イナズマイレブン~円堂守と新生サッカー部~   作:ハマT

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遂にフットボールフロンティア予選決着です。

後書きのあれは一回やってみたかったんだ・・。


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第21話決戦!!帝国学園!!後編

ハーフタイム

頭を打ち、気を失った友紀をタンカーにのせて救急隊員がフィールドを後にしていく。

「・・友紀・・」

突然の事態に皆の士気が大きく下がる。このままだと後半は押し負けてしまう可能性がある。

「・・後半は選手を交代、それと・・α-1を発動します」

友菜が全く噛まずにたんたんと告げる。

「・・おいそれは友紀がいないと無理だろ!!あんた一体何を考えているんだ?!」

「・・それは私の言葉です!!あなた達は彼女がいないと何もできないのですか?」

その言葉に皆がハッとする。確かに今までの試合、友紀の力があったからかもしれない。だが最後に道を切り開いたのは皆の力。その事に気付き皆の目に意志が戻り始める。

「・・そうだ・・何を考えていたんだ・・」

「・・まるであの時と同じだな」

綺羅星戦での事を思い出す皆。あの時も友紀は試合に出られなかった。

「・・これもさだめか・・ならば乗り越えないとな!!」

もう一度気合いを入れ直す皆。

 

FW 豪炎寺 黒牙 天宮

MF 水瀬 白浪 誠也

DF アリス 大山 古島 大那

GK 円堂

 

大きくメンバーを変えた雷門。それに対して帝国は鬼道をベンチに下げ手当てをしている。どうやら前半のプレーで足を痛めたようだ。

笛がなり、帝国ボールで後半が開始。鬼道がいないにも関わらず完璧な連携で攻めてくる帝国。あっという間にゴール前につくと佐久間がボールを繰り上げそれに寺門と辺見が続く。

「「「『デスゾーン!!』」」」

帝国のシュートがゴールに向かって行く。

「行くぞ大那!!」

「はいっす!!」

「「『プレス・ザ・ウォール!!』」」

大那のザ・ウォールを大山がタックルで動かしシュートにぶつける。その勢いでシュートは止まりボールは大那の元に。

「白浪先輩!!」

「おう!!」

ボールを受けた白浪は迫ってきた相手をかわしながらボールを、何もないところへ蹴り出す。そのボールが地面につくと前に走っていた白浪の元に。そのボールを受け止めるとそのまま天宮にパス。相手のDFが、止めに来るも豪炎寺にパスしてかわし再び天宮の元に。

「『バウンドフレイム!!』」

「『パワーシールド!!』」

バウンドフレイムでゴールを狙うも範囲で守るパワーシールドにあっさりと止められる。

(・・分析終了・・始めるわよ・・)

友菜が右手を上げた後まっすぐ横に伸ばす。

(来た!!)

(合図!!)

そのサインに気づいた皆の顔付きが一気に変わる。

「・・何をしようとも無駄だ!!」

源田がボールを内宮にパス。内宮も前にパスするもそれを水瀬がカットし、すぐさま豪炎寺にパス。豪炎寺もパスを受けるとすぐにシュート。源田は簡単に弾くもそのボールは天宮の元に。再びシュートを放つも弾かれた今度は黒牙の元に。再びシュート。もう一度弾くもボールは雷門へ。

(こいつら・・)

前半帝国が雷門にしたフォーメーション。それをそのままやり返しただけ。だが恐ろしいのはそれを完璧に真似したということだ。雷門のデータを徹底的に調べ上げ誰が誰にマークすればいいかを編み出した帝国。それでも鬼道という司令塔が試合で見極めてやっと。だが雷門は司令塔のいない中それを簡単にやってのけた。

「・・・なめるな!!」

豪炎寺のシュートを正面から受けとめる源田。同じ戦術だからこそその弱点もわかっている。ボールをパスしたのはゴール前にいるマークされていない寺門。

「『百列ショット!!』」

「『爆裂パンチ!!』」

受け取ってすぐにシュートを打つも円堂に止められる。弾かれたボールを取ったのはアリス。すぐに上がっていく。相手のMFが止めに来るも水瀬にパスを出してかわす。

「『泡沫の舞!!』」

必殺技で相手をかわす水瀬。しかしすぐにDFによって弾かれボールはフィールドの外へ。それと同時に一人の選手がフィールドに入ってくる。鬼道だ。時間はかかったものの手当てを終えて試合に復帰するようだ。

「・・ここでか・・」

司令塔のいない雷門と司令塔のいる帝国。かなり厳しい戦いになる。だが試合時間も僅か。

ーー確実に一点を取る。

両チームにはその思いが強く残っていた。

 

雷門のスローインで再開する試合。そのボールを奪おうと激しくタックルを仕掛けてくる鬼道。パスを出してかわすもすぐに別の選手が奪いに来る。かなり激しいプレイにボールを奪われる雷門。それと同時に一気に攻めて上がってくる帝国。ゴール前でボールが回ったのは鬼道。

「『皇帝ペンギン!!』」

「「『2号!!』」」

「『ゴッドハンド!!』」

前半円堂がギリギリで弾いたシュート。ゴッドハンドで止めようとするも勢いに押され始める。

「・・俺達だって負けられないんだよ!!」

円堂が左手でゴッドハンドを作り右手のゴッドハンドと重ねる。それによってペンギンが弾き飛ばされボールは円堂の手の中に。

「・・止まった・・・」

シュートをちゃんとした形で止めた円堂。円堂はボールをアリスにパス。相手が奪いに来るもパスでかわしどんどんと上がっていく。だが帝国側も必死にぶつかってくる。意地と意地がぶつかりあう。激しい攻防の中帝国のゴール前で豪炎寺にボールが回る。その後ろからは大那が走り込んでくる。

「イナズマ落としか・・だがゴールは割らせんぞ!!『フルパワーシールド!!』」

源田が先程よりも強力なシールドを作りゴールを守る。それに対して大那と豪炎寺が飛び上がる。その背後から円堂が近づいて来て一緒に飛びあがる。

「「「『イナズマ1号落とし!!』」」」

大那を踏み台に飛び上がりシュートを放つ二人。そのシュートと源田の必殺技がぶつかり合う。シュートは衝撃波の壁を少しずつ押し込み打ち砕く。源田も必死に手を伸ばし止めようとするも届かない。

「させるかぁぁぁぁ!!」

鬼道がシュートを蹴り返そうとする。何とか弾き返すことには成功するも笛が鳴り響く。ゴールラインよりも後ろで弾き返していた鬼道。間に合わなかったのだ。

 

1-0

 

それと同時に鳴り響く試合終了の笛。それが鳴っても皆動けないでいた。時間がたつにつれて状況を飲み込め始める皆。

フットボールフロンティア関東予選決勝、雷門vs帝国。

絶対王者帝国を撃ち破り、雷門が全国大会への切符を手に入れた。





フットボールフロンティア全国大会遂に開幕ーー


「友紀・・誠也・・小学校以来だな!!」

「豪炎寺!!俺達はお前を倒すために強くなった!!」


ーー木戸川清修

「あの時・・帝国に俺達は敵わなかった・・でも今は違う!!」

「皆援護をたのむ。僕が点をとって見せるとも」

ーー学生連合

「・・相手はかなりの強敵だからね・・あれをやろう!!」

「綺麗な花にはトゲがある・・可憐花の底力見せて差し上げますわ!!」

ーー可憐花


「稲森!!見せてやろうぜ・・最強の田舎者の力を!!」

「見せてやる!!これが俺の『ファイアトルネード』だ!!」

ーー伊那国


サッカープレイヤー達の激闘が今始まるーー
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