか何とか・・」
黒牙のよく分からない説明を受ける二人。確かに校門の方から見られない人が歩いてくる。
「・・え?!」
その顔を見た瞬間水瀬が顔を赤らめる。それもそうだ目の前に現れたのは絵に描いたようなイケメン。見ると切那や優菜、マネージャー等女子はみなその男に見とれている。
「・・はぁい。キミが雷門の司令塔舞崎さんだね?僕は綺羅星のキャプテン!!空縞レン、さ」
まるでホストの様にポーズを決めながら挨拶をするイケメン。イケメンだからか黒牙と違いかなり様になっている。
「それにしても舞崎さん。君はとても美しい。僕はもう君にメロメロさ!」
「おい!アンタなにやってんだ!!」
そのまま友紀の手をとり口説き落とそうとするレン。その間に誠也が割って入り胸ぐらを掴み、友紀から引き離す。
「・・邪魔しないでくれないかな?僕は彼女に・・」
「・・友紀どうしたの?」
「・・ごめんボクああいうの苦手で・・」
水瀬と友紀の言葉を聞き驚きの表情を浮かべるレン。恐らく今まで苦手と言われたことが無かったのだろう。
「・・だとよさっさと帰りやがれ!!」
「ふん・・君達との試合楽しみにしているよ」
流石イケメン(?)すぐに取り直すとそのまま学校を後にする。
「・・あのやろう・・」
「・・誠也?夏でもないのに・・」
誠也は夏やサウナ等辺りの気温が暑くなると怒りっぽくなる。今はそこまで暑くはないのにも関わらずどういうわけかイライラとしている。そのままそれぞれ練習に戻る皆だが何処かその事が友紀には引っ掛かっていた。
試合当日、綺羅星学園グラウンド
「・・おい!!友紀は何処にいるんだよ!!」
いつも道理学校に泊まったはずの友紀は『先に行ってるね』とメモを残してその姿を消していた。 皆もその言葉を信じて綺羅星学園に来たが荷物があるだけでその姿は無かった。皆周辺を探したり携帯に電話を入れるも全く反応はなかった。刻一刻と試合開始の時間は迫ってきている中、外に探しに出ていた誠也が戻ってきた。
「誠也!!友紀は・・」
「・・心配ない。今警察の人が探してるそれより試合の準備を・・」
「え?ああ・・」
少し様子のおかしい誠也に促されそれぞれのポジションにつく雷門メンバー。
FW 黒牙 豪炎寺
WF 優菜 誠也 水瀬 切那
DF 大那 古島 アリス 大山
GK 円堂
これが綺羅星でのフォーメーションだ。元々友紀が入る所には優菜が入りサイドに変更されている。また円堂がイナズマ落としに選んだ豪炎寺と大那も試合に出ており隙を見て上がるつもりだ。対して綺羅星のフォーメーションは雷門とそれぞれのポジションの数も全く同じだ。
ホイッスルがなると同時に雷門ボールで始まる試合。最初にボールを受けた黒牙はそのまま誠也にパス。しかしどういうわけか誠也は動かない。
「誠也?」
「おい!!どうした?!」
「・・皆・・ごめん・・」
「え?」
誠也がボールを蹴る。そのボールは誰にも阻まれることなくゴールネットを揺らす。
0-1
試合開始直後いきなりの得点に皆が驚き動けない。それもそうだろう。誠也が蹴ったボールが入ったのは自陣のゴール。つまりオウンゴールだ。
「・・誠也・・?」
「・・ごめん・・・この試合・・俺達は勝てないんだ・・」