イナズマイレブン~円堂守と新生サッカー部~   作:ハマT

18 / 25

今回かなり短いです。


敵キャラ募集中です

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=213985&uid=58942

仮募集中です

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=215649&uid=58942



第17話帝国のスパイ

 

竜王山との試合の次の日。

友紀達は予選決勝の帝国戦に向けイナビカリ修練所で特訓をしていた。竜王山の試合で勝ち取った勝利、それが皆のモチベーションを大きく上げていた。

「黒牙!!誠也!!あの技は絶対に使っちゃダメだよ! !」

「・・でもさこれがなきゃ雷門は負けてただろ?」

「誠也さん・・多分豪炎寺先生のシュート療法のほうが効果あったかと・・」

竜王山の試合で使ったシャドウ・イン・アイスの事で友紀から説教を受ける黒牙と誠也。たった一発打っただけでスタミナの切れる必殺技はかなり燃費が悪い。そんな技は帝国に通用しない可能性が高い。最も何人かの選手にはとっておきがあるのだが・・

「・・舞崎さん・・皆のデータをまとめて見たんだけど・・」

木野や音無から渡されたデータを見る友紀。どの選手のデータを見ても必殺技が出るような様子はない。

「・・ねぇこれってまとめたの二人?」

「?まとめたのは私達ですけど取ったのは冬海先生ですが・・」

「・・やっぱりおかしい!!」

友紀が見せたのは水瀬のデータ。そこには必殺技の欄に『バブルホップ』と書かれている。それだけではない、切那には、『ラウンドスパーク』、黒牙には『シャドウストライク』。他の選手も含めどの技も友紀がチームメイトにも隠すように指示をしていた技が書かれている。

「・・・全部冬海先生が知ることの出来ない必殺技だよ!!」

全て竜王山戦直前、イナビカリ修練所の中で見せてもらった帝国への隠し玉ばかり。それを知るには監視カメラもなく、練習中は余程の事がない限り開かない修練所内にカメラを仕掛ける必要が・・

「まさか!!」

何かに気づいた友紀が木野の持つペンを地面に叩きつける。叩きつけられたペンは二つに折れ、中からは明らかにおかしい物が出てくる。

ーースパイカメラだ。

「皆!!練習を中断!!黒牙、誠也、切那、優菜は冬海先生を探して!!他の皆は修練所の中からカメラを探して!!」

 

友紀が指示を出してから三十分。修練所の中から百を越える隠しカメラが見つかった。ベンチの板やフィールドの石、特訓装置のネジなど分かりにくい所に至るところに隠されていた。

「これ全部冬海先生が・・」

「このカメラを使わないと分からない情報を持っているからね・・お、」

友紀のスマホに電話がかかってくる。誠也からだ。

『友紀!!冬海のやつを見つけた!!』

 

誠也から連絡を受けた友紀達は雷門のガレージに来ていた。

「おや?皆さんどうしました?」

ガレージに止めてある大きなバス、その近くにはいくつもの工具が転がっている。

「冬海先生・・実はボク達の大切なもの盗まれていたんだ!!」

「え!?それは大変ですよ?!これじゃ帝国戦への隠し玉が・・」

どうしても自分が犯人じゃないとしらをきる冬海。

「ねぇ・・何で盗まれていたのが帝国に向けての隠し玉だって知ってるの?」

「?それは・・普通に盗まれるとしたらそれしか考えられないでしょ?」

「・・先生・・・ボクは何も隠し玉を盗まれたなんて言ってませんよ」

「?!」

友紀のその言葉に冬海も気付く。友紀は大切なものを盗まれたと言った。普通大切なものと言えば財布や思い出の品等が最初に思い浮かぶはず、しかし冬海はそんなものより帝国への隠し玉が盗まれたと言った。それはつまり・・

「冬海先生・・何で盗まれたのが隠し玉って知ってるんですか?」

「・・それは・・私が盗んだからですよ!!」

「やっぱりそうだったのね・・」

冬海が認めると同時に夏未がガレージに入ってくる。

「・・冬海先生、実は雷門のメンバーを入れ替えてからあなたの行動を監視していました・・そしたらこんな写真が手に入りました」

夏未が冬海に見せた写真には帝国の生徒と話す冬海が写っていた。

「冬海先生・・あなたは本当は帝国のスパイなのではありませんか?」

「・・ええそうですよ!!影山総帥は私に帝国のポストを与えてくれる変わりに雷門の情報を渡すようにいったんですよ!!」

帝国は四十年無敗のサッカー以外にもかなり優秀な進学校としても知られる。生徒も含めそこに赴任できる教師もごく限られた者ばかり。

「・・冬海先生・・あなたを本日をもって雷門教師を解任します!!これは理事長の言葉と思っていただいてもよろしくて」

夏未によって教師を解任されるも冬海はただ高々に笑う。

「・・残念ですが私がいなくなって困るのはあなた達ですよ」

まるで捨て台詞のようにその言葉を吐きガレージを後にする冬海。

 

その後冬海がいじっていたバスを確認するとブレーキに細工がされていた。恐らく帝国に向かう途中で事故を起こさせる算段立ったのだろう。最も冬海がいじっていたバスは次の日にラグビー部が使用する予定だったのだが・・・

「・・にしても冬海がスパイだったなんてな・・」

「まぁ基本的になにもしてなかったけどね・・」

よく考えてみれば殆どなにもしてない冬海。いてもいなくても問題がないと皆で話す。そこに友紀が暗い顔をして戻ってくる。

「・・皆・・大変な事になっちゃった!!」

友紀が見せた一枚の紙。大会規定のコピーでそこには・・

『各チーム、監督のいない場合試合をすることは認められず失格処分とする』

雷門最大のピンチを迎えた瞬間だった。





冬海先生って無能なのか有能なのか・・書いてて分からなくなった・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。