イナズマイレブン~円堂守と新生サッカー部~   作:ハマT

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まだどうするか決めてないけど可憐花の募集が終わったらまたキャラ募集しようかなぁ~。ちょっとまた必要なキャラができそうだし・・。

キャラ募集中です

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第14話花の挑戦者

次の日

どういうわけか遅刻しなかった友紀が次の相手竜王山について説明し始める。

「竜王山は海王以上の攻撃的チーム、得点率と失点率が似てるのは取られた分を取り返しているからだね。注意するのはエースストライカーの八多野龍。高いフィジカルとスタミナの持ち主だね」

友紀が見せたのはこれまでの試合の様子。確かにどの試合でも点を取らても全く気にしていない。

「つまり勝つためには相手の攻めに対抗できるだけの守備を身につけるって事か?」

「違うよ・・必要なのは・・これだよ♪」

 

友紀が提案した練習方法それは・・

「何で・・遊園地なんだよぉぉぉ!!」

遊園地でジェットコースターに乗ることだった。全く理由の分からない皆だが王帝月ノ宮の事もあり、取り敢えず乗るしかなかった。

「・・で一体何でここに来たのかしら?」

ジェットコースター一本でリタイアし、ベンチに座り込む友紀に夏未が話しかけてくる。

「・・竜王山の攻撃はかなり荒々しいからね・・対応するためにはジェットコースターで体を慣らそうと・・」

「それでここに・・でもあなたはかなり辛そうだけど・・・」

夏未に渡された水を飲み干すとフラフラながらも立ち上がる友紀だがすぐに倒れそうになる。

「・・これは・・ダメね・・」

「ごめんね・・・そう言えば誠也と黒牙は?」

遊園地では色々な絶叫マシーンに雷門のメンバーが乗っているが、何処にも誠也と黒牙の姿が見えない。

「・・今雷門では四十年前にサッカー部が使っていた特訓施設を復活させようとしています。その為にちょっと手伝って貰っているのよ」

四十年前の雷門サッカー部。友紀も噂で聞いた程度だがかなり強く、フットボールフロンティア全国大会決勝に進んだが決勝当日に試合会場に現れずそのまま歴史の中に消えた存在。当時使っていた特訓施設を復活させることに成功すれば更に雷門をパワーアップさせることが出来るだろう。

「それって後どれくらい・・」

「後は仕上げの段階に来ています。多分明日から利用できるはずです」

竜王山との試合は明後日の夕方。上手く行けば1日半はかつての雷門サッカー部ーーイナズマイレブンと呼ばれたサッカーチームの特訓施設を利用できる。そう考えた友紀は立ち上がり叫ぶ。・・が、すぐに吐きそうになり口許を押さえる。

「・・本当に大丈夫なのかしら?」

「大丈夫じゃないのか?」

そこに豪炎寺達がやってくる。

「友紀はいつも最善を尽くしてたからね。きっと今回も・:」

「・・友紀さんに頼り過ぎるのは今の雷門の弱点・・」

切那の言うとおり綺羅星との試合で発覚した雷門の弱点。それを克服するためにもそれぞれの最善を尽くす。今の雷門はそれを共通の目標として努力している。

「いつかは友紀がいなくても勝てるチームになる!!」

完全にダウンしている友紀の前で誓う雷門サッカー部。

「・・思ったよりはやれそうね・・」

 

「誠也!!黒牙!!」

遊園地から学校に帰ると誠也と黒牙が地面に倒れていた。

「おい・・大丈夫か?!」

皆が慌てて駆け寄る。良くみると二人とも涙を流していた。

「・・負けた・・」

「え?」

「負けたんだよ!!」

 

時は遡ること数時間前

「お疲れ様です」

「ああ、ありがとうな」

夏未に頼まれ特訓施設、イナビカリ修練所の調整を手伝っていた二人は少しばかり休憩を取っていた。

「・・それにしてもこんな施設があったなんてなぁ・・」

「ほんとですね・・」

改めて見るとこの施設は凄いと思う。スピードをあげる為のランニングマシーン(歯車)やキーパーのセーブ力を上げるマシーン(大砲)等、色々なサッカーに関係(?)する機械がある。これを使っていたかつてのイナズマイレブンはどれ程強かったのだろうか・・。そんな事を考えていると突然ボールが飛んでくる。黒牙がそれを受け止め蹴り返すとそこには一人の少女が立っていた。

「誰だ!!」

「・・あなた達がお姉さまの今のチームメイトですか?・・あんまり強く無さそうですね」

「なんだと!?」

誠也がその少女の持つボールを奪おうとするもあっさりとかわされる。黒牙も奪いに行くがその少女は跳んでかわす。

「黒牙!!」

「ダークスライディング!!」

黒牙と誠也が同時にスライディングで仕掛けるもやはり簡単にかわされる。

「何なんだよ・・」

二人のプレイが全く通用しない。いやよまれている。はっきりいうが実力はそこまで高くない。恐らく普通にやれば簡単にボールを奪える。だがその少女は二人の動きやプレイの癖を完全によみ対象することで実力の差を埋めているのだ。

「・・この程度でお姉さまのチームメイトだなんて笑わせてくれますわね!!」

少女が二人に向かってボールを蹴りだす。そのボールを受け止めたのは黒牙でも誠也でもなく別の少女だった。

「キャプテン!!」

「うらら・・こんなところで何をしてるのかしら?」

先程まで二人を圧倒していたうららもその少女に頭が上がらないのかずっとキャプテンと呼ばれた少女の説教を受けている。

「皆様ご迷惑をお掛けしました・・うらら帰るよ」

「おい、待てよ」

二人が帰ろうとした所を誠也が止める。

「迷惑をかけたなら一勝負しないか?」

 

イナビカリ修練所から学校のグラウンドに移動した四人。

勝負のルールは簡単。

①必殺技を使わずにゴールを決めたら勝ち。

②使用するフィールドは半分。

③ただし何処にいても一度センターラインを跨がないといけない。

勝負はうらら達のボールでスタート。中盤辺りまで上がった所で黒牙がボールを奪いセンターラインに戻るも、うらら達は奪いに来ない。

「・・フッ、俺達の前に怖じ気ついて手も足も出ないのか!!」

挑発しセンターラインに近付いた瞬間、二人が一気に近付きボールを奪いセンターラインを跨ぐとすぐに上がり始める。誠也達は中盤辺りでもう一度ボールを奪うともう一度センターラインに戻るもセンターライン近くで再び二人はボールを奪い上がり始める。

(・・こいつら・・)

ーーボールを奪われたらセンターラインに近付くまで手を出して来ない。

ルール上何処まで攻めていても一度センターラインに戻る必要がある。その戻る動作を全て誠也達にやらせ自分達は攻める事しかしない。

「・・だったら!!」

センターラインに戻った誠也はすぐにゴール近くにいた黒牙にパス。すぐにヘディングでシュートする。速効で相手が近付く前にボールを繋げシュートを決める。二人が取った策、しかしそれはキャプテンと呼ばれた少女によってあっさりと破られ・・いや、逆に同じ策をやり返された。シュートを止めるとセンターライン近くにいたうららにパス、うららはセンターラインを跨ぐとすぐにキャプテンと呼ばれた少女にパスを出し受け取とるとすぐにシュートを打ちゴールネットを揺らした。

(・・あのうららとか言うやつの能力から見て俺達は遊ばれていたのか・・)

「・・さて・・うらら・・可憐花に帰るよ」

うららと共にその少女は正門から帰っていく。二人が去った後地面に倒れ込む黒牙と誠也。総合的な実力は圧倒的にこちらが上、しかし相手はそれを戦術やよみで上回った。もしこのまま勝ち続ければきっと戦うことになる。恐怖と悔しさから涙を流し始める二人。

 

 

友紀達が戻ってきたのはそれから三十分後の事だった。

 

 

 

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